紫外線・日焼け

日焼けすると疲れる理由は?疲れの回復や対処法は?

日焼け 疲れる 理由

日焼けするほど外で活動してたら「今日は疲れたぁ~。」ってグッタリしちゃいますが、実は日焼けの疲れは肌へのダメージが大きい証拠です。

紫外線から受けるストレスは相当のもので、体は紫外線のストレスから回復するため頑張ってます。

ただ、外に出る前から日焼けで疲れる行動をとっていたかもしれません。

つまり、日焼けしてしまうような無防備な状態だったり、日焼けした後しっかり対処していないことが問題だったりするんですね。

だから日焼けしそうな日に外で活動するときは、いろいろと体の事を考えて行動しないといけないんです。

じゃあ、具体的にどうすりゃいいのよ?

やっぱり何をすればいいのかストレートに知りたいですよね。

そこで今回は、

日焼けすると疲れる理由ってなんなのか。

また日焼けの疲れから回復するために必要な食べ物や水分補給。

そして日焼けから肌を物理的に守るための紫外線カット対処法についてまとめました。

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日焼けすると疲れる理由は?

太陽の光を長時間浴びていると日焼けしてしまいますよね。

日焼けの度合いにもよりますが、真っ赤になったり黒くなったり皮がむけたりして肌がかなり変わるんですけど、実は日焼けって火傷なんです!

日焼けは「日光皮膚炎」なんていう呼び方をされて、軽いヤケド扱いをされているわけなんですね。

日焼けして家に帰って疲れたと感じる理由は、単純に遊び疲れた、動きすぎたっていうのもありますが、

  1. 肌の修復のため
  2. 水分が不足している。

特にこの2つが疲れの大きな理由と考えられているんですね。

 

日焼けの疲れの理由は肌の修復のため

日焼けをするという事は紫外線をたくさん浴びています。

人間は紫外線を浴びると体から「活性酸素」と呼ばれる物質が発生します。

活性酸素と聞くと「お肌の大敵だ!」なんて思われる女性も多いのではないでしょうか?

 

でも本当は、活性酸素は細胞を外からの刺激などから守るために必要な物質なんです。

この活性酸素は強い酸化作用があって有害物質(今回は紫外線)から身を守るために作られるわけですね。

でも紫外線を大量に浴びすぎると活性酸素が増えすぎてしまいます。

活性酸素の殺菌能力はとても強いため、増えすぎると逆に悪影響になってしまいかねません。

その悪影響がシミやシワ、皮膚がんなどの肌トラブル。

もしくは目の活性酸素が増えると白内障。

こういった被害をもたらす可能性もある活性酸素を除去しないといけないので、今度はそのために「抗酸化物質」が必要となります。

この時にたくさん体力や栄養素を必要とするので、体が疲れたと反応してしまうんですね。

 

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日焼けの疲れの理由は水分不足

日焼けによる疲れのもう一つの理由は水分不足

日焼けってだいたい夏ですよね。

夏の暑い日差しで日焼けをすることが多いですが、気温が暑いことで汗が出ます。

また野外活動でスポーツなどしていたら特に汗をかきますよね。

日焼け外出時間

汗が出る事は水分が体から失われているので、血液の濃度(血中濃度)が上がります。

血中濃度が上がると筋肉がけいれんを起こす「熱けいれん」や「こむら返り」などが起こるような、脱水症状の初期症状が出たりするんです。

水分が失われることで「熱中症」の可能性が高くなってくるので、体は疲労感も感じてしまうわけなんですね。

夏は日焼けのこともありますが、それ以上に熱中症の意識も持っておきましょう。

熱中症だと死亡の危険性も十分あるし、十分注意してください。

その熱中症の初期症状から重度の症状まで、いろんなケースをまとめたページを用意してます。

参考ページ

熱中症の症状の段階とは?初期の軽度~重症度レベルまでチェック!

 

例えば、子供が外から帰ってきて「疲れた~!」なんて言っている時はまだ元気かもしれませんが、だんだん調子が悪くなってくることもあるので、水分補給はこまめに取らせるようにしてくださいね。

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日焼けの疲れを回復させるには?

この日焼けの疲れを回復させるには、「肌の修復」の助けをしてあげる事が大切です。

紫外線を浴びるとできる「活性酸素」を抑えるために「抗酸化物質」というものを作るわけですが、この活性酸素除去のために栄養が必要です。

その中でも特に「ビタミンC」が大切で、紫外線によってダメージを受けたコラーゲンの合成やメラニン色素の抑制(チロシナーゼ活性酵素を阻害)などから、シミやそばかすなど予防する働きがあります。

日焼け後 食べ物

そして日焼け後の肌に蓄積されているメラニン色素を無色化する効果もあるので、日焼け前と日焼け後のどちらにも必要とされる栄養素なんですね。

このビタミンCをはじめ注目していきたい栄養素が

  • ビタミンA(β-カロテン)
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • リコピン

 

メラニン色素の生成に関することや、抗酸化作用に関する部分で心強い栄養素たちです。

これらのビタミンA(β-カロテン)・ビタミンC・ビタミンEはあわせて

ビタミンACE(エース)

というようにも呼ばれています。

野菜や果物に多く含まれますが、特に注目したいのは「トマト」

日焼け食べ物トマト

トマトは「ビタミンEの100倍以上」あるとも言われるほど抗酸化作用が高いリコピンをたくさん含んでいます。

また体内でビタミンAに変わるβ-カロテンも豊富に含んでいるし、疲労回復のクエン酸やカリウムなども豊富で、日焼けの疲れの回復にも素晴らしい食べ物なんですね。

このトマトをはじめ、他にも日焼けの疲れ回復のために取っておきたい食べ物がたくさんあるのですが、それをこちらのページでまとめてます。

参考ページ

日焼け後にいい食べ物や飲み物は?予防やケアにトマトが最適なワケ

食べて欲しい食べ物や飲み物についてまとめてますが、逆に「食べてほしくない食べ物や飲み物」もまとめてるので注意できると思います。

また、日焼けの疲れ回復もありますが「シミやシワ、メラニン色素の抑制」など美容に関することでもあるのでぜひ読んで下さいね。

日焼けの疲れを回復させる水分補給

日焼け水分補給

日焼けの疲れ回復には水分補給が大切です。

ただ、この水分補給もできればスポーツドリンクのような塩分を含んだものを飲みましょう。

というのも、体から出た汗には塩分も含まれます。

塩分が少なくなると電解質のバランスが崩れ、けいれんやこむら返りなどが起こる可能性に繋がってしまいます。

だから日焼けして汗をたくさんかいたらスポーツドリンクや経口補水液で、水分と塩分を補給しましょう。

 

肌自体の乾燥

日焼け 皮むけ 理由

太陽の日差しを浴びて日焼けしたら皮がめくれることってありますよね。

その皮の状態がパリパリ、カサカサで粉を吹いたような皮のめくれ方をするときもあります。

実は、太陽の熱や紫外線で肌も水分がなくなって乾燥してます。

この肌の修復にも体力を使うので、肌も保湿してあげる必要があるんですね。

つまり「日焼け後の肌ケア」もしっかりとしてあげることが必要なわけです。

その肌ケアは、

  • 肌を冷やして炎症・ヒリヒリを抑える
  • ジェルや化粧水などで優しく肌の水分を補給
  • クリームや乳液、ローションを塗る

といったことですが、これをするかしないかで今後の肌の状態も変わります。

つまり、日焼け後のアフターケアをきちんとしないと、

シミやシワ、メラニン色素の定着

という事を許してしまうので、そのあと苦労することになります。

でも、早めに対処する事でこれを和らげる可能性が高くなるんですね。

日焼けをすると疲れることがありますが、それは体が紫外線から必死に守ろうと体力を使っている証拠なので、私たちはできるだけその助けをしてあげないといけないわけです。

じゃあ、日焼けの疲れを少しでも減らすためには何をしたらいいのか?

次は、さらに私たちができることについて見ていきましょう。

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日焼けの疲れの対処法

日焼けすると疲れちゃう理由や、そのあとやっておきたいことについてまとめてきましたが、やっぱり何とか疲れを溜めないようにしたいですよね。

そこで日焼けの疲れの対処法でしておきたいことが、

紫外線対策

具体的に言うと、

日焼け止めをはじめ帽子や日傘、長袖やサングラス

こういったグッズなどを使って、物理的に紫外線をシャットアウトすることですね。

日焼け対策と言ったらまず出てくるのが日焼け止めだと思います。

日焼け止めを塗ることで、そこに含まれてる成分が紫外線を吸収したり反射したりして肌を守ってくれます。

日焼け止めって本当に効果あるの?

って思うかもしれませんが、日焼け止めをした時としてない時でどれだけ違うかこちらのページでまとめてます、

 

日焼け止めをしないとこんなに!?

って思っちゃうくらい違うので、一回読んでみてください。

 

日焼けしないために物理的に紫外線カットする

紫外線 対策 グッズ

日焼け止め以外には帽子や日傘、長袖やアームカバー、サングラスや紫外線カットフィルムとかいろいろあります。

単純でわかりやすいと思いますが、物理的に紫外線をカットするといった方法ですね。

でも、結局これが一番効果があるんじゃないかとも思います。

日焼け止めも物理的に紫外線カットしてることと一緒なので、外に出て太陽の下で活動するなら、何かしらで直接当たらないようにするといいでしょう。

あとは日陰に行くように心がけたり、紫外線量の少ない朝方や夕方に活動するようにするなどもできます。

10~14時あたりが一番日差しがきつく紫外線量も多いんですけど、時間がずらせるなら犬の散歩やガーデニングなど朝方や夕方にしましょうっていう事です。

仕事の外回りとかは仕方ない部分もありますが、その時は日焼け止めなどでブロックしてあげると良いですね。

この一日の紫外線量についてはこちらのページで詳しくまとめています。

参考ページ

紫外線量は朝昼夜でこんなに変わる?!驚きの一日の流れとは

これ見て「全然ちがうじゃん!」って思うくらい、全然違います(笑)

また、曇りの日と晴れの日で、どのくらい紫外線量が違うのかという事についてはこちらで触れています。

参考ページ

曇りの日でも紫外線量は晴れの90%降り注いでる驚愕の事実とは?

これは逆に「なんで?」って思うくらい意外です。

どちらも読んでみると結構面白いことが多いので、ぜひ参考にしてください。

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意外と怖い目の日焼け

紫外線対策というと肌の事ばかり目が行きがちですが、実は目も紫外線の影響を受けます。

紫外線で目が痛い、充血するといった症状が出るのは、強い紫外線が目に当たることで、目が炎症を起こすことを紫外線角膜炎と呼んでいます。

このときに白目の部分が充血することで、紫外線を浴びる量が多くなると目が痛いと感じるまでに至る症状です。

だからサングラスをして、目を紫外線から守っているわけなんですね。

紫外線の性質03

目から入る紫外線でも体は疲れを感じると言われています。

外にいて目が充血するとかがあったら、目に紫外線を受けすぎているのかもしれません。

これも白内障や翼状片といった目の病気にもつながりかねないので、外で活動するときはサングラスなどUVカットできるものをしておくことをオススメします。

そんな紫外線の目への影響についてこちらのページでまとめてます。

参考ページ

目が痛いのは紫外線の影響かも?実は雪山や砂浜も危険なワケ

これって冬のスキー場とかでもヤバいことが起きているので、ぜひ読んでおいてください。

 

あとがき

日焼けすると疲れる理由ってなんなのか。

また日焼けの疲れから回復するために必要な食べ物や水分補給。

そして肌を物理的に守るための紫外線カットの対処法についてまとめましたがいかがでしたか。

日焼けすると疲れるのは、体が何とか回復しようと頑張っているからなんですね。

そんな疲れを早くとるために、日焼け後のケアと日焼け前の対策。

これがとても大切になってくるわけです。

日焼け対策で日焼け止めを塗ったり帽子をかぶったりする人も多いと思いますが、実は日焼け後のケアもそれと同じくらい大切です。

「今日は日焼けしたな~。」って思ったら、肌の回復のためにしっかりとケアしてあげてください。

 

今回もお話しした日焼け対策で真っ先に出てくる「日焼け止め」

この日焼け止めにもさまざまなタイプがあって、日焼け止めをしっかりと選んでいけば、夏のキツイ紫外線から効率よくしっかりと守ることができます。

そこで日焼け止めのオススメをこちらのページでまとめてます。

参考ページ

顔や体用の日焼け止めで人気やおすすめは?市販のプチプラ商品は?

あなたに合った日焼け止めが見つかると思うので、こちらもぜひ参考にしてください!

 

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