日焼けしても赤くならない人の特徴って?赤くなったら後のケアは?

日焼け 赤くならない

日焼けするとすぐ真っ赤になるけど、全然黒くならないんだよな~。

こう思ってる人って結構いますよね。

実は、「日焼けしても赤くならない、なりにくい人」がいます。

逆に、「日焼けしても赤くなるだけで黒くなりにくい人」もいます。

これっていったい何が違うのかというと、もう自分ではどうしようもないことが理由なんですね。

ヒントは「白色人種」と「黒色人種」

もう答えみたいなものですが、この違いが日焼けの赤みに大きくかかわっているんです。

そこで今回は、

日焼けしても赤くならない人にはどんな特徴があるのか。

また日焼けで赤くなる人や赤くなりにくい人。

日焼けで黒くなる人や黒くなりにくい人の違いは何なのか、白人や黒人の人の特徴も含めてみていきます。

また日焼けで赤くなったら、その後のケアはどうすればいいのかという事もまとめました。

スポンサードリンク

日焼けして赤くならない人の特徴って?

強い日差しの下で日焼けをしてしまうと、肌が真っ赤になってヒリヒリした経験のある人も多いと思います。

ついつい時間を忘れて外で長い時間いる時があったりしますが、特に日焼け止めとか何もしていなかったりすると結構赤くなりますよね。

でも、友達とかと一緒に同じ時間を外にいたにもかかわらず、自分だけ肌が真っ赤になって痛い思いをしたこともあります。

二人とも日焼け止めも何も紫外線対策していなかったにもかかわらず…。

どうして私と友達の間でこんなに赤みに差が出るのか?

というのも実は個人差があって「日焼けしても肌が赤くならない人」というのはかなりいるようなんですね。

逆に「日焼けをすると赤くなりやすい人」というパターンもあります。

じゃあどうして日焼けで赤くならないのか特徴はどこにあるのかというと、

スキンタイプ(肌の色や質)

ここに大きな特徴があるというのですが、それをわかりやすくした表があります。

国際的なスキンタイプ

国際的なスキンタイプ01

環境省:「紫外線環境保健マニュアル」

第2章:紫外線による健康影響「国際的なスキンタイプ」
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf

これは環境省から発表されている紫外線のマニュアルなんですが、この国際的なスキンタイプの中で、日本人はタイプⅡ~タイプⅣくらいなんですね。

といっても

タイプⅡ:容易にサンバーンを起こし、わずかにサンタンを生じる。赤くなりやすいがサンタンは極めて軽い。(紫外線に高過敏)

タイプⅢ:中等度にサンバーンを生じ、中等度の均一なサンタンを生じる。(平均的)

タイプⅣ:わずかにサンバーンを生じ、容易に中等度のサンタンを生じる。サンバーンは軽いがサンタンが強い(紫外線に非過敏)

こんなふうに分かれてますよね。

だから日本人の中でも

  • 「すぐに赤くなるけどあまり黒くならない人」
  • 「日焼けでそれなりに赤くも黒くもなる人」
  • 「赤くなりにくいけど黒くなりやすい人」

といったような分かれ方をするんです。

 

日焼けのサンバーンとサンタンについて

ここで出てくる

サンバーンとサンタン

この言葉を説明すると、太陽から地球に届く紫外線には種類があって、

  1. UVA
  2. UVB
  3. UVC

この3種類ですが、UVCは地上に届く前にほぼカットされるので人体に考えなくてもいいレベルです。

そして残ったUVAとUVBはそれぞれ

UVA:肌が黒くなる(サンタン)
皮膚の奥まで届き、シワやたるみの原因となります。

UVB:肌が赤くなる(サンバーン)
シミやそばかすの原因となります。紫外線に占める割合は少ないですが肌への影響が大です。

このサンバーンとサンタンについてそれぞれ何日くらい続くのかは、こちらの図を見てもらうとよくわかってきます。

日焼けの痛みや赤み02

だいたいこのような感じでまとめると

サンバーン(赤くなる日焼け)は8~24時間後がピークで2~3日ほどで消える。

サンタン(黒くなる日焼け)はサンバーンがおさまった数日後に現れ数週間~数か月後まで黒く残る。

このような関係ですね。

この日焼けの赤みや色黒になる経験はみんなしたことがあると思いますが、改めて説明するとこのような関係となっています。

スポンサードリンク

日焼けして赤くなる人とならない人の違い

先ほど見てもらった国際的なスキンタイプの図ですが

国際的なスキンタイプ01

日本人はタイプⅡ~Ⅳの間が多いですが、白人の人はタイプⅠに多く見られます。

それでですね、思い返してほしいのですが

白人の人って色黒になりやすそうですか?

白人の人が日焼けしても色黒になってるイメージってあまりないですよね。

これもスキンタイプにもよりますが、白人の人が日焼けすると体が真っ赤になりやすく、でもそのあと肌が黒くなることってあまりありません。

それは、さっきの国際的なスキンタイプの分類を見てもわかるように、

タイプⅠ:容易に強いサンバーンを起こすが、決してサンタンを生じない。

ということなんです。

黒人の人が日焼けするとその逆で、赤くなりにくく肌の色は黒いままです。

 

色白の人が気をつけたい日焼け

色白の人はメラニン色素を持っている数が少ない傾向なので、紫外線を浴びても黒くなりにくいんです。

だから、肌が赤くなりやすいんですね。

日本人でもこのタイプに近い人は、肌が赤くなりやすいけど黒くなりにくいといった特徴を持っているんです。

色黒になりたくないと思っている人は良かったと思うかもしれませんが、それはつまり「紫外線への耐性が薄くなる」ことを意味します。

日焼け止め 顔 塗り方

メラニン色素で肌の色が黒くなる事は紫外線への防御反応です。

これが薄いという事は、紫外線の影響を受けやすいという事につながるので、

シワやたるみといったダメージにつながりやすい。

という心配があります。

スポンサードリンク

色黒の人が気をつけたい日焼け

一方で色黒の人はメラニン色素が比較的多いので、紫外線に対しても耐性が強いため、日焼けしてもあまり赤くならない人です。

だからあまり赤くならず黒くなりやすい場合も多いようですね。

そうなるとメラニン色素が多く生成されやすいので、

シミになりやすい

という心配があります。

だからどちらのタイプの人もしっかりと紫外線対策をして、肌を守るようにしておきたいですね。

 

白人の人に皮膚がんが多くなるワケ

このように皮膚のタイプで分かれるので、日焼けすると赤くなりやすい人がいるわけなんです。

特に白人の人は赤くなりやすくて、非常に紫外線に対して弱いんですね。

だからメラノーマ(悪性黒色腫)のような皮膚がんの発生率がとても多いんです。

逆に黒人の人はその発生率がとても低くなっています。

これは白人の人は体にメラニン色素を持っている数が少ない事が理由で、紫外線への耐性があまりないからなんです。

これはあくまで傾向ですが、日本人の中でも結構タイプが幅広く分かれるので、とくに色白の人は紫外線対策はきちんとしておきたいですね。

スポンサードリンク

日焼けして赤くなったら後のケアはどうする?

日焼けして赤くなるとヒリヒリしていたいですよね。

じゃあ、日焼けして赤くなったら後のケアはどうすれば一番いいんでしょうか。

この日焼けのケアで大切なのは冷やすこと。

日焼けで肌が炎症を起こしているので、しっかりと冷やして炎症の広がりを抑えてあげないといけません。

日焼け冷やす

実は日焼けというのは「Ⅰ度の火傷」という扱いです。

日光皮膚炎とも言われ、火傷と同じ処置をしないといけないんです。

火傷したら最初にやるのは冷やすことですよね。

それと同じで日焼けしたら患部を冷やし炎症を抑え、そのあとは乾燥した肌に水分を与えしっかりと保湿することが大切です。

それと同時に体の内側からも水分補給して、肌の回復のために必要な栄養素も取り入れると回復のサポートになります。

日焼けして赤くなったら、その後のケアをしっかりとしておくことで皮むけの防止や色素の定着を防ぎ、シミやシワなどにつながる活性酸素を抑えることができます。

で、具体的に何をどうしたらいいのよ?

という事で、簡単に触れていきますね。

 

日焼けして赤くなったら冷やす!

注意するポイントとしてはこのあたりでしょうか。

日焼けした後の痛みは、しっかりと冷やして落ち着かせることで早く炎症が治まります。

日焼け後はできるだけ早めに肌のアフターケアをしてあげましょう。

この日焼け後の肌を冷やす方法についてはこちらで詳しく触れています。

参考ページ

【冷えピタはNG!?】日焼けした肌を冷やす正しい方法とは?

 

体を冷やすことに加えて、保冷剤や冷えピタの扱いの注意点についても触れているので、しっかりと肌のケアをするためにぜひ読んでおいてください。

 

赤みが落ち着いたら保湿でカバー!

日焼けの赤みが落ち着いたら化粧水やジェルなどを使って保湿します。

化粧水は今使っているものでもいいですが、ビタミンC誘導体とかが入ってるとちょっとピリピリするかもしれませんし、男性は化粧水なんか持ってないですよね。

日焼けを頻繁にする男性も、保湿ケア用品は持っておいた方がいいです。

わからない人はこちらで男性用もふくめてオススメ商品を紹介してるので、この機会に一度用意しておきましょう。

参考ページ

日焼け後のケアにオススメの化粧水!

 

アロエジェルとかも人気です。

アロエの植物は炎症を抑え、日焼けの痛みにもよく使われる成分で、

アロエには、アロエシンやアロインなどの成分に抗炎症作用や殺菌抗菌作用があり、日焼け後の肌の炎症を鎮める効果があります。

そのケアに最適なアロエジェルはこちらで。

参考ページ

日焼け後のケアにおすすめのアロエジェル

 

スポンサードリンク

体の内側からも肌のケアを!

日焼けの赤みを抑えるために、体の内側からケアしていきましょう。

まずは水分補給。

熱中症対策の意味もあるので、こまめに飲んでおきましょう。

あとは肌の回復をサポートするような栄養をしっかりと摂ることですね。

それはビタミンACEやリコピンなどの栄養素。

しっかりと肌のターンオーバーを促し、日焼け後のダメージを回復させてくれます。

例えばトマトとかは日焼け後に食べておきたい食べ物としてもオススメ。

他にも日焼け後のケアに良い食べ物や飲み物がたくさんあります。

参考ページ

日焼け後に最適の食べ物や飲み物はコレ!

 

日焼け前に食べたいものも一緒にまとめてます。ぜひ読んでください。

 

あとがき

日焼けしても赤くならない人にはどんな特徴があるのか。

また日焼けで赤くなる人や赤くなりにくい人。

日焼けで黒くなる人や黒くなりにくい人の違いは何なのか、白人や黒人の人の特徴も含めてみてきました。

また日焼けで赤くなったら、その後のケアはどうすればいいのかという事もまとめましたがいかがでしたか。

日焼けで赤くなりやすい、なりにくいというのは肌質が大きく関係していて、メラニン色素の存在もかなり大きいわけなんですね。

白人の人とかはいくら焼いても真っ赤になるだけで黒くなりにくいのは、こんな理由があったからなんです。

まあ、どちらのタイプであっても紫外線のダメージは多かれ少なかれ影響があるので、夏はしっかり紫外線対策しておきたいですね。

 

そんな日焼け対策で真っ先に思い浮かぶ「日焼け止め」

この日焼け止めにもさまざまなタイプがあって、日焼け止めをしっかりと選んでいけば、夏のキツイ紫外線から効率よくしっかりと守ることができます。

そこで日焼け止めのオススメをこちらのページでまとめてます。

参考ページ

いろんなタイプの日焼け止めを一挙勢ぞろい!

 

あなたに合った日焼け止めが見つかると思うので、こちらもぜひ参考にしてください!

 

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました