日焼け止めを塗らなくても大丈夫かなと思っても、うっかり日焼けしてしまう事ってありますよね。
で、日焼けをすると肌が黒くなりますが、少しでも早く戻したい…。

って思っちゃいますよね。
ラクに肌を白く戻せたらいいけど、やっぱり化粧水とかクリームとかは必要だよな~って何となくは感じていると思います。

みたいな事しかできないと感じている方も多いでしょう。
特に女性は肌の悩みには敏感になってしまいますよね。
そこで今回は、
日焼けした肌を簡単に白くする方法はあるのか。
日焼け後にしておきたい食べ物や肌ケアの話を中心に、日焼け止めや紫外線対策の話も加えてまとめました。
日焼けした肌を簡単に白くする方法はある?
海水浴とかプールとか、学校の部活とかいろいと野外活動をしたらうっかり日焼けをしてしまう事ってよくありますよね。
その日焼けした肌を白くする方法なんですが、実は簡単に白くなることはできません。
というのも、日焼けの原理を知ったら、

って思うようなメカニズムだからなんですね。
ということで、ちょっと日焼けの流れを見ていきますね。
日焼けの仕組み
日焼けするっていうのは、体が紫外線から影響を受けて、
このままじゃヤバいから紫外線から身を守らなきゃ(汗
メラニン色素で肌を黒くしたら肌が守れるから、早く作って肌を黒くして!
UVA:皮膚の奥まで届き、シワやたるみの原因となります。
UVB:シミやそばかすの原因となります、紫外線に占める割合は少ないですが悪影響が大です
日焼けすると黒くなってきますが、
と呼ばれています。
また、夏場に肌が真っ赤になって火傷したような日焼けってありますよね。
これは
と呼ばれてます。
メラニンは太陽光の有害な紫外線を吸収したり散乱させたりして、皮膚への害をくいとめようとしているので、正常な体の防衛反応なんです。
サンタンの影響は数か月続く
このサンタンというのが肌を黒くするわけですが、この影響は数週間から数か月続きます。
そのことについて環境省のマニュアルにも載っているのですが、こちらの図を見てください。
参照:環境省「紫外線環境保健マニュアル」
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf
横軸が日数なんですが、日焼けの赤みが出るサンバーンは24時間後がピークで、その後は徐々に治まっていく感じですね。
そんなにひどい赤みや痛みでなかったら、2~3日あればだいぶ引いてくるのではないでしょうか。
一方で日焼け後に黒くなる「サンタン」は、数週間から数ヵ月続いてますよね。
徐々に薄まるとはいえ、やっぱり日焼けして黒くなるのは何日も続きます。

簡単じゃないけれど、日焼けした肌を白くする方法っていうのはいくつかあるので、いろんな方向から攻めていきますね。
日焼けした肌を白くする方法
日焼けした肌を白くするには、
- 体の内側から
- 体の外側から
まずは、この両方から進めていきましょう。
具体的には、
- 体の内側からは、食べ物や飲み物などでの栄養や生活習慣
- 体の外側からは、化粧水やクリームなどの美白や保湿
という事でまずは「体の内側」からできることを見ていきますね。
体の内側から日焼けした肌を白くする方法

って思っちゃいますが、紫外線を受けた時に肌は活性酸素という物質を出しているんです。
活性酸素ってよく聞きますよね。
なんて思われる女性も多いのではないでしょうか?
でも本当は、活性酸素は細胞を外からの刺激などから守るために必要な物質なんです。
この活性酸素は強い酸化作用があって有害物質(今回は紫外線)から身を守るために作られるわけですね。
でも紫外線を大量に浴びすぎると活性酸素が増えすぎてしまいます。
活性酸素の殺菌能力はとても強いため、増えすぎると逆に悪影響になってしまいかねません。
その悪影響がシミやシワ、皮膚がんなどの肌トラブル。
もしくは目の活性酸素が増えると白内障。
こういった被害をもたらす可能性もある活性酸素を除去しないといけないので、今度はそのために「抗酸化物質」が必要となります。
よく「抗酸化作用」なんて言葉を聞きませんか?
なんのこっちゃかよくわからなかった人もいると思いますが、とにかく「抗酸化作用」のあるものが良いんだなって感じていた人も多いはず。
で、これって食べ物や飲み物の栄養からも「抗酸化作用」のある物を取り入れることができるワケです。
で、その抗酸化作用を促したり、肌のターンオーバーとかのサポートをしてくれる栄養素が
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンC
ビタミンE
リコピンなどなど。
こういった栄養素のある食べ物や飲み物を、日焼け後の肌を白くするために積極的に取っていきましょうっていうことです。
って言われても、

となってしまうので、その詳しいことについては別のページでまとめてます。
食べて欲しい食べ物や飲み物についてまとめてますが、逆に「食べてほしくない食べ物や飲み物」もまとめてるので注意できると思います。
体の外側から日焼けした肌を白くする方法
次は外側から日焼けした肌を白くする方法です。
外側からできることのメインは、化粧水やクリームで肌のターンオーバーや保湿面でサポートすることです。
日焼けした直後で肌が真っ赤になってクリームとか塗れない状況がありますが、日焼けしたらまず肌を冷やして落ち着かせてください。
冷やすことで炎症の広がりを抑え、痛みやほてりを和らげます。
そうやって赤みが取れて落ち着いてから化粧水やクリームを使います。
大きな目的の一つは「保湿」で、太陽からの紫外線や熱で、肌はカサカサになってることも多いんです。
だから潤いを取り戻さないと肌が正常な機能を果たせなくなるんですね。
そのために化粧水で潤いを与えてクリームでフタをするといった感じです。
この時に保湿成分が配合されているスキンケアクリームがオススメです。
たとえば「セラミド」や「アミノ酸」「ヒアルロン酸」などは保湿成分としても有名で日焼け後のケアにもいいと思います。
日焼けした肌ケアにはアロエクリーム
また日焼け後の肌ケアには「アロエ」がオススメ。
アロエを使ったクリームっていっぱい販売されてますよね。
アロエの葉肉にはムコ多糖類のアロエマンナン・グルコン酸などムコ多糖類系成分が含まれており、やけどや日焼けによる皮膚の炎症を抑える作用があります。
また免疫効果や保湿効果があるため、日焼けした肌のケアに効果的です。
そしてアロエジンにはシミやソバカスの元であるメラニンの生成を少なくする働きがあり、アロエシンはメラニン色素の沈着予防効果があります。
アロエは日焼けの肌の修復に加えて、メラニンへの作用も働くといったような効能があります。

でも、実際にアロエを切って液を取り出して使う作業は面倒なので、アロエジェルやクリームを使ってケアする方が便利です。
化粧品などで特にこだわりがないのなら、アロエ入りのジェルやクリームは良いと思いますよ。
日焼けした肌を白くするための予防方法
日焼けした肌を白くするためには、しっかり栄養を摂って肌の外側からも保湿してケアしてあげないといけません。
日焼けした後も大切なんですが、日焼けして黒くなった後にしっかりケアしていても、そのあとにまた日焼けしたら意味がないですよね。
だから日焼けした肌を白くするための方法には「紫外線対策をする」ということも入ってきます。
その紫外線対策というとわかりやすいのは「日焼け止め」ですよね。
特に野外活動をしている時間が長い人は、日焼け止めをしっかりと塗って対策しましょう。
中学生や高校生も部活で外にいる時間が長い時があったりしますよね。
そういう人にはウォータープルーフの汗で流れ落ちにくい日焼け止めがオススメです。
海水浴とかプールなどでも防水効果があるので使いやすいです。
帽子や日傘で紫外線カット!
また日焼け止めのほかにも帽子や日傘、アームカバーやサングラスなどで紫外線対策をすることもできますよね。
紫外線対策は物理的に光から肌を守るという、単純でわかりやすい方法が結構効果的なんです。
色々グッズもありますが、腕とか足だったら単純に長袖や長ズボンでもいいわけですよ。
それでも十分紫外線対策になります。
暑いけどね。
他にできる事と言えば「睡眠」
食べるか?寝るか?
と言われると、肌の事を考えるなら寝る方を優先するくらい大切です。
夜更かしして睡眠時間を削ったり、夜中スマホばっかり見て目が痛いとかありますが、これってあんまりよろしくありません。
日焼けの肌を白くするとかの前に、肌質とかも悪くなっちゃうのでしっかり寝てくださいね。
あとがき
日焼けした肌を簡単に白くする方法はあるのか。
日焼け後にしておきたい食べ物や肌ケアの話を中心に、日焼け止めや紫外線対策の話も加えてまとめましたがいかがでしたか。
一度日焼けした肌を簡単に白くするなんて都合のイイ話はないですが、少しでもそれを早くするという事はできるでしょう。

若いからターンオーバーも早いですけど、しっかり日焼け止めしとかないと黒い肌は続きます。
日焼けは予防も大切ですが、日焼け後のケアも同じくらい大切だというのは知っておきたいですね。
さて、日焼けすると黒くなるから白くしたい!という話でしたが、

っていう人近くにいませんか。
日焼け止めとか紫外線対策を特にせず、同じ条件で同じくらい外でいてたのになぜだか自分だけ真っ黒!
こんな不思議なことがあったりしますが、実は「日焼けしても黒くなりにくい人」がいます。
でも、その人って日焼けしたら真っ赤になっていたりしませんか?
日焼けのちょっとした謎が見えてくるので、ぜひこちらも読んでみてください。
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