日焼けした肌を冷やす方法は?保冷剤や冷えピタ、熱さまシートはOK?
2018.04.23
夏場は紫外線対策で長袖を着たり日焼け止めをしたり、帽子をかぶったり日傘をしたり。
いろんな日焼け防止を試している人も多いと思います。
それでも日焼けして家で気づくこともありますよね。
日焼け後は肌が赤くなったりヒリヒリしたり、皮がむけたりなど肌もダメージを負っています。
というのも、実は日焼けによって肌は
軽く火傷した状態になっている!
だから日焼け後は肌を冷やして炎症を抑えてあげないと、いつまでも痛みがあったり炎症が広がったりするので甘く見れないんです。
「日焼けは火傷」と考えるらいで肌ケアをした方がいいです。
日焼け後は肌を冷やす必要があるのですが、日焼けした肌を冷やす正しい方法があります。
そこで今回は
日焼けした肌を冷やす正しい方法はどうすればいいのか。
また日焼けした肌への保冷材の使い方や、冷えピタ・熱さまシートの使用の注意点。
日焼け後の肌ケアでしておきたいこととも含めてまとめました。
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日焼けした肌を冷やす正しい方法とは?
日焼けした肌は軽く火傷した状態で、Ⅰ度の火傷に分類されます。
熱傷Ⅰ度
Ⅰ度は表皮のみの損傷で、皮膚が赤くなったり腫れがみられヒリヒリとした灼熱感や痛みがあります。
一時的に色素沈着することもありますが、数日で自然に治りやけど跡は残りません。
[st-mybox title=”水ぶくれの日焼け” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
ここに日焼けが分類されるのですが、もし水ぶくれができるくらいの日焼けとなると、これは軽いやけどではなく熱傷Ⅱ度となってきます。
その時は水ぶくれをつぶしたりせず、皮膚科で診察してもらう方がいいでしょう。
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ここまでくると病院受診が必要になるくらいなので、そこまで日焼けするような無茶は止めてくださいね。
今回の話では、主に一般的な日焼け後の冷やし方になります。
外で活動していて家に帰ると肌が痛いし赤い、ピリピリするときは日焼けをしている状態ですね。
そんな時には肌を冷やすのですが、まずはその部分を冷やすことが大切になってきます。
腕や足などは冷水で直接冷やしてもいいですが、勢いよくかけるのは止めましょう。
冷やす場所の周辺からゆっくり水を流すようにしたり、清潔な洗面器などに水を入れて浸したりすることでヒリヒリを抑えていきます。
また顔や体の中心部分の場合は、水やぬるめのシャワーで落ち着かせていくのがいいと思います。
または清潔なタオルに水を含ませて、日焼けした場所を冷やしていきます。
日焼けした肌を冷やすときには、強くこすったり汚れた手できつく触ったりすることがないようにしてください。
日焼け後の肌を冷やす時間の目安
日焼けした肌を冷やしていくのですが、その冷やす時間の目安としては、ひとまず15~30分程度で日焼けのヒリヒリや痛みがある程度治まるくらいに冷やしていくといいと思います。
特にあまり長い時間冷水を全身で浴びていると、体の中心から冷えてしまうことになるので、ある程度時間を決めて冷やすようにしてください。
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日焼け後の肌を冷やす保冷剤の注意点
日焼けして肌を冷やすのに、保冷剤やアイスノンを使いたい人もいると思います。
ただ保冷剤・アイスノンなどを使う時は、絶対に直接当てないようにしましょう。
保冷材など使う場合は必ず清潔なタオルに巻いてから、日焼けした場所に当てるようにしてください。
また、長い時間同じ場所を当て続けるのも止めてください。
[st-mybox title=”注意” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
そうでないと冷えが強すぎて、逆に保冷剤を当てた部分が凍傷してしまうこともあります。
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日焼け後には冷やすことが必要ですが、冷やしすぎは良くないので注意してくださいね。
日焼けの肌を冷やした後のケアは?
日焼けした肌をしっかり冷やして、痛みやヒリヒリ感が無くなると肌も落ち着いてきた状態です。
ただ日焼け後のケアは冷やして終わり!というわけではないんですね。
その肌は太陽の光でダメージを受けているので、肌が傷んでいます。
そして肌は乾燥した状態になっているので水分が必要なんですね。
そこで化粧水や保湿クリームなどを使って、肌に水分補給をしてあげるんです。
ここで使う化粧水などは、刺激の少ない敏感肌用のものがオススメです。
そこで日焼け後のケアがとても大切になってくるのですが、そのダメージ回復にいいと言われるのがアロエ
アロエには、アロエシンやアロインなどの成分に抗炎症作用や殺菌抗菌作用があり、日焼け後の肌の炎症を鎮める効果があります。
このアロエを使った日焼け後の肌ケアはとても知られていて、実践されている人も多いんじゃないでしょうか。
[st-mybox title=”アロエについて” fontawesome=”fa-question-circle” color=”#4FC3F7″ bordercolor=”#4FC3F7″ bgcolor=”#E1F5FE” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]そしてアロエの葉肉にはムコ多糖類のアロエマンナン・グルコン酸などムコ多糖類系成分が含まれており、やけどや日焼けによる皮膚の炎症を抑える作用があります。
また免疫効果や保湿効果があるため、日焼けした肌のケアに効果的です。
そしてアロエジンにはシミやソバカスの元であるメラニンの生成を少なくする働きがあり、アロエシンはメラニン色素の沈着予防効果があります。
[/st-mybox]アロエは日焼けの肌の修復に加えて、メラニンへの作用も働くといったような効能があります。
だから日焼け後のケアにはとても頼りになる植物なんですね。
日焼けも火傷をしている状態に当たるので、やっぱり早めの対処が必要になります。
放っておくと炎症が広がったりして肌にも良くないので、アロエを使ってしっかり肌ケアしていきましょう。
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日焼けを冷やすのに冷えピタや熱さまシートはOK?
日焼けをした後の肌のヒリヒリを抑えるために、しっかりと水で冷やすことが必要だとわかりましたね。
そこで日焼けした肌を冷やすのに、冷えピタとか熱さまシートとか使うと便利だと思う人も多いと思います。
ずっと貼っておけるし、ピンポイントで冷えるので使いやすそうですよね。
でも日焼け後の肌を冷やすのに、冷えピタや熱さまシート、湿布などを貼るのは厳禁です。
というのも、冷えピタや熱さまシートのような物を貼ると、剥がすときに皮膚も引っ張ってしまい傷つけやすくなります。
また冷えピタや熱さまシートを貼ることで、密閉させ外気に触れなくなるので日焼けを悪化させる可能性もあるようです。
そしてこれは使用上の注意の部分にしっかりと書いてあります。
冷えピタ目の周囲、粘膜、及び皮ふ異常(傷口、やけど、日焼けによる熱傷、湿疹など)のある部位にはご使用にならないでください。
熱さまシートQ.01:日焼けした肌に使えませんか?
A.01:日焼けして、ヒリヒリ熱いような肌には使わないでください。日焼けした肌は貼り付けて閉塞することが、日焼けを悪化させる場合があります。
だから日焼けした肌を冷やすには、冷えピタや熱さまシートは使わずに冷水や保冷材を使って冷やすようにしましょう。
湿布(モーラステープ)を使っている人は要注意!
また、全く別の話ですが、湿布(テープ剤、モーラステープ)には「光線過敏症」という副作用が多くあります。
日光に当たると赤くただれて、跡が残ってしまいます。
しかもこの副作用は湿布を貼り終えた後も起こりやすい症状なので、剥がした後も4週間ぐらいは日に当ててはいけません!
注意書きもしっかり書かれているのできちんと読んで使ってください!
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日焼け後に冷やすこと以外の肌ケア
日焼け後にはしっかりと肌のケアをして、痛みやヒリヒリをしっかり抑えて落ち着かせてあげましょう。
また、化粧水や保湿クリームを使うことで炎症を和らげるほか、肌の保湿に加え有効成分がシミやソバカス、色素沈着の低下やメラニン生成を減少させてくれる働きもあるアイテムもあります。
日焼け後は肌が乾燥したり色素沈着が進んでいく最中なので、それを防ぐかどうかは日焼け後のケアで大きく変わってくると思います。
肌の状態を早く回復させてあげる意味でも、しっかりとアフターケアしていきたいですね。
日焼け後は体の内側からのケアも
日焼け後は肌を冷やしたり化粧水などで肌のアフターケアをしていくことが大切ですが、体の内側からもしっかりとアプローチしていきましょう。
具体的には水分補給です。
やっぱり野外で活動していたのなら汗が出ますし水分が失われています。
また熱中症の危険もあるし、水分補給は基本中の基本ですよね。
日焼けの肌の回復の意味もありますが、体の状態を正常にするためにも水分補給は必須なのでしっかりと心がけましょう。
しっかりと肌を冷やしケアできて、水分補給もできたら、次は肌のターンオーバーをしっかりと行うための栄養が必要です。
特に肌の回復にはビタミン系が有効だと考えられていて、
これが特に大切だと言われています。
日焼けのケアにトマトがとてもいいのですが、その理由なども含めてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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あとがき
日焼けした肌を冷やす正しい方法はどうすればいいのか。
また日焼けした肌への保冷材の使い方や、冷えピタ・熱さまシートの使用の注意点。
日焼け後の肌ケアでしておきたいこととも含めてまとめましたがいかがでしたか。
日焼けした肌は軽いやけど状態になっているので、アフターケアがとっても大切になります。
最初のちょっとしたケアの時間が、その後の肌のシミやシワにかかわってくることもあるので女性は特に気を付けてくださいね。
そんな日焼け対策というと真っ先に思い浮かぶのは「日焼け止め」ではないでしょうか。
紫外線から身を守るためにも、長時間の野外活動で日焼け止めは必須です。
日焼け止めにもさまざまなタイプがあって、日焼け止めをしっかりと選んでいけば、夏のキツイ紫外線から効率よくしっかりと守ることができます。
あなたに合った日焼け止めが見つかると思うので、こちらもぜひ参考にしてください!
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