日焼け後には肌がヒリヒリしたり痛みが出るようなこともありますよね。
日焼けしたところが赤くなっていたりすると、お風呂に入ったりするのもつらいかもしれません。
そんな日焼けの状態は、実は火傷の状態だと判断されているんです。

そんな日焼け後の肌はとてもダメージを負っているので、冷やしたりして火照りを抑えてからクリームやジェル、化粧水などで保湿するなど肌ケアをしてあげる必要もあります。
たかが日焼けと考えていると炎症が広がったり、シミやソバカスなどが残ってしまう原因にもなるんです。
こういった外側からの肌ケアのほかにも、実は日焼け後のケアの中には、食べ物や飲み物で体の内側から回復していこうといった方法もあります。
そこで今回は
日焼け後に良い食べ物や飲み物には何があるのか。
また日焼けの予防や肌ケアにトマトが最適なワケなど、日焼け後や予防対策の食べ物や飲み物についてまとめました。
日焼け後や予防にいい食べ物は?
日焼け後は肌が紫外線によってダメージを受けている状態なので、肌の回復をさせる必要があります。
日焼け後の肌は炎症を起こしている状態なので、まずは冷やして火照りを抑えたり炎症の広がりを抑えないといけません。

そうしてある程度ヒリヒリや痛みが治まったら、体の内側から肌の回復のために水分補給をしてあげましょう。
熱い太陽に焼かれた肌は乾燥している状態なので水分が必要です。
熱中症なども考えるとスポーツ飲料がいいですが、日焼け後の肌ケアの事を考えるとビタミンなどの栄養が必要となってくるんですね。
そんな日焼け後のダメージを回復するのにいい食べ物ですが、その成分に「ビタミンCを中心としたビタミン類」というのが挙げられます。
他にもリコピンやβ-カロテンなど野菜や果物から多くとれる栄養素に、紫外線対策の鍵があるようです。
では、どんな栄養素が日焼けの肌ケアにいいのかまとめていきますね。
日焼けの肌ケアに取っておきたい栄養素
紫外線対策としてビタミンCは、必要なコラーゲンの合成やメラニン色素の抑制などから、シミやそばかすなど予防する働きがあるため積極的に取っていきたい成分です。
そのビタミンCを始めとして注目していきたいのが、次の栄養素です。
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンC
ビタミンE
リコピン
メラニン色素の生成に関することや、抗酸化作用に関する部分で心強い栄養素たちです。
では、それぞれについてみていきますね。
ビタミンA
ビタミンAは抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑えてくれます。
また皮膚のターンオーバーをすすめるので、日焼けによるダメージの回復にも必要でしょう
β-カロテンという栄養素が体内でビタミンAに変わるので、β-カロテンが豊富な緑黄色野菜などを食べるようにしたいですね。
β-カロテンも活性酸素を抑え、肌荒れなど肌の劣化を防いでくれます。
ビタミンA・β-カロテンを含む食べ物
ニンジン、ピーマン、ホウレンソウ、コマツナ、カボチャ
鶏卵、牛乳、レバー、バター、牛乳、チーズ、ウナギ
ビタミンC
ビタミンCは、紫外線によってダメージを受けたコラーゲンの合成やメラニン色素の抑制(チロシナーゼ活性酵素を阻害)などから、シミやそばかすなど予防する働きがあります。
そして日焼け後の肌に蓄積されているメラニン色素を無色化する効果もあるので、日焼け前と日焼け後のどちらにも必要とされる栄養素なんですね。
またビタミンEの作用を助ける働きもあるため、セットでとっておきたい栄養素です。
ビタミンCを含む食べ物
赤ピーマン、黄ピーマン、ピーマン、ゆず(皮)、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、パプリカ、トマト、レモン、ケール、柿、キウイ、オレンジ、イチゴ、グレープフルーツ、スイカ
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用を持つ栄養素で、肌の老化を防止に役立ってくれます。
そして血行を良くし肌のハリを保つなど、新陳代謝を促す働きもあり、日焼け後の肌の改善には必要な栄養素なのですね。
ビタミンEを含む食べ物
油脂類:ひまわり油、綿実油、べにばな油、米ぬか油、とうもろこし油
種実類:アーモンド、ラッカセイ、大豆など
魚卵類:キャビア、いくら、たらこなど
青魚、 マヨネーズ
ここまでがビタミンですが、
- ビタミン「A」
- ビタミン「C」
- ビタミン「E」
ということで
というように覚えておくと非常にわかりやすいかと思います。
このビタミンACEを含む食べ物が紫外線対策で日焼け後のシミ、シワなどの助けとなってくれますね。
ビタミンACEを含む食べ物
さつまいも、ピーマン、カボチャ、パプリカ、トマト、いちご
リコピン
リコピンは、植物などに含まれる赤色やオレンジ色の色素成分のカロテノイドの一つです。
リコピンは抗酸化作用が高くビタミンEの100倍以上あるとも言われ、日焼けによるメラニン色素の生成に関係する酵素のチロシナーゼの生成を抑える作用があります。
油に溶けやすい性質のためリコピンを多く含むトマトと、オリーブオイルの組合せは相性がいいですね。
イタリア料理のトマトとオリーブオイルは、かなりの紫外線対策になっていると思います。
リコピンを含む食べ物
トマト、スイカ、グレープフルーツ、柿、さくらんぼ、赤パプリカ、ニンジン、チリパウダーなど
もちろん食べ物はこれだけではいけません。
バランスよく食べることが何より必要ですが、肌のためにと思ってできれば意識して食事の中に入れていきたいですね。
日焼け後や予防にいい飲み物は?
日焼け後や予防にいい飲み物ですが、こちらは基本的に上で見てもらった食べ物の栄養素を絡めた飲み物がいいでしょう。
例えば、緑黄色野菜ジュース
普通にスーパーなどでも販売されていますが、こういった物は簡単に欲しい栄養素を摂ることができるので便利です。
もちろん他にも
- トマトジュース
- 緑茶
- にんじんジュース
- アセロラジュース
- バナナジュース
こういった飲み物は簡単に手に入れることができると思うので、食べ物よりも比較的体に取りやすいですね。
日焼け後や予防に好ましくない飲み物や食べ物
では、この反対に日焼け後や予防に好ましくない食べ物や飲み物は何なのか。
という部分で取り上げられるのが、
- 糖分の高い飲み物
- アルコール類
- ファーストフード
- インスタント食品
- 柑橘系の食べ物やジュース
こういった物は糖分や脂分が多く、肌の酸化を早めてしまうと言われています。
また、コンビニ弁当やインスタント食品は脂質や炭水化物に偏りやすく、日焼け後や予防に必要なビタミン類が取りにくくなります。
飲み物でも糖分の高いコーヒーやコーラ、アルコールなども飲みすぎると、こちらもバランスが悪くなります。
お酒のアテに、と言って食べるものは塩分の高いものも多く、あまり好ましいとは言えません。

そして恐ろしい熱中症へも体がついていかなくなったりするので、インスタント食品などとも含めて、あまり摂りすぎないでください。
さてそんな中でひと際おかしいと思いそうなのが、

と、一見矛盾しているように思いますが、実は柑橘系に豊富に含まれるビタミンCの「光毒性」によって、食べる飲むタイミングというのがとても重要視されています。
結論からいうと、
柑橘系のジュースや食べ物は朝に食べるとよくない
というようになるのですが一体どういうことなのか、この点についてみていきましょう。
日焼け後や予防で朝食べるといいものは?
日焼け後や予防にいい食べ物や飲み物に「ビタミンACE」ということで説明したばかりなのに、柑橘系のジュースや食べ物はダメってどういうことなの?
と思ってしまいますよね。
実は、柑橘系に含まれる「ソラレン」という成分が
という性質を持っており、シミの原因となってしまう場合があると言われています。
柑橘系に含まれるビタミンCなどの栄養素がシミの原因となるわけではなくて、ビタミンCを含む食材に含まれている「ソラレン」という物質が、光毒性を起こしシミの原因となってしまう場合があると言われています。
このソラレンは摂取後2時間でピークを迎えるようで、その後7時間程その作用が続くと言われています。
なので、ソラレンを多く含む食材は3時のおやつくらいから夕食以降に食べる方がいいでしょう。
だから柑橘系のジュースや食べ物を食べるときには、朝方は避けて夜など日焼けしない時間帯に取るのが望ましいんですね。
では、具体的にどういった食べ物に注意したいのかというと、
柑橘類:レモン、オレンジ、グレープフルーツ、キウイなど
香草類:セロリ、きゅうり、パセリ、しそなど
こういう食べ物には注意したいところです。
日焼け予防に朝食べると良い食べ物や飲み物
ソラレンを含まずにビタミンCが豊富な食べ物はピーマン・ゴーヤ・柿などがありますが、朝からはちょっと難しいものがありますね。
柿も時期じゃないでしょうし。
ということで、これらの他で紫外線対策で朝食べるといいものや飲んでおきたい物は、
こういった食べ物を朝に軽く食べておくことで、抗酸化作用を高めた状態で日焼け予防ができると思います。
紫外線と光毒性について
先ほどのソラレンという成分が紫外線に対する感受性を高め、光を浴びることで活性化し肌にダメージを与える物質です。

例えば、柑橘系精油に多く含まれる「リモネン」という成分が、紫外線を浴びることで過剰な防御反応を示し、日焼けしやすい状態を作ってしまうことも問題となっています。
よくあるのが「ゆず湯」などですね。
お昼にゆず湯などに使って、その状態で太陽の光をたくさん浴びてしまうと肌がピリピリするといった事があります。
こういったゆず湯もですが、柑橘系の食べ物や飲み物は朝にはちょっと避けておいた方がいいかもしれませんね。
日焼け後にはトマトが最適なワケ
ここまで日焼け対策にいろんな食べ物や飲み物を見てきましたが、その中でも特に優秀な食べ物が
トマト
上でもリコピンのところで少し触れたのですが、リコピンは抗酸化作用が高くビタミンEの100倍以上あるとも言われ、日焼けによるメラニン色素の生成に関係する酵素のチロシナーゼの生成を抑える作用があります。
リコピンは油に溶けやすい性質のため、イタリア料理を代表するトマトとオリーブオイルの相性は抜群ですね。
油と一緒に食べると体内への吸収率がアップします。
また、柑橘系の光毒性の心配もないので、朝にトマトジュースを飲むのが効果的です。
トマトを扱うメーカーのカゴメの研究でも、リコピンの吸収率が一番いいのは朝に飲むのが最適なんだとか。
だから朝からトマトジュースを飲んだりミニトマトを食べたりすることで、短い時間でビタミンAになるβ-カロテンやリコピンが効果的にとれるんです。
日焼けケアにおすすめのトマトの栄養素
日焼け後も予防にもおすすめのトマトですが、その栄養素にはβ-カロテンやリコピン以外にも、
クエン酸
ビタミンC
ビタミンE
ケルセチン
カリウム
グルタミン酸
食物繊維
こういった栄養が豊富です。
また糖質も低いので、カロリーを抑えつつ栄養を摂るダイエットにも向いています。
カロリー控えめでダイエットにもなってお肌にも優しいのだから、トマトを食べない手はないでしょう。
あとがき
日焼け後や予防に良い食べ物や飲み物には何があるのか。
また日焼けの肌ケアへの食べ方やトマトがオススメのワケなど、体の内側からできる日焼け対策についてまとめましたがいかがでしたか。
日焼けは肌が火傷していることと同じなので、しっかりとケアをしてあげないといけません。
外から冷やしたり保湿したりといった肌ケアも必要ですが、水分補給や栄養面でも考えていかないといけないのですね。
そんな日焼け対策というと真っ先に思い浮かぶのは「日焼け止め」ではないでしょうか。
紫外線から身を守るためにも、長時間の野外活動で日焼け止めは必須です。
日焼け止めにもさまざまなタイプがあって、日焼け止めをしっかりと選んでいけば、夏のキツイ紫外線から効率よくしっかりと守ることができます。
あなたに合った日焼け止めが見つかると思うので、こちらもぜひ参考にしてください!
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