日焼けした後は赤みや痛みで困る時がありますよね。
そんな肌の痛みもしばらくすれば引いていくのですが、実はオロナインを使うと日焼けの肌ケアに良いなんてことも言われているんですね。
オロナインと日焼けって結び付きにくいように思いますが、こんなふうに話題になると、オロナインが日焼けにどんな作用があるのか気になってしまいます。
そこで今回は、
日焼けの痛い場所や皮むけの場所にオロナインは使えるのか。
オロナインの効果や効能と、使用上の注意などについてまとめました。
日焼けの痛い場所にオロナインを塗ってもいいの?
夏場の暑い日に外で活動をしていると日焼けをすることがあります。
そんな日焼けの部分って赤くなったりしてヒリヒリと痛くなることもありあますよね。

という事が話題となっています。
まず、日焼けの赤みや痛みは何なのかという話なんですが、実はこの日焼けの状態は、
というものに分類されていて、日光皮膚炎とも呼ばれるような火傷なんです。
火傷したらその部分が炎症で赤くなりますが、それと同じようなことが日焼けによって起こってるので、肌が赤く炎症を起こしているわけですね。
つまり、
火傷にオロナインは塗っても大丈夫なのか?
という事に置き換えられるんですけど、そこでオロナインの効果や効能、使用上の注意などを見ていきましょう。
オロナインの効果や効能とは?
にきび、吹出物には少量をかるくすりこんでください。べとつく場合は、タオル、ガーゼ等で拭きとってください。
傷(切り傷・擦り傷、突き傷)には患部を清潔にして塗ってください。
オロナインH軟膏は傷口を消毒し、化膿を防ぎます。
軽度のやけどの場合は、患部に塗ってガーゼを当て
てください。化膿を防ぎます。
使用上の注意には
相談することとして、
という項目があります。
ですので、オロナインを日焼けの赤みや痛みの部分に使うことはできます。
日焼けの皮むけにオロナインを塗ってもいいの?
さて、日焼けをすると皮がむけることもありますよね。
この日焼けによる皮むけというのは、皮がむけることで紫外線のよってダメージを受けた古い細胞を捨てて、新しい肌に生まれ変わろうとしている最中なんですね。
この皮むけの時って、新しい皮膚もまだできたてホヤホヤといった感じで外部刺激に弱いです。
この弱い肌の状態の時にオロナインを塗ると、外部からの保護の役割を果たしてくれます。
だから皮むけにもオロナインは効果が期待できますね。
オロナインの成分には
ワセリン・オリブ油・グリセリン
といった保湿にかかわる成分が入っているので、日焼けで乾燥した肌の保護に最適だと思います。
皮むけしてる肌ってカサカサで粉拭いているようになりますよね。
オロナインを塗って滑らかにしてあげることで、肌のケアにもつながります。
オロナインの日焼けへの効果は?
さて、このオロナインも日焼け後の痛みなどに使って大丈夫なわけですが、その効果についてです。
日焼けは軽いやけどに分類されていて、オロナインも軽いやけどなら使っても大丈夫という説明もあるのですが、
オロナインを塗ったからと言って、赤みがすぐに治まるというものではありません。

先ほどのオロナインの効果・効能のところでも書きましたが、
軽度のやけどの場合は、患部に塗ってガーゼを当ててください。化膿を防ぎます。
という事で「化膿を防ぎます。」
日焼けによる赤みの部分を保護してくれるという意味では心強いですが、オロナインで劇的に早く治ることはないと思います。
外部刺激からは守ってくれそうですけどね。

オロナインを塗るにしても、まずはやって欲しいことがあります。
日焼け後のケアでオロナインを塗る前に
何度も出てきてるように、日焼けは火傷と同じ扱いなので、まず応急処置として冷やすことが先決です。
日焼けの部分を冷やして炎症を抑えてからでないと、広がっていく可能性もあります。
また日焼け止めなどをしていたらしっかり落とさないといけないですし、日焼け部分の汚れも洗い流しておかないといけません。
オロナインを塗るタイミングは、日焼け後のケアがすべて済んだ最後の仕上げくらいの位置づけだと考えておきましょう。
まあ普通に冷水で冷やすのですが、簡単にポイントを伝えておくと
- 全身を長時間冷やしすぎない
- 冷えピタはダメ
- 保冷材はタオルを使って
こういった事を詳しくまとめてるので、一度確認しておいてください。
ひどい日焼けではオロナインは塗らない
日焼けも甘く見てると水ぶくれができたりすることがあります。
こうなると火傷のⅡ度扱いになるくらいなので、こういった日焼けをしてしまったら必ず皮膚科で診察を受けてください。
この時はオロナインは塗らず、医師に処方された薬を塗って様子を見る方がいいです。

また日焼けの痛みがずっと続いたり、ブツブツが出たりする場合も皮膚科で見てもらった方が早いと思うので、状況に合わせて判断してください。
あとがき
日焼けの痛い場所や皮むけの場所にオロナインは使えるのか。
オロナインの効果や効能と、使用上の注意などについてみてきましたがいかがでしたか。
日焼けの赤みや痛みにもオロナインは使えますが、その効果はあくまで殺菌や保湿がメインなんですね。
オロナインを塗ったからと言って、すぐに痛みや赤みが消えるわけでもなさそうなので、保湿ケアの一つくらいに考えておくのが良さそうです。
どちらかと言えば、日焼け後のケアにはアロエがオススメです。
アロエの葉肉にはムコ多糖類のアロエマンナン・グルコン酸などムコ多糖類系成分が含まれており、やけどや日焼けによる皮膚の炎症を抑える作用があります。
また免疫効果や保湿効果があるため、日焼けした肌のケアに効果的です。
そしてアロエジンにはシミやソバカスの元であるメラニンの生成を少なくする働きがあり、アロエシンはメラニン色素の沈着予防効果があります。
アロエは日焼けの肌の修復に加えて、メラニンへの作用も働くといったような効能があります。
だから日焼け後のケアにはとても頼りになる植物なんですね。
でも、実際にアロエを切って液を取り出して使う作業は面倒なので、アロエジェルやクリームを使ってケアする方が便利です。
紫外線対策には日焼け止めとかが注目されますが、この肌のアフターケアも同じくらい大切です。
そんな肌ケアの助けとなるのがアロエなので、ぜひこちらも読んで参考にしてくださいね。
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