厳しい日差しで日焼けすると気になる「皮むけ」
きつい日焼けをすると肌が真っ赤になって、肌が黒くなって皮もむけて大変ですよね。
皮がパリパリになって粉を吹いて、朝起きたら布団の上が粉や皮のめくれた残骸で…。
しかも日焼けで顔の皮がむける時に、変なまだらになったりすると、仕事に行くのも「どうしたものか…。」
そこで今回は、日焼けで顔や体の皮むけのまだらを防ぐ方法をまとめました。
また日焼けした後の皮むけを和らげるケア方法や、皮むけがいつまで続くのかなど日焼けのダメージについても触れているので、ぜひ最後まで読んで下さい。
日焼けの顔の皮むけがまだらになるのを防ぐには?
夏の炎天下で長く活動してると、日焼けもきつく赤くなりますよね。
実は、日焼けは火傷扱いされていて「日光皮膚炎」という呼ばれ方をしています。
その日焼けでは紫外線が肌の細胞を破壊したり、太陽熱で肌が乾燥したりなどでかなり皮膚がダメージを受けています。
皮がむけるのはこの太陽からの影響が大きいのですが、皮がむけるという事はつまり、
もうダメージを受けて使い物にならなくなった皮が、日焼け後の皮むけとしてめくれてくるわけです。
でも、新しい皮がしっかり出来上がるには時間がかかるので、そのダメージを受けた皮をケアして体を守ってあげないといけないわけです。
日焼けでまだらに皮がむけてしまう原因には
- 日焼け後のアフターケアの保湿ができていない
- 皮を無理にはがしてしまう。
- 日焼け止めがきちんと塗れていなかった
では順番に見ていきましょう。
日焼け後のアフターケアの保湿ができていない
日焼け後ケアですが、日焼けした後の肌はとてもダメージを受けていて、紫外線によって細胞が破壊されたり、太陽の熱でカサカサに乾燥しています。
だから日焼け後には肌を保湿して水分補給してあげないといけません。
日焼けして真っ赤になっていたり、ヒリヒリしている場合はとにかく冷やすことが大切で、実は日焼けは火傷に分類されるような軽いヤケドなんです。
だからまずは冷やして肌を落ち着かせることが大切なんですね。
そのあとには化粧水やジェルなどを使って保湿します。
化粧水は今使っているものでもいいですが、ビタミンC誘導体とかが入ってるとちょっとピリピリするかもしれませんし、男性は化粧水なんか持ってないですよね。
日焼けを頻繁にする男性も保湿ケア用品は持っておいた方がいいです。
わからない人はこちらで男性用もふくめてオススメ商品を紹介してるので、この機会に一度用意しておきましょう。
体の内側からも水分補給を!
肌の外側からケアでしたが、体の内側から水分補給することも大切です。
水分補給は日焼け後の肌の回復には欠かせませんが、夏は熱中症予防の意味もあります。
日焼けするほど外で活動していたら当然汗もかきますよね。
だから脱水症状の予防などのためにも水分補給は必要なんです。
日焼け後の肌のケアと熱中症予防のために、こまめに飲んでおきましょう。
そして食べ物や飲み物で日焼け後の肌の回復に役立つ栄養素もあります。
例えばビタミンやリコピンなどの栄養素で、しっかりと肌のターンオーバーを促し日焼け後のダメージを回復させるんですね。
日焼け前に食べたいものなども一緒にまとめていて興味深い話もあるので、ぜひこちらもご覧になってください。
皮を無理にはがしてしまう。
まだまだ皮の下は未熟な皮膚だから、強引に外に出すと刺激が強すぎて肌が痛くなりますよ。
変なダメージを受けてきれいな肌ができなくなることもあるので、皮は自然にめくれるまで待つべきです。
日焼け止めがきちんと塗れていなかった
これも無きにしも非ずで、実は日焼け止めってちゃんと塗れていないことが多いです。
あるところは日焼け止めが多かったり、他はちょっとしか塗れていなかったりしてムラになっているかもしれません。
日焼け止めにも正しい塗り方というのがあって、実は思っている以上に塗らないと効果がしっかり出ません。
特に顔は凹凸が多いので、正しい塗り方ができていない人も多いんです。
動画も含めて紹介してるのでわかりやすいと思いますし、一回見ておけば後は大丈夫だと思います。
日焼けの皮むけが続く期間は?
日焼けをすると肌が赤くなることがありますよね。
あれはサンバーンといわれる日焼けで24時間ほどでピークを迎えます。
そしてその後は2日~3日ほど続いていきます。
サンタンと呼ばれる肌が黒くなる日焼けは、そのサンバーンが落ち着いた5日後くらいから徐々に黒くなっていき、1週間~2週間後は肌が黒い状態になり、そのあと長い間続いていきます。
環境省のマニュアルにも載っているのですが、こちらの図を見てください。
参照:環境省「紫外線環境保健マニュアル」
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf
横軸が日数なんですが、日焼けの赤みが出るサンバーンは24時間後がピークで、その後は徐々に治まっていく感じですね。
そしてこの間に皮がむけていきます。
日焼けしてから2~3日後から皮がむけはじめることが多いと思います。タイミング肌の赤みが取れて肌が黒くなり始めるころと重なってきますね。
日焼けの皮むけは肌が黒くなるとともに並行して、皮むけが続く期間は2週間~1か月ほどゆっくりと進んでいくと思います。
しっかりと新しい肌に変わるまでにかかる日数は、およそ1ヶ月くらいかかります。これは皮膚のターンオーバーのサイクルが28日間ほどと言う目安があるからなんですね。
表皮の一番下の基底層で新しい細胞が作られるのですが、これが28日くらいかけて角層に上がっていき、最後には垢となって剥がれ落ちていきます。
だから日焼けの皮むけが続く期間は、健康的な元の肌に変わるまでの一ヶ月くらいは必要になるという事なんですね。
日焼けの皮むけを防ぐためには?
日焼けの皮むけを防ぐため、外での活動を抑えるのがいいですがそうもいかないですよね。
だから外に出るのなら、しっかりと日焼け止めや帽子、長袖やサングラスを使って太陽の光から身を守ることです。
特に日焼け止めは有効な紫外線対策の一つですね。
って思っちゃいますが、こちらのページを読んでみてください。
参考ページこの日焼け止めの効果の検証などをされてる動画もいくつまとめてますが、その一つがコレ
日焼けの皮むけを防ぐ日焼け止めの効果
こちらは日焼け止めを紫外線チェッカーに塗り、一定時間後にどうなるのか。
その日焼け止めを拭きとったらどう変化するのかを見た動画です。
日焼け止めを塗っている部分は色の変化はありませんでしたが、拭きとってからの変化を見るとすぐに色が変わっていく様子がわかります。
他にも日焼け止めの効果の持続時間やSPFの説明なども一緒にまとめてるので、ぜひ読んでみてください。
紫外線の多い時間と少ない時間
感覚的にはわかってると思ういますが、紫外線のきつい時間帯っていうのは、日差しのきつい時間帯。
つまり10~14時あたりが一番日差しがきつく紫外線量も多いんですね。
だから外で犬の散歩やガーデニングなどをされるときは、朝方や夕方に時間をずらす方がそれだけで日焼け防止につながります。
仕事だと仕方ない部分もありますが、その時は日焼け止めなどでブロックしてあげると良いですね。
この一日の紫外線量についてはこちらのページで詳しくまとめています。
参考ページまた、曇りの日と晴れの日で、どのくらい紫外線量が違うのかという事についてはこちらで触れています。
参考ページ曇りの日でも紫外線量は晴れの90%降り注いでる驚愕の事実とは?
これは逆に「なんで?」って思うくらい意外です。
どちらも読んでみると結構面白いことが多いので、ぜひ参考にしてください。
あとがき
日焼けで顔の皮むけがまだらになるのを防ぐにはどうすればいいのか。
日焼けの皮むけが続く期間や日焼けのケア方法などまとめましたがいかがでしたか。
日焼けの皮むけは新しいしっかりとした皮膚への生まれ変わりのためには必要な事なんですが、皮むけの最中は見た目も悪くなりがちですよね。
そんな皮むけをキレイにするには保湿などのアフターケアも大切なんです。
肌が乾燥していたらパリパリでまだらにもなりやすいし、粉吹いたみたいになりますよね。
変なふうに跡が残らないよう、紫外線対策はもちろん日焼け後の肌ケアもしっかりとしてくださいね。
この日焼け止めにもさまざまなタイプがあって、日焼け止めをしっかりと選んでいけば、夏のキツイ紫外線から効率よくしっかりと守ることができます。
あなたに合った日焼け止めが見つかると思うので、こちらもぜひ参考にしてください!
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