インフルエンザはどのくらいで治るのか、日数も気になるところですよね。
そのインフルエンザの感染力や増殖力はすさまじいものがあり、風邪のように簡単に完治しない病気です。
インフルエンザは自然治癒する病気ですが、最終的には体の免疫力によるものが大きいため、無理なことをしていると長引きますし、治りかけにぶり返したり合併症の危険があることも。
そのインフルエンザの完治には、薬の影響や予防接種もかかわってくることがあります。
今回の記事では、これらを踏まえて、
インフルエンザはどのくらいの日数で治るのか。
また自然治癒で完治までの期間は何日か、様々な影響も含めまとめました。
ぜひ最後までご覧になって下さい。
インフルエンザはどのくらいで治る?
インフルエンザにかかると高熱や関節痛など、いろんな辛い症状が現れますが、どのくらいで治るのか気になりますよね。
症状自体がある程度おさまるまでには2~3日ほどかかったと思います。
ただ、その時点で病院に行って診察してもらいましたが、
このようなことを言われました。
まあ、すぐにいつも通りの生活ができる状態ではなかったので安静にしていましたが、症状がおさまってもまだウイルスは体に残っています。
その状態で無理をすれば、また体の調子を崩すことがあるようです。
インフルエンザa型の症状のピークは、感染してから2日目ほどが一番つらいようで、私も初期症状が現れて落ち着くまでそのくらいの期間がありました。
2日ほどを過ぎると、徐々に症状も落ち着いてくると思います。
ただしこれにも個人差があり、1~2日で落ち着く人もいれば、1週間かかる方もいるようです。
一般的なインフルエンザの自然治癒にはこのくらい日数はかかるようです。
インフルエンザの自然治癒と学校保健安全法
インフルエンザにかかってしまうと学校は休まないといけません。
これは、学校のような集団生活の中にインフルエンザ感染者がいると、あっという間に広がってしまい感染者が急増する可能性があるからです。
そしてこの場合、最低でも5日間(発症日を入れると6日間)はお休みになります。
だから1週間近くは休まないと、残っているウイルスの消滅も含め感染の可能性があると考えられているのです。
インフルエンザはどのくらいで治るのか、これもだいぶ参考になりますね。
インフルエンザの自然治癒は何日かかる?
インフルエンザの自然治癒に何日かかるのか。
あまりインフルエンザ完治まで期間が長いと、辛い症状がたくさん出るので薬に頼りたい時もあると思います。
ただ、この薬というのが完治までの時間を長引かす「意外な落とし穴」になる可能性があります。
というのも、風邪薬や解熱剤を安易に使うと、熱は下がって楽になってもウイルスがずっと残ってしまうことがあるんですね。
風邪薬や解熱剤でインフルエンザは治っていません。
インフルエンザの完治の日数が長引くケース
解熱剤を飲んだ時は熱が下がり楽になるのですが、根本的にインフルエンザウイルスが減少しているわけではないため、薬の効果が切れるとまた熱がぶり返すパターンです。
こうなると症状も長引き、逆に完治が遅くなってしまいます。
発熱があるのは体の免疫機能が働いている証拠で、一般的に
体温が1℃上がるだけで、体の免疫能力は5~6倍になる。
このように言われています。
だから感染力や増殖力の強いインフルエンザウイルスに対して、解熱剤など使って安易に熱を下げると免疫能力が下がってしまいます。
そうなるとインフルエンザの自然治癒の期間が長引くかもしれません。
インフルエンザで解熱剤を使ったらいけないというわけではなく、体温が高くなってしんどい場合に使うようにすることが一般的です。
私もインフルエンザにかかって解熱剤をもらうとき、通常は使わずに熱が上がってしんどい時に使うように言われました。
インフルエンザの完治が長引く場合
インフルエンザの完治が長引いたり、高齢者や小さな子供の場合は、無理をせず病院で医師の診察を受けることも必要だと言われています。
最終的には体の免疫力が必要だと言っても、体力の低い子供や高齢者は合併症の危険もあります。
だから早めに病院で指示を受けたり薬をもらっておくと安心です。
また、大人でも完治が長引く場合は病院で診察してもらう方が安心です。
もしかしたら違う病気の可能性もあるので、できるだけ早めの方が良いですね。
インフルエンザb型の自然治癒の期間
一般的には一週間ほどあれば自然治癒してくれますが、インフルエンザb型の場合は少し完治まで時間がかかることもあるようです。
- 「長引くことがある」
- 「ぶり返すことがある」
このようなケースも多いようです。
インフルエンザb型の症状は風邪とも間違ってしまう場合があるほど、熱がそこまで出ないことがあります。
だから、風邪だと思って風邪薬に頼り続けて体を休めずに仕事したりしていると、なかなか治らず長期化し一週間以上続く場合もあるようです。
こういうインフルエンザb型の長期化なども原因となって、潜伏していたウイルスがまた活発に活動し始めぶり返す可能性も高いようです。
インフルエンザの予防接種で症状緩和
インフルエンザの予防法に予防接種がありますよね。
これは体内に抗体を作りインフルエンザの免疫力を高める効果があります。
その予防接種によって重症化を防げたり、自然治癒の助けになることも知られています。
ですので、インフルエンザの予防接種を受けている場合は治りも早くなることが期待できるんですね。
抗インフルエンザ薬での完治
インフルエンザにかかったときに病院では、タミフルやリレンザなどの、抗インフルエンザ薬という薬が処方される場合があります。
これは発症から48時間以内の使用という制限がありますが、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬で効果が期待できます。
こういった薬を使うことで症状も抑えられることができるため、タイミングが合えば有効に活用できますね。
ただしこの薬はインフルエンザをやっつけるものではなく、あくまで増殖を抑えるためのものです。
ただ、やはり体力を非常に使うため安静にしておかないといけないですし、余計な体力を使ったりすると長引く可能性もあります。
また、体力を回復するサポートとして水分補給や食べ物にも気を使っていきたいですね。
あとがき
インフルエンザはどのくらいで治るのか。
また、自然治癒で完治までの日数はどのくらいの期間なのかまとめましたがいかがでしたか。
インフルエンザにかかってしまうと、辛い症状で何日も苦しまされますが、完治までには1週間ほどは安静にしておかないといけないわけですね。
完治に時間はかかりますが、無理をして動くとぶり返しもあってよけい長引くかもしれません。
でも、インフルエンザにかからないようにするのが一番ですよね。
そのためにも、事前にできる事はしっかりとやっておくよう意識しておいてください。
インフルエンザにかかると本当に苦しいので、やはり予防を徹底して、かからないことが一番大切なことだと思います。
まず、自分のできる事をしっかりと理解して予防できるようにしてくださいね。
その予防についてこちらの記事で詳しくまとめています。
参考ページ
予防には手洗いや食べ物をはじめ、グッズや予防接種など様々あるのでぜひ一度ご覧になって下さい。
何か一つでも新たな発見があるかもしれませんよ。
このインフルエンザについて別の記事でもいろんな悩みについて触れています。
それらの記事をこちらのページに一つにまとめました!
インフルエンザの予防接種の時期はいつからいつまでなのか。そして予防接種の効果や副作用について。
そしてインフルエンザの潜伏期間からA型とB型の症状の違いについて、感染経路や期間も触れた記事を用意しています。
流行のピークを知って予防に努めたり、インフルエンザ対策の食べ物や湿度管理もまとめています。また学校や会社を休むときの出席、出勤停止期間などもあるので一緒に確認していきましょう!
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