インフルエンザにかかった時に、自分の会社では出勤停止となるのかなど知っておく必要があります。
欠勤扱いなのか？有休消化をすすめられるのか？
会社によって対応が変わるからです。
職業によっては迷惑も掛かるし、実際にインフルエンザになってから慌てないためにも、今のうちに知っておくのが良いかもしれません。
そこで今回は、インフルエンザで会社は休みになるのか。
また出勤停止の期間や仕事への復帰、そして給料の問題などまとめました。
ぜひ最後までご覧になって下さい。
インフルエンザで会社は休みになるの？
社会人になって仕事をしていても、インフルエンザにかかった時は会社は休みになるのか気になりますよね。
学校の場合では「学校保健安全法」というのがあり、インフルエンザにかかってしまうと出席停止の措置が取られ休みが与えられます。
ただし、会社の場合にはこういった法律はなく、会社によってその対応が変わってきます。
インフルエンザで休む際の会社の対応例
社会人の場合では、
などであらかじめ決められていることも多く、インフルエンザも含め病気になったときの休業について定められていると思います。
例えば、次のような休みの対応です。
だから、あなたの会社がインフルエンザの時の休みの対応をどうしているのか知っておかないといけません。
これも業務の形態によってもだいぶ異なってくるようで、感染力の高いインフルエンザですから周りにうつされては困るような職場では、かなりしっかりとした対応が取られると思います。
インフルエンザで出勤は迷惑？
ちなみに私が以前働いていた老人ホームでは、インフルエンザにかかってしまうと必ず休まないといけませんでした。
仕事上、高齢者の方が近くにいるので感染力の高いインフルエンザは脅威です。
うつってしまうと蔓延する可能性も高く、さらに肺炎など合併症を起こす可能性も高いので絶対にうつしてはいけません。
インフルエンザを入居者様にうつすことはもちろん、他の職員にまでうつすとかなり迷惑が掛かります。
そんな状態で出勤なんてさせていたら、それこそ管理体制が疑われますからね。
だから、インフルエンザで休むときは医師の診断書をもらい、会社を休んでいました。
こういったように、インフルエンザを感染させる恐れがある仕事は、迷惑になるケースが多いです。
だから、会社側であらかじめ就業規則などで決めておいて休ませたりするわけですね。
インフルエンザで出勤停止期間は？
インフルエンザでの出勤は停止されるケースも多いと思いますが、では、どのくらいの期間休みが必要なのか気になりますよね。
先ほど少し触れた学校の場合では、
このように決まっています。
でも会社の場合にはこんな決まりはなく、就業規則などの形で各会社で決められることも多いです。
例えば、
- 学校保健安全法と同じ期間出勤停止にする。
- 医師の判断にゆだねる。
- 一週間は休ませる。
どんな対応なのかはわかりませんが、まずは会社側に尋ねてみましょう。
私が勤めていた老人ホームでは、医師の判断に委ねる形でした。
その上で診断書をもらって、インフルエンザの治癒証明としていましたね。
インフルエンザで会社の復帰はいつから？
インフルエンザにかかってしまったら、会社の復帰はいつからになるのか気になります。
一般的なインフルエンザでは発熱があってから2～3日でピークを迎え、そこから徐々に落ち着いてくるので、5～7日間ほどは時間がかかると思います。
ただ、インフルエンザにも症状が軽い場合や熱が出ないケースもあったりして、絶対に高熱が出るわけでもありません。
症状が軽いケースについてはこちらで詳しくまとめています。
その理由もわかるので、ぜひご覧になって下さい。
参考ページ
会社側が医師の判断にゆだねている場合は、その診断に任されますが、自分で体の調子が悪くないと感じる場合は復帰も早まるかもしれません。
どちらにせよインフルエンザかどうか病院に行かないと判別できないので、病院に相談するのも良いと思います。
その上で、医師の判断を会社に連絡して指示をもらうと良いのではないでしょうか。
インフルエンザで出勤停止の間の給料は？
インフルエンザで出勤停止となると、復帰までには時間がかかります。
ここが心配ですが、これも会社によって違いがあると思います。
例えば、
- 通常の欠勤扱いで無給
- 有休消化をすすめられる
- 休業手当が支払われる
などなど、会社がどんな対応をとるのか確認しておくといいでしょう。
通常の欠勤扱いとなると給料が支払われないので、こういう時のために有休をとってあるという人も多いようですし、私もそうでした。
インフルエンザで休業手当が支払われる会社もあるようですが、あまりそういったケースは多くないようです。
インフルエンザで会社を休むときの診断書
会社をインフルエンザで休む時に、医師の診断書が必要なケースもありますが診断書には1000～3000円ほどかかることがあります。
これもほとんど自己負担になることが多いですが、会社によっては必要ないケースもあります。
また、有休を使う場合、インフルエンザが理由でも有給での休みなら診断書は本来必要ではありません。
急に当日休むわけですから、会社には迷惑が掛かっています。
極端な話、急にその日に休みたいからインフルエンザと嘘を言って有給にしても、診断書がなければわかりません。
有給には診断書はいらないとしても、信頼の問題なので会社が求める場合は用意するのがスムーズです。
また、絶対に他人にインフルエンザを感染してはいけない職場。
例えば、特養や老人ホームのような職場では必要なこともあるでしょうね。
あとがき
インフルエンザで会社は休みになるのか。
また出勤停止の期間と休みからの復帰、給料の問題などまとめましたがいかがでしたか。
結局のところ会社に基準があるので、あなたの勤め先で詳しく聞いて相談するしかありません。
ただ、あらかじめどういう流れか知っておくと話がスムーズにいくので、心構えもできると思います。
でもやっぱりインフルエンザにかかってしまうと体もつらいし、診察などでお金もかかるし給料も入ってこないことが多いです。
インフルエンザにかかっていいことはないので、やはりそのための予防をしっかりとしておくことが大切です。
予防には手洗いや食べ物をはじめ、グッズや予防接種など様々あるのでぜひ一度ご覧になって下さい。
何か一つでも新たな発見があるかもしれませんよ。
このインフルエンザについて別の記事でもいろんな悩みについて触れています。
それらの記事をこちらのページに一つにまとめました！
インフルエンザの予防接種の時期はいつからいつまでなのか。そして予防接種の効果や副作用について。
そしてインフルエンザの潜伏期間からA型とB型の症状の違いについて、感染経路や期間も触れた記事を用意しています。
流行のピークを知って予防に努めたり、インフルエンザ対策の食べ物や湿度管理もまとめています。また学校や会社を休むときの出席、出勤停止期間などもあるので一緒に確認していきましょう！
