インフルエンザにかかっても何も良いことはありません。
自分はしんどいですし、家族にも感染しうつす可能性があります。
また、学校や仕事も休まないといけないし、仕事を休むと給料も減額になるケースが多いです。
かといってインフルエンザで仕事に行くと迷惑もかかるし、学校に至っては出席停止が法律で決められています。
そんな辛いインフルエンザはいつまでうつる危険があるのでしょうか。
そこで今回は、
インフルエンザの感染力ってどのくらい強いのか。
また、学校や仕事を休む期間や家族への感染予防で気をつける事など、インフルエンザにかかってしまった時の対応についてまとめました。
インフルエンザっていつまでうつるの?
インフルエンザにかかってしまうと高い発熱や頭痛、筋肉痛や悪寒など様々な辛い症状が現れますよね。
人によっては40℃の熱があったり、とても苦しい思いをさせられます。
インフルエンザに感染したら学校や会社も休みが必要ですし、家族に感染の危険性もあるので迷惑がかかります。
そんなインフルエンザですが、一般的に完治するまでの期間は7日間ほどかかると考えられています。
その完治までの間で、インフルエンザはいつまでうつる可能性があるのか気になりますよね。
実は、インフルエンザは熱が下がった後でも体の中にウイルスが残っていて、うつる可能性があります。
これは学校保健安全法による出席停止の措置の理由にもなっているのです。
インフルエンザと出席停止の内容
インフルエンザにかかってしまうと学校を休まないといけませんが、これは法律で決まっています。
インフルエンザの感染力や増殖力は非常に強いので、しっかりと治るまで登校できない措置が取られます。
その学校の出席停止の期間はいつからいつまでなのかというと
となっています。
補足「発症した後」というのは発熱の翌日が1日目。
「解熱した後」というのは解熱の翌日が1日目。
お子さんが学校を休むようなら読んでいただきたい内容ですが、
とあるように、熱が引いてもそこから2日間はうつる可能性があるので出席停止となっているのです。
だから、これを基準にして考えると熱が引いてもうつる可能性があることがわかります。
インフルエンザ発症前もうつる?
インフルエンザの発症前は、何かしらの不調が少し出るかもしれません。
でも自分がインフルエンザにかかっているかわからないし、他人にうつすかなんて考える事もありませんよね。
でも、発症前でもインフルエンザウイルスがうつる可能性はあります。
インフルエンザの感染力はとても強く、1個のインフルエンザウイルスは
8時間で100個
16時間後に1万個
24時間後に100万個
このような急激なスピードで増えていきます。
そして、この24時間後の100万個の時点で、インフルエンザを発症すると言われています。
個人差はありますがインフルエンザ発症までの潜伏期間は、約1日~2日(長くて3日)ほど。
この間はインフルエンザがうつる可能性があるわけなんですね。
インフルエンザはいつまでうつるのか考えると、この発症前もあわせるとかなり長くなりますよね。
全体的には10日くらいうつる期間があるように思えます。
インフルエンザの感染で気を付けたいのは、飛沫感染といってクシャミや咳などで周りに広がるケースです。
だから、この時期は常にマスクで予防するくらいの意識が必要なんですね。
インフルエンザで休む期間は?
学校保健安全法により、学校ではインフルエンザは解熱してから2日間は休む期間が作られています。
また、発症日も合わせると6日間は最低でも休まないといけません。
保育園や幼稚園時は、解熱後3日間と定められているので7日間は休みになります。
そのくらい回復までには時間がかかるという事なんですね。
学校の場合はこれに従って休むことができますが、社会人の場合はなかなかそうも言ってられない状況でしょう。
人によってインフルエンザでも働かざるを得ない場合があるかもしれません
例えば私が以前勤めていた老人ホームでは、入居者様にうつすことは絶対にダメなので、医師のOKサインと診断書がないとダメでした。
このようにあなたが働く職種によっても、休む期間が変わると思います。
会社での休みについてはこちらの記事で触れています。
参考ページインフルエンザで会社休みになるの?出勤停止期間や復帰はいつから?
休職中の給料の問題も含めまとめているので、ぜひご覧になって下さい。
インフルエンザを家族に感染させない予防は?
インフルエンザのうつる期間は意外と長いように感じますよね。
発症している最中はもちろん、その前後の期間も注意しないといけません。
そうなると、一緒に暮らしている家族への感染も心配になります。
特に高齢者の人や小さな子供、赤ちゃんがいたら感染すると危険です。
そこで、大切な家族にインフルエンザをうつさないための予防に、いったい何ができるのか。
そこで「家族にうつさないインフルエンザの感染予防」について見ていきたいと思います。
家族を守るインフルエンザ感染予防
家族を守るためのインフルエンザの感染予防でできることは、
- マスク
- 手洗い
- うがい
- 食べ物・飲み物
- 加湿
- 換気
こういったことで予防ができます。
ただ、家の中でマスクするというのはなかなか難しいかもしれないので、ある程度換気してウイルスを部屋に滞留させないということも必要です。
手洗いやうがいは、外から帰ったら必ずしておきましょう。
これだけでウイルス数が減らせます。
うがいはインフルエンザの予防効果はないと言われていますが、風邪対策やのどを潤す意味でも必要なので、やっておいて損はないです。
インフルエンザと食べ物・飲み物について
食べ物や飲み物でもインフルエンザ予防に役立つものがたくさんあります。
この時期に注目しておきたい食べ物などまとめた記事があるので、ぜひこちらも参考にしてください。
インフルエンザの予防にいい食べ物をはじめ
- インフルエンザ感染中で早く治すのにいい食べ物
- あまり好ましくない食べ物。
こういったものがあります。
それぞれで視点が少し違うので、あらかじめ読んでおくと役に立つかもしれません。
インフルエンザと加湿の予防
インフルエンザウイルスには「活動条件」というのがあります。
冬場に猛威を振るうのは、
これが最も活動しやすい環境だからこんなに流行するんですね。
だから家の中では
これを作ることで家族へのインフルエンザ感染予防になります。
そのために便利なのが「加湿器」で、湿度を簡単にコントロールできる便利な家電です。
そして、このインフルエンザウイルスが活動しにくい環境が、
『気温20℃付近、湿度50%以上』
この条件だと、ほとんど活動できないという研究結果も出ています。
ただし湿度を上げすぎると、今度は結露やダニの繁殖の温床になるので50~60%くらいでとどめるのが理想です。
普段からの予防をしっかりとしておけば、家族に感染させることも少なくなると思うので、この時期は特に意識して生活を送ることが大切ですね。
あとがき
インフルエンザはいつまでうつる可能性があるのか。
また、休む期間や家族への感染予防に気を付けることについてまとめましたがいかがでしたか。
インフルエンザの感染力はかなり強いので、自分はもちろん家族も予防への意識を高めておく必要があります。
私もインフルエンザにかかったときは、本当に起き上がるのもしんどいくらい辛いものでした。
また、職場や家族にも迷惑がかかってしまいます。
インフルエンザにかかっていいことはないので、事前にできる予防はしっかりすることが大切だと思いますよ。
予防には手洗いや食べ物をはじめ、グッズや予防接種など様々あるのでぜひ一度ご覧になって下さい。
何か一つでも新たな発見があるかもしれませんよ。
このインフルエンザについて別の記事でもいろんな悩みについて触れています。
それらの記事をこちらのページに一つにまとめました!
インフルエンザの予防接種の時期はいつからいつまでなのか。そして予防接種の効果や副作用について。
そしてインフルエンザの潜伏期間からA型とB型の症状の違いについて、感染経路や期間も触れた記事を用意しています。
流行のピークを知って予防に努めたり、インフルエンザ対策の食べ物や湿度管理もまとめています。また学校や会社を休むときの出席、出勤停止期間などもあるので一緒に確認していきましょう!
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