暖房器具でコスパや安全性の高い種類の比較!一人暮らしにおすすめは?
2017.10.24
暖房器具を買うときに気になるのは、
普段の光熱費がどのくらいになるのか?
そのコスパがやっぱり気になります。
いろんな種類が多すぎて、何を選んだらいいのかわからなくなったり、本当にこれで良かったのかと思うこともありますよね。
そこで今回は、数ある暖房器具の
電気代や灯油・ガス代
などの燃料費とコストパフォーマンスについて比較しました。
そして、子供や高齢者がつかっても安心の安全性の問題。
また、一人暮らしにオススメの暖房器具など、いろんなシーンで何が向いているのかまとめました。
あなたが気づかなかった暖房のメリットやデメリットが見つかると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
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暖房器具でコスパの高い種類の比較
冬の暖房器具には種類がたくさんあって、どれにしようか迷いますよね。
そんな多くの暖房器具の中で、気になる事の一つに
コスパ(コストパフォーマンス)
つまり電気代や灯油・ガス代がありますよね。
いったいどれが一番安いんだろうって気になりますが、それをまとめた表があります。
暖房器具コストランキング表
| 消費電力 (燃料消費量) | 電気代 (灯油.ガス) |
エアコン | 490W | 13.2円 |
こたつ | 弱:80W 強:190W | 弱:2.2円 強:5.1円 |
ホット カーペット | 中:90.0W 強:134.7W | 中:2.6円 強:3.6円 |
電気 ストーブ | 弱:400W 強:800W | 弱:10.8円 強:21.6円 |
電気毛布 | 弱:3W 中:18W 強:31W | 弱:0.09円 中:0.49円 強:0.83円 |
電気あんか | 弱:0.4W 中:3.3W 強:5.6W | 弱:0.01円 中:0.09円 強:0.15円 |
湯たんぽ | 0.02232 (m3) | ガス:3.2円 水:0.48円 計:3.68円 |
オイル ヒーター | 弱:500W 中:700W 強:1200W | 弱:12円 中:18.9円 強:32.4円 |
セラミック ヒーター | 弱:600W 強:1200W | 弱:16.2円 強:32.4円 |
パネル ヒーター | 弱:450W 強:900W | 弱:12.2円 強:24.3円 |
石油 ストーブ | 最大 0.218L/h | 15.3円 |
石油ファン ヒーター | 最大 0.311L/h | 14.4円 |
ガスファン ヒーター | 最大 2.44kW | 17.5円 |
一般的な家電量販店で販売されているものを中心にまとめましたが、電気毛布や電気あんかのコスパはかなり高いです。
ホットカーペットやコタツのコスパも高いですね。
逆にヒーター系は厳しい感じで、特にオイルヒーターは部屋全体を暖める暖房器具では一番コスパは悪いですね。
オイルヒーターの魅力はすごいのですが、コスパという面では向きません。
パネルヒーターも普段使いの暖房に向かないと思います。
そして部屋全体を暖める
- エアコン
- 石油ストーブ
- 石油ファンヒーター
- ガスファンヒーター
これらはどれも一長一短あります。
コストの面でいうとエアコンが一番良さそうですが、パワーは断然ガスファンヒーターなので、契約内容や使用量などうまくハマればガスファンヒーターのコスパが高いように思います。
生活環境や契約内容、時期や地域などにけっこう左右されるので、ここの選択は悩むところですね。
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暖房器具で安全性の高い種類の比較
さて、たくさん暖房器具がありましたが、コスパも気になりますが
ここも気になりますよね。
特に、小さな子供や高齢者が近づいても危なくないのか。
つけっぱなしにしていて火事や火傷の危険性はどうなのか、考えることが多いですよね。
そこで、先ほどピックアップした暖房器具の安全面をまとめてみました。
エアコン
こたつ
ホットカーペット
電気ストーブ
電気毛布
電気あんか
湯たんぽ
オイルヒーター
セラミックヒーター
パネルヒーター
石油ストーブ
石油ファンヒーター
ガスファンヒーター
この暖房器具について見ていきます。
エアコンの安全性は
かなり安全性の高いのがエアコンで、つけっぱなしによる事故なども少ないのが特徴です。
子供や高齢者のやけどの心配がないというのは、かなりのメリット。
ただ、その一方で、空気が乾燥しやすいというのがネックになるので、加湿器の併用は考えておきましょう。
- 空気が乾燥しやすい
- ホコリが舞いやすい
- 加湿器の併用を考える
- 火事の危険は少ない
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページ暖房をつけっぱなしで寝るのは健康に悪い?電気代や火事の心配は?
こたつの安全性は
安全性が高い暖房器具ですが、コタツで寝たりしてしまうと、
こんな体調不良になることも。
また低温やけどの危険もあり、少し注意が必要です。
火事の心配は少ない方ですが、コードがねじれたり接続部分の破損があると火事に繋がります。
- 寝落ちは危険
- 低温やけどに注意
- コードや接続部分の破損に注意
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページコタツで寝ると風邪をひく?低温やけどや消し忘れの火事の危険性は?
ホットカーペットの安全性は
ホットカーペットも安全性は比較的高い暖房器具です。
ただ、こちらもコタツと同じような体調不良を起こす危険もあります。
- 寝落ちは危険
- 低温やけどに注意
- コードや接続部分の破損に注意
安心だと油断していると、子供や高齢者など熱を感じにくい人が低温やけどになりやすい暖房器具です。
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページホットカーペットで寝ると危険?火事や低温やけどを防ぐ使い方は?
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電気ストーブの安全性は
危険性がかなり高いのが電気ストーブです。
細心の注意をもって使わないと火事になる可能性が高く、ストーブ火事の7割が電気ストーブによるものです。
当然やけどの危険も高く、子供や高齢者がいる家庭では注意が必要です。
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページ電気ストーブのつけっぱなしで火事の危険性は?タイマー付きはある?
電気毛布の安全性は
電気毛布はわりと安全です。
温度もあまり高くならないので子供や高齢者も使いやすいですが、強運転のまま肌に直にあてて寝てしまうと、低温やけどや脱水の危険があります。
長時間の使用では気を付けましょう。
- 寝る時の使用に注意
- 低温やけどや脱水の危険
- 火事の心配は少ない
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページ電気毛布の体に悪い使い方とは?つけっぱなしで低温やけどや火事になる?
電気あんかの安全性は
電気あんかは火事の危険が少なく安全な暖房器具です。
でも、電気あんかも火事が起こる可能性はあり、特に電源コードのあんか側の付け根の部分のショートなどが良く報告されてます。
たまにコードや接続部分は確認したほうがいいですね。
これも寝るときによく使うと思いますが、低温やけどには注意しましょう。
ずっと同じ体の場所に触れていると、低温やけどの危険があるので、抱いて寝るなどは避けましょう。
- 寝る時の使用に注意
- 低温やけどや脱水の危険
- 火事の心配は少ない
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページ電気あんかの温度とは?火事や低温やけどに注意した使い方は?
湯たんぽの安全性は
湯たんぽは電気を使わないので火事の心配はありませが、熱湯で火傷や低温やけどの危険があります。
使うときはしっかりと専用の袋やタオルでくるまないといけません。
ずっと抱きかかえたりしてると、低温やけどの危険もあります。
ただ、電気毛布や電気あんかなどとは違って自然な温度の下がり方をしてくれるので、睡眠を妨げたり乾燥を招く心配が少なくなります。
- 火事の心配はない
- 乾燥はしない
- 体に優しい温度の下がり方をする
- 寝る時の使用に注意
- 低温やけどの危険
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページ湯たんぽの効果や使い方は?低温やけどに気を付けたい温度設定は?
オイルヒーターの安全性は
オイルヒーターの安全性は高く、やけどの心配が少ないので子供や高齢者のいる家で使ってもわりと安心です。
空気が乾燥しにくく暖まりが緩やかで
こんな表現がされるほど、やさしい暖かさに包まれます。
輻射熱を利用し部屋全体を暖める暖房器具で、風も出ないので空気を汚さず暖めれる特徴があります。
- 火事の心配が少ない
- 乾燥しにくい
- やけどの心配が少ない
- 空気が汚れない
- ホコリが舞わない
- ポカポカした温かさ
そのほか、詳しいことはこちらで。
参考ページオイルヒーターは暖かくない?上手な使い方とやけどや火事の危険性
セラミックヒーターの安全性は
風を出す暖房器具で「温風機」とも呼ばれますが、安全性はかなり高めです
風の温度はそれほど高くなく子供や高齢者にも安全ですが、使い方次第で低温やけどや火事にもなります。
特に、洗濯物を乾かしたり毛布をかぶせたりなど、使い方を間違うと火事の危険もあります。
普通に使う分には安全なので、トイレや台所、脱衣所など
狭い場所に移動させやすく、短時間使いたい時の暖房器具
としての使い方が便利です。
簡単に言うと「ドライヤー」のような温風が出る暖房器具
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