暖房

電気毛布の体に悪い使い方とは?つけっぱなしで低温やけどや火事になる?

電気毛布 体に悪い

電気毛布を使うと体に悪いとか聞いたりしますが、実はその使い方次第では体に不調が現れることがあります。

なぜかというと、電気毛布のつけっぱなしや故障で、低温やけどや火事の危険もゼロではないからなんですね。

でも、知らず知らずに間違った使い方をしてしまうことがあります。

そこで今回は、

電気毛布の間違った使い方

これで起こる体の悪影響

そして、

つけっぱなしでの低温やけどや火事

この可能性について、

何が良くて何が悪いんだろう?

このポイントをまとめました。

寒い冬を快適に、そして安全に過ごすために、あなたの電気毛布の使い方が大丈夫なのか、チェックしながらぜひ最後までご覧ください。

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電気毛布が体に悪いってどういうこと?

冬の時期には電気毛布が活躍しますが、ひそかにささやかれているのが

電気毛布が体に悪い

こんなことが言われているのですが、いったい何が問題あるのでしょうか。

値段も安いし電気代もかからない、それでいて暖かい電気毛布ですが、大きな問題に「電気毛布の使い方」が挙げられています。

実は電気毛布を長時間使うことで、使い方によっては脱水症状や体温調節機能の低下を招くとも言われてます。

また、同じ体勢で電気毛布をつけっぱなしにすることで、低温やけどの危険もあると注意が促されています。

電気毛布は安全なイメージですが、使い方によって体に悪影響を与えてしまいます。

 

電気毛布の危険性

実は、一部説明書にも書かれていて、例えば低温やけどの危険性についてこんな様子が載せられていました。

電気毛布03

あまり「強運転」で長時間使っていると、低温やけどの危険があるので弱運転にしたり使用をやめたりする必要があるわけなんです。

 

この電気毛布の主な利用時間は「寝るとき」ですよね。

布団が冷たくて寝つけが悪いから、電気毛布で暖かくして眠るといった使い方が多いと思います。

この時に強運転でつけっぱなしでいると、体に悪影響を及ぼしかねません。

では、他にどんな使い方がダメなのか、またどういう使い方をしたらいいのか順番に見ていきましょう。

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電気毛布の体への影響のない使い方は?

電気掛け毛布電気毛布で体に悪い影響を指摘されているのが、

  1. 脱水症状
  2. 睡眠不足
  3. 低温やけど

こういった不調ですね。

このすべてに共通するポイントが

「長時間のつけっぱなし」です。

電気毛布を使って寝たら、

朝起きたら体がだるくてしんどい。

こんな不調があるのは脱水症状を起こしているのかもしれません。

 

電気毛布の脱水症状とは?

脱水症状って聞くと、夏の暑い日のことなんじゃないの?

 

でも実は、冬場でもいろんなところで脱水症状の危険があります。

私たちが寝ている間も汗をかいて水分が失われている状態なんですね。

夏に比べたら少ないと思いますが、電気毛布をつけっぱなしにしているとどうでしょう。

寝ている間ずっと暖かい状態が続くので、体温調節のため体が反応し汗をかいてしまいます。

するといつもより汗をかいて、寝ている間に脱水症状に陥ってしまう危険があるんですね。

 

朝起きたら喉がカラカラ、肌がカサカサ、服や布団がほんのり湿っている。 朝起きたら喉がカラカラ、肌がカサカサ、服や布団がほんのり湿っている。

こんな状態だと、脱水症状を起こしているのかもしれません。

 

電気毛布と睡眠不足とは?

暖房睡眠不足

私たちが眠るときは体温は除々に下がり、リラックスできる副交感神経が優位な状態になって熟睡します。

でも、体が熱いままだと交感神経が優位で興奮状態になり、熟睡することができなくなってしまいます。

つまり、眠りが浅くなって睡眠の質が下がるという事なんですね。

朝起きて「何か体がだるいな」と感じたら、睡眠がきちんととれていない可能性があります。

 

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電気毛布のつけっぱなしで低温やけどや火事になるの?

電気毛布のつけっぱなしで危険な低温やけど。

この低温やけどは、低温であっても長時間同じ箇所が暖め続けられることによって起こります。

冬場はこの低温やけどが起こりやすく、カイロや湯たんぽなどにもこの危険性があります。

およそですが

体温より少し高め約44℃~50℃くらいのもの

これに長時間触れ続けることによって起きる火傷です。

44℃では3時間~4時間
46℃では30分~1時間
50℃では2分~3分

圧迫しながらではこれくらいの温度で低温やけどとなるようです。

私が持っている電気毛布で言うと、

弱:3W(約20度)
中:18W(約36度)
強:31W(約52度)

強運転で起こりやすそうな感じですね。

 

特に就寝中のような無意識の状態では、寝返りを打たず同じ姿勢でいると低温やけどになりやすくなります。

そんな低温やけどの危険性について、説明してくれている動画があります。

【福島ドクターズTV低温やけど】

電気毛布だけではなくて、

  • ホットカーペット
  • 電気ストーブ
  • 湯たんぽ

などにも低温やけどの危険はあるので、暖房器具の使い方には注意したいですね。

 

電気毛布で低温やけどになりやすい人

また、低温やけどになりやすい人というのがあって、例えば皮膚の薄い高齢者は注意が必要です。

他にも

  • 寝返りができない乳児
  • 糖尿病などで手足の循環が悪い
  • 体の感覚が鈍い
  • 体に麻痺がある

こういった人は注意が必要です。

電気毛布をつかったまま寝てしまうこともありますが、これはホットカーペットで寝てしまう人のトラブルとよく似ています。

ホットカーペットでこういった不調を感じる方は、一度こちらもご覧になって下さい。

参考ページ

ホットカーペットで寝ると危険?火事や低温やけどを防ぐ使い方

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電気毛布のつけっぱなしを防ぐために。

こんなふうに電気毛布のつけっぱなしは体に悪い影響があります。

寝るときに使う場合は強運転ではなく弱運転で。

また、寝る前に強運転で温めておいて寝るときには切るのが理想的。

それだと寒い人は、せめて弱運転にしておきましょう。

さらに、羽毛布団などの保温性の高い布団と一緒に使うと熱が逃げにくいので、暖かい状態が長く続きます。

 

就寝中にも使いたい場合は、タイマーをセットしてつけっぱなしにしないようにしましょう。

もし、タイマー機能がない電気毛布なら、コンセントの元からタイマーセットができるこの商品がオススメです。

これがあると、コンセントの部分からタイマーが作動し、電気毛布をオフにすることができます。

直感的に使えるので使いやすいと評判ですね。

だから、タイマー機能付きの電気毛布を探すよりも、お気に入りの電気毛布を探してこれと併用する方が手っ取り早いと思いますよ。

こういったアイテムを活用して、体に優しい使い方をしていきましょう。

そんな電気毛布は、暖房器具の中でもトップクラスを誇る電気代の安さが魅力です。

電気毛布のコスパなどこちらで詳しくまとめているので、ぜひご覧になって下さい。

参考ページ

電気毛布の消費電力や電気代、値段はどのくらい?

 

 

電気毛布の火事の危険性は?

電気毛布のつけっぱなしで火事になることはあるのか。

心配になりますよね。

電気毛布も家電である以上、火事の危険性はゼロではないですが電気毛布もいくつか注意したい点があります。

電気毛布で火事の原因になるのは、

  • 電源プラグやコードが劣化、損傷している。
  • スプレー缶やカセットコンロのガスボンベを電気毛布の上に置いている
  • 犬や猫などペットの暖房用に使用している

こういったところが多いでしょうか。

 

よくあると言われているのが、コード部分の銅線が見えているとか断線してるとかですね。

これは電気毛布以外でもあります。

また、電気毛布の上にスプレーやガスボンベなど置いていると、中身が膨張し破裂する恐れがあります。

 

そして、怖いのがペットが電気毛布を傷つけてしまった場合です。

室内で犬や猫を飼っている人は要注意で、電気毛布の電熱線をペットが爪を立てたりして故障し、火事になった事例もあるので気を付けましょう。

火事もつけっぱなしが原因で起こる事が多いので、使わない時は必ず電源を切るようにしたいですね。

 

電気毛布と布団の相性

また、一部ですが熱に弱い毛布や高反発マットレスなどもあります。

3次元構造体の高反発マットレスは、通気性が高く夏はいいのですが、その反面で全体的に熱に弱くへたりやすいといった欠点も見られます。

火事とかの心配は大丈夫だとは思いますが、寝具の機能が落ちてしまう可能性はあるので、購入する前に確認しておいた方が良いかもしれませんね。

 

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あとがき

電気毛布が体に悪い影響があるとはどういうことなのか。

また、つけっぱなしによる低温やけどや火事など、上手な使い方といっしょにまとめましたがいかがでしたか。

電気毛布は値段も安く、使い勝手も非常に良いので冬場は特に重宝しますが、使い方を間違えると、体に悪影響もあるので注意したいですね。

でも今回お話したことは、人それぞれで感じ方も変わると思います。

寝るときに電気毛布は切れない人も多く、温度の感じ方はそれぞれですよね。

だから体の調子が悪くならない程度で調整し、快適な使い方をして下さい。

冬場は電気毛布をはじめお世話になる暖房器具はたくさんありますが、消費電力や電気代、体に悪い使い方にならないためのメリットやデメリットなど、別のページでもまとめています。

低温火傷や火事の危険性、洗い方などのメンテナンスを含めてわかりやすくまとめてるので、ぜひ参考にしてください。

 

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