紫外線・日焼け

日焼け止めを塗る季節はいつから何月まで?塗る時間は外出の30分前?

日焼け止め いつから

冬が終わって春の陽気がポカポカしてきたころ、天気予報とかでも紫外線の話になったりすることが増えてきますよね。

そんな紫外線対策で真っ先に思い浮かぶ「日焼け止め」ですが、塗る季節はいつからなのでしょうか?

これも早い人は3月から日焼け止めを塗る!なんて言う話も聞きますよね。

 

  • 本当にそんな早い時期から日焼け止めを塗る必要なんかあるの?
  • 日焼け止めを塗るのって何月から何月までなの?
  • 日焼け止めを塗る時間っていつからなの?

いろいろ疑問に思っていることも多いんじゃないでしょうか。

 

そこで今回は、

日焼け止めを塗る季節はいつからいつまでなのか。

また日焼け止めを塗る時期や場所と、それを考えた日焼け止めの強さ。

そして、一日の紫外線ピークの時間帯や外出30分前などの塗るタイミングなどについてまとめました。

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日焼け止めを塗る季節はいつから?

夏になると日差しがきつくなるので紫外線が気になりますよね。

紫外線が当たることで日焼けして、そこがシミやシワになることもあり女性にとっては油断できない季節になります。

でも、実は紫外線が徐々に増え始める季節がいつからかというと、すでに3~4月ごろから紫外線量の変化がわかるようになってくるんです。

 

最近は、だいぶ紫外線についての知識もみなさんが知るようになったので、

春先から日焼け止めを塗らないといけないのかな?

こんなふうに考える人も多くなりましたよね。

では、実際にそれぞれの季節でどのくらいの紫外線が降り注いでいるのか。

それを現したグラフがあるので見ていきましょう。

 

東京の紫外線の月別累年平均値グラフ

紫外線の月別累年平均値グラフ01

参照:気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」

http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm56.html

 

これは1997~2008年までの東京のデータですが、年間の月別でどのくらいの紫外線量が降り注いでいるのかを現したグラフなんですね。

これを見てもわかるように、4月ぐらいには「中程度の4」を越えた「4.3」の数値が出ています。

5月6月になると「5.1」まで上がっていますね。

そして紫外線量がピークの7月8月では「6.0」を越えて「紫外線量が強い」といった数値を表すまでになっています。

そして9月になると「4.4」で4月あたりの数値にまで落ち着いています。

その後の月はだんだんと紫外線量も少なくなっていきますね。

 

一年間の月別の推移は大まかにこのように流れていると感じておくと、大きな間違いはないと思います。

だから春先の3~4月頃から紫外線の意識を始めないといけないのですね。

月別の紫外線量については別のページで詳しくまとめてます。

参考ページ

紫外線量の年間月別グラフ情報は?時期と県の違いや増加の問題とは?

 

季節によって紫外線量の多い時期や少ない時期、そして県による違いや増加の問題。

一日の中での紫外線の量の違いや天気など、紫外線はどのように私たちに降り注いでいるのか情報をまとめてるので、ぜひご覧になってください。

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日焼け止めを塗る季節は春から?

上のグラフを参考にすれば、すでに3~4月ごろには夏の半分以上の紫外線が降り注いでいます。

だからこの春の季節になったら、そろそろ紫外線対策の日焼け止めも考えた方がいいかもしれません。

 

でも、そうはいってもピークはまだまだ先の話です。

この春先の季節からいきなり強い日焼け止めを塗っても、ハッキリ言って肌を傷めるだけです。

だから、この時期にはSPF10~20くらいのものでも十分です。

 

というのも、まずSPFが高いものは肌への負担も大きくなります。

だから紫外線量もピークではない春先に、そんな強い日焼け止めはいらないわけなんですね。

 

そして日焼け止めのSPFですが、SPFが10もあれば紫外線透過率も90%ほどまでになります。

SPF20だと95%ほどはカットできます。

また日焼け止めのPAですが「PA+」ほどあれば紫外線A波も「1/2~1/4」程度まで軽減することができます。

「PA++」だと「1/4~1/8」まで抑えることができます。

だから春先から「SPF50+/PA++++」なんていう日焼け止めはいらないわけですね。

 

だから、もし使うのであればそんなに強くない肌に優しい日焼け止めをオススメします。

 

日焼け止めを本格的に塗るのはいつから?

日焼け止め 顔 塗り方

では、日焼け止めを本格的に塗るのは何月からがいいのか?

という事ですが、オススメする時期は

梅雨前

つまり5月~6月ごろという事になりますが、5月から準備した方がいいかもしれません。

 

雨でも紫外線は降り注いでいますが、梅雨で雨の日だと傘もさすし紫外線もカットできると思います。

ただ、ややこしいのは曇りの日

特に薄曇りの日が一番油断しがちになるんですね。

実は、薄曇りの日でも晴れの日と変わらないくらい紫外線が降り注いでいます。

それはこちらのグラフで確認してみましょう。

曇りと雨と快晴の紫外線量の違い

晴れと曇り、雨の紫外線量の違い

参照:気象庁「雲と紫外線」

http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-73uvindex_mini.html

 

これがその曇りと雨、快晴時などと比べた時の紫外線量のグラフです。

雲のない快晴時を100としたとき、雨や曇りの日が何%ほどなのかを示したグラフですが、雨の時はわかりやすいですね。

雨が降っている場合には、快晴時の約30%まで紫外線量が減ります。

 

さて、問題は曇りの日なんですが、

  • 曇り
  • 薄曇り

とありますよね。

曇りの場合は快晴の時と比較して、紫外線量は約60%ほどあります。

それでも結構降り注いでいるといった感じはしますが、薄曇りとなるとなんと約80~90%の紫外線が降り注いでいるというグラフになっています。

 

さらに雲の状態によっては、雲が比較的多くても日射しを受けていれば、快晴の場合よりも大きいUVインデックスとなることもあります。

というのも、これは雲の散乱光で光が反射して余計に地表に降り注ぐなんてことがあるからなんだとか。

これはちょっと驚きの事実ですね。

この一番油断しがちな状況について、曇りや雨の紫外線量についてまとめたページを用意しています。

参考ページ

曇りや雨の紫外線と晴れの天気の比較!季節や標高、日陰や反射の違い

 

思いもよらないことがたくさんあるので、こちらもぜひ読んでください。

6月になると7月と変わらないくらいの紫外線が降り注いでいます。

だからこの油断しがちな梅雨時期だからこそ、しっかりと紫外線対策をしていきたい時期でもあるんです。

ボチボチ半袖にもなる気候も増えてくる頃ですし、5月ごろからそろそろ本格的に注意が必要ですね。

 

日焼け止めは何月まで塗る?

日焼け止め 顔

日焼け止めは5月ごろからそろそろ意識し対策をしていきたいところですが、7~8月はピークなのでしっかりと日焼け止めで紫外線対策をしましょう。

日焼け止めに関しては肌をしっかりと守るために、状況にあったものを選んでください。

どんな日焼け止めがオススメなのかは、各シーンやその人にフィットする日焼け止め別でこちらのページにまとめています。

参考ページ

顔や体用の日焼け止めで人気やおすすめは?市販のプチプラ商品は?

 

  • 「一般的なクリームタイプ」
  • 「髪の毛にもできるスプレータイプ」
  • 「水に強いウォータープルーフタイプ」

などなどカテゴリ別で分けたので、日焼け止め選びの参考にして下さい。

 

そして、この日焼け止めを塗るのは何月まで続けたいのか?

という時期ですが、これも先ほどのグラフを参考にすると、

 

紫外線の月別累年平均値グラフ01

だいたい9月の終わりくらいまでは気を付けたいところかな。

といった感じではないでしょうか。

4月と9月がだいたい同じですし、暑さもボチボチ和らいできます。

また衣替えも10月頃にあって、長袖の出番も少しずつ増えてくる時期です。

日焼け止めの出番もそれを境に少なくなってきそうですね。

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日焼け止めは冬でも塗る必要があるの?

上のグラフを見てもらってもわかりますが、一応冬でも紫外線は降り注いでいます。

でも、その量は夏に比べるととても少ないですよね。

この冬の時期まで日焼け止めをするというのは現実的ではありません。

また、冬は自然と厚着になるので、体には日焼け止めを塗らなくても紫外線はほとんどカットできます。

 

問題は顔の部分だと思いますが、女性の場合は化粧をしている部分に

パウダーファンデーション

を塗っていれば、いくらか日焼け止めの効果は期待できます。

ファンデーションの色粉は紫外線散乱剤の成分と似ている部分があり、レーザーの光を跳ね返すこともあるようです。

だから特に日焼け止め効果を謳っていなくてもいいので、パウダーファンデがオススメです。

ただしこれも短時間の場合で、過度な期待はしない方がいいと思います。

参照:正しいスキンケア辞典より

 

また、首回りが気になるならマフラーでガードするのがオススメです。

何でもかんでも日焼け止めを塗るというのは、逆に肌にとって刺激になります。

特に敏感肌の人は日焼け止めの成分の吸収剤や散乱剤を感じやすく、いろんな日焼け止めの口コミでもかゆみや肌荒れを訴えている人が多いですよね。

だから、冬に日焼け止めを塗るのはオススメしません。

そして、こちらのページで日焼け止めの肌荒れ問題についてまとめてます。

参考ページ

日焼け止めで肌荒れする原因は?肌に悪い成分やアレルギー問題とは?

 

過剰に塗りすぎるのも良くないので、季節や気候、肌の状態とも合わせて塗るかどうか考えましょう。

 

日焼け止めを塗る時間帯は?

紫外線対策のために日焼け止めを塗るのは、だいたい3月ごろには意識をしはじめ、5月ごろには外出時には準備しておきましょう。

そして7~8月は紫外線もピークになるので、外に出るときはしっかり日焼け止めを塗ることを心掛けるといいと思います。

季節によって日焼け止めを塗る意識は変わってくると思いますが、何も一日中日焼け止めが必要かというとそうではありませんよね。

夜中に外に出るからといって、日焼け止めをして外出するなんて必要はないからです。

一日の中でも紫外線のきつい時間帯というのがあるので、それに合わせて使って行って欲しいわけです。

 

じゃあ、いったい何時ごろに気を付ければいいのか?

その時間は

朝の10時~昼の14時ごろ

この昼間が一日の中でも特に紫外線量が多い時間帯になります。

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一日の紫外線量の移り変わりは?

さて、この一日の紫外線量ですが、実際にどんな感じで降り注いでいるのか、そのグラフが気象庁からも発表されてます。

一日の紫外線量の推移グラフ:つくば02

参照:気象庁「月最大UVインデックス(観測値)の時別累年平均値グラフ 」

http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm_obs.html

 

時別累年平均値グラフを見ると12時の紫外線量が一番多いですよね。

このように紫外線量のピークはお昼の12時ごろ

特に紫外線量に気を付けないといけない時間帯は、

朝の10時~昼の14時ごろ

この時間帯で外に出るときは、しっかりと日傘や日焼け止めで紫外線対策をしておきましょう。

 

紫外線量が少ない時間帯は朝と夜

やはりといいますか、朝と夜の時間帯の紫外線量は極端に減りますよね。

一日の時間でいうと

朝の8時ごろまで
夕方の16時以降

ここが目安になると思います。

この時間だと日焼け止めもそんなに必要ではないと思うので、犬の散歩やジョギングなどで外に出る場合は、朝早めか夕方の日が落ち始める時間からの方が紫外線が少なくて済みます。

 

日焼け止めを塗る時間は外出30分前?

よく日焼け止めを塗るのは外出の30分前がいい。

なんていう話をよく耳にしますが、日焼け止めを肌に馴染ませるために30分くらいの時間はとった方がいいという事らしい。

確かに、顔に塗る日焼け止め効果の入った乳液などは馴染むまでに時間がかかることもあります。

ベタベタした状態でファンデーションなど塗っていくのはちょっといただけないので、30分とは言わないまでも少しの時間は欲しいですね。

 

体に塗るときも、塗り直しなら別ですが外に出て活動中に塗るというのは無いですね。

直前に塗るのも、野外で動く可能性が高いので、衣服にこすれたり汗で流れやすくなるのを予防するために少し時間が必要なのかなとは感じます。

30分前に塗らないと日焼け止めに即効性がないとかいう話はちょっと意味がよく分かりませんが、慌てて直前に塗るよりかは時間をとった方が良いとは思いますね。

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日焼け止めを塗る時期は場所によって変わる?

もう一つ大切なのは、

日焼け止めを塗る時期は場所によって大きく変わる。

という事です。

大雑把にですが、南に行くほど紫外線量は多くなると考えてください。

だから北海道と沖縄の紫外線量は全然違います。

そのグラフも気象庁から発表されてるので、見て比べてみましょう。

 

札幌の紫外線月別グラフ推移

紫外線の月別累年平均値グラフ02

参照:気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」

http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm56.html

 

これが札幌の月別データですね。

先ほどの東京と比べると全体的な数値は低くなっていることがわかります。

でも4~6月辺りから徐々に増えだし、7月や8月に紫外線量がピークになっているのは変わりませんね。

 

那覇の紫外線月別グラフ推移

紫外線の月別累年平均値グラフ03

参照:気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」

http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm56.html

 

これが那覇の月別データですね。

東京に比べるとかなり数値が高いことがわかります。

3月あたりにはすでに東京の7月くらいの紫外線量が降り注いでいることがわかります。

これはかなり驚かされる結果ですね。

またやはり4~6月辺りから徐々に増えだし、7月や8月に紫外線量がピークになっているのは変わりません。

このように場所によっても紫外線量が違うので、日焼け止めを塗る季節もいつからいつまでなのか少し変わってくると思います。

東京から旅行などで沖縄に行く際は、この紫外線量の違いも頭に入れておきたいですね。

 

あとがき

日焼け止めを塗る季節はいつから何月ごろまでなのか。

また日焼け止めを塗る時期や場所と、それを考えた日焼け止めの強さ。

そして、一日の紫外線ピークの時間帯や外出30分前などの塗るタイミングなどについてまとめましたがいかがでしたか。

日焼け止めを塗るのも冬ではそこまで必要ではないですが、春先の5月ごろにはそこそこの紫外線量が降り注いでいます。

また7~8月をピークに、9月終わり頃までは気を付けたいところです。

 

ただし日焼け止めばかりに目が行き過ぎると、毎回塗るのもメンドクサイしシンドイですし、肌への刺激にもなります。

何も紫外線対策は日焼け止めだけではないので、長袖やサングラス、手袋など他のアイテムと組み合わせた柔軟な考え方で乗り切っていきたいですね。

その紫外線対策の便利なグッズについて、いろんな方面からまとめてみました。

参考ページ

紫外線対策グッズのメガネやサングラスのおすすめは?帽子や日傘は?

 

こちらのページでオススメのものをすぐに探し出せるようにしてるので、ぜひ読んでみてください。

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