紫外線・日焼け

日焼け止めを使うと目が痛い?乾燥やブツブツの原因や使い方は?

日焼け止め 目が痛い

日焼け止めを使ったら目が痛い…。

日焼け止めを顔に塗った時はそうでもないけれど、時間が経ってきたらだんだん痛くなってくることってありますよね。

もしかして日焼け止めが悪かった?

と思って別の日焼け止めに変えても目が痛い…。

 

じゃあ、目の近くに塗ってたからダメだったのかな?

と思って目の周りには塗らなかったけど目が痛い…。

 

もうここまでくると、日焼け止めを顔に塗ったらダメなのか?

と思って塗らなかったら目は痛くない。

こうなってくると顔に日焼け止めが塗れなくなってきますが、日焼け止めは顔に塗るとヒリヒリするようなものなのか?

その原因について知りたくなってきますよね。

そこで今回は、

日焼け止めを顔に使うと目が痛くなるのはどうしてなのか。

そして日焼け止めによる皮膚の乾燥やブツブツの原因と、正しい日焼け止めの使い方についてまとめました。

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日焼け止めを使うと目が痛いのはなぜ?

日焼け止めを顔に使うと目が痛くなるようなことを聞きますが、何が原因なのかわかりにくいですよね。

この日焼け止めと目の痛みには、

  • 日焼け止めの塗り方
  • 日焼け止めの成分
  • 日焼け止めが目に入った

こういった事が原因に考えられてます。

例えば、日焼け止めが目に入ったというのも、まぶたやオデコの部分から汗で流れ落ちたという事が考えられますよね。

でもそれに加えて、日焼け止めを塗った時は手のひらや指先にも当然日焼け止めがついていると思います。

その手で目をこすったりすると、日焼け止めが直接目に入ったような物なのでやっぱり目の痛みは感じてしまいますよね。

目の中に日焼け止めが入るというのも、こういったようにちょっと間接的にはいるときもあるので注意したいですね。

 

日焼け止めの塗り方

日焼け止めを塗って目が痛い場合は、目の近くまで塗りすぎているのかもしれません。

これも日焼け止めが時間とともに流れ落ちてきたり、にじんだりして目の中に成分が入り込むこともあるようです。

そしてこれは日焼け止めの「揮発性の成分」にも拘わてくるかもしれないという話があるんです。

 

日焼け止めの成分が目に悪い?

日焼け止めの中には紫外線から身を守るための成分が含まれていますよね。

その成分に「紫外線吸収剤」と呼ばれる成分があります。

この成分は紫外線を吸収すると化学変化によって熱を発生させたり、成分が変性して肌に刺激を与えることがあるんです。

そしてそれは敏感肌や乾燥肌の人が良く感じやすく、それによってかゆみや肌荒れの原因にもなるのですね。

だから時間が経つと目が痛くなってくるのは、そういった成分の変性が肌への刺激となって、目の痛みが出てくるのかもしれません。

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日焼け止めの目に悪い他の成分

この紫外線吸収剤以外にも敏感肌の人が反応しやすい成分があります。

それが揮発性の成分であるアルコール

揮発性の高い成分とは、蒸発しやすい成分という事なんですが、普通に手指消毒のアルコールは手にかけてもすぐ乾きますよね。

あれって蒸発してるんですが、そういうアルコール成分が日焼け止めに入っているものもあります。

目のそばにアルコールを塗ったことを想像してみましょう。

かなり刺激になることは想像できますよね。

それを敏感に感じ取ってしまう人は、目の痛みになるかもしれません。

 

アルコールが含まれている日焼け止めは、

  • 使い心地がサラッとしている
  • さわやかな使い心地

みたいな感じの文言が入っている商品に多いように感じます。

パッケージの裏面を見たら「エタノール」って書いてあるのですぐにわかると思うので確認してください。

また、オーガニック系で精油などが入っていると刺激になるかもしれません。

 

日焼け止めを使うと乾燥やブツブツができる原因

紫外線吸収剤とは日焼け止めを使うと、肌が乾燥したりブツブツができたりなど反応してしまうこともありますよね。

この乾燥も先ほどの紫外線吸収剤が発する熱が原因で、肌の乾燥を引き起こしてしまう可能性もあります。

また、アルコールにも同じく乾燥を助長させる可能性があるので、やっぱり敏感肌の人は避けたいわけです。

ブツブツができたりするのも肌荒れしているのかもしれませんし、日焼け止めの成分があっていないかもしれませんね。

乾燥やブツブツができる人のための日焼け止め選び

じゃあ乾燥したりブツブツができたり、肌荒れするような敏感肌の人はどんな日焼け止めを選んだらいいのか。

それには5つのポイントがあって、

  1. 紫外線吸収剤不使用かどうか
  2. アルコールや香料などが含まれていない低刺激の日焼け止め
  3. お湯や石鹸で落とせる(クレンジング不要)日焼け止め
  4. 日焼け止めが強すぎないか(SPF/PA)
  5. 保湿成分(ヒアルロン酸など)が含まれているか

こういった点に注意して選んでもらうと、肌に刺激の少ない日焼け止めが使えるようになると思います。

その中でも大切なのが

紫外線吸収剤不使用かどうか。

ここに注目してほしいんですね。

 

紫外線吸収剤と乾燥やブツブツについて

紫外線吸収剤というのは簡単に説明すると、

紫外線を吸収して肌にダメージが行かないように、身代わりになってくれる成分のこと。

とても頼もしい存在なんです。

ただ、この紫外線吸収剤が紫外線を吸収するときに化学反応を起こして熱を出すんですね。

 

肌には感じないほどの熱ですが、敏感肌の人はそれを感じ取ってしまうことがあります。

また成分自体がどんどん変性していってしまうので、それも肌への刺激となって乾燥やブツブツを引き起こす可能性があります。

だから、この紫外線吸収剤が含まれているかどうかがポイントとなってくるわけです。

 

そこで紫外線吸収剤が含まれていない日焼け止めには

  • 紫外線吸収剤不使用
  • 紫外線吸収剤フリー
  • ノンケミカル

このようにパッケージに記載されていて、紫外線吸収剤が含まれてません。

こういう日焼け止めはわりと敏感肌の人にも優しい仕様となっているので、選びやすくなるのです。

 

また、最近では紫外線吸収剤が含まれているものでも、

紫外線吸収剤をコーティング!

などと、成分をコーティングして肌に触れないようにする技術を使う日焼け止めもあります。

簡単に説明するとこのような感じですが、もうちょっと詳しく知りたい人はこちらのページも読んでみましょう。

参考ページ

紫外線吸収剤の成分とは?原理やメカニズムから肌荒れなど肌に悪い?

 

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2つの成分の比較もしているので、よりわかりやすくなりますよ。

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敏感肌のための低刺激の日焼け止め

乾燥やブツブツができやすい人が選びたいオススメの日焼け止めは、なるべく肌に刺激の少ないもの。

そこで先ほどもあったようにアルコールや香料などが含まれていると、それが敏感肌だと刺激になることもあります。

パッケージにも書かれていると思いますが

「無香料」「無着色」「無添加」「無鉱物油」「低刺激」「アルコールフリー」「防腐剤フリー」

こういった表記があると安心感の高い日焼け止めを選びやすいと思います。

 

お湯や石鹸で落とせる(クレンジング不要)日焼け止め

日焼け止め 日常

日焼け止めを必要としないとき、例えば「一日が終わって夕方家に帰ってきたとき」は、日焼け止めは落としてしまった方が肌には優しいです。

紫外線が何時くらいまで多く降り注いでいるのかを、こちらのページでまとめてますが、

参考ページ

紫外線量ピークは夕方何時まで?朝昼夜の一日の時間帯別での推移は?

 

だいたい14~15時まで気を付けていれば、それ以降の時間はかなり弱まっています。

やっぱり日焼け止めをずっと塗り続けたままでは肌に悪いので、夕方16時以降だとあまり必要ではありません。

だからもう日焼け止めを落としてしまった方がいいんですね。

 

その日焼け止めもやはりしっかりと落とさないと、残ったまま寝たりすると肌の刺激になります。

クレンジングが必要になってくると肌に負担を与えることが多く、必要な皮脂まで落としてしまうので肌の乾燥につながる恐れがあります。

日焼け止めの中にはクレンジングが必要になる(ウォータープルーフタイプに多い)物もあるので、パッケージに

  • お湯で落とせる
  • 石鹸で落とせる
  • クレンジング不要

などと書かれている日焼け止めを選びましょう。

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日焼け止めが強すぎないか(SPF/PA)

日焼け止めの強さはSPFやPAで表されますが、この数値が強いとその分紫外線から身を守る強さも高くなります。

でも、それは同時に肌への負担にもつながりやすいので、ちょっと外出する程度でそこまで強い日焼け止めは必要ありません。

具体的な数値だと

SPF15~SPF30
PA++~PA+++

このあたりでしょうか。

 

実は日焼け止めの強さを表す「SPF」ですが、SPF15を境に、SPF50との紫外線遮蔽率(ブロック率)の差はほとんどないと考えられています。

SPF15で紫外線遮蔽率は94%
SPF30で紫外線遮蔽率は97%

ですので普段ちょっと出かける程度であれば、SPF15や20くらいのもので十分だということです。

もっと長時間スポーツをしたり山登りをするなどの場合は、SPFも強めのものがいいと思います。

ただ、敏感肌や子供はちょっと弱めの日焼け止めをこまめに塗る方が、肌には優しい方法でしょう。

 

保湿成分(ヒアルロン酸など)が含まれているか

夏場の強い日差しを浴びていると、喉がすごく乾いてきますよね。

汗が出て体の水分が奪われるので、水分補給をしておかないと熱中症にかかってしまう危険もあります。

これは肌でも同じく水分が奪われ、乾燥の方向に進んでしまいます。

 

肌が乾燥すると感覚も敏感になり、余計にかゆみや肌荒れも進んでしまうので、日焼け止めの中に保湿成分があるとその乾燥も和らげてくれます。

保湿に役立つ成分にもいろいろありますが、

ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、アロエエキス、ホホバオイル

 

こういった成分が含まれる日焼け止めだと安心感も高まりますね。

乾燥やブツブツにつながらないように、肌に優しい成分を選ぶことが大切なんじゃないでしょうか。

これも日焼け止めを使ったら目の痛みの原因につながる部分でもあると思います。

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乾燥やブツブツを防ぐ日焼け止めの使い方とは?

さて、この日焼け止めの使い方ですが、まずは肌に優しい日焼け止め選びが大切ですね。

上で見てもらったように、紫外線吸収剤やアルコールといった部分を見て、肌に優しい日焼け止めを選んでもらえたらと思います。

そして、しっかりと日焼け止めを使うには、

  • 塗り方
  • 落とし方

というのがやっぱり大切になってくるんですね。

しっかり塗れていないと日焼け止めのムラができて、その間から紫外線にやられてしまいます。

また、必要ない時にはしっかり日焼け止めを落とさないと、やはり日焼け止めは肌には刺激となる成分があるので肌荒れやブツブツにつながってしまいます。

夜に残ったまま寝てしまうと、肌のターンオーバーがしっかりできなかったり、ニキビの原因にもなってしまうからです。

 

日焼け止めの塗り方と落とし方

日焼け止めの塗り方や落とし方が悪いと、これも肌への影響は大きくなります。

特に「日焼け止めの落とし方」をしっかりしていないと、日焼け止めが残ったまま寝てしまうことになります。

日焼け止めを付けたまま寝ることは、しっかりと肌が回復しないままになってしまうので肌荒れにもつながりやすいです。

日焼け止めの中にも多かれ少なかれ油分が含まれているものが多いです。

その油分はニキビなどの原因にもつながりかねません。

これは化粧品でも同じようなことが言えます。

 

そして日焼け止めを落とした後も、肌はダメージを受けています。

その肌のケアもしっかりとしてあげないといけないわけなんですね。

そんな日焼け止めの塗り方や落とし方にもポイントがあって、まずは日焼け止めを使う前に抑えて欲しい項目なんですね。

その日焼け止めの塗り方、落とし方についてはそれぞれ別のページでまとめてます。

参考ページ

日焼け止めの顔への正しい塗り方や順番は?塗り直しのコツは?
日焼け止めは石鹸で落ちる?クレンジングなどの正しい落とし方とは?

 

これは必ず役に立つので、確認の意味でも一度読んでみてください。

 

あとがき

日焼け止めを使うと目が痛いのはどうしてなのか。

また乾燥やブツブツを招くような日焼け止めの成分や使い方の注意点などまとめましたがいかがでしたか。

日焼け止めを使って何かトラブルが起こった時は、日焼け止め自体が悪いのか使い方なのか関係してきます。

ただ、やっぱりそんな皮膚の異常があった場合はすぐに使用するのはやめて、専門の医師に診てもらった方が安心です。

無理に使い続けて悪化するようなことだけはやめてくださいね。

 

そんな肌が敏感な人には、

敏感肌の人のための日焼け止め

というのがあると嬉しいと思います。

そんな肌に優しい日焼け止めについての様々な商品を、こちらのページでまとめました。

参考ページ

敏感肌に優しい日焼け止めを選ぶオススメの5つのポイントとは?

 

アレルギーテストなども行っているような日焼け止めもあって参考になると思うので、ぜひこちらもご覧になって下さい。

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