夏は日焼け止めを塗って、しっかりと紫外線対策をしていきたいと考えているのに、
日焼け止めを塗ると肌荒れする。
紫外線対策の前にこんな悩みがあると、なかなか日焼け止めを積極的に使えなくなってしまいます。
じゃあどうして日焼け止めで肌が荒れたりピリピリするのかというと、それにもいろんな原因が考えられて、
肌が敏感に反応しすぎていたり、成分が肌に合わなかったり、使い方が悪かったり…。
など、人によっても合う合わないという事もあるので難しく感じます。
でも、いくつか肌荒れのポイントをあげると、そのどれかに当てはまっていることも多いのですね。
そこで今回は、
日焼け止めで肌荒れする原因はいったい何なのか。
日焼け止めの落とし方や塗り方で起こる肌荒れ。
また紫外線吸収剤や紫外線散乱剤の日焼け止めを比較して、肌に悪い成分やアレルギーの問題などまとめました。
もくじ
日焼け止めで肌荒れする原因とは?
日焼け止めを塗ると肌荒れしたり赤くなったり、痒くなったりしたことはないでしょうか。
いったいどうして日焼け止めを塗ると肌荒れするのか?
ちょっとその原因が気になりますよね。
そんな日焼け止めによる肌荒れですが、その大きな原因には3つのことが考えられています。
それが
- 敏感肌や乾燥肌で反応しやすい
- 日焼け止めの成分が肌に影響している
- 日焼け止めの塗り方や落とし方が悪い
こういった事ですね。
では、それぞれどういうことなのか順番に見ていきましょう。
敏感肌や乾燥肌で反応しやすい
肌の状態が敏感肌や乾燥肌の人は、異物や刺激に対して肌が敏感になってしまいます。
そうすると肌荒れにもつながってしまうのですね。
やっぱり日焼け止めもいろんな成分が含まれた異物ですので、それを肌が敏感にキャッチして反応してしまうことがあります。
日焼け止めの肌荒れは肌に悪い成分が原因?
日焼け止めには様々な成分が含まれています。
特に日焼け止めの主な成分である
- 紫外線吸収剤
- 紫外線散乱剤
このどちらの日焼け止めを使うかでも大きく変わってきます。
この二つの成分では、紫外線吸収剤を使っている日焼け止めの方が肌への刺激が強い傾向があって、肌荒れの原因とも言われますね。

とも言われることがありますが、いったいどんな成分なのでしょうか?
日焼け止めの紫外線吸収剤は肌に悪い?
紫外線吸収剤というのは簡単に説明すると、
紫外線を吸収して肌にダメージが行かないように、身代わりになってくれる成分のこと。
とても頼もしい存在なんです。
ただ、この紫外線吸収剤が紫外線を吸収するときに化学反応を起こして熱を出すんですね。
肌には感じないほどの熱ですが、敏感肌の人はそれを感じ取ってしまうことがあります。
また成分自体がどんどん変性していってしまうので、それも肌への刺激となって、肌荒れやかゆみの原因になることもあるわけです。
だから、日焼け止めで肌荒れの悩みが出る人は、この紫外線吸収剤が含まれているかどうかがポイントとなってくるわけです。
そこで紫外線吸収剤が含まれていない日焼け止めには
- 紫外線吸収剤不使用
- 紫外線吸収剤フリー
- ノンケミカル
このようにパッケージに記載されています。
こういう日焼け止めはわりと敏感肌の人にも優しい仕様となっているので、選びやすくなるのです。
また、最近では紫外線吸収剤が含まれているものでも、
などと、成分をコーティングして肌に触れないようにする技術を使う日焼け止めもあります。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2つの成分の比較もしているので、よりわかりやすくなりますよ。
肌荒れしやすい日焼け止めの成分
肌荒れしやすい人が選びたいオススメの日焼け止めは、なるべく肌に刺激の少ない成分で作られたもの。
そこでアルコールや香料などが含まれていると、それが敏感肌だと刺激になって肌に悪いこともあります。
パッケージにも書かれていると思いますが
「無香料」「無着色」「無添加」「無鉱物油」「低刺激」「アルコールフリー」「防腐剤フリー」
こういった表記があると安心感の高い日焼け止めを選びやすいと思います。
他にも敏感肌で日焼け止めで肌荒れしやすい人は、
というのを選んで欲しいんですね。
5つのポイントに絞って解説して、具体的な商品も一緒に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
日焼け止めの塗り方や落とし方が悪い
日焼け止めの塗り方や落とし方が悪いと、これも肌への影響は大きくなります。
特に「日焼け止めの落とし方」をしっかりしていないと、日焼け止めが残ったまま寝てしまうことになります。
日焼け止めを付けたまま寝ることは、しっかりと肌が回復しないままになってしまうので肌荒れにもつながりやすいです。
日焼け止めの中にも多かれ少なかれ油分が含まれているものが多いです。

これは化粧品でも同じようなことが言えます。
そして日焼け止めを落とした後も、肌はダメージを受けています。
その肌のケアもしっかりとしてあげないといけないわけなんですね。
そんな日焼け止めの塗り方や落とし方にもポイントがあって、まずは日焼け止めを使う前に抑えて欲しい項目なんですね。
その日焼け止めの塗り方、落とし方についてはそれぞれ別のページでまとめてます。
参考ページ日焼け止めの顔への正しい塗り方や順番は?塗り直しのコツは?
日焼け止めは石鹸で落ちる?クレンジングなどの正しい落とし方とは?
これは必ず役に立つので、確認の意味でも一度読んでみてください。
日焼け止めの期限切れ
実は日焼け止めにも使用期限というものがあります。
それはパッケージを見てもなかなかわからないのですが、その日焼け止めが使えるかどうかは「開封か未開封か」でも変わってきます。
また、その保存状態などでもかなり違ってくるんですね。