加湿器も絶対に必要なわけではなく、
- どんなメリットデメリットがあるのか。
- 加湿器に何をして欲しいのか。
これがしっかりわかっていないと、買っても意味がないかもしれません。
何となく買って使ってみると
こう感じて使わなくなる人も多いようです。
そんな加湿器に期待できる効果は、
- 喉や鼻を乾燥から守る
- 乾燥肌に関する美容面
- 病気の予防
こんな大きな意味を持っています。
この効果をあなたがどれくらい意味があるかを感じることで、加湿器の必要性も分かれてきますね。
そこで今回は、この説明をした上で、
加湿器はどんな人に必要なのか?
という事を見つけたいと思います。
また、
という人のために、「加湿器の代用」をいくつか提案していきますね。
加湿器のいろんなことがわかって面白いので、ぜひ最後までご覧ください。
加湿器の必要性は?
冬場は乾燥が気になるので、加湿器の購入を考える人も多いですよね。
でも、実際に購入しようとしたら、
- 結構値段が高い
- 手入れがメンドクサそう
- 種類が多すぎてイヤになった
などなど、いろいろ問題が見えてきて
こんなふうに、あらためて必要性を考えてしまうかもしれません。
そもそも加湿器がどうして必要なのか、そのメリットを考えるとわかりやすくなるので、ここで加湿器のメリットとデメリットをまとめてみました。
加湿器のメリット
- 湿度を上げることが簡単
- 湿度の管理ができる
- 鼻や喉の乾燥を防止する
- 乾燥肌を守る
- インフルエンザウイルスの活動を抑えることができる
- ホコリが舞いやすくなることを防ぐ
- 静電気の発生防止
人によっては他にも飼育するペットのためだとか、植物の生育に必要だったりすることもあります。
特にエアコン暖房で部屋を管理している人は、湿度の低下が大きいと感じる人も多いと思います。
そういった時に加湿器があると、湿度を上げやすいし管理もしやすいです。
鼻や喉が乾燥して痛みがあったり、乾燥肌で粉をふくなどの体の不調にも対策ができます。
また、インフルエンザウイルスの活動を妨げることもできます。
インフルエンザウイルスは
この2つの条件が揃うと、ほとんどその活動を抑えることができるので、予防に大きく役立ちますね。
加湿器は部屋の湿度コントロールに、すごく便利だということですね。
加湿器のデメリット
- カビ・結露・ダニが発生する危険
- 掃除や手入れが面倒
- コストがかかる
- 火傷の危険がある種類も。
- 石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターを使用してるときには過加湿になりやすい。
メリットもたくさんありましたが、その一方でデメリットも多いですね。
湿度が上がるということは、カビや結露が発生する危険も出てきます。
加湿器で湿度管理はできても、部屋の状態を見て過加湿になっていないか確認はしないといけません。
冬場なのでそこまで心配もいらないと思いますが「室温25℃以上、湿度60%以上」このくらいがラインです。
あとは、掃除が面倒だったり電気代が高い加湿器もあります。
このような必要があると考えておくとわかりやすいですね。
また、加湿器には主に4つの方式があり、それによっても特徴が全然違うので選ぶのに迷ってしまいます。
そこで、その種類別での特徴の違いを別のページでまとめました。
電気代や手入れの違い、安全性などいろんな角度からわかりやすくまとめたので、ぜひこちらも読んでください。
参考ページ加湿器の方式の違いとは?種類別メリット・デメリットの比較おすすめ
加湿器の意味は?乾燥肌や喉、美容にも関係ある?
加湿器は空気が乾燥している時に使うものなので、部屋に加湿源があると過加湿になってしまうことがあります。
たとえば、先ほどのデメリットにもあるように、
- 石油ストーブ
- 石油ファンヒーター
- ガスファンヒーター
これらの暖房器具を使う際には、燃料に石油やガスを使います。
だから、暖房もされるし加湿もされる暖房器具なので、ちょっとした加湿器の代わりにもなるんです。
そうなると加湿器の意味は薄くなるので、必要なくなってしまいます。
黙々と加湿をしてくれるだけなので、換気して湿度を抑えたりしないと結露やカビの原因にもなってしまうので注意が必要です。
他にも、観葉植物や水槽があったりすると、それも加湿源となってくれる場合があります。
加湿器を購入して意味があるか、最初に考えておかないといけませんね。
加湿器と乾燥肌や喉、美容の効果とは?
部屋が乾燥していると、喉や鼻の粘膜が乾燥して痛くなったり、乾燥肌で粉が吹いてしまう人も多いですよね。
そんな時は部屋の湿度を上げることで潤いを取り戻し、喉の痛みを抑えることができます。
すると侵入した風邪やインフルエンザのウイルスに感染しやすくなったり、ウイルス活動を活発にさせたりなど良いことがありません。
また、冬場に多いのが乾燥肌です。
実は、湿度が50~60%よりも下回ってくると、徐々に乾燥肌の影響が出てくると言われています。
夏場は湿度が高めなのであまり感じませんが、冬場になると湿度が20~30%といったことも多いので、乾燥肌対策が必要になるわけですね。
乾燥肌になると、肌のバリア機能が失われていくので外部の刺激に弱くなったりかゆくなったり、ひび割れしたり肌荒れがキツくなったりします。
また、皮膚が粉状になって周りに落ちたりすると、部屋も汚れるしいろいろ大変なことも多いです。
乾燥肌の人には、冬場の加湿器は特に必要性が高いんじゃないでしょうか。
乾燥肌や敏感肌のお悩みに
冬場の乾燥肌や手荒れがひどくて、ニベアなどの保湿クリームを使ってる人も多いですよね。
私も冬場は乾燥しがちなので、ニベアとワセリンもたまに使ってます。
乾燥肌が気になる人の中には
- 乾燥肌で肌が敏感になった
- 敏感肌にもうまく合うものがない
- 顔にも使えるものがほしい
- 市販のクリームなどはあまり効果が感じられなかった
- 子供が乾燥肌でつらそう
- 子供がステロイド剤の塗り薬を使用しないと対処しきれない
- 病院ではステロイド系の薬が処方されるけど安全面で使いづらい
- 病院の薬を塗っても一時的には落ち着くだけで、塗るのをやめると再びかゆみが繰り返す。
など、特に冬場は皮膚の問題で悩みが多いですよね。
健康な肌なら何でもないような刺激でも、乾燥肌だとすぐに反応してしまうので、何度も掻いてしまったりして湿疹や皮膚炎反応が止まりません。
だから一般的な保湿クリームなどの
これでは、根本的な解決にはならないんです。
そこで、肌の基底層にまで浸透して、肌の奥から水分を保つ力を持ってもらうということで
アトピスマイルクリーム
という、お米から作られた保湿クリームがものすごい人気となっています。
「報道ステーションSunday」などの番組でも取り上げられて、
こんな医薬部外品有効成分が含まれているクリームなんですね。
※1 医薬部外品の効能・効果/皮膚水分保持能の改善
ステロイドやカゼインなどは使っておらず、無香料・無着色で安全性が高いので、赤ちゃんからお年寄りまで使えるというくらい優しいんです。
もし、いろいろ考えたり試したけど、
- 市販のクリームがイマイチ効果を実感できなかった人
- いつも肌を掻いてしまう子供
- おばあちゃんの肌がいつもガサガサ
- 保湿と言ったら化粧品ばかりで、イマイチ情報がピンとこなかった男性
いろんな人に幅広く使えるので、一度試してみてはどうでしょうか。
加湿器の代用品には何がある?
加湿器はあればいいけど、そこまで必要だと思わないと人も多いですよね。
そこで加湿器の代用品があれば、わざわざ購入する必要もありません。
ということですが、代用の基本的なものの形は、
自然に任せた加湿
というものが多くなります。
また、加湿器のように湿度管理も難しいので、結露やカビなどの発生にも注意が必要になります。
そういったことをわかった上で、加湿器の代用になりそうなものをピックアップしてみました。
加湿器の代用になりそうなもの
- やかん、湯沸かし器でお湯を沸騰させる
- タオルを部屋に干す
- 洗濯物を干す
- 浴槽にお湯をため浴室のドアを開ける
- 霧吹きを使う
- フローリングを水拭きする
- 観葉植物を置く
- 熱帯魚などの水槽の蓋を開ける
- マスクをする
- 加湿器を自作する
- 石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターを使う
このような感じでしょうか。
いろいろとできる事があるので、簡単に説明していきますね。
やかん、湯沸かし器でお湯を沸騰させる
直接的な、一番わかりやすい方法じゃないでしょうか。
ただ、部屋に湯を沸かす準備がないとできませんが、ケトルなどがあれば電気を使うので部屋でもできます。
石油ストーブの上に置くのが一番イメージしやすいですね。
タオルを部屋に干す
濡らしたタオルを絞ってハンガーなどにつるして、部屋に干しておくことで加湿器の代用になります。
ただ、小さなタオルだとすぐに乾くし、数が少ないと効果もそこまで大きくありません。
こまめな交換も必要になりそうです。
洗濯物を干す
タオルを干すこととほぼ同じですが、外に干さずに部屋干しして加湿器の代用にするわけです。
こちらは洗濯物が乾ききったら終了なので、いつまでもというわけにはいきませんが、一石二鳥にはなります。
浴槽にお湯をため浴室のドアを開ける
浴槽と部屋が近いことが前提になりますが、浴槽を開けっ放しでお風呂を沸かして、その湯気を部屋に持ってこようという作戦です。
ただ、時間や部屋の作りが限定されますし、お風呂の時だけになるのであまり実用的ではないかもしれません。
霧吹きを使う
霧吹きを使って部屋の加湿をする、かなり直接的なアプローチです。
ファブリーズなどを使うと消臭と加湿ができますが、霧吹きによる加湿はあまり量を使えないことです。
量が多くなると床がびちゃびちゃになるし、ベッド上などでは量を使うことは難しいですね。
ただ、床がちょっと水でぬれても掃除すれば一石二鳥になるので、そのまま次の項目にうつります。
フローリングを水拭きする
霧吹きである程度部屋を加湿したら、そのままフローリングの床拭きに入っていくことで、加湿器の代用と掃除が両方できる素晴らしいアイデアです。
ただし、畳の上ではちょっと難しくなることと、霧吹きをするときは下が濡れてもいい場合になります。
また、そのまま窓拭きや拭き掃除を一緒にすると部屋が潤うと思います。
観葉植物を置く
観葉植物の葉からは、微量ながら水分が蒸発しています。
葉の大きいものならその効果が高まるので、部屋に観葉植物を置くことで加湿器の代用にもなり、インテリアやリラックス効果なども期待できます。
ただ、観葉植物の手入れも必要になってくるので、その辺りも考えて取り入れてみましょう。
熱帯魚などの水槽の蓋を開ける
加湿器の代用の為だけに水槽を買うなんてことはあり得ませんが、もし部屋に熱帯魚などを飼っているのなら、それが加湿器の代用になります。
マスクをする
乾燥肌対策には難しく、喉の痛みや鼻の粘膜を守ることに限られますが、かなり効果は期待できます。
また、外での乾燥対策にもかなり有効ですし、ウイルスなどから体を守る意味でも重要です。
部屋の中でのマスクはちょっと違和感がありますが、喉の痛みが激しいなどの時はつけておくといいですね。
また、外出先で喉を潤すという意味では、こんなアイテムもあります。
【ポケットタイプ吸入器EW-KA30】
もし必要ならこういったものも役立ってくれるでしょう。
加湿器を自作する
自作で加湿器を作ると言っても機械を組むわけではなく、先ほどのタオルで加湿器の代用したようなことです。
ものすごく簡単な作りは、
これを机に置いたりして加湿器代わりにします。
大きなものにするなら、洗面器に水を張って、そこにタオルを上から吊るすなどができますね。
こういう加湿器の代用を自作でできますが、実際に似たような商品も販売されています。
【ちょこっとオアシス】
仕事場の机に置いておいたりしても、見栄えも悪くなく良いですね。
石油ストーブなどを使う
- 石油ストーブ
- 石油ファンヒーター
- ガスファンヒーター
先ほどもも触れましたが、この暖房器具では二酸化炭素と水が発生します。
だから、この暖房器具を使っていると加湿器の代わりになるので、エアコンなど電気を使うものではなく、あえてこちらを選ぶ人もいます。
暖房も加湿も両方行えて、しかも特に加湿の準備はいらないので楽です。
もし、これらの暖房が気になる人は、それぞれ詳しくまとめた記事があるので、そちらも参考にしてくださいね。
参考ページ石油ストーブの特徴は?
石油ファンヒーターの特徴は?
ガスファンヒーターの特徴は?
加湿器の代用にはたくさん方法がありますが、あなたの生活環境に合った方法でいろいろ試してみてください。
それぞれの加湿器で電気代やお手入れ、加湿能力など特徴があるので、どれを選べばいいのか難しいですよね。
そこで加湿器の方式の違いや、それぞれのメリット・デメリットなど加湿器についての記事をこちらにまとめています。
ぜひ、こちらも参考にしてください。
あとがき
加湿器が必要だと感じる人は、どんなことを期待するのか。
また喉の痛みや乾燥肌など、体の不調や美容で加湿器に意味はあるのか。
そして加湿器の代用になるものや方法には、いったいどんな事があるのかをまとめましたがいかがでしたか。
加湿器も絶対に必要なわけではなく、
- どんなメリットデメリットがあるか
- 何をして欲しいのか
これがしっかりわかっていないと、買っても意味がないかもしれません。
何となく買って、使い始めてから
なんてことにならないよう、しっかりと考えたうえで購入してくださいね。
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