加湿器の効果がないのは置き方や使い方のせい?喉や肌を潤すポイント

加湿器 効果ない

加湿器を使っても、求めている効果がないと感じる人も多いようです。

そもそも加湿器に求める効果って、

乾燥した部屋の湿度を上げる

まずはコレですよね。

ここから

  • 喉や鼻の粘膜の乾燥から守る
  • 乾燥肌に関する美容面
  • 病気の予防

こんな期待があるので加湿器を使うわけですが、その加湿がうまくいかないことって実は結構ある事なんです。

だから、加湿器の効果的な使い方や置き方、もっとさかのぼると、購入する前から間違った買い方をしているのかもしれません。

そこで今回は、

  • 加湿器の効果を感じるための、上手な加湿器の選び方
  • 加湿器の効果的な使い方や置き方
  • 加湿器の喉や肌を潤す効果

これらの3つのポイントを中心にまとめてみました。

加湿器なんてに効果がない!といった残念な結果に終わらないためにも、ぜひ最後まで読んで下さい。

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加湿器の効果がないと感じる原因は?

せっかく購入した加湿器も、使っていてもあまり効果がないと感じるときってありますよね。

なんか思ってたのと違う・・・。

となって、知らない間に使わなくなってしまうかもしれません。

そうなるともったいないので、加湿器も効果的な使い方というのが必要になるわけです。

 

ただ、加湿器の効果がないと感じる原因にはいくつかあり、

  • 部屋の大きさと加湿能力があっていなかった。
  • 加湿器の方式が合ってない
  • 置き方が良くなかった。

こういう部分で合っていなかったかもしれません。

部屋の大きさと加湿能力の関係や加湿方式は、購入前には知っておかないと買いなおすことになります。

置き方についてはその日からでも行けますが、加湿器を使う前から少し知識は必要になります。

 

そんな加湿器の効果がないと思っている人にまず見てもらいたいのが、

部屋の大きさと加湿能力について
極端な話ですが、14畳の部屋に卓上加湿器を使ってもあまり効果がないと感じるのは当たり前ですよね。

では、だいたい加湿能力と部屋の広さの関係は、どのくらいなのかまとめました。

 

加湿器の加湿能力と適用床面積

加湿能力和室洋室
300ml/h5畳8畳
400ml/h7畳11畳
500ml/h8.5畳14畳
600ml/h10畳17畳
700ml/h11畳18畳
800ml/h13.5畳22畳
1000ml/h17畳28畳
加湿能力

室温20℃で湿度30%の時に1時間あたりで放出できる水分量

適用床面積

室温20℃において、湿度60%を維持できる部屋の大きさの目安

このようになっています。

 

和室は湿気が逃げやすいので、洋室に比べて適用床面積が小さくなります。

だから、使いたい部屋の大きさをまず見ますが、その部屋の室温が20℃くらいないと、加湿器は十分な効果が発揮できません。

部屋の暖房ということも、ちょっと考えておかないといけないんですね。

一応の目安としては

300ml/h:個室
500ml/h:リビングや居間
700ml/h:客間、リビングや台所
900ml/h:オフィス

加湿能力と使う部屋の広さは、このくらいのイメージでいいと思います。

ただし、

  • エアコン暖房していると乾燥しやすい
  • 天井が高い、吹き抜けがあると加湿に時間がかかる
  • 部屋の広さが適用床面積の境目

こういう場合は、少し大きな加湿器を選ぶ方がいいです。

「大は小を兼ねる」なので、小さめの加湿器を買って加湿できないと後悔するなら、大きめの加湿器を選んだ方が安心ですね。

また、加湿器も湿度を設定できるので、それに合わせていれば大きく加湿することはありません。

大きいから加湿しすぎるんじゃないの?

といった心配はないので、少し大きめの方が効果を実感しやすいです。

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加湿器の方式が合わない場合とは?

スチーム式加湿器 電気代

加湿器の加湿能力と適用床面積を見てきましたが、やはり部屋の温度が20℃ほどあっての話なので、加湿には室温が大切です。

でも、部屋の暖房はコタツや電気毛布だけの人もいますよね。

そうなると「体は暖かくなるけど、室温は低いまま」といった状態で、部屋の加湿が厳しい場合もあります。

そういう時に気化式や超音波式の加湿器を使っていると、なかなか加湿がうまく進まないこともあります。

これは加湿方式の違いで、気化式や超音波式は自然気化に任せる部分が大きいので、室温が低いと飽和水蒸気量が低いため加湿が進みません。

冬に外で洗濯物を干しても、なかなか乾かないのと同じようなことですね。

 

やはりどうしても温度が必要で、室温が大きく関係します。

そこで登場するのは、スチーム式やハイブリッド式です。

これらはヒーターを使って加熱し熱を加えているので、パワーが強いです。

特にスチーム式のポット型とかは、

やかんでお湯を沸かして、その沸騰した蒸気で加湿するようなもの

なので、室温の低さに左右されにくくなります。

 

加湿器と暖房器具と電気代のお話

例えばですが、

なんて言うようなことで、何とかうまい方法はないものかと探る人もいるかもしれません。

そういう場合には、

この3種類がオススメです。

というのも、石油やガスの燃焼の際には二酸化炭素と水が発生し、暖房加湿が両方できます。

石油ストーブならやかんでお湯を沸かせば、さらなる加湿も可能です。

灯油とかガスって燃費悪いんじゃないの?

と感じる人も多いと思いますが、実はエアコン暖房とそう変わりない場合もあります。(灯油やガスは時期や契約内容によって料金幅が広いため)

もし気になる人は、こちらの記事で燃費についてまとめています。

参考ページ

暖房器具の電気代比較ランキング!コスト節約の安い種類はこれだ!

家電量販店で販売されている種類はある程度抑えているので、ぜひ参考に。

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加湿器の効果的な置き方や使い方は?

超音波加湿器 白い粉

もう一つ、加湿器の効果がないと感じてしまう原因に、

加湿器の置き方や使い方

というポイントがあります。

実は、加湿器は置き場所によっても、効果がなかなか実感されない場合があるんですね。

例えば、

窓際や部屋の端っこ

窓際や部屋の端では、加湿器から出る蒸気の方向が限定されてしまうため、周辺にたくさん溜まってしまいます。

そうなると加湿器は、

こんな誤作動を起こし、部屋全体がうまく加湿されない可能性があります。

他にも加湿器の置き方についてはポイントがたくさんあるので、それをまとめたのが次のようになります。

 

加湿器の効果的な置き場所

  1. 部屋の真ん中あたりの場所
  2. 床から70~100cm位の高さの場所
  3. 換気扇から遠い場所

特に気を付けたいのがこの3つです。

それとは逆に、加湿器の効果がないと感じやすい悪い置き場所が、

当然、先ほどの逆のことが多いのですが、それにプラスアルファしてダメな置き場所があります。

 

これらは、加湿器の効果がないと感じやすい場所に加えて、周辺の電子機器などを傷めたり結露の原因になったりするようなものも加えてます。

加湿器の効果がないと感じるくらいならまだいいですが、マイナスまで作ってしまいかねないので、置き場所や使い方には十分注意したいですね。

こちらの加湿器の置き方や使い方について、それぞれの詳しい内容はこちらでまとめています。

参考ページ

加湿器の置き場所で結露や水浸しになる?寝室で寝るときの位置は?

 

加湿器の効果的な使い方で見ておきたいポイントには、

などなど、ちょっとしたことで変わることもあります。

いろんな視点で加湿器の働きを見ていくと、

どれが良くてどれが悪いのか?

加湿器の使い方や置き方がわかってくるので、ぜひこちらも読んでみてください。

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加湿器の効果は肌や喉を潤してくれる?

加湿器と言えば、乾燥を防ぐといった大きな効果がありますが、

乾燥を防ぐことで、どんな効果を求めるのか? 乾燥を防ぐことで、どんな効果を求めるのか?

人それぞれありますよね。

例えば、

いろんな求める効果があります。

その中で、乾燥で喉が痛くなりやすかったり肌が乾燥して粉が吹くような人には、加湿器で乾燥を防ぐのはとても効果的です。

夏場は温度も高いですが湿度も高いので、乾燥による喉の痛みや肌の乾燥、肌荒れ、ひび割れといったことはなりにくいですよね。

でも冬場は湿度が20~30%など、乾燥し喉や鼻の粘膜が傷んだり肌の水分が失われやすくなります。

 

乾燥とウイルスの関係

インフルエンザ08

また、インフルエンザウイルスの活動を妨げることもできます。

インフルエンザウイルスは

温度20℃、湿度50%以上

この2つの条件が揃うと、ほとんどその活動を抑えることができるので、予防に大きく役立ちますね。

参考ページ

インフルエンザの感染力の強さは?家族にうつる感染期間や感染経路は?

加湿器は部屋の湿度コントロールに、すごく便利だということです。

これは風邪のウイルスにも似たようなことが言えるので、冬に風邪やインフルエンザが心配な人は加湿器の活用も考えるといいですね。

特に受験生のような、

この時期には絶対にインフルエンザにかかりたくない人

そういった人には加湿器があると安心度も増えると思います。

 

また、静電気というのも冬場によく起こりますが、これも実は湿度が関係しています。

体質もあるようですが、「湿度20%以下、温度25℃以下」という条件下で静電気が起こりやすくなるようなので、加湿器も役立ちますね。

セーターとかもよく静電気を帯びますが、加湿器で部屋の湿度をあげていたら可能性も下がってくると思います。

乾燥肌や敏感肌のお悩みに

冬場の乾燥肌や手荒れがひどくて、ニベアなどの保湿クリームを使ってる人も多いですよね。

私も冬場は乾燥しがちなので、ニベアとワセリンもたまに使ってます。

 

乾燥肌が気になる人の中には

など、特に冬場は皮膚の問題で悩みが多いですよね。

 

健康な肌なら何でもないような刺激でも、乾燥肌だとすぐに反応してしまうので、何度も掻いてしまったりして湿疹や皮膚炎反応が止まりません。

だから一般的な保湿クリームなどの

肌の表面を一時的に潤すだけのもの

これでは、根本的な解決にはならないんです。

根本から、「肌そのものが潤いを保つようなスキンケア」というのが重要になってくるわけですね。

そこで、肌の基底層にまで浸透して、肌の奥から水分を保つ力を持ってもらうということで

アトピスマイルクリーム

という、お米から作られた保湿クリームがものすごい人気となっています。



「報道ステーションSunday」などの番組でも取り上げられて、

日本で唯一、肌が本来持つ水分保持機能を*改善する効果が認められた。

こんな医薬部外品有効成分が含まれているクリームなんですね。

※1 医薬部外品の効能・効果/皮膚水分保持能の改善

ステロイドやカゼインなどは使っておらず無香料・無着色で安全性が高いので、赤ちゃんからお年寄りまで使えるというくらい優しいんです。

もし、いろいろ考えたり試したけど、

いろんな人に幅広く使えるので、一度試してみてはどうでしょうか。

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あとがき

加湿器の効果がないと感じるのは、

  1. 加湿能力
  2. 適用床面積
  3. 室温

こういった条件が色々と絡み合って、実感できる効果が得られなかったのかもしれません。

また、加湿器の効果的な置き方や使い方も大きく関係していきます。

だから加湿器は購入する前も購入した後も、効果が発揮できるポイントを見つけ使わないといけないんですね。

 

今回は加湿器の効果の面で見てきましたが、購入前には

心配や悩みが多いですよね。

そこで加湿器の方式の違いや、それぞれのメリット・デメリットを一つにまとめた記事を作りました。

かしこさのタネ
加湿器選びに迷ったらココ!性能比較や効果的な使い方も!
https://sk-utorix2.com/kasitu.html
電器屋さんに行って加湿器を買おうと思ったら、あまりにも種類が多くてどれがいいのかわからなくなっていないでしょうか?そんなあなたにピッタリの加湿器が選べるようにサポートします。加湿器には大きく分けて「スチーム式、気化式、超音波、ハイブリッド加湿器」の4種類がありますが、それぞれのメリットとデメリット。 電気代や本体値段が安いのは? 掃除が楽なのは? 性能が高いのは?などなど加湿器の特徴について比較し、わかりやすくまとめたページをたくさん用意しています。また、加湿器の掃除の仕方や効果的な使い方など...

ぜひ、こちらも参考にしてください。

 

 

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