加湿

加湿器の置き場所で結露や水浸しになる?寝室で寝るときの位置は?

加湿器 置き場所

加湿器の置き場所をちょっと見直すだけで、いろんな問題が解決する場合があります。

  • 加湿がうまくいかない。
  • 結露やカビが増えたようだ。
  • 床が水浸しになる。
もしこんな悩みがあったら、まずは加湿器の置く位置を考えてみましょう。

実は、うまく加湿器が働かない理由は置き場所や使い方が原因なことが多いです。

なぜかというと、

  • 空気の流れ
  • 蒸気の空気中での動き
  • 室温と湿度、外気温との関係
  • 加湿器の誤作動
  • 他の暖房器具との兼ね合い

などなど、ちょっとしたことで変わることもあるからなんです。

寝る時に寝室で使う人も多いですが、それも注意点があります。

いろいろな視点で加湿器の働きを見ていくと、けっこういろんな事がわかって面白いですよ。

ぜひ最後まで読んで、あなたの部屋のベストポジションを探しましょう!

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加湿器の置き場所で部屋にカビや結露ができる?

加湿器の置き場所なんてあまり考えていなかった人も、部屋の窓に結露ができたり、カビが増えたりすると、

加湿器を使ってから結露やカビが増えたな。

こう考えてしまいますよね。

 

実際に、加湿器を必要以上に動かし続けることで「過加湿」が起こり、空気中に含める水の量を超えてしまうことがあります。

そうなると逃げ場がないので、外気温との差が激しい窓に結露がビッシリ付いたり、カビがサッシに発生するなんてことも出ちゃいます。

じゃあ、加湿器動かすのやめようかな・・・

なんてことになると、今度は空気の乾燥が起こって、喉の痛みや乾燥肌などの問題が出てきてしまいますよね。

 

加湿器は湿度の管理もある程度大切ですが、それと同じくらい加湿器の置き場所も重要なんです。

実は「加湿器の置き場所」によって、いろんな問題が出てくるのです。

 

加湿器の置き場所で起こる問題

  • カビが生える
  • 結露ができる
  • ちゃんと加湿しない
  • 加湿にムラが起こる
  • 近くの物を水で傷める
  • 床がビチャビチャになる
  • 電子機器が壊れる
  • 息苦しくなる

加湿器の置き場所が悪いだけで、こういったいろんな問題が起こる可能性があるんですね。

 

じゃあ、いったいどの位置に加湿器を置くといいのか。

カビや結露ができやすい加湿器の位置ってどこなのか。

良い場所と悪い場所の両方とその理由について見ていきましょう。

良い加湿器の置き場所

  1. 部屋の真ん中あたりの場所
  2. 床から70~100cm位の高さの場所
  3. 換気扇から遠い場所

 

主に気を付けたいのがこの3つです。

部屋の真ん中に加湿器を置くのが理想ですが、窓際とかだとすぐに結露やカビができやすいからです。

壁際も壁紙を傷めたりしちゃいますよね。

そして真ん中付近に加湿器を置くと、加湿ムラが少なくなるので空気の潤いを実感しやすくなります。

攻めと守りを兼ね備えた位置ですね。

 

といっても、部屋の真ん中付近に物がいっぱいあると、それを傷めてしまう危険もあります。

だから、本当は真ん中付近が良いんですが、無理な場合は、

加湿器の周辺(最低30cm以上、上は1m)には、物を置かない

これを守って使いたいですね。

実は説明書にも載ってることなんですが、周りのものを変色させたり劣化させたりする危険があるからです。

 

加湿器置き場所01

ただし、商品によって

家具やカーテンなどから、1m以上離して加湿器を置く

という説明書きも多いです。

特に「超音波加湿器」を使う場合は、置く場所に注意が必要です。

詳しいことはこちらで。

参考ページ

超音波加湿器の仕組みや原理とは?メリットデメリットと白い粉の手入れ

 

加湿器には高さが必要

超音波加湿器 白い粉

加湿器の位置が

高さを70~100cm程度

となっていますが、これは加湿器が誤解しちゃうからなんですね。

加湿器から出る空気は当然水分を多く含んでるので、周りの空気より重くなります。

となると、どんどん下に流れるわけ。

すると床付近の湿度が高くなるので、床付近に加湿器を置いていると、

湿度が高くなったな、これで設定した湿度に到達したから抑えよう。

このようにセンサーが反応して加湿を抑えてしまう可能性があり、十分な加湿がされないケースがあります。

 

また、足元ばっかり潤って肝心の顔のあたりは湿度が上がっていない。

こんなことにもなってしまうと、喉や顔の乾燥のために加湿器を使っていたら全く意味ないですよね。

ですので、台やテーブルなどに乗せて使うことが大切なんですね。

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加湿器と空気の流れ

スチーム式加湿器 電気代

換気扇から遠い場所ということなんですが、せっかく加湿器から出た蒸気が換気扇を通じて外に出ていたら何の意味もありません。

だから、部屋の窓を開けて換気している時とかも全く意味ないですよね。

湿度の高くなった空気が外に逃げてしまわないよう、換気扇もですがドアのそばも良くない場合があります。

なので、エアコンを使うときとかと同じなんですが、

部屋に密閉性が必要

ということ。

効率の良い加湿をするために、置き場所は大切なんですね。

 

悪い加湿器の置き場所

  • 壁際・窓際
  • 電子機器のそば
  • エアコンの風が直接当たるところ
  • 暖房器具のそば

当然、先ほどの逆のことが多いのですが、それにプラスアルファしてダメな置き場所があります。

加湿器の周りに物がある位置は良くないですが、

特に電子機器の周りに置くのはNG

水分を含んだ空気が、パソコンやテレビ、レコーダーなど電子機器の劣化を招き故障の原因になります。

けっこう影響力が高いので、これは本当にダメです。

 

エアコンの風と加湿器の誤作動

冬場はエアコン暖房も一緒に使う人が多いですよね。

でも、エアコンの風が直接当たる場所に置くと、温度感知のセンサーが誤作動を起こしやすくなるようです。

私はあまり実感したことがなかったのですが、こういう話も出ていますね。

同じ理由で、ストーブなどの暖房器具の近くも良くないようです。

直射日光が当たることも避けておきたいですね。

 

これよりも問題なのが、

加湿器周辺が乾燥すること。

というのも、加湿器から出た蒸気がエアコンの風によってすぐにその場から無くなります。

すると、加湿器の周辺は乾燥したままですよね。

そうなると加湿器が勘違いして、

まだ全然加湿できてないなぁ。もっともっと加湿しないと。

となってしまい、過加湿の状態になってしまうことがよくあります。

このように加湿器を置く位置は、いろんな周りの状況が関係するのですね。

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加湿器の効果的な置き場所と使い方

超音波加湿器 使い方

加湿器を置く位置で、良い場所と悪い場所を見てきましたが、

加湿器を効果的な置き場所と使い方

ということでまとめたいと思います。

そのポイントはたったの1つ。

加湿器から出る蒸気を、空気に乗せて部屋中に循環させること。 加湿器から出る蒸気を、空気に乗せて部屋中に循環させること。

コレだけです。

そこでおすすめなのが、

エアコンの真下(風が当たらない所)に置く

ここに置いて、エアコンの風を利用して、部屋全体に暖かい空気と蒸気をいきわたらせようといった作戦ですね。

 

これはエアコンの風を有効に利用した方法です。

もし、エアコンの下に物があって厳しい時は、サーキュレーターを使うことでも代用できます。

ただし、その場合は加湿器に直接風はあてないように注意しましょう。

どちらも使っていないなら無理に合わせることはないので、良い位置に置くようにして下さいね。

 

加湿器で部屋が水浸しになるワケは?

加湿器を動かしてたら、

  • 窓が結露でビチャビチャ
  • 床が水浸し
  • 布団が全体的に濡れてる

こんな状況になった事がないですか?

いろいろ原因は考えられるのですが

  • 窓際付近で使っていたこと
  • 高さが足りない
  • 加湿のし過ぎ
  • 室温が低い
  • 石油ファンヒーター、ガスファンヒーターを使っていた。
  • 超音波加湿器の使用

こういったことで加湿器の水のトラブルが起きやすくなるんです。

 

先ほどの加湿器の置く位置でもふれたように、加湿器を窓際で使ったりすると、その蒸気が外気温によって冷やされて結露ができやすくなります。

すると部屋にカビが発生したりするし、家も傷んできます。

まず、窓際で使うのは避けたいですよね。

 

そして床が水浸しになったり、ふとんが全体的に濡れていたりなんてこともよくあります。

これは、高さの問題。

これも先ほどお話ししましたが、床付近にばっかり湿気が溜まって、床が濡れやすくなることが原因です。

 

そして、超音波加湿器の使用。

これもさっきちょっと触れましたが、超音波加湿器の原理は簡単に言うと、

霧吹きで加湿してるようなもの。

水をすごく細かくして風で飛ばしてるわけなので、空気中に飛んでる間に気化しないと床が水浸しになります。

たぶん、超音波式加湿器を使ったことがある人は、けっこう経験されてるんじゃないでしょうか。

詳しいことはこちらで触れてます。

参考ページ

超音波加湿器の仕組みや原理とは?メリットデメリットと白い粉の手入れ

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過加湿が原因の結露や水浸し

加湿器 結露

先ほど水浸しの原因に、

  • 加湿のし過ぎ
  • 室温が低い
  • 石油ファンヒーター、ガスファンヒーターを使っていた。

ということをピックアップしましたが、これにつながるのが、

過加湿

つまり加湿のし過ぎなんですが、空気中の水蒸気飽和量を超えてしまうと、もう逃げ場が無くなるんで、水滴になって現れるんですね。

それに関係するのが、

「室温の低さ」 「室温の低さ」

湿度には「温度」が大きく関係していて、温度が低いと空気は水分を含みにくくなります。

  • は温度が高く湿度も高い
  • は温度が低く湿度も低い

これは温度の高低が湿度に関係しているからですね。

だから、湿度を上げるには、室温を上げて空気が含むことができる水蒸気量を上げる必要があります。

だから室温が低いのに、加湿をガンガンするのが一番ダメなんですね。

 

石油ストーブやガスファンヒーターと加湿

石油ファンヒーターメリット

  • 石油ストーブ
  • 石油ファンヒーター
  • ガスファンヒーター

これらの暖房器具を使う際には、燃料に石油やガスを使います。

実は、この燃料が燃える際に二酸化炭素と水が発生するんですね。

だから、暖房もされるし加湿もされる暖房器具なので、ちょっとした加湿器の代わりにもなるんです。

そこにさらに加湿器を使ったら、加湿のし過ぎになりますよね。

そのあとの流れは、ここまで説明した通りなので、これらの暖房器具を使ってるときは注意しましょう。

 

これらに加えて、実は他にも

加湿器の役目を果たす代用品

というものがあります。

例えば、観葉植物があったりすると、葉っぱから水を発生するのでちょっとした加湿をしてくれます。

もし、部屋にそういうものがあると加湿のし過ぎになるかもしれません。

詳しくはこちらでもふれてるので、よかったら参考にどうぞ。

参考ページ

加湿器の必要性は?喉や乾燥肌、美容に意味がある?代用品はないの?

 

結露を防ぐには

加湿器を使っていると、結露に悩まされることがあると思います。

そんな時には、断熱シートや断熱カーテンなどを使うと抑えれる場合があります。

例えば、こういう断熱シートを使うと、部屋の温度が保ちやすくなるので結露の防止にもつながります。

部屋も温度が下がりにくく結露もできにくくなって一石二鳥ですね。

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加湿器は寝るとき寝室のどこに置く?

加湿器 寝るとき

加湿器は寝る時も使っている方が多いと思いますが、寝室のどこに置くのか迷ったことがないですか?

例えば、枕元の近くに置いたりする方がいるかもしれませんが、朝起きたら水浸しだったことありませんか?

先ほども触れましたが、過加湿になったり超音波式加湿器を使っていたりするとなりやすいです。

 

というのも、夜の寝る時って気温はどんどん下がっていきますよね。

朝起きたら、さぶ~い

ってなって、窓をみたら結露がビッシリ付いていることも多いです。

つまり、温度が下がって空気中に含める水の量が減ったから、結露となって表れたワケですよね。

そんな状態で、寝ている時も加湿器をガンガンつけてたら・・・

ましてや枕元とかに置いていると、顔がビチャビチャニなってしまうのですぐにやめましょう。

寝る時の加湿器の置く場所も、基本的にはこれまでの場所と変わりません。

 

寝る時の加湿器の扱いについて

加湿器 水浸し

寝る時にも加湿器を付けたい場合は、

  • 暖房もある程度しておく
  • タイマーをかける
  • スチーム式の加湿器を使う

このあたりを考えて使う感じですね。

オススメは、暖房に合わせて加湿器もタイマーセットしておくことが理想的でしょうか。

スチーム式を使う方法もありますが、環境によっては結局同じようなことになる可能性もあるので注意です。

ただ、暖房を切ると寒いという人もいると思います。

そんな時は「湯たんぽを使う」という手もあります。

 

湯たんぽは暖房器具の中でもちょっと特殊で、

  • 乾燥しにくい
  • 緩やかな温度低下がある

こんな特徴があって、肩や首のコリ、便秘の解消目的で使われることもあり意外といい暖房器具なんですね。

参考ページ

湯たんぽの効果や使い方は?低温やけどに気を付けたい温度設定は?

値段も安いですし、使ってみるとちょうどいいかもしれませんよ。

 

あとがき

加湿器の置き場所はどこがいいのか。

また、結露や床が水浸しになる原因や、寝る時の加湿器の位置や使い方について見てきましたがいかがでしたか。

加湿器は置く場所をちょっと見直すだけで、いろんな問題が解決する場合があります。

  • 加湿がうまくいかない。
  • 結露やカビが増えたように感じる
  • 部屋のものが傷んできた。

もしこんな悩みがあったら、まずは置き場所を考えてみましょう。

 

実際に加湿器を買うときって、どれがいいのか悩みませんか?

それぞれの加湿器で電気代やお手入れ、加湿能力など特徴があるので、どれを選べばいいのか難しいですよね。

そこで加湿器の方式の違いや、それぞれのメリット・デメリットなど加湿器についての記事をこちらにまとめています。

ぜひ、こちらも参考にしてください。

 

 

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