ダニって飛ぶことが出来るのか?
もし飛んでいたら、気づかないうちに口の中に入ったりしそうで気持ち悪いですよね。
ダニは目に見えにくいので、一日でどのくらい移動しているのか、その移動速度や移動距離などの範囲も気になります。
そこで今回は、
ダニは飛ぶことが出来るのか。
またダニの移動速度や一日の移動距離、移動の範囲はどのくらいなのか。
そしてダニの生息する範囲や注意点など、ダニの能力についてまとめました。
ダニは飛ぶことができるのか?
ダニは飛ぶことが出来るのか。
もし目の前で飛び跳ねる小さな虫を見かけたら、それはおそらく「ノミ」だと思います。
ノミは飛び跳ねる能力を持っており、猫や犬などのペットに付きやすいので、家に飼っていると見かける機会があるかもしれません。
そもそもダニは肉眼で見ることは非常に難しく、チリダニでは0.1~0.3mm程度しかありません。
他のダニの大きさはこちらのページでまとめてますが、
家の中にいるダニは。じっと目を凝らさないと見えないものと思っていいでしょう
ダニが大量発生すると桁外れの数万匹とかにもなります。
それが飛び跳ねるとなると怖くなってきますね。
ダニの一日の移動距離や速度は?
ダニは飛び跳ねたりはしませんが、布団の中や畳、カーペットなどに生息しています。
薄暗いところを好み「温度20~30℃」「湿度60~80%」くらいの環境が適していますね。
まずダニの移動速度ですが、平面を一定の速度で歩くわけではないので、その速度を測るのは難しいようです。
ただ1mmを4~6秒くらいの速度で移動したというデータが有るようですね。
もちろんダニの種類によっても違いますが、布団などに生息するチリダニの移動速度はこのくらいです。
仮にこの移動速度で直線を歩き続けたとして、いろいろ換算してみると
秒速:0.16~0.25mm/秒
1時間の移動距離:600mm~900mm
このような能力は持っているのかなと思います。
ダニの移動範囲はどのくらい?
1時間の移動距離が「600mm~900mm」なので、頑張れば1時間で1m位の距離は移動できるわけですね。
ただ、実際にはダニが直線ずっと歩き続けるなんてことはないですし、同じようなところを移動しています。
というのもやはり環境の問題があるので、すごしやすい布団や畳の中から出て歩き続ける必要もありません。
またダニは人間や動物についたりして、一緒に移動することもあります。
イエダニは野鳥やネズミに寄生し移動範囲を広げています。
その宿主のネズミが死ぬと家の中に入ってきて、人間を刺す事があると考えられています。
ダニの種類にもよりますが、ダニの移動範囲はダニが生息できる範囲の中で移動することが多くなると思います。
ダニが生息する範囲は?
ダニが移動する範囲はそこまで大きくはないですが、生息する範囲は結構広めです。
家の中の8割を占めると言われるチリダニは、
- 布団の中
- 畳
- カーペット
- ソファ
- ぬいぐるみ
- 椅子や座布団
などいたる所にいるし、貯蔵食品に影響を及ぼすコナダニは
- お好み焼き粉
- ホットケーキミックス
- 天ぷら粉
こういった食べ物の中で大繁殖し、それを誤って食べてしまいアナフィラキシーショックを起こしたという事例もあります。
結構ショックな出来事ですが、かなり身近に起こり得ることなのでコチラの記事をぜひ読んでおいて下さい。
そして屋外で生息するダニの「マダニ」や「イエダニ」などもいて、特にマダニはライム病などの感染でかなり危険視されているダニです。
ダニの種類にもいろいろありますが、その生息範囲はかなり広いのでダニ対策もしっかりやっておきたいところですね。
あとがき
ダニは飛ぶことが出来るのか。
またダニの移動速度や一日の移動距離、移動の範囲はどのくらいなのか。
そしてダニの生息する範囲や注意点など、ダニの能力についてまとめましたがいかがでしたか。
ダニは飛んだり遠くまで移動できるわけではないですが、問題はそこではありません。
ダニが問題なのは、環境が整えば繁殖する数がものすごく多く、しかも退治するのに条件が限られていたりしてしぶといこと。
また死骸や糞がアレルギーの原因になったり、直接人間を刺すなどの害があること。
このダニ駆除をしっかり対策しておかないと、体の調子がおかしくなる原因につながるわけですね。
何が効果あるのかよくわからない人も多いと思います。
そんなダニ対策について、まずは一番ダニが多い布団について。
その対策をコチラのページでまとめてます。
ダニの繁殖しやすい布団の有効なダニ対策がきっと見つかると思うので、ぜひ参考に読んでください!
そして、その他の気になる場所については、それぞれのページでまとめています。
参考ページ家の中のダニ繁殖場所の中で気になる箇所のダニ退治について、こちらもぜひ一度読んでおいてくださいね。
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