ダニ退治にアルコール消毒って効果あるのかな?
って思いますよね。
除菌のために手をアルコール消毒することも多くなりましたが、アルコールスプレーでダニが死ぬんだったら便利ですし、使う人も多いと思います。
また、同じようにファブリーズやリセッシュのような除菌消臭スプレーなど、アルコールの入ったスプレーもたくさんありますが、そんなスプレーもダニ対策になるんでしょうか?
そこで今回は、
ダニにアルコール消毒は効果があるのか。
また、ファブリーズやリセッシュのような除菌消臭スプレーはダニが死ぬのか。
ダニへのスプレーの効果とダニよけスプレーの活用。
そしてスプレーと組み合わせたい他の有効なダニ対策についてまとめました。
ダニにはアルコール消毒で効果あるの?
ダニ退治するとき、ダニよけスプレーやダニアースのようなグッズを使うと便利ですよね。
シュッと一吹きするだけで、ダニを死滅させたり寄せ付けない効果があったりします。

飲食店でもアルコールの置いてある所も多いですが、そんなアルコールをシュッと一吹きすればダニ退治ができそうですよね。
例えば、こちらのページで「洗濯でダニは死ぬのか」ということについて触れているのですが、
ダニは洗剤入りの水につけても1週間以上生きている。
ということが判明しています。
だからダニは洗濯をしても全部死ぬわけではないんですね。
ただ洗濯の場合は物理的にダニを流し落とすことができたり、回転の衝撃で死滅したりすることはあるようです。
こんなふうに水につけていても死なないダニなので、アルコールをサッと吹きかけた程度では効果はあまり期待できないようです。
多少の効果はあるようですが、例えばソファーや布団などにサッとアルコール消毒しても、すぐに揮発してしまいますよね。

それがレモンとアルコールを使ったスプレーです。
では、その作り方について見ていきますね。
アルコールとレモンを合わせたダニよけスプレー
まず用意して欲しいものが
- スプレー容器
- 消毒用エタノール300㏄
- レモン1個
ほとんど準備物がいらないので揃えやすいと思います。
そして作り方も簡単で、レモンの皮をむき小さくカットした後、容器に入れたアルコールの中に浸けておくだけ。
これでアルコールレモンスプレーが出来上がります。
レモンの成分のシトラールにダニへの忌避効果があるので、吹きかけた部分にダニが寄り付きにくくなります。
こういった忌避効果のある成分は他にもいろいろあって、ゼラニウムやバジル、タイムなどのハーブ類は有名ですね。
ダニに対してもですが、蚊よけスプレーとしても活用されることがあります。
アロマとかをよく使う人で精油を持っているなら、それと組み合わせてスプレーを作ってみるのもいいですね。
今回のレモンだと、レモングラスやレモンユーカリなどに忌避効果があるので、ダニに対してもいくらか効果が期待できると思います。
ただ、衣服などにかけるとシミになる場合があったり、匂いが残ることもあります。
また、殺虫成分が入っているわけでもないので、ダニの駆除には効果が薄いと思います。
一応、こういったスプレーもあるんだなと言うくらいがいいかもしれませんね。
ダニはファブリーズやリセッシュで死ぬの?
同じような感覚で、ファブリーズやリセッシュのような除菌・消臭が出来るスプレーでダニは死ぬのか?
ファブリーズとかリセッシュのような消臭剤が家庭にある家は多いですよね。
そして、いつも定期的にスプレーしている家も多いと思います。
コチラも先程のアルコールと同じような感じで、消臭や除菌の効果はあっても、それでダニの駆除にはつながっていません。
ただ、ファブリーズのメーカーページにもありますが、
「ダニの死骸やカビの胞子など舞い上がるハウスダストを最大95%カット。除菌と消臭も!」
こんな言葉が書かれているように、すでに落ちてあるダニの死骸やフンなどが舞い上がるのは防いでくれます。
ただ、一時的なものなので乾いてしまえば舞い散ってしまいますよね。
ファブリーズをスプレーした後に掃除機をかけてやれば、ダニ予防の効果も得られやすくなるかもしれません。
でも、同じようにスプレーをするなら「防ダニ用に作られたスプレー」をかけるほうが効果的だと思います。
例えば私が使っているスプレーですが、こちらの
コレもちょっと見ていきましょう
防ダニスプレーで駆除ができるの?
私が持っているダニがいなくなるスプレーですが、コレも成分を見るとアルコールが使われています。
ただ、ファブリーズやリセッシュなどと違うのは、ダニへの有効成分が含まれているということ。
このスプレーで言うと、
という有効成分が含まれていますね。
フェノトリンはピレスロイド系の殺虫成分で残効性や速効性があります。
ピレスロイド系の成分は、よく蚊取り線香とかハエ退治のスプレーとか、そういった虫よけ殺虫剤などに使われています。
ピレスロイド系の成分は、人の体内に入ってもすぐに分解して短時間で体外に放出できる能力を自然と持っています。
だから蚊取り線香とかを家で使っても、蚊には効くが人体には影響が少ないということでよく利用されているわけです。
ニがいなくなるスプレーの成分も同じように、人体には影響が少ないということで使われてますが、アレルギーテストも行われていて安全性が確認されてます。
また、優しい感じのフローラルソープの香りなので、嫌な匂いとして残らないように工夫がされているんですね。
そしてベタベタしないように速乾性のアルコールベースで作られているので、しばらく時間が経てば残った感じもありません。
ダニがいなくなるスプレーのホームページに書かれている効能によると、
となっているので「ノミ」にも効果があります。
家で犬や猫などのペットを飼われている方は、効果の範囲が広がって助かりますね。
アルコールなどのスプレー以外のダニ駆除方法は?
アルコールやファブリーズ、リセッシュなどではダニは簡単に死なないとは思うので、使うのなら防ダニスプレーのようなものを用意しましょう。
ダニよけスプレーは布団や畳はもちろん、カーペットやソファ、カーテンやぬいぐるみなど気軽にダニ対策ができます。
ダニが気になる人には手軽にできて便利なので、一つは持っておきましょう。

スプレーだけでは布団の内部まで届かないし、ダニが死んだとしても死骸が表面に残ります。
また防ダニ効果はあってもずっと続くわけではないですし、季節によってはダニの発生がすごくなることもあります。
そんなダニ駆除はスプレー以外にもいろんな方法を組み合わせることで、もっと効果的に進めることが出来るんですね。
そんなダニの駆除についてのたくさんの方法を、こちらのページでまとめています。
例えば、
- 掃除
- 洗濯
- 天日干し
- 布団乾燥機
- ダニ捕りマット
などなど、いろんなダニ対策について触れているので、

こういう所もわかると思うので、ぜひ読んでみて下さい。
あとがき
ダニにアルコール消毒は効果があるのか。
また、ファブリーズやリセッシュのような除菌消臭スプレーはダニが死ぬのか。
ダニへのスプレーの効果とダニよけスプレーの活用。
そしてスプレーと組み合わせたい他の有効なダニ対策についてまとめましたがいかがでしたか。
ダニよけスプレーには有効成分も含まれてるので効果が期待できますが、アルコールやファブリーズはまた用途が少し違います。
ダニに効果的なスプレーをしたいのなら、防ダニ用のグッズを購入するようにしましょう。
またスプレーだけでも限界があるので、あくまで補助的なものとして他の対策とうまく併用しながらダニのいない環境を作っていきましょう!
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