強い太陽の下で活動していると、頭皮まで日焼けしてしまうこともあります。
でも頭皮が日焼けして皮がめくれてくると、フケみたいになって見栄えも悪くなるので一刻も早く何とかしたい。
そんなふうに思っちゃいますよね。
でも早く何とかしたいという事で、自分で皮を強引にめくったり、ゴシゴシと頻繁にシャンプーしたりしていると、それが逆効果になる可能性も。
日焼けの頭皮の皮むけでフケのようになるのは乾燥が原因なのに、シャンプーで必要な油分まで取り除いて余計に乾燥をまねいている残念な結果もあるんです。
頭皮の日焼けの皮むけでは、保湿が大切なのでそこに向けたアフターケアが必要となってくるんですね。
と、いろんな悩みもわいてくるはず。
そこで今回は、
頭皮の日焼けの皮むけ期間はどのくらいなのか。
またフケのように出る頭皮の皮むけについてやその対処法。
そして頭皮のキレイな皮むけに必要なことなどまとめました。
頭皮の日焼けの皮むけ期間はどのくらい?
日焼けをすると肌が赤くなって、しばらくすると皮がむけてきますが、それは頭皮が日焼けしても同じようになります。
頭皮が赤くなるのは「サンバーン」といわれ、およそ8~24時間ほどでピークを迎えます。
そしてその後は2日~3日ほど続いていきます。
そしてサンタンはサンバーンが落ち着いた5日後くらいから始まり、徐々に黒くなっていき、1週間~2週間後は肌が黒い状態になり、そのあと長い間続いていきます。
環境省のマニュアルにも載っているのですが、こちらの図を見てください。
参照:環境省「紫外線環境保健マニュアル」
https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf
横軸が日数なんですが、日焼けの赤みが出るサンバーンは24時間後がピークで、その後は徐々に治まっていく感じですね。
そしてこの間に頭皮がむけていきます。
日焼けしてから2~3日後から頭皮がむけはじめることが多いと思います。
頭皮の日焼けでも肌が黒くなるとともに並行して、皮むけが続く期間は2週間~1か月ほどゆっくりと進んでいくと思います。
しっかりと新しい肌に変わるまでにかかる日数は、およそ1ヶ月くらいかかります。これは皮膚のターンオーバーのサイクルが28日間ほどと言う目安があるからなんですね。
表皮の一番下の基底層で新しい細胞が作られるのですが、これが28日くらいかけて角層に上がっていき、最後には垢となって剥がれ落ちていきます。
だから頭皮の日焼けの皮むけが続く期間は、健康的な元の肌に変わるまでの一ヶ月くらいは必要になるという事なんですね。
頭皮の日焼けでフケのような皮むけの対処は?
頭皮の皮向けで一番ネックになるのが、フケのように粉になってしまう問題です。
これをどうにかしたくてシャンプーでゴシゴシと念入りに洗う人もいますが、日焼け後にはシャンプーは刺激が強い場合があります。
頭皮の皮むけの場合でも、まず最初にしないといけないことは、
冷やす事
日焼けをすると肌は炎症を起こしているので、まずは冷やして赤みやヒリヒリを抑えなくてはいけません。
触ったら痛いとか敏感になったりしてますよね。
そして肌が落ち着いたら保湿をしましょう。
紫外線や太陽熱の影響で肌はカラカラです。
フケのような皮むけになるのも頭皮が乾燥しているからなんですね。
だから保湿して潤いを取り戻すと、フケのような皮むけも少しは収まると思います。
保湿には普段使っているような化粧水でもいいですが、刺激になる場合は止めてください。
頭皮の日焼けで痛い時のシャンプーは?
頭皮の日焼けで一番悩むのがシャンプーですよね。
でも痛みがある時はシャンプーは控えた方が無難です。
水ですすぐくらいの方が刺激にならずに済みます。
もしも低刺激の敏感肌用のシャンプーがあるなら使ってみて、それで大丈夫そうならそれで洗ってください。
低刺激シャンプーは、アミノ酸系洗浄成分のシャンプーがおすすめです!
洗髪後も優しくケアを
頭皮の日焼けで皮むけがある時もタオルは優しく抑えるくらいで拭きましょう。
またドライヤーなども止めて、扇風機で乾かすくらいがちょうどいいですね。
頭皮の日焼けの皮むけをキレイにするには?
頭皮の日焼けで皮むけしてきますが、キレイにむくためにはまずは冷やす事。そして保湿です。
シャンプーもあまりゴシゴシしないことと、乾かすときもドライヤーを当てすぎない。
また体の内側からはしっかりと水分補給をしましょう。
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