紫外線・日焼け

日焼け止めの日常で使う時の強さや選び方!普段使いのおすすめは?

日焼け止め 日常

ちょっと公園へ犬の散歩に行くとか、買い物に出かけるとき。

洗濯物を干すときにも日焼け止めはしておきたいなあ…。

こんなふうに紫外線対策に積極的に取り組まれている方も多いと思います。

そんな短時間の外出の時にも日焼け止めをすることがありますが、その日焼け止めの強さはどのくらいのものを使ってますか?

もしその日焼け止めがSPF50+/PA++++というような強さなら、そこまで強い日焼け止めは必要ありません。

日常生活(散歩・買い物等)では

「SPF10~20/PA+~++」

この程度で十分と言う目安もあります。

逆に強すぎる日焼け止めは肌への刺激となるので、肌のかゆみやピリピリにつながることもあるんですね。

そこで今回は、

日常で使う日焼け止めの強さはどのくらいが最適なのか。

普段使いの日焼け止めに良い強さや選び方と肌への負担について。

そして普段使いに向いているオススメの日焼け止めクリームやスプレーなど取り上げました。

あなたが今使っている日焼け止めの確認の意味も込めて、ぜひ最後までご覧ください。

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日焼け止めを日常で使う時の強さは?

春先から徐々に強まり始める紫外線ですが、その紫外線対策によく使われるアイテムは日焼け止めですよね。

その日焼け止めにもいろんな種類があるのはご存知だと思います。

例えばクリーム、ジェル、乳液、スプレー、ウォータープルーフ、パウダーなど様々ありますが、あなたはどの日焼け止めを日常使っていますか?

同じクリームタイプの日焼け止めでも「強さ」ってありますよね。

化粧品でも日焼け止めの効果の入ったものもたくさん販売されてますが、日常の買い物に出かけるだけで、

SPF50+/PA++++

こんな強い日焼け止めは必要ありません。

もっと弱めの日焼け止めでも日常は十分なんです。

これはどうしてかというと、強い日焼け止めは肌の負担になりやすいからなんです。

 

強い日焼け止めと肌への負担

ほとんどの日焼け止めの成分には、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤といったものが使われています。

紫外線吸収剤の主な成分には、

  • 2-ハイドロオキシ-ベンゾフェノン
  • パラジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル
  • エチルヘキシルトリアゾン

などほかにもあります。

紫外線散乱剤には、

  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛

といった成分が含まれていて、どちらも強い弱いの違いはありますが肌への刺激になっています。

またSPF50+/PA++++のような強い日焼け止めは、こういった成分が多く含まれていたり、アルコール、添加物、香料、防腐剤、鉱物油なども含まれていて肌への刺激になります。

時間帯や場所にもよりますが、30~1時間程度の日常的な使い方だとそこまで強い日焼け止めは必要ないんですね。

となると、どのくらいの強さの日焼け止めを日常で使えばいいの?

という事になりますよね。

その日焼け止めの選び方には基準、目安があります。

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日常の日焼け止めの選び方や基準は?

日常使う日焼け止めはどんな強さのものを選べばいいのか。

この日焼け止めの選び方ってよくわからないですよね。

普段使いする程度なら強い日焼け止めは必要ないですが、夏場に夕方30分~1時間ほど犬の散歩に出かけたい。紫外線散乱剤 日焼け止め 市販こんな時には

「SPF10~20/PA+~PA++」

このくらいの弱めの日焼け止めで十分です。

外にでて洗濯やちょっとしたガーデニング、買い物などでもこのくらいで行けると思います。

もっと外に出る時間が長いのなら、それでも「SPF20~30/PA++~+++」くらいの日焼け止めがあれば十分です。

これは環境省で作られた紫外線対策マニュアルを参考にしているのですが、そこには図解入りで説明があるので紹介しますね。

 

日常の日焼け止めのSPFとPAの選び方

日常で使う日焼け止めの選び方ですが、その目安となるSPFとPAの数値が環境省のマニュアルの方でも公表されています。

日焼け止めの選び方

参照:「紫外線環境保健マニュアル」より

https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf

 

これを見て参考にしてもらうといいのですが、

日常生活(散歩・買い物等)

SPF10~20/PA+~++

屋外での軽いスポーツやレジャーでの活動

SPF20~30/PA++~+++

炎天下でのレジャー・リゾート地でのマリンスポーツ等(非常に紫外線の強い場所や紫外線に特別過敏な人たち等)

SPF30~50+/PA+++~++++

このように分かれています。

これを見てもわかるように、屋外での軽いスポーツやレジャー活動で必要な日焼け止めの強さが「SPF20~30/PA++~+++」です。

だから普段使いする程度なら、もっと弱い日焼け止めで十分だという事がわかりますよね。

無駄に強い日焼け止めを使っても肌の刺激になっているだけなので、今すぐ使っている日焼け止めを確認してみましょう。

 

1日の中での日焼け止めのSPFとPAの選び方

ただ、この日焼け止めのSPFとPAの選び方ですが、

1日の中でどの時間に外出するか。

というのも一つポイントになります。

簡単に誰でも想像できると思いますが、昼の12時と夕方16時では紫外線量が全く違います。

1日の紫外線量の違いはこちらで確認できますが、その違いに驚くかもしれません。

参考ページ

紫外線量ピークは夕方何時まで?朝昼夜の一日の時間帯別での推移は?

 

沖縄での紫外線量が一番わかりやすいですが、夏の紫外線量で12時は11.5あるのに夕方16時だと2.4まで下がっています。

すべてこういう日ばかりではないですが、時間帯によって半分以下になることもよくあるので、日中出るときは強い日焼け止めで、夕方はそこまで強い日焼け止めは必要ないと思います。

時間も考えて日焼け止めの強さを選んでいきたいですね。

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普段使いにおすすめの日焼け止めは?

普段使いするような日焼け止めには強いSPFやPAは必要ありません。

散歩や買い物、外に出ての洗濯物干しやガーデニングなど、外に出る時間帯にもよりますが短い時間なら日焼け止めの強さはSPF10~20/PA+~++くらいがオススメです。

そして「ガッツリとクリームを塗るのが面倒」という方はスプレータイプがオススメです。

整髪料のような感じで髪の毛や頭皮にも日焼け止めできます。

背中の届きにくいところなどもできるし、サッと手軽に日焼け止めができるので普段使いに1本持っておくと非常に便利でオススメですよ。

 

普段使いの日焼け止め:パックスナチュロン UVクリーム

こちらは「パックスナチュロン UVクリーム」です。

日焼け止めの強さがSPF15/PA++と、普段使いにはちょうどいいくらいの強さですね。

合成の紫外線吸収剤や合成界面活性剤を使っていない、石鹸で乳化したシンプルな日焼け止めクリームです。

小さな子供にも使えるような優しい日焼け止めなので、肌の弱い人にもいいですね。

ちょっと外に外出するくらいなら、これで大丈夫だと思います。

 

普段使いの日焼け止め:MAM&BABY

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RICHRE(リシェル) 日焼け止め乳液 [RICHRE]MAM&BABY UV MILK SPF17.7 PA++ 50g
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この日焼け止めは合成の紫外線防御剤と紫外線散乱剤を使わず、「MAAS」という天然成分だけでつくったUVクリームです。

だから赤ちゃんや小さな子供でも安心して使える日焼け止めクリームなんですね。

もちろん大人でも使えますし、敏感肌で日焼け止めを塗るとかゆみが出るといった人にも向いてます。

日焼け止めの強さはSPF17.7・PA++なので、そこまで強くありません。

ふだんの買い物やちょっとしたガーデニング、洗濯やペットの散歩の時などに使えるものです。

長時間のアウトドアやスポーツなどには向いていないので、使い分けの一つとして持っておくといいと思います。

例えば、

小さな子供をベビーカーに乗せて日よけもしてるけど、ちょっと外で遊ばせたりするときに塗っておくと安心できる。

こんな日焼け止めですね。

 

普段使いの日焼け止め:HANAオーガニック



天然100%で美容液成分85%配合のSPF25の日焼け止めです。

日焼け止めの強さとしてはそんなに強くはないので、肌に優しい日焼け止めとなっています。

こちらも化粧下地として使えますし、ファンデーションなしでも大丈夫といった声が聞こえますね。

普段使いの中でも、ちょっとだけ強めのものをピックアップしてみました。

例えば、会社ではオフィス内で働く機会も多いけど、外に出ることもあるような仕事だから、少し紫外線対策はしておきたい。

そんなに外に出る機会はない仕事だけど、化粧下地に使えるので保険の意味でも紫外線対策をしておきたい。

こういった使い方をされるには、紫外線吸収剤不使用で肌にやさしい日焼け止めなので使いやすいと思います。

 

普段使いの日焼け止め:アロベビーUV&アウトドアミスト

アロベビー UV&アウトドアミスト

アロベビーUV&アウトドアミストの日焼け止めは、合成紫外線吸収剤など不使用の100%天然由来成分で出来た日焼け止めです。

スプレータイプになっていて、日焼け止めの強さはSPF15と抑えめになっていて、普段使いにはちょうどいい強さの日焼け止めです。

赤ちゃんや小さい子供のために作られた日焼け止めで、とにかく肌へのやさしさにこだわっていますね。

 

また夏と言えば外に出ると気になるのが「蚊」ですよね。

公園などに行くと蚊も多くて、日焼け止めに加えて虫よけも塗らないといけないなど気苦労があったと思います。

でもこのアロベビーミストは「UVカットと虫除け対策ができるミスト」ということで1本2役になっているんですね。

さらに虫よけによく使用されがちなディート(殺虫成分)も不使用なので、とても便利に安心して使うことができます。

とにかく「肌に優しい」ということにこだわった日焼け止めで、使っている人も多くとても人気が高くなってますね。

 

普段使いの日焼け止めスプレー:ハーバルガーデン SPFスプレー

こちらは「ハーバルガーデン SPFスプレー」です。

日焼け止めの強さはSPF22/PA+++と普段使いにもちょうどいいと思います。

こちらは日焼け止めとしての機能と、ハーブスプレーの虫よけを加えた日焼け止めスプレーです。

洗濯物干しやガーデニング、公園での散歩などに行くときもサッとできる上に虫よけも期待できるので非常に便利です。

敏感肌にも優しい成分で、子供にも気軽に日焼け止めと虫よけが使えるので便利ですね。

朝の忙しい時間や塗直しなどで外出先に携帯するときも楽ですよ。

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あとがき

日常で使う日焼け止めの強さはどのくらいが最適なのか。

普段使いの日焼け止めに良い強さや選び方と肌への負担について。

そして普段使いに向いているオススメの日焼け止めクリームやスプレーなど取り上げましたがいかがでしたか。

私たちがよく薬局などで目にする日焼け止めには、SPF50+/PA++++といったような強い日焼け止めが多いです。

こういった強い日焼け止めをしていれば確かに紫外線対策としては心強いですが、普段使いではそこまで必要ありません。

その状況に合わせた強さの日焼け止めがあれば、強い日焼け止めは肌への刺激となるので必要ないんですね。

今自分が使っている日焼け止めの強さと、使う状況を照らし合わせて本当に自分に合っているのかどうか再確認してみてください。

そんな紫外線対策ですが、なにも日焼け止めだけではないですよね。

他にも帽子や日傘、サングラスを始めいろんなグッズで対策することができます。

その紫外線対策の便利なグッズについて、いろんな方面からまとめてみました。

参考ページ

紫外線対策グッズのメガネやサングラスのおすすめは?帽子や日傘は?

 

こちらのページでオススメのものをすぐに探し出せるようにしてるので、ぜひ読んでみてください。

 

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