節分の由来や意味とは?起源と歴史、風習や子供向けの簡単な説明は?
2018.01.22
節分の日には豆まきしたり、恵方巻を食べたりしますよね。
特に子供の頃だと保育所や学校などでもイベントがあったり、家でも節分の豆まきをしたりする家庭も多いと思います。
でもそんな節分の行事って、
- どうして節分ってあるの?
- なぜ豆まきするんだろう?
- 恵方巻きって何なの?
こんなふうに思う子供もいると思います。
大人でもちょっと説明に詰まるところはあるんじゃないでしょうか。
そこで今回は、
節分の由来や意味とは何なのか。
また節分の起源や歴史、豆まきや恵方巻きなどの風習はどのようにして誕生したのか。
そして節分の由来を子供向けに簡単に説明するとき、どんなポイントを押さえておけばいいのかなど、節分についてまとめました。
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節分の由来や意味とは?
節分は毎年2月3日ごろにやってくる雑節の一つです。
この節分と言えば「豆まき」や「恵方巻きを食べる」といった風習がありますよね。
わたしも子供の頃は、鬼に豆を当てるような豆まきをして楽しんだ記憶があります。
今でも節分の時には、恵方巻きは食べるようにしています。
そんな節分という風習の由来や意味というのはご存知ですか?
なんでこの節分という風習があって、どんな意味があるのかちょっと疑問に感じた人もいると思います。
そんな節分の由来や意味を知る上でも、『立春』という日がとても重要になってきます。
この節分の由来や意味を知るためにも、まずは立春について触れていきますね。
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節分の由来や意味と立春の関係
この節分の次の日は「立春」というのはご存知でしょうか?
そもそも立春とは簡単に言うと、
この立春を境にして季節は徐々に春へと移り変わり、草木が生え暖かい気候へと変化していくのです。
でも、2月にある立春のことを「春が始まる日」と言われても、ちょっと早い感じもしますよね。
どうして春の始まりと言われる立春は、2月の始めに訪れるようになったのでしょうか?
それは、この暦を作った中国と、日本の四季との気候の違いがこのような差を生んだと言われています。
さてこの節分は立春の前日にありますが、でも実は節分というのは年に4回あります。
本来は「立春、立夏、立秋、立冬」の前日をすべて節分というんです。
つまり節分というのは、
季「節」を「分」ける
ということで、節分と名付けられています。
それは、この立春が旧暦では正月のような扱いをされていたからなんです。
立春になると暦の上では
「冬→春」
このように変わっていくとても重要な日で、春になるというのは1年の始まりをも表しているんです。
だから年賀状とかでも「迎春」というような賀詞が使われますが、昔はこの立春が正月のような意味合いを持っていたのです。
お正月は祝日だし「1年の計は元旦にあり」とも呼ばれるくらいで、新しいことを始めたり気合を入れたり、年賀状を出したり、年末大掃除したり、もうたくさんありすぎます。
そんな大切な日の立春と、ほかの立夏・立秋・立冬とはまた別の感覚がありますよね。
だから旧暦から新暦に代わっても、立春の前日の節分だけが今もこうして残っているわけなんですね。
つまり、この立春の前の節分というのは、今でいうところの「大晦日」のようなものです。
そういうこともあって、出雲地方では節分の日には、
と呼ばれる行事食を食べる風習が今も残っているようです。
これはつまり、大晦日に食べる年越しそばと一緒なんですね。
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