インフルエンザは病院での検査してもらい、かかってたら学校や会社を休む必要も出てきます。
また、検査結果で陽性が出たら「抗インフルエンザ薬」を使うことができるので、効果的な治療も望めます。
でも、インフルエンザの検査をするにあたって、
- 検査費用が高いと厳しい。
- 時間がかかるとしんどい。
- いつ行けばいいのだろう。
こんな心配もありますよね。
実は、インフルエンザの検査にはタイミングがとても大切です。
そこで今回は、インフルエンザの検査費用や時間をはじめ、知っておきたい受診のタイミングについて触れていきたいと思います。
また、気になる検査方法や精度なども含めまとめたので、ぜひ最後までご覧になって下さい。
インフルエンザの検査費用は?
インフルエンザの時期に高熱が出たりすると、
こんな不安があると思います。
インフルエンザにかかってしまうと学校は休まないといけないし、会社にも連絡しないといけませんよね。
そこで自分の状態を知るためにも
これが病院で行えます。
でも、そうなると検査についていくつか気になる事が出てきますよね。
よく疑問に思うのが、
やっぱり料金は気になりますよね。
私もインフルエンザの検査を受けたことがあります。
病院によっても多少の違いがあるかもしれませんが、
インフルエンザの検査には保険が適用されるので値段で抑えられますが、それなりにはかかりますね。
これは3割負担の場合ですので、あなたの負担額によっても変わります。
この他にも薬の処方などがあれば、この料金にプラスαになります。
インフルエンザの検査の時間は?
インフルエンザの検査にかかる時間も気になりますよね。
検査に時間がかかるのは正直しんどいですよね。
そのインフルエンザの検査の時には
という検査キットが使われます。
この名前の通り、この検査キットを使うと時間はそれほどかからず、
検査に時間がほとんどかからないようですが、陰性・陽性の結果が出るまで多少個人差はあるようです。
インフルエンザ検査キットの精度
インフルエンザ検査キットの精度や特徴としては、
- 簡単な検査で一般の病院や診療所で検査できる。
- 検査結果が出るまでの時間がかからない。
- 保険が適用されるため費用が抑えられる。
- A型かB型の判別ができる
こうなっていて、簡単で時間がかからないのに性能が高いです。
また、検査結果で陽性が出た場合は、ほぼインフルエンザだという判断がされますが、陰性の場合は状況にもよるようです。
例えば、
- 周囲でインフルエンザの流行があった。
- 症状を見て怪しい場合。
- タイミングが悪かった。
様子を見て悪化するようなら再診するケースもあります。
このように状況によるので、陰性でもインフルエンザの割合は半々くらいになる場合もあるようです。
インフルエンザの検査が痛い?
このインフルエンザの迅速診断キットは「粘膜を使った検査方法」になっています。
検査用の処理液を使い、陽性の部分にラインが出るとインフルエンザにかかっていることが確認できます。
この陽性のラインが出るのに、人によっては1~2分ほどですぐに結果が出る場合もあれば、15分以上の時間がかかることもあるようです。
ただ、このインフルエンザの検査は「痛い、気持ち悪い」といった声も多く、子供が嫌がるケースも少なくありません。
というのも、検査の際には鼻や喉の奥の粘膜でないと感度が弱くなり、しっかりとした検査ができないからです。
確かに、私の場合も鼻の奥に綿棒を突っ込まれたので、インフルエンザの検査は痛いといった記憶があります。
インフルエンザ検査のタイミングはいつ?
インフルエンザの検査で大切なのは「タイミング」だと言われています。
というのは、インフルエンザの検査をする上で、感染してから早い段階だとうまく検査結果が出ない可能性が高くなるからです。
だから、
- 体調不良で病院に行ってインフルエンザの検査をしたけど陰性だった。
- でも、翌日さらに調子が悪くなったので病院に行って検査したら陽性だった。
こういう例がたくさんあるようです。
どうしてこういうことが起こるのかというと、それは「インフルエンザウイルスの爆発的な増殖力」が関係しているからなんですね。
そんなインフルエンザの特徴をちょっと確認してみましょう。
インフルエンザの特徴
インフルエンザの特徴として、体内に入ったウイルスは短時間で爆発的な増殖をし、わずか一日ほどで発症に至るほど感染力の高い病気です。
1個のインフルエンザウイルスは
8時間で100個
16時間後に1万個
24時間後に100万個
このような急激なスピードで増えていきます。
そして、この24時間後の100万個の時点で、インフルエンザを発症すると言われています。
ですので、個人差はありますがインフルエンザ発症までの潜伏期間は、だいたい1日~2日(長くて3日)ほどと言われています。
だから、
- 検査したときが初期の段階で、ウイルスが少なくて検査結果が出なかった。
- でも1日経つとウイルスの数は100万個を超えて、インフルエンザが発症するまでになり検査で陽性になった。
こういった場合があるのですね。
だから検査のタイミングによって結果が変わることがあるわけなんです。
インフルエンザ検査のベストなタイミング
では、インフルエンザの検査でしっかりとした結果を得るには、どのタイミングが一番ベストなのでしょうか。
一般的には、
感染後12~24時間
遅くとも48時間以内
このように言われています。
つまり、
- 発熱や頭痛、筋肉痛や関節痛などインフルエンザのような症状が出ている。
- 地域でインフルエンザが流行している。
- 熱が徐々に上がってきた。
こういった状況なら病院に行って検査してもらいましょう。
検査結果が難しいケースでよく耳にするのは、
子供といっしょに遊んでいた友達がインフルエンザを発症したので、自分の子供もインフルエンザにかかっていないか検査や診察をして欲しい。
でも、このケースのように、症状も出てないのにインフルエンザかどうか判別するのは難しいわけなんですね。
インフルエンザの検査はいつまで?
インフルエンザの検査を受けて陽性が出たら、家で安静にするときに薬があると安心できます。
そのとき、インフルエンザの薬には、解熱剤や抗インフルエンザ薬などが処方されると思います。
でも、抗インフルエンザ薬は
だから、あまり病院受診が遅いと薬は使いにくい状況になってしまいます。
インフルエンザのような症状が出たら、あまり遅くならず病院に行って検査や診察をしてもらいましょう。
あとがき
インフルエンザの検査費用や時間、受診のタイミングはいつなのか。
そして、検査方法や精度なども含めまとめましたがいかがでしたか。
インフルエンザの検査方法はどんなものなのか、検査キットは痛いのかなど、いろいろと知っておきたいことが多いですね。
家族や子供がインフルエンザかもしれない時は、どのタイミングで行くのかも覚えておくと良いと思います。
早すぎても遅すぎてもいけないというのは難しいですが、まだ病院に行ける体力があるうちに行動しておきたいところですね。
病院に行くのは面倒ですが、一度診察してもらっていたら少しは安心になるので受診も考えておきましょう。
このインフルエンザについて別の記事でもいろんな悩みについて触れています。
それらの記事をこちらのページに一つにまとめました!
インフルエンザの予防接種の時期はいつからいつまでなのか。そして予防接種の効果や副作用について。
そしてインフルエンザの潜伏期間からA型とB型の症状の違いについて、感染経路や期間も触れた記事を用意しています。
流行のピークを知って予防に努めたり、インフルエンザ対策の食べ物や湿度管理もまとめています。また学校や会社を休むときの出席、出勤停止期間などもあるので一緒に確認していきましょう!
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