今回のエアコンの節電については、夏の冷房シーズンの節電方法について話を進めていきたいと思います。
今回のエアコンの電気代を節約は、あなたもされている方法もあると思います。
ただ、その中でも気づいていない意外な方法があったりするかもしれません。
そんなエアコンの節約術は、本当にたくさんあるのですが、その中でも特に重要な「7つの節電方法」としてまとめました。
ぜひ最後までご覧になって、何か一つでも試していただければと思います。
エアコンの電気代節約のためにできる事は?
エアコンを使うシーズンになると、つい長時間つけていたりそれほど使うような気温でもないのに使ってしまうことってよくありますよね。
そんなエアコンも使いすぎてしまうと怖いのが電気代だと思います。
エアコンも使うときと使わない時のメリハリをしっかりと付けていけば、そこまで電気代が高くなることもありません。
無理をしない程度であれば、エアコンの電気代を節約しながらでも夏のエアコンシーズンは乗り切ることができます。
じゃあ、一体どんな節電方法をすればいいのか気になりますよね。
そこで今回は、エアコンの電気代節約のためにできる「7つの節電方法」についてまとめました。
エアコンの電気代節約「7つの節電方法」
- エアコン掃除は大丈夫?
- 長時間エアコンを使うときの注意点
- 室外機に気を配る
- エアコンの寿命とは?
- エアコンの設定温度
- 扇風機、サーキュレーターを使う
- すだれ・よしずを使った直射日光対策
基本的な見方としては、
- エアコンに関すること
- エアコン以外に関すること
この2つを見ていって総合的に節電しようといった方向です。
エアコンについていろんな使い方やメンテナンスをすることで、節電していこうという動きですね。
また、エアコン以外でも涼しくなる方法はたくさんあるので、それも一緒に使っていこうという試みです。
そこでまず大切なのがエアコン掃除です。
エアコンの電気代を抑える掃除
1番の「エアコン掃除は大丈夫?」という項目からですが、エアコン掃除をしていないと本体に余計な負担がかかり効率が悪く電気代がかかります。
また、故障の原因にもなるしカビの温床にもなります。
ずっと掃除をしていないエアコンを見ると、
なんていうこともよく見かけますよね。
こうなってくると節電以外でも体への悪影響も考えないといけません。
だから、エアコンのこまめな掃除は電気代を抑えるためにも欠かせないことの一つなんですね。
エアコンの掃除と言ってもやらないといけないことは一つではありません。
- フィルター
- フィン(熱交換器)
- ファン(吹き出し口、ルーバー周辺)
- 本体周り
この4つの部分は見ておきたいところ。
といっても一般的な掃除ではこの4つをしておけば十分ですし、これ以上となると業者の助けがいります。
業者に洗浄を依頼すると1~2万円ほどかかる場合が多いですので、電気代節約どころではありませんね。
こまめな掃除をしていればエアコン洗浄を頼むことも少なくなるし、普段の節電と健康管理にも役立ちます。
1.エアコン掃除は大丈夫?
エアコン掃除はその場所によってやり方がありますが、先ほどの
- フィルター
- フィン(熱交換器)
- ファン(吹き出し口、ルーバー周辺)
- 本体周り
このそれぞれについて別のページで詳しくまとめています。
エアコン掃除でやること自体はそこまで難しいことはないですが、結局のところやろうと思い始めるまでがしんどいんですよね。
だから、ある程度決めごととしておくとやりやすいかと思います。
こんなふうにしておくと、忘れずに済むと思います。
2.エアコンの電気代節約の注意点
長時間エアコンを使うときがあると思いますが、そんな時にふと外に出るときがあったりしますよね。
- ちょっと近くのコンビニに行きたい。
- ご飯を食べるから部屋を離れる。
- 犬の散歩に行く
こんな時、エアコンの電源を切っている人も多いと思います。
このように考えていると、それは逆に電気代が余計にかかっている可能性があります。
実は、エアコンはつけっぱなしの方が節電になるケースがあります。
という事なんですね。
「誰もいないのにつけっぱなしなんてもったいない。」と思うかもしれませんが、実はエアコンの運転は一番最初が最も電気代を喰うところです。
一番部屋が暑い状態なので、そこから一生懸命エアコンは温度を下げていくわけですね。
そしてある程度温度が下がってくると、あとはそれを維持していけばいいだけなのでエアコンの電気代も徐々に少なくなってきます。
一番最初の漕ぎ出しはしんどいけど、流れに乗ると後はラク
これをイメージするとわかりやすいですね。
だから、せっかく部屋の温度が下がったのにエアコンを切ってしまうと、また温度が上がってしまうので、再び設定温度に戻すために大きな電力が必要となるというワケです。
ですので、仕事に行って長時間いないとかなら切った方が良いですが、小一時間程度の外出なら、そのままつけっぱなしの方が電気代は安いというのですね。
もっと詳しくご覧になりたい方は、こちらのページでまとめています。
つけっぱなしによる故障のリスクなどについても触れているので、ぜひ一度ご覧になって下さい。
3.エアコンの電気代は室外機に気を配る
実はエアコンの電気代は、室外機も関係あります。
夏は外がとても暑く、直射日光が降り注ぐとさらに暑いですよね。
エアコンは本体で部屋の暑い空気を吸い込んで、それを室外機を通して外に排出しています。
その際に室外機周辺が直射日光で高温になっていると、熱を逃がすためにたくさん電気代が必要になるというわけです。
ですので、一般的には室外機は直射日光に当たらないところに置くのがベストのようです。
ただ、そうは言っても室外機の置く場所は限られてくるので直射日光が当たるケースも少なくありません。
そんな時に室外機にカバーをかけて、直射日光から守ってあげることで冷房効率を高め電気代節約へと繋げようといった方法です。
また、直射日光から守ることで室外機本体の損傷も和らげることができます。
カバーは自作でもいいし、商品として家電量販店やホームセンターなどでも販売されています。
一度、あなたの家の室外機の様子も確認してあげて下さい。
室外機のカバーに関してはこちらのページで詳しくまとめています。
このカバーでエアコンの電気代もいくらか抑えられる可能性があります。
実際に私もカバーをかけているので、その様子も一緒にご覧になって下さい。
4.エアコンの電気代と寿命
エアコンも長らく使ってくるといろいろな問題も出てきたりしますし、何より何年も前の機種になると省エネ性能なども段違いにパワーアップしています。
このエアコン変更だけで電気代が変わる可能性がかなり高くなります。
また、涼しくなるスピードや日々のメンテナンスなどにも色々な技術が組み込まれているので、古くなったと感じたら買い替えるのも一つの方法でしょう。
でも、まあ使えるものなら長く使いたいと思いますし、買い替えるとなるとそれはそれでお金がかかります。
だから買い替えの目安として、どうなったら寿命なのか?買い替えのサインなどはあるのか?
というのをこちらのページにまとめました。
みんなどのくらいで買い替えしているのか?
といったこともあわせてピックアップしているので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
5.エアコンの電気代と設定温度
エアコンの設定温度は何℃にしていますか?
エアコンの設定温度の推奨は27℃とも言われていますが、このくらいの温度でちょうどいいと感じる人もいればもっと低くないとダメだという人もいるでしょう。
ただ、エアコンの温度は1℃違うと10%ほど消費電力が変わってくると言われているので、これだけでも違ってきますよね。
設定温度に下げるために多くの電力が必要となるので、この設定温度も出来るなら高めの温度設定の方がエアコン電気代の節約になります。
こんな人には、扇風機との併用がオススメです。
というより、設定温度27℃にしている人でも、もう少し設定温度を上げて扇風機と併用するといった使い方の方が、さらに節電にもなります。
その扇風機との併用はどうするのか、また、サーキュレーターとも併用することでどう変わるのか?
続けて見ていきましょう。
エアコン以外での電気代節約方法
エアコン以外での電気代節約方法として有名なのが
特に扇風機との併用は必須と言ってもいいくらいで、電気代で考えると扇風機の1時間の電気代は1円程度です。
詳しい計算方法などはこちらのページをどうぞ。
だからエアコンと扇風機を併用すると、より少ない電気代で効率よく涼しく感じることができるようになるわけです。
さらに、サーキュレーターも一緒に合わせて使うことで、空気の循環を効率よく進めることができるので、これもエアコンの働きを助けてくれます。
サーキュレーターか扇風機かと言われれば、私は絶対に扇風機の方を押しますが、サーキュレーターがあると様々なところで便利に使えるので、エアコンの節電プラスで考えると購入もアリだと思います。
とにかく扇風機との併用でエアコンの電気代は大きく変わるので、普段の生活ではマストアイテムと言っていいでしょう。
7.すだれ・よしずを使った直射日光対策
部屋の温度を上げる要因の一つに、直射日光があります。
直射日光が部屋に入るとその分だけ部屋が暖められて、エアコンを使うときにかなりのパワーを使ってしまいます。
また、陽の光がずっと入り続けているとその間は空気が暖められ続けているので、エアコンの負担になりますね。
そんなエアコンの負担を和らげるために、「すだれ」や「よしず」といったアイテムを使うと、直射日光を部屋に入れずに済みます。
部屋の温度が抑えられれば、その分エアコンの電気代節約にもつながるというわけですね。
また、サンシェードなども同じ効果を持つので、家の外観やスタイルに合わせて揃えてもらうと良いと思います。
遮光カーテンという方法もありますが、カーテンは基本的に室内にするものなので、直射日光は遮られても窓とカーテンの間の空気は暑くなります。
だから「すだれ」や「よしず」のように『外に置いて日光を遮るもの』の方が効果が高く、これで8割がたの日光遮断ができると言われています。
これをするだけでも日陰の温度が2~3℃変わってくるので、納涼術の一つとして覚えておきたい方法ですね。
その他のエアコン電気代の節電方法には?
これらの節電方法も含めて他にも、
という形で別のページでまとめていることもあります。
そもそもエアコンを使わないで涼しくなれるなら、究極のエアコン電気代の節約になりますね。
例えば「保冷剤を使った扇風機の活用法」などもあったりします。
意外と気づかなかったことや、応用して使えそうな方法もあると思うので、ぜひ一度ご覧になって下さい。
あとがき
そんなエアコンの効率的な使い方など他の記事でも触れてます。
エアコンについて消費電力や電気代はいくらなのか、またエアコンのメリットやデメリットと不具合の解決法を含めてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
エアコンの電気代の節約はどうすればいいのか。
エアコンの「7つの節電方法」としてまとめましたがいかがでしたか。
今回紹介したことは基本的でよく言われていることが多いですが、それはやはり大切だということでもあります。
ちょっとの工夫や気づきで節電につながることはいっぱいあるので、いろいろと自分で試しながら合うものを探していってください。
ただ、節電ばかりに気を取られすぎて我慢して、熱中症などにかからないように体調管理はしっかりとしておきましょう。
特に寝るときのエアコンや扇風機についてですが、使い方によっては体調を崩す原因にもなってしまいます。
節電と体調管理を両方うまくできるように、上手な使い方をして活用してくださいね。
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