私の家のエアコン事情ですが、フィルターは毎年清掃しキレイにしてます。
また、フィン(熱交換器)もたまにエアコン洗浄スプレーで掃除しますが、ファン(吹き出し口周辺)の部分はあまりやっておらず、4~5年ほどあまり手を付けていない状態でした。
そこでしっかりと掃除してみようと、「くうきれい」というエアコン洗浄剤を購入し使ってみました。
今回はこの「くうきれい」を実際に使った様子をレビューし、その効果や使い方、また注意点などを伝えていきたいと思います。
そして、くうきれいはホームセンターなどどこで売ってるのか、実店舗の販売店もちょっと探してみました。
くうきれいでエアコンファン洗浄をレビュー
今回はエアコンのファン(吹き出し口周辺)を「くうきれい」と呼ばれる洗浄剤を使って掃除をしてみました。
これはアマゾンや楽天などでも非常に評価が高く、私も吹き出し口部分や奥のクロスフローファンの汚れが気になっていたため購入し使ってみました。
この商品は
- ムース
- リンス
この2つがセットになっています。
また、養生シートという排液を受け止めるビニールもついているため、用意するものが少なくて済みます。
内容物はこんな感じ。
養生シートは両面テープがついているのでそのままエアコンにつけることができますが、心配ならさらにテープで補強しましょう。
くうきれいのムースとリンスの液体分だけの重さなら、剥がれ落ちることはないと思います。
まず準備する前にエアコンのコンセントは抜いておきましょう。
そして養生シートをエアコンの下に貼り付けます。
その養生シートを付けた様子がこちらですね。
これで準備は完了です。
くうきれいの使い方は?
くうきれいを使う前に多少ファン周辺を掃除したのですが、どうにも無理だと思ってくうきれいを購入しました。
見ただけでだいぶ汚れがあるのがわかりますね。
これがくうきれいを使ってどう変わるのかに期待です。
このくうきれいの使い方はいたって簡単で、ムースを吹き出し口にまんべんなく吹き付けていくだけ。
ルーバーから上向きにノズルを差し込んで、奥にあるクロスフローファンの中にノズル先端を入れます。
ファンの内部から洗浄液で満たしていきます。
するとこのような感じになります。
すべての量がスプレーし終わったら、ノズルの先端でファンを押し5~6回転させます。
説明書にはこのように書かれていましたが、ノズルで押して回転させるのがかなり難しかったので私は割り箸を使いました。
そしてこの状態にして20~30分放置します。
すると汚れが浮いて泡が落ちていくのですね。
泡の色が変わっていて汚れが落ちていく様子がわかります。
その汚れが落ちるとシートにそれが溜まっていきます。
30分ほどしたら泡もだいぶ落ちてくるので、2番目のリンス液を吹きかけていきます。
すべて洗い終えるとこのように汚い液でいっぱいに・・・。
それで先ほどのがどのように変わったかというと
写真ではそこまでキレイになったような感じはないですが、わりと汚れは落ちたような感じはあります。
一緒に奥も見てもらいたいのですが、部品が黒くてどうにもわかりにくい。
そこでティッシュで拭き取ってみると
!!
やばい、ヤバい!!
これはかなりカビがびっしり残っています。
他の部分も拭いてみましたが、どんどんこんなカビの汚れが出てくる始末で、これはどうしたものかと考えてしまいました。
結局、割り箸でティッシュを挟んだり濡れティッシュを使ったりなどして、黒カビや汚れがほぼでなくなるまで掃除を行いました。
掃除がすべて終わったら、エアコンを運転させしばらく様子を見るのですが、最初は水しぶきや汚れがちょっと出てくると思います。
だから、ティッシュやタオルで吹き出し口をガードしたり、養生シートをちょっと持ち上げて水しぶきが飛び散らないようにしておきましょう。
くうきれいを使うことで、結果的にかなりの汚れを落とすことには多少よかったと思いますが、くうきれいに期待していた効果については、ちょっと検討の余地が出てきたといった今回の体験でしたね。
くうきれいの注意点は?
今回くうきれいを使ってわかったことですが、この商品にはメリットとデメリットがありますね。
メリットには
- 表面的にきれいにしてくれる
- 汚れを浮かして落としやすくなる
- 汚れを落とした感じがハッキリとわかる
最初ムースを使って、泡やリンスで汚れが落ちていく様子は見ていて気持ちがよかったです。
その一方でデメリットは
- 完全にきれいになるわけではない
- 奥のクロスフローファン(黒い回転するファン)まで掃除するのは厳しい。
- 汚れがキツイ場合はブラシなどでこする必要がある。
これらをデメリットというのかは考え方次第ですが、商品自体としては良い物だと思います。
これだけ汚れが落ちるし、しかも汚れがかなり浮いてくるのでその後ブラシをするにしても掃除はしやすくなると思います。
ただ、長年放置されていたような汚れは、くうきれいだけではキレイにならない。
このように考えていた方がよさそうですね。
ちなみに私がもう一度くうきれいを使って掃除をするとしたら、
- ブラシや水スプレーを用意する
- 泡で汚れを浮かして、ブラシでこすりながらカビなどをとる
- 気合を入れる。(使うだけでキレイになると思ってた…。)
エアコン洗浄スプレーとの違い
エアコンの掃除をしようとしたときにやっておきたい場所が、
- フィルター
- フィン(熱交換器)
- ファン(吹き出し口周辺)
- 本体周り
この中でも、
- フィン(熱交換器)
- ファン(吹き出し口周辺)
この2つはエアコン洗浄剤を使った掃除方法があります。
今回使った「くうきれい」はファン(吹き出し口周辺)の掃除をする洗浄液です。
一般的に販売されているエアコン洗浄液は、フィン(熱交換器)の洗浄をするためのものが多いです。
こういった商品は
このフィン(熱交換器)の部分を洗浄するものなので、それぞれ別のものと考えて購入するようにしましょう。
くうきれいはホームセンターなどどこで売ってる?
このくうきれいですが、ホームセンターとかどこで売ってるのか?
実店舗の販売店はあるのか、近場でちょっと探してみました。
一応回ったのは、ホームセンターのコーナンとダイキなんですがどこにも売ってなかったですね。
他の販売店だとあるかもしれませんが、私の近場ではちょっと見つけられませんでしたね。
もし買うなら楽天やアマゾンのほうが早いように思います。
また、くうきれいにはデザインが青色のものもありますが、そっちはフィン用なのでまた違うようです。
あとがき
そんなエアコンの効率的な使い方など他の記事でも触れてます。
エアコンについて消費電力や電気代はいくらなのか、またエアコンのメリットやデメリットと不具合の解決法を含めてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
くうきれいでエアコンファン洗浄をして効果はどうだったのか。
その使い方や注意点と一緒にレビューをまとめましたがいかがでしたか。
くうきれいという商品自体はとてもいいものだと思いますが、自分で言うのもなんですが汚れの取れ具合としては甘いと思います。
完璧に汚れを取りたいというのなら、エアコン洗浄業者に依頼した方が良いと思います。
やはり「プロに頼む」という選択肢があるくらいだから、それだけエアコン洗浄というのは労力がかかるということですね。
でも、こういった汚れもこまめにとっていればここまでの事にはなっていなかったと思います。
今回はエアコン汚れを痛感した体験でした。
ちなみに、フィルター清掃などもしっかりとやっておきましょう。
自分でできるエアコン掃除についてはこちらでまとめているので、ぜひこちらもご覧になって下さい。
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