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布団乾燥機で火事や火傷の危険はないの?故障や寿命の耐用年数は?

布団乾燥機 火事

布団乾燥機を使っていると、

コレ放ったらかしにして、ちょっと買い物に行きたいなあ…。

なんて思っちゃうときがありますよね。

布団乾燥にかかる時間が120分とかになると、つきっきりになるのは時間がもったいないし、その間は別のことをしたいと考えちゃいます。

そこで心配になるのは火事ですよね。

また、小さな子供がいると、触って火傷したりしないか心配になります。

でもやっぱり、布団乾燥機は熱い温風を出すので、少なからず火傷や火事の危険性はあるんですね。

じゃあ、一体どんなことで火傷や火事になるのか?

実は「気づきにくい発火原因」というのも火事の事例であったりします。

そこで今回は、

布団乾燥機で火事や火傷の危険はないのか。

また火傷しないための注意点や火事になった様々な例。

そして故障や寿命、耐用年数についてまとめました。

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布団乾燥機で火傷の危険はないの?

布団乾燥機は高温の温風で布団を乾燥させたり、ダニ対策にも使われる非常に便利なアイテムです。

特にここ最近では、

天日干しでは完全にダニ対策できないので、ダニ対策には布団乾燥機が一番いい。

このように言われることからも人気が上がっています。

理由についてはコチラで

 

その布団乾燥機を使うときに心配なのが、火事や火傷(ヤケド)の危険性はないのか?

布団も布なので燃えやすいですし、また温風が火傷するくらいの風だったら小さな子供には危ないし、気をつけないといけないことも多いですよね。

布団乾燥機の種類にもよりますが、実はその温風はかなり熱いです。

布団乾燥中に最大で約70℃にもなり、説明書の中にも記載があります。

機械側である程度温度調節や時間設定がされると言っても、この温度はかなりの熱さです。

 

説明書にもしっかりと書かれていると思いますが、例えば私の持っている日立の布団乾燥機「アッとドライ」の説明書を見てみると、

布団乾燥機 温度 比較

「おまかせコース」

運転中は温風温度を60℃以下に保つため、ヒータ出力を切り替えます。
温風乾燥後、送風時間を自動設定します。

布団乾燥機 最高 温度

「しっかりコース」

吹き出し口付近の最高温度は「しっかりコース」で約70℃

布団乾燥機 何度

と言ったように、書かれていますね。

 

だから長く触り続けたりすると危険なため、

近くに小さな子供(乳幼児)や糖尿病、知覚麻痺などで手足の循環が悪い人がいないか。

また泥酔している人などは低温火傷の危険があるため注意が促されています。

布団乾燥機を使う布団にも注意

布団乾燥機の温度も、暖めとかで使うくらいなら40~50℃ほどの心地よいくらいの温度も出ます。

ただ、ダニ対策コースなどの最大温度が70℃近くまで上がるので、その場合は布団乾燥機の温度もそうですが、

布団の耐熱温度

コチラにもしっかり注意しておかないといけません。

通常の布団だと大丈夫ですが、羽毛布団とかだと中身を傷めてしまう場合などもあるかもしれません。

乾燥機を掛ける前に、一応確認はしたほうが良いでしょう。

とはいえ、基本的には正しく使っていれば火傷の危険は低いと思います。

 

怖いのは小さな子供やお年寄り、また、つけっぱなしで寝てしまったときの低温やけどなどです。

布団乾燥機 故障

 

  • 布団を温めるときは、運転中や運転直後に布団の中に入らない。
  • 「低温やけど」は湯たんぽ等の比較的低い温度のものに長時間手足が接することで、熱さを感じないまま火傷になるものです。
  • 知覚麻痺や糖尿病などで手足の循環が悪い方、泥酔している方、乳幼児には注意して下さい。

このように記載がされていますね。

温かい状態の布団に入ってすぐに寝たいのはわかりますが、運転直後にいきなり入ると危ないので注意しておきましょう。

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布団乾燥機で火事の危険はないの?

布団乾燥機を使っていて火事になることってないのでしょうか?

例えば、お風呂に入っている間に布団乾燥機をかけて、上がってきたらフカフカの布団が出来上がっている。

こんな使い方をされる方も多いですよね。

また布団乾燥機をかけてる間は外出して放ったらかしにしている。

こんなパターンもあるかもしれません。

こういった目を話している間の火事が心配ですが、絶対に火事にならないとは言えません。

それは説明書の中でも、いくつかのパターンで説明書きがあるんですね。

 

布団乾燥機で火事の原因になりそうな例

布団乾燥機 耐用 年数

他の熱器具(電気毛布・電気アンカ等)と併用しない。

 

布団乾燥機 寿命

乾燥機本体を布団の中に入れない

 

布団乾燥機 やけど

食用油、機械油、シンナー、ガソリン、ドライクリーニング油が付着した衣類

自然発火の原因になります。

皮革製品、漂白剤の付着した衣類、平干しや陰干しの絵表示があるもの。

縮みや変色など、衣類が傷む原因になります。

水滴が落ちるような洗濯物

火災・感電や故障の原因になります。

あとは電源コードの無理な引っぱりや接触不良も結構あるようなので気をつけて下さい。

こういったところでしょうか。

安全を考えるなら近くで見ておいたほうが良いです。

 

ただ、温度や時間設定は機械側でしっかりと設定されています。

布団乾燥機を普通に使っていて、そんな頻繁に火事になるようだったら販売はできないですしニュースにもなっているでしょう。

正常な使い方をしていれば、基本的には大丈夫だと思います。

火事となった事例はそこまで多くはないようですが、可能性としてはゼロではなく年間でも10件ほどは起こっているようです。

乾燥機の事故を現象別にみると、

①「衣類等に残留していたオイル等が酸化熱により自然発火」が38件と最も多く、特にガス衣類乾燥機で多く発生しています。

次に多いものが、

②「電源コードの引っ張りや過度の屈曲等で、芯線が半断線してショート」が10件で、布団乾燥機で多く発生しています。

参照:製品安全センター
乾燥機及び除湿機による事故の防止について(注意喚起)

https://www.nite.go.jp/data/000005150.pdf

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布団乾燥機等の乾燥機による火災例

製品安全センターの「乾燥機及び除湿機による事故の防止について(注意喚起)」の報告書の中には、乾燥機による火災例がいくつか記載されています。

それを少しお借りしますね。

 

衣類等に残っていたオイル等が酸化熱により自然発火

平成20年12月26日(福島県80歳代女性、死亡他)

(事故内容)

老人ホーム内の電気衣類乾燥機を設置していた部屋付近から出火した。

2人が死亡し2人が重傷、1人が軽傷を負った。

(事故原因)

オイルが残っていたタオルを電気衣類乾燥機で乾かしたため、オイルが酸化し、この酸化熱がたまって温度が上がって発火したと考えられる。

*美容オイル(オリーブオイル、アーモンドオイル、グレープシードオイル等)、食用油、動物油等の油は、空気に触れると酸化して熱が発生します。

この熱を酸化熱といいますが、酸化熱が蓄積して温度が上昇することで、自然発火に至ることがあります。

 

食用油が付着した衣類などを乾燥させた

平成22年3月5日(広島県30歳代女性、拡大被害)

(事故内容)

運転中の電気洗濯乾燥機から白煙が出て異臭がし洗濯物が焼けた。

(事故原因)

電気洗濯乾燥機の電気部品に異常はなく、焼けた衣類などから食用油が検出されたので、これが酸化熱により自然発火し、衣類などが焼けたものと考えられます。

なお、本体及び取扱説明書に

「食用油などの付着した衣類は洗濯後でも絶対に乾燥しないで下さい。油の酸化熱による自然発火や引火の恐れがあります。」

といった記載がされています。

 

電源コードの引張りや過度の屈曲等でショート

平成21年3月28日(北海道30歳代・女性、製品破損)

(事故内容)

布団乾燥機の電源スイッチを入れてコンセントに差し込んだところ、「ボン」という音とともにコードが破裂し、火花が散った。

(事故原因)

電源コードを持ってコンセントから抜くことを繰り返していたため、差し込みプラグの根元部で芯線が半断線状態となり、ショートして火花が出たものと考えられます。

なお、取扱説明書には

「プラグを抜く時は電源コードを持って引き抜かない。ショートして発火することがある。」

といった記載がされています。

 

ヒーターに液体や異物等が付着し、乾燥時に焦げて発煙

平成21年3月19日(大阪府30歳代・女性、被害なし)

(事故内容)

電源を入れた電気洗濯乾燥機から焦げ臭いにおいがし発煙した。

(事故原因)

乾燥用ヒーターに洗剤成分の焦げ付きがあったため、洗濯時にヒーター表面に洗剤成分が付着し、乾燥時に洗剤成分が一時的に焦げて発煙したものと考えられます。

参照:製品安全センター
乾燥機及び除湿機による事故の防止について(注意喚起)

https://www.nite.go.jp/data/000005150.pdf

 

一部布団乾燥機とは違う機械のものも紹介していますが、乾燥機による発火事例というのはあるんですね。

布団乾燥機では衣類の乾燥に使うことも多いので、そのときに食用油がついていて発火したなんてこともよくあるようです。

化粧品とかでも燃えやすい成分が含まれていて、それが衣服についたままだったりすると火事になる危険性もあります。

また、単純に電源コードの接触不良や断線も火事の原因になりやすいので注意が必要ですね。

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布団乾燥機の故障や寿命の耐用年数は?

この布団乾燥機の故障や寿命の耐用年数についてですが、その製品によって結構まちまちです。

私は象印の布団乾燥機を使っていた頃は、だいたい5~6年位はもちました。

故障した状態は、電源が入らなくなったことで、使っていた頻度は梅雨~夏頃にかけてダニ対策のために週1~3回くらい。

冬場は布団乾燥のために週3~5回くらいの頻度です。

今は日立のアッとドライという布団乾燥機を使っていますが、コチラはいま現役で使っています。

布団乾燥機 危険

ただ、アマゾンなどの口コミを見ていると、1年ほどでホースのジャバラ部分が劣化し使えなくなる。

という声が多く、本体は正常に動いているがホース部分がすぐにダメになるというような商品もあります。

その点で言えば象印のスマートドライのような「本体から直接温風を出すタイプ」というのは寿命が長く使えそうです。

マット式もマットが劣化し使えなくなることもありますし、どうやら布団乾燥機のタイプによっても寿命は変わってきそうですね。

マットやホースの有無でどれだけ違うのかはこちらのページで詳しくまとめてます。

 

これから布団乾燥機を買おうか迷ってる人は、ぜひ読んでみて下さい。

様々な人の意見を見ていると、およそ布団乾燥機の寿命は3~5年くらいのように感じられます。

使う頻度にもよるでしょうが、やっぱり長持ちはしてほしいですね。

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あとがき

布団乾燥機で火事や火傷の危険はないのか。

また火傷しないための注意点や火事になった様々な例。

そして故障や寿命、耐用年数についてまとめましたがいかがでしたか。

布団乾燥機も万能ではないので、絶対安全とは言い切れません。

運転中や運転直後に触れたり、小さな子供などいる家では注意したいですね。

そして火事は布団乾燥機側にも問題があるかもしれませんが、「乾かす布団や衣服」の方にも注意することが必要です。

  • 熱で溶けたりする素材を使っていないか。
  • 化粧品の油などが付着していないか。
  • 耐熱温度は大丈夫か。

こういったところもしっかりと確認して、安全に使って下さい。

 

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