蚊の寿命はどのくらい?冬の気温は越せるの?オスやメスで違う?

蚊 寿命 どのくらい蚊の寿命はどのくらいなのか。

蚊が部屋の中に入ってきて血を吸うというのは、もはや夏になると当たり前のことになってますが、冬場は蚊がいなくて平和ですよね。

じゃあその冬の間、蚊はどうしているのか?

蚊はいつごろ死んでいつ頃になると生まれだすのか、蚊の寿命が何日くらいなのか気になるところだと思います。

冬場でも蚊がたまに出ることがありますが、もしかして部屋に住みつかれているのかと心配になる事もありますよね。

そこで今回は、

蚊の寿命はどのくらいなのか。

また冬の越し方は、蚊の種類や雄と雌でも違いがあるのか。

蚊の一生の流れや寿命についてまとめました。

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蚊の寿命はどのくらい?

蚊の寿命はどのくらいなのか。

あまり長く生きてもらっても困りますが、蚊の寿命は成虫になってからは約1ヵ月ほどの寿命です。

ただ、蚊も成虫になる前は卵の状態だし、幼虫(ボウフラ)の期間もあったりします。

だから蚊の一生としての寿命はこれよりも長いんですね。

蚊の一生の寿命はどのくらいなのか?

これは実は蚊の種類や季節によっても変わってきます。

また、オスとメスでも少し違いがあるようなんです。

まず蚊の寿命がどのくらいなのか見ていくときに、蚊の卵から成虫までの流れと日数を見ていきましょう。

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蚊の成長過程と日数

だいたいの感じですが蚊は卵から幼虫、成虫になるまでにどのくらいの日数がかかるのか。

その流れをまとめました。

  • 卵の状態(1日~5日)
  • 水中でふ化し幼虫(ボウフラ)に。(7日~10日)
  • 水中で脱皮を繰り返しさなぎ(オニボウフラ)に。(2日~3日)
  • 成虫(蚊)に。(約1ヶ月)

これも季節の温度にかなり左右されます。

夏場で蚊がたくさん生まれる時は、だいたいこういったサイクルの中で蚊の寿命があります。

そして成虫となったメスの蚊が3~4回ほど産卵を行います。

サナギから蚊に成長する過程など動画もありますので、見てみたい方はこちらのページもチェックして下さい。

 

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蚊の寿命で冬の気温は越せるの?

蚊 寿命 冬

蚊の寿命が1ヶ月ほどの日数だと、冬はどうやって越しているのか気になりますよね。

実は蚊の種類や季節によっても寿命が変わってきます。

私たちにかかわりの深い蚊の種類を大まかに分けると

  1. アカイエカ
  2. チカイエカ
  3. ヒトスジシマカ

この3種類になるのですが、秋の終わりや冬場が近づくとアカイエカのオスは全滅し、メスは薄暗い洞穴や土に空いたの穴などでじっと動かず冬眠状態のようになります。

そしてまた春先の暖かい季節になると活動を再開始めます。

だからこの場合は寿命も延び、およそ6ヵ月ほどになると考えられています。

一方で黒と白のシマシマ模様のヒトスジシマカ(ヤブカ)は、オスもメスも冬の気温は耐えれないので全滅します。

だから冬を越すには卵の状態になっているんですね。

 

そしてチカイエカは冬のように寒い気温は無理ですが、少し暖かくなると活動し始めます。

チカイエカはビルの地下水槽や排水槽、地下鉄の排水溝などに生息します。

また、家の中でも物置や靴箱の奥で隠れていることもあるようなんですね。

蚊 寿命 部屋

冬場暖房して部屋が暖かいと、チカイエカが活動し始め刺しに来ることもあるようで、冬場の蚊の被害はチカイエカがほとんどだと言われています。

冬の越し方にも種類で違うわけなんですね。

 

蚊の活動時期はどのくらい

蚊 寿命 オス

蚊の活動時期は、基本的には春先~秋まで。

数字でいうと4月や5月ごろから11月ごろまでで、活発な活動時期は9月ごろと言われてます。

蚊も30℃や35℃を越してくると活動自体が鈍るため、適温の20℃~30℃の間くらいになる9月ごろが一番動きやすいようです。

さらに卵が孵化して成虫になるのも20℃以上が適しているので、

数も多く活動もしやすい気温

という事で9月ごろが最も蚊の被害に遭いやすくなります。

蚊の活動には温度がとても関係しています。

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蚊の寿命はオスやメスで違うの?

蚊の寿命はオスとメスで違うのは、先ほど少し触れたアカイエカですね。

オスは全滅してしまいますが、メスの蚊は冬眠状態のようになると6ヵ月ほどまで寿命が延びます。

ただ、ヒトスジシマカの場合はオスもメスも全滅し、冬は卵の状態で冬を越します。

チカイエカの場合は低温にも強いため、オスもメスも一年中普通に寿命を全うするようですね。

 

車の中の蚊の寿命は?

蚊 寿命 気温

車の中に蚊が入ってくることもありますよね。

蚊にとって車内は格好の吸血場所ですが、夏場の車内はものすごく暑くなります。

温度を測ると40℃や50℃になったりして、とてもじゃないけど人にとってはたまりませんよね。

これは蚊にとっても同じで、35℃以上となると活動はかなり弱まり、40℃以上になる車内とかだと死んでしまうようです。

だから真夏日の車内では蚊は生きていられませんが、秋ごろの心地いい気温だと生き生きと活動します。

 

あとがき

蚊の寿命はどのくらいなのか。

また冬の越し方は、蚊の種類や雄と雌でも違いがあるというのは驚きですよね。

まあどちらにせよ私たちにとってはうっとおしい蚊なので、できるだけ近寄って欲しくはない存在ですね。

およそ1ヶ月ほどの蚊の寿命ですが、その間に何度も血を吸いに来るので毎年対策は欠かせません。

私たちがよく目にする蚊には「茶色い蚊」「シマシマの黒い蚊」があると思いますが、家の中では茶色い蚊を見かけることが多いですよね。

実はそれぞれに特徴があり、襲われやすい場所や吸血行動にも違いがみられます。

この蚊の特徴を知ることで色々な予防法を身に着けることができるので、この機会にぜひチェックしておいて下さい。

 

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