いろいろと話題に上る「飲む日焼け止め」というサプリですが、効果があるのか効果ないのか?
医師の方でも肯定と否定の意見があって、購入しようかと考える方も迷ってしまいそうになります。
でも、その答えは肯定否定どちらの意見でもハッキリしていて、
現状、飲む日焼け止めだけではメインの日焼け止めにはならない!
ここはほぼ間違いないようです。
という事になりますよね。
それは、
という事です。
では、その意味について「飲む日焼け止めの効果はないのか。」という部分から見ていきましょう。
また飲む日焼け止めの口コミの評判や皮膚科での処方はどうなのか。
効果的な使い方も含め、飲む日焼け止めはどんな人に向いているのかをまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
飲む日焼け止めは効果ないの?
飲む日焼け止めと聞いて、
こんなふうに思ってしまうような名前ですよね。
飲む日焼け止めサプリさえ飲んでいれば、もうあの日焼け止めからは解放されるんだ!
みたいに感じてしまう人も多いと思います。
販売ページなどを見ると、このサプリさえ飲んでいれば紫外線対策はバッチリのような印象を持たせるページが多いですが、でも飲む日焼け止めにそこまでの効果は期待できません。
飲む日焼け止めでは、物理的に紫外線をカットするという事ではなく、
このように考えた方がわかりやすいでしょう。
つまり紫外線のダメージは受けます。
だから通常の塗る日焼け止めなどで、物理的に紫外線をカットして肌を守ることの方が効果は高いわけですね。
飲む日焼け止めへの警鐘
もともとは海外でアトピー対策などの皮膚トラブルに、飲む日焼け止めの成分「PLエキス」が使われていたようです。
海外セレブ達が使い飲む日焼け止めを使い始めたことで、流行がかなり広がり始めたこともキッカケにあるようですね。
だから飲む日焼け止めに対する期待が高まりすぎたのか、アメリカ皮膚科学会(AAD)が飲む日焼け止めに警告をしています。
その警告文の中には、
飲む日焼け止めを、塗る日焼け止めや日焼けから守る衣服の代わりとして使用しないよう消費者に警告します。
飲む日焼け止めだけでは、紫外線から肌を適切に守る科学的根拠は現在のところ存在しません。
日焼け対策の形は「塗る日焼け止め」だけです。
このように言ってるわけですね。
もちろん日焼け止めに加えて帽子や日傘、長袖やサングラスなど併用することでもっと紫外線対策ができるのは言うまでもありません。
でも、日焼け止めという形を「飲む日焼け止めだけでまかなうのは危険」といった警告がされているわけです。
飲む日焼け止めの過信は禁物ですね。
飲む日焼け止めの口コミや評判は?
そんな飲む日焼け止めを実際に使ったことがある方も多いでしょう。
その口コミにもさまざまな意見があります。
効果を感じた良い口コミには、
日焼けしない
肌が白いまま
クリームを塗る面倒がない
こんな極端な意見もありますが、本当にそうなったの?と疑わしいような口コミも多いです。
効果を感じなかった口コミには、
即効性がない
飲んでも変わらない
こんな意見が多く「よく効果がわからない」など、飲んでどう変わったのか実感しにくい人もいました。
飲む日焼け止めの効果について、主成分「ニュートロックスサン」にて
1日250mgを84日間飲んだ結果、通常と比較し紫外線による影響が56%抑制できた。
といったようなエビデンスもありますが、これはあくまで10名程度で行ったもので、太陽光での測定でもないので効果があると声を大にして言えるかどうかは難しいですね。
また56%アップしたというのも、
通常の状態より1.56倍ほど日焼けしにくくなった。
という事です。
でも普通、太陽の下でちょっと外に出たらジリジリと日焼けしますよね。
すごくいろんな説明をすっ飛ばしてみんながわかりやすく言うと、SPF1.56くらいの日焼け止めです。
だから塗る日焼け止めに比べると、見劣りしてしまいますよね。
そんな飲む日焼け止めですが、皮膚科でも処方がされています。
飲む日焼け止めは皮膚科での処方も
この飲む日焼け止めで夏の紫外線対策ができるなんて言う考えは危険ですが、
紫外線対策のサポートをする
このくらいの考えで使う事には、とても効果を実感できるサプリなんじゃないでしょうか。
皮膚科やクリニックでの処方もされている病院もあり、紫外線によって発生する「活性酸素」を除去してくれる「抗酸化作用の働き」があります。
だからシミやシワなど美容面に関しても効果が期待されるサプリなんですね。
また、紫外線から受けたダメージの軽減や、赤みやヒリヒリを遅らせる効果にも期待ができるという事で、日光アレルギー対策としても使っている方も多いようです。
美容や紫外線予防目的なので、保険は適用されず全額負担となります。
飲む日焼け止めの効果的な使い方
飲む日焼け止めは効果がないという医師も多いようですし、様々な論文からも検証されているため無視できない意見ですよね。
その飲む日焼け止めの成分には
- フェーンブロック
- ニュートロックスサン
二つの成分が中心となっていますが、日本製はニュートロックスサンが中心となっています。
どちらも効果としては似たようなものだと言われていますが、日本製のものはこのニュートロックスサンに加えて、
ヒアルロン酸やプラセンタ、ポリフェノール類やビタミン類
こういった補助成分が多く配合されているので、このあたりも飲む日焼け止めの効果のサポートができているんじゃないかと思います。
日焼け止めとしての効果はSPFで見てみると微々たるものに感じますが、
- 抗酸化作用の面
- 美容成分として含まれる補助成分
- 頭皮や目などのカバー
- 春先など日焼け止めを積極的に塗らない季節の紫外線対策
- 日光アレルギーの補助対策
こういったメリットも考えられるので、要は使い方ですよね。
飲む日焼け止めだけで紫外線対策を終わらせるんじゃなくて、塗る日焼け止めと一緒に使いながら、より効果的な紫外線対策を目指すのが一番賢い方法なんだと思いますよ。
あとがき
飲む日焼け止めの効果はないのか。
また飲む日焼け止めの口コミや評判。
そして、皮膚科での処方や効果的な使い方などまとめましたがいかがでしたか。
飲む日焼け止めもあまり過剰な期待をするんじゃなくて、普段の紫外線対策をさらにパワーアップさせるための補助と考えると、効果的な使い方ができそうです。
より高いレベルの紫外線対策がしたい人にオススメですね!
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