恵方巻きはいつ食べるのか。
食べる日の時間帯や豆まきとの流れもあったりしますが、だいたい夕食時というのが多いと思います。
そんな節分の日に食べる恵方巻きは、実は食べ方にもルールがあって、恵方の方角を向いたり黙って食べるなんてのもあります。
ご存知の方も多いと思いますが、じゃあどうして黙って食べるルールがあるのか、その理由までと言われるとちょっと考えてしまいますよね。
そこで今回は、
恵方巻きはいつ食べるのか。
食べる日や時間帯、日にちや恵方巻きの食べ方のルール、恵方の方角を向いたり黙って食べる理由は何なのか。
そんな恵方巻きの食べ方についてまとめました。
一つ一つに込められた恵方巻きの食べ方の理由がわかると、節分の見方もちょっと変わってくると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
恵方巻きはいつ食べる?食べる日や時間帯
恵方巻きはいつ食べるのかといえば、節分の日ですよね。
そんな節分の日は
この節分という日は2月3日になることが多いですが、実は固定の日じゃないんですね。
というのも、節分は立春の前の日に行われるものだから、立春が動くと節分の日も動くんですね。
そして、節分というのは実は年に4回あって、
この暦の前の日が全部節分なんです。
節分ってそもそも何なの?
いろいろ不思議なことが出てきましたよね。
そもそも節分って何なのか、子供たちに聞かれても簡単に答えれるような説明も含めまとめたので、ぜひご覧になってください。
恵方巻きをいつ食べるか時間帯はあるの?
さて、この恵方巻きは節分の日のいつごろに食べたらいいの?
その日の時間にも縁起のいい時間帯はあるの?
こんなふうにちょっと思ってしまうかもしれませんが、恵方巻を食べる時間帯については特に言われていないようです。
恵方巻きは1本丸かぶりするものなので、量としてもなかなかあります。
また、他にも行事食にイワシやけんちん汁などもあるので、それを合わせて食べる人だったら夕食時がピッタリですよね。
まあ、あまり朝に食べる人はいないと思いますが、昼時にコンビニで買った小さめの恵方巻きを、学校や会社で食べることはあるかもしれませんね。
恵方巻きを食べる時間帯や豆まき
さて、特にいつ食べるのか決まっていない恵方巻きですが、一つのモデルケースとしては、
この時間の流れがわりと自然だと思います。
豆まきは鬼を追い払うための風習なので、鬼を撃退し家の中を安全な状態にしておきます。
そうしてから恵方巻きを食べる事で、今年1年の健康などを願いながら、みんなで食べるというのがいいのではないでしょうか。
豆まきの後は
という風習があるので、あまりおなかが一杯にならない程度の数なら、豆まきと夕食を続けてもいいかもしれませんね。
恵方巻きの食べ方のルールは?
恵方巻きを食べるときは、実は
という恵方巻きの食べ方のルールがあるんです。
それが、次の3つのルールで
- 恵方の方角を向いて食べる。
- 1人1本まるまる食べる
- 無言でしゃべらないで食べる。
この3つが恵方巻きを食べるときの決まり事として知られていますね。
ちょっと気になってしまいます。
では、それぞれの恵方巻きの食べ方のルールについて、どういうことなのか順番に見ていきましょう。
1.恵方の方角を向いて食べる。
恵方巻きは、歳徳神(としとくじん)がいる恵方の方向を向いて食べることが縁起のいいことと言われています。
この歳徳神のいる恵方というのは、別名「吉方」とも呼ばれ1年の健康を祈願するなど、縁起のいいこととして行われていたのです。
でも、その歳徳神は毎年いろんなところに移動しちゃうので、その年によって方角がコロコロ変わっちゃうんですね。
- どうして方角が毎年変わるのか?
- どうやって恵方が決まっているのか?
などがすぐにわかると思いますよ。
恵方巻の食べ方では、縁起のいい恵方の方角を向いて食べましょう!
2.1人1本まるまる食べる
恵方巻の食べ方では、結構大きいのにそれを1本まるまる食べるのが願い事をかなえるルールなんですね。
というのも、恵方巻きって縁起物として扱われていますよね。
そんな縁起物の恵方巻きを、
などといったような意味にも取られるので、縁起が悪いと考えられているんです。
こういった風習は、お正月飾りの鏡餅にもあります。
鏡餅というのは、お正月にやってきた歳徳神という神様が宿っているものなんですね。
そんな神様に刃物を向けるなんて縁起が悪い!
ということで、鏡開きの時には木づちで割る風習があるんです。
今ではすでに切り餅になっていたり、木づちがないので金槌で割ったりなど風習に変化はありますが、昔の風習は今でも根強く残っているんですね。
そんな恵方巻きの名前の由来は、実は大手コンビニチェーンのセブンイレブンが命名し全国に広めました。
恵方巻きっていうのが全国に広まったのは、本当につい最近の事なんです。
そんな恵方巻きのルーツについては、別の記事で詳しくまとめているのでぜひこちらもご覧になってください。
恵方巻きを黙って食べる理由とは?
さて、恵方巻の食べ方では、黙って食べるというルールがあります。
この恵方巻きというのは、恵方の方角を向いたり切らずに食べたりすることで、今年一年の祈願をするものなんですね。
だから恵方巻き自体が縁起物の食べ物なわけです。
その恵方巻きを食べている最中にしゃべってしまうと、そこから幸福が逃げて行ってしまう。
こんなふうに考えられているんです。
恵方巻きというのは、基本7種類の具材で作られていて、それは七福神を見立てて入れられたと言われています。
そんな福の詰まった恵方巻きを、恵方の方角からパワーをもらって食べているので、黙って食べるということが根付いたんです。
だから恵方巻きを食べるときに無言でしゃべらない理由は、神様からの幸福をしっかりと取り入れるためだったんですね。
恵方巻きを無言で食べることと日本の風習
恵方巻きを食べるときには願い事を思い浮かべながら食べると、今年一年健康で仕事もうまくいくなどの願いが叶うとされてきました。
神社やお寺でお願い事をする時は黙って手を合わせて拝みますが、ちょっと似たような感じがしますね。
昔から日本の国では、
といった考えがあるそうです。
恵方巻きを食べるときに無言でしゃべらないことにも、こういった考えが含まれているのかなと思います。
恵方巻きと一緒に食べるおかずって?
この節分の恵方巻きはいつもあなたはどうやって用意していますか?
今では本当にたくさんの種類の恵方巻きが販売されていて、肉や海鮮がいっぱいのものなど様々ですよね。
恵方巻きはコンビニやスーパーなどたくさんの場所で販売されてますが、さすがに恵方巻きだけというのはさみしい感じもします。
恵方巻きをはじめ、節分の時に食べられている地方の行事食から、コンビニでも手軽に手に入るおかずなどいろいろ紹介しているので、ぜひこちらもご覧になってください。
節分の日には豆まき恵方巻きなど特別な催し物が目白押しですが、豆まきや恵方巻きって何のためにあるのか意味ややり方も気になりませんか?
今年の恵方巻きの方角とか豆まきで食べる豆の数とか?
そんな節分に関する豆知識についてまとめました。
楽しい節分にするためにも、ぜひ気になる記事をご覧になってください。
あとがき
恵方巻きはいつ食べるのか。
その日にちや恵方巻きの食べ方のルール、恵方の方角を向いたり黙って食べる理由は何なのか。
そんな恵方巻きの食べ方についてまとめましたがいかがでしたか。
恵方巻きは節分の行事の中の一つの風習ですが、その食べ方にもいろんなことが含まれていたんですね。
- スーパーやコンビニで買うのか。
- はたまた家で手作りした、アレンジ恵方巻きを楽しむのか?
買ってくる方が手間がなくていいですが、自分で作ると自由にできて楽しいですよね。
でも、恵方巻を家で作ろうと思ってもなかなか作り方がわからないし、どんな具材がいいか迷っていませんか。
もちろん定番のものから、面白いものまでいろいろ参考になると思うのでぜひ一度ご覧になってください。
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