暖房

オイルヒーターの消費電力や電気代1時間の値段は?比較すると高い?

オイルヒーター 消費電力

家電量販店でもよく目にするようになったオイルヒーターですが、消費電力や1時間あたりの電気代などのランニングコストは気になりますよね。

オイルヒーターは比較すると、電気代が高い部類の暖房家電に入ります。

そして、エアコンをはじめコタツやホットカーペットなどと比べると、その差は歴然です。

そんなオイルヒーターのメリットは、

優しく包んでくれる陽だまりのような暖かさがある。

オイルヒーターを購入しようか考える人は、消費電力と電気代の高さより、この使い心地を実感したい方が勝っているかどうか。

ここに大きなポイントがありますね。

 

そこで今回は、オイルヒーターの消費電力と1時間あたりの電気代の具体的な数字と本体の値段

また、他の暖房器具と比較して電気代がどれだけ高いのか見ましょう。

そうするといろいろわかる事があるので、ぜひ購入の参考にしてください。

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オイルヒーターの消費電力や1時間あたりの電気代は?

ここ何年かでずいぶんオイルヒーターも浸透してきましたよね。

家電量販店など行くと、オイルヒーターをちょくちょく目にしたり気になっていた方も多いと思います。

そのオイルヒーターですが、最近は本体の値段が安いものも登場したり、少し買いやすくなってきていますよね。

そんなオイルヒーターをちょっと試してみたいと思う人も、

やっぱり気になるのはその消費電力や電気代ですよね。

そこで具体的に商品を一つ例に挙げて、ランニングコストはどのくらいなのか数字を見ていきましょう。

 

デロンギオイルヒーターの消費電力と電気代

オイルヒーターと言えば真っ先に名前が上がるのが「デロンギ」というメーカーです。

そんなデロンギのオイルヒーターの商品を一つ例にとってみましょう。

【デロンギ オイルヒーター KHD410812-LG 】

消費電力:1200W
電力切り替え式

弱:500W
中:700W
強:1200W

このようになっていますね。

弱中強の3段階で選べるのですが、弱でも500Wの消費電力がかかります。

さて、1時間当たりの電気代を見ると

弱:12円
中:18.9円
強:32.4円

*1kWh=27円として計算

このくらいかかります。

もし1日8時間で1ヶ月運転すると、

弱:2,880円(12円×8時間×30日)
中:4,536円(18.9円×8時間×30日)
強:7,776円(32.4円×8時間×30日)

これだけの電気代がかかってしまうことになるのです。

デロンギ以外のオイルヒーターでも、だいたいこのくらいの消費電力と電気代がかかります。

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オイルヒーターの値段はいくらくらい?

以前、オイルヒーターはあまり多くのメーカーは見当たりませんでしたが、今では山善やアイリスオーヤマなども徐々に参入してきました。

それに伴ってか種類も多くなり、購入しやすい値段になってきましたね。

一昔前はオイルヒーターは暖房器具の中でも高く、2万~5万円くらいする暖房器具でした。

今は1万円付近、小型だと5,000円を切るものも登場し購入しやすくなっています。

ただ、やっぱり1万円以上となると、他の暖房器具に比べてどうなのかといったところはありますよね。

そんなオイルヒーターの先駆者的な存在のメーカーがデロンギです。

オイルヒーターで有名ですが、コーヒーメーカーやケトルなどの生活家電も手掛けていて、本社はイタリアです。

それもあってかデザインが良く、持っているだけでステータスが高くなったようにさせてくれます。

だから値段も高めになっていますが、最近では落ち着いた値段のものも販売されています。

それに対抗するのが山善やアイリスオーヤマなどジェネリック家電(必要な機能だけ揃えた家電)を扱うメーカーです。

性能も申し分なく、それでいて値段がかなり抑えられるので、初めて購入される方は山善やアイリスの方が手に入れやすいと思います。

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オイルヒーターの電気代は比較すると高い?

先ほどオイルヒーターの消費電力と電気代を見てもらいましたが、暖房器具の比較でもかなり高い部類の家電になっています。

例えば、6畳用のエアコン(490W)と比較します。

6畳用490wで1kWh=27円の場合で計算して、8時間使ったとすると

エアコン電気代

1時間:490×27÷1000=13.2円
8時間:13.2円×8=105.8円

こんな感じですね。

エアコンの場合、一度設定温度まで上がったら、あとはその温度を維持するだけの電力で済むので、そんなビックリするような電気代にはなりません。

長時間の運転になると、必要な電力が温度の維持だけになり、これよりも電気代が下がる可能性もあります。

*外気温との差や部屋の気密性、大きさなどいろいろ左右することはあります。

参考ページ

暖房をつけっぱなしで寝るのは健康に悪い?電気代や火事は?

一方のオイルヒーターの消費電力と1時間あたりの電気代は、

オイルヒーター寿命

消費電力と電気代

弱:500W(12円)
中:700W(18.9円)
強:1200W(32.4円)

 

つまり、オイルヒーターの弱とエアコンが同じくらいになります。

この比較でもわかるように、電気代を気にする人はちょっと高いので手を出しづらいですね。

 

オイルヒーターとその他の家電の比較

他に冬に活躍する家電はたくさんありますが、コタツやホットカーペットなども使う人は多いですよね。

ちなみにそれどれの消費電力と1時間あたりの電気代はこのようになっています。

ホットカーペット 消費電力

ホットカーペット(1畳用)

中運転:約90.0W(約2.6円)
強運転:約134.7W(約3.6円)

参考ページ

ホットカーペットの消費電力や電気代、値段は?こたつとの比較は?

こたつ消費電力

こたつ(60cm×60cm)

強=約160wh、弱=約80wh
(強)4.3円、(弱)2.2円

参考ページ

こたつの消費電力や電気代、値段は?エアコンとの比較は?

こうやって比較すると、オイルヒーターの消費電力や電気代とは結構な差があることがわかります。

ですので、オイルヒーターを使用する場合は、この消費電力と電気代の高さをしっかりと理解したうえで購入するようにしましょう。

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オイルヒーターのメリットとは?

消費電力と1時間の電気代が高いオイルヒーターですが、

じゃあどんなメリットがあるの?

これが知りたいですよね。

オイルヒーターの最大の特徴は、

日向ぼっこをしているような暖かさ 日向ぼっこをしているような暖かさ

こういう表現がピッタリの暖房家電だと思います。

オイルヒーターはエアコンのように部屋の空気をかき回さないので、乾燥が少なく、温風が苦手な人に使いやすくなっています。

また石油ストーブのように火を使わないので、換気の必要もなく安全です。

だから小さな子供やお年寄りのいる家でも安心できます。

じんわりと部屋全体を暖めたい、優しい暖かさが好きな人に愛されている暖房なんですね

 

あとがき

オイルヒーターの消費電力や1時間の電気代はどのくらいなのか。

また本体の値段や他の暖房器具との比較を見てきましたがいかがでしたか。

オイルヒーターのランニングコストは暖房器具の中でもトップクラスの高さですが、それ以上にメリットを感じて使っている方も多くなっています。

私もオイルヒーターを使ったことはありますが、残念ながらその良さを実感することができませんでした。

まあ、どんな暖房器具でも環境やコスト面で合う、合わないというのはあると思います。

ハマる人はとことんオイルヒーターの虜になる事が多いので、気になる方は一度試すのもアリですね。

冬場はオイルヒーターをはじめお世話になる暖房器具はたくさんありますが、消費電力や電気代、体に悪い使い方にならないためのメリットやデメリットなど、別のページでもまとめています。

低温火傷や火事の危険性、洗い方などのメンテナンスを含めてわかりやすくまとめてるので、ぜひ参考にしてください。

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