インフルエンザワクチンを受けるとき値段が気になりますが、
このくらいで受けることができます。
これより安い値段で受けれる病院もありますが、でもあまりに安いと
粗悪なワクチンを使っているんじゃないかとか不安になりますよね。
でも予防接種の値段は各病院が決めるもので、安い料金だから粗悪なものといったことはありません。
でも、そうなると
ちょっと気になりますよね。
そんなインフルエンザワクチンの値段の話ですが、
- どうして病院で相場が違うの?
- 安い理由は何なの?
- ワクチンの原価っていくら?
- 助成金って受けれるの?
知りたいことがたくさん出てきます。
そこで今回は、
インフルエンザワクチンの値段設定について。
市町村の助成金など、お得に受けるためのインフルエンザワクチンの値段についてまとめました。
インフルエンザワクチンの値段が安いのは大丈夫?
インフルエンザワクチン接種の受付が毎年10月頃から始まりますが、今年受けようと考える人も多いですよね。
そんなインフルエンザワクチンの値段は毎年気になると思います。
値段は安い方が良いとは思いますが、インフルエンザ予防接種は2015年度から3価→4価へと変化し、およそ500円ほど値段が上がりました。
3価や4価というのは簡単に言うと、3種類のインフルエンザにしか対応できなかったものを4種類に増やしてより強くしたということです。
だから信頼度は上がったのですが、その分料金も上がったわけですね。
そんなインフルエンザワクチンの値段ですが、個人でそれぞれ病院に行って受ける任意接種なので、他の人がどうだったのか聞くと、
- 私のときは5000円だった。
- 私は3500円だったよ。
- 2回打ったけど合計7000円だった。
などなど、病院によって全然金額がバラバラで、何か損したように感じている人もいるかもしれません。
そんなふうにも感じてしまいます。
でも、実はこのインフルエンザワクチンの値段が安い、高いといったことで大きな効果の差はありません。
ワクチンの種類が違うワケでもないので、安い料金で打てたのは値段で見ればお得だったことが言えます。
そこで次に、
病院でのインフルエンザワクチンの値段の違い
を見ていきましょう。
インフルエンザワクチンの値段と原価、相場の違い
インフルエンザワクチンの値段が病院によって違うのはどうしてなのか。
これはインフルエンザの予防接種が任意接種で自由診療(保険適用外)になり、病院側で料金を設定することが出来るからです。
もともとワクチン自体の原価(病院での仕入れ価格)は1,000~1,500円ほどと言われていますが、そこからどのくらいの金額に設定するのかは各病院によって決められます。
病院によって価格の設定が違いますが、だいたいは
この辺の料金が相場となっています。
こう見るとかなり利益を上げてるのかなと思いますが、
- 注射針や注射器
- 人件費
- 診察料
などの費用がかかるようです。
インフルエンザワクチンの値段が安い、高いという違いは、病院によって事情が変わるので料金にも幅が生まれるワケですね。
病院によっては
こんな場合もあるようです。
また、基本的にはワクチンの違いは無いとされていますが、防腐剤の有無でワクチン値段も変わるようです。
値段の相場は病院によって変わってきますが、極端に安いような病院もたまにあるようです。
インフルエンザワクチンの原価は安くても、そこにいろんな経費がかかってるんですね。
子供が受けるインフルエンザワクチンの料金
インフルエンザの予防接種ですが、13歳以上の大人の場合は1回のワクチン接種で必要な免疫力が上昇すると考えられています。
それに対して13歳未満の子供の場合、2回接種しないと十分な抗体が得られないと言われています。
13歳未満の子供の場合、まだ様々なウイルスや細菌に触れる機会が少ないので、大人に比べると免疫力がそれほど高くありません。
そこでワクチン接種を2回受けることで、必要な免疫力を獲得しようといった狙いがあり、厚生労働省のガイドラインにも勧められています。
だから13歳未満の子供の場合は、病院でも2回接種の話があると思います。
ただ、2回接種となるとやはりその分料金が増えるので、かかる負担も大きくなります。
そういうこともあり、1回目や2回目の予防接種の料金が安いといった病院も多く、トータルで5,000~7,000円といった金額に合わせれるようにしているところもあるようですね。
インフルエンザワクチンの値段と助成金について
インフルエンザワクチンは先ほども触れたように任意接種で、自由診療扱いとなります。
だから健康保険の適用がされませんし医療費控除もありません。
ただ、助成金として自治体などから補助がおりる場合もあります。
例えばですが、とある市町村の高齢者インフルエンザ予防接種の助成金について見ていくと、
接種当日、○○市に住民登録があり次のいずれかに該当する人
・65歳以上の人
・60歳~65歳未満で心臓、じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の障がいを有する人及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する人。
自己負担金:1,000円
他にも保健センターで発行する無料券が必要だったり、病院が指定されているなど他にも条件があります。
これらはネット検索できますし、役場でも説明を受けれると思います。
今回は高齢者の助成金について載せましたが、生後6カ月~13歳未満の子供への助成制度もあったりします。
だいたい10月頃からインフルエンザの予防接種が始まるので、この時期に一度確認されてはどうでしょうか。
病院によって違うインフルエンザワクチンの割引制度
助成金は自治体などから出ますが、病院自体が割引を行う場合があります。
インフルエンザワクチンの接種でも、まるで携帯会社への加入を誘うかのようなセールがあったりするようです。
今回、調べている中で目にしたのは、
- 「早割制度」
- 「家族同時接種」
- 「2回セット申込/予約」
- 「会社割引」
こういった割引ですね。
価格も2000円ほどだったので、とても安かったと思います。
会社で一律行われていると安く済みますね。
他の割引もこうやってある一定の人数を確保できることで、在庫を減らしたり数量調整もしやすくなります。
余ってしまうとその分損失となるので、割引を行ってでも接種する人を確保したいというワケです。
ただし、すべての診療所や病院が行ってるわけではないので、割引があるかどうか自分で確認してくださいね。
あとがき
インフルエンザワクチンの値段が安いのはどうしてなのか。
その相場の違いや原価、助成金についてまとめましたがいかがでしたか。
インフルエンザワクチンの値段が安いに越したことはないですが、かかりつけの医師から受けたりする方が、持病などをしっかり把握しているので安心できるといった面もあります。
いろんな兼ね合いがあると思うので、あまり高すぎない値段であれば行きなれた病院や近い所を選びたいですね。
そんなインフルエンザの予防接種を受けるかどうか迷っている方もいると思いますが、
インフルエンザワクチンの効果が分かれば受けるかどうか決めやすいので、こちらの記事も参考にして下さい。
特に受験生のような
という人は、ぜひご覧下さい。
このインフルエンザについて別の記事でもいろんな悩みについて触れています。
それらの記事をこちらのページに一つにまとめました!
インフルエンザの予防接種の時期はいつからいつまでなのか。そして予防接種の効果や副作用について。
そしてインフルエンザの潜伏期間からA型とB型の症状の違いについて、感染経路や期間も触れた記事を用意しています。
流行のピークを知って予防に努めたり、インフルエンザ対策の食べ物や湿度管理もまとめています。また学校や会社を休むときの出席、出勤停止期間などもあるので一緒に確認していきましょう!
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