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インフルエンザ予防接種で妊婦への影響や副作用は?時期はどうする?

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インフルエンザ予防接種25

インフルエンザの予防接種時期になると、妊婦のかたが予防接種をしてもいいのか?心配になりますよね。

赤ちゃんへの影響や母体へのリスクなど、いろいろ考えることが多くなると思います。

 

でも、実はインフルエンザの予防接種は妊婦だからといって特別な影響はほとんど考えられないという研究結果も得られています。

むしろ、予防接種を受けない方のリスクが心配されているくらいです。

 

そこで今回は、このインフルエンザの予防接種と妊婦への影響、副作用の心配、予防接種の時期など気になる点をまとめました。

何が良くて何が悪いのか。

自分でしっかりと確認するためにも、ぜひ最後までご覧になって下さい。

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インフルエンザの予防接種で妊婦への影響は?

インフルエンザが流行し始める11月ごろには、すでにインフルエンザの予防接種も始まっています。

そんな嫌な時期を乗り切るために予防接種をされる方も多いと思いますが、妊婦の人は特にインフルエンザにかかってしまわないか心配ですよね。

だから予防接種を受けようと考える人もいると思いますが、そもそも妊婦の場合は赤ちゃんへの影響が気になります。

胎児への影響や副作用で余計な心配を作りたくないけど、予防接種もしておかないとこれも心配。

 

そんな堂々巡りになってしまいそうですが、インフルエンザの予防接種による胎児への影響は極めて低いと考えられています。

 

インフルエンザ予防接種のワクチンの内容

インフルエンザ予防接種17

 

インフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」と呼ばれるものを使用しています。

これは「インフルエンザウイルスの活性を失わせ、免疫獲得に必要な成分を取り出して病原性を無くして作ったもの」です。

これを予防接種に使うことで、身体の中で抗体を作り出して免疫力を高めることが目的で、不活化ワクチンが妊婦や胎児に与える影響はほぼないという事が言われています。

 

厚生労働省のホームページにも、このような内容が記載されています。

海外の事例では、妊娠されている方が新型インフルエンザにり患した場合、重症化するリスクが高いという報告があり、WHO(世界保健機関)でも妊娠している方をワクチン接種の優先対象としていることなどから、日本でも妊娠されている方々を優先接種の対象としていますが、日本ではそのような重症化の事例は現在報告されていません。(平成21年11月11日現在)

妊娠初期にインフルエンザワクチンの接種を受けたことにより流産や先天異常の発生リスクが高くなったという報告は現在のところありません。

予防接種における有益性と危険性を、ご自身の基礎疾患や出産予定日等を踏まえて主治医と相談した上で、接種の適否とその時期を決定するようにしてください。

また、新型インフルエンザワクチンは母乳を介してお子様に影響を与えることはないとされています。

出典:厚生労働省、妊娠・基礎疾患等をお持ちの方々へ

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_ninpu.html

 

インフルエンザ予防接種の防腐剤について

インフルエンザ予防接種01

日本のインフルエンザ予防接種には

  • 防腐剤フリー
  • 防腐剤入り

この2種類があります。

 

防腐剤には「チメロサール(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)」と呼ばれる、成分が含まれています。

名前からしてちょっと敬遠されそうですし、赤ちゃんへの影響も心配されていますが、「産婦人科診療ガイドライン」には、

「チメロサールを含んでいる製剤もその濃度は極少量であり、胎児への影響はないとされている。」 「チメロサールを含んでいる製剤もその濃度は極少量であり、胎児への影響はないとされている。」

このようにあり、妊婦への影響もないと言われています。

 

ただ、やっぱり気になるという方は、事前に防腐剤なしの予防接種を希望すると優先してくれる場合もあるようです。(病院の事情によります)

予防接種の前に一度確認しておかれると良いのではないでしょうか。

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インフルエンザの予防接種で妊婦への副作用は?

インフルエンザ予防接種13

インフルエンザの予防接種が妊婦と胎児にどんな影響があるのか心配だったと思いますが、こうやって改めてまとめることでわかることも多かったと思います。

でも、インフルエンザの予防接種には副作用(副反応)の心配も残っていて、それが妊婦にどんな影響があるのか。

これも見ておきたい部分ですね。

 

そのインフルエンザの予防接種の副作用については、別のページでまとめています。

 

詳しい副作用の症状については、また後ででも見てもらいたいところですが、こちらではまとめて伝えていきます。

 

インフルエンザ予防接種の副作用の症状

インフルエンザ予防接種07

インフルエンザの予防接種の副作用(副反応)ですが、これは妊婦であっても現れる可能性があります。

妊婦でない普通の人でも、接種した場所に

  • 赤み(発赤)
  • はれ(腫脹)
  • 痛み(疼痛)

こういった局所反応が現れたり、全身症状では

  • 発熱
  • 頭痛
  • 寒気(悪寒)
  • だるさ(倦怠感)

こういった症状がみられる場合があります。

 

全体的に20%ほどの人に現れるようですが、通常2~3日ほどでおさまるものとなっていますね。

他にはこれよりまれに、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。

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妊婦は予防接種の副作用の確率が変わる?

このインフルエンザの予防接種の副作用ですが、通常の場合でも全体とおして20%ほど見られるようです。

ただ、この確率は妊婦だからといって上がるものではなく、一般の人と同じ割合のようですね。

 

また、インフルエンザの予防接種の効果についても、一般の人と同じように得られるという結果も出ています。

だから、妊婦だから予防接種にリスクがあるとか、そういう心配はほとんどないようですね。

ただ、アナフィラキシー様症状や呼吸困難など重篤な副作用が出た場合は注意が必要なので、接種後30分~1時間くらいは安静に様子を見守りたいですね。

 

妊婦へのインフルエンザ予防接種の有効性や影響について

インフルエンザ予防接種11

 

インフルエンザの予防接種で妊婦の方への影響について見てきましたが、どのくらい有効なのかを示した発表が、「国立研究開発法人 国立成育医療研究センター」からされています。

 

母体の免疫機能は低下傾向にあり、ワクチンによる免疫獲得能力が妊娠していない時より低下することが心配されておりましたが、現在までの当院での研究の結果からは、不活化インフルエンザワクチンは妊娠中の免疫の変動に関係なく約90%が免疫を獲得することが可能で、全ての時期でワクチン接種は免疫獲得に有効であることが想定されました。

ワクチン接種後に獲得された免疫は少しずつ低下しますが、出産時にはまだ感染防御に十分とされる免疫力が残っており、さらに母体の免疫が胎盤を介して児へ移行することにより、出産した赤ちゃんも出生時に既に感染防御に十分な免疫を獲得していることが証明されました。

また、2002年の開設以来シーズンあたり150人前後の妊婦さんがワクチン接種を受けていますが、副反応、胎児への影響もみられておりません。

従って、妊娠中のインフルエンザワクチン接種は母子ともに有用なワクチン接種と考えられます(J Med Virol 2009, in press)。

出典:国立研究開発法人 国立成育医療研究センター

http://www.ncchd.go.jp/kusuri/news/h1n1_med.html

 

これによると、妊婦であってもワクチンが普通に働いていることがわかります。

また、毎年特別な影響も見られていないことがわかります。

 

ただ、ここでもう一つの影響として、

母体の免疫が胎盤を介して児へ移行することにより、出産した赤ちゃんも出生時に既に感染防御に十分な免疫を獲得していることが証明されました。

 

このようにあります。

 

つまり「お母さんが受けた予防接種の効果が、赤ちゃんにも受け継がれた。」ということが証明されたとありますね。

これはちょっと思っても見なかったことではないでしょうか。

 

赤ちゃんが生まれてくる時期がインフルエンザシーズンだったとしたら、これはちょっと嬉しい報告ですね。

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インフルエンザの予防接種で妊婦に時期は関係ある?

インフルエンザの予防接種の時期は、毎年10月ごろから始まります。

シーズンとしてはだいたい12月ごろまでで、病院によっては1月も行っているところがあるようですが、ワクチンがなくなると打てなくなるのでできるだけ早めの方が良いですね。

 

インフルエンザの予防接種時期については別のページでまとめています。

 

詳しい時期については、また後ででも見てもらいたいところですが、妊婦の場合、妊娠中はどの時期であっても予防接種は受けられるとあります。

これは「産婦人科診療ガイドラインー産科編2014」の中にも記載がありますね。

「インフルエンザワクチン接種の母体および胎児への危険性は妊娠全期間を通じてきわめて低いと説明し、ワクチン接種を希望する妊婦には接種する。」

出典:産婦人科診療ガイドラインー産科編2014

http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2014.pdf

 

ただ、医師によっては妊娠初期だと勧められず、妊娠中期の16~27週の安定期までは接種を控えるよう言われる場合もあるようです。

このあたりはかかりつけのお医者さんと相談して、どうするのか決めるほうが納得がいくと思います。

 

妊婦さんが予防接種を受けなかった場合

インフルエンザ予防接種26

インフルエンザの予防接種は任意なので、もちろん受けないといった選択肢もありますが、妊婦さんがインフルエンザにかかった場合、免疫力が通常よりも低下しているため重症化する可能性が高いようです。

また、飲み薬なども胎児への影響を考えると服用しにくいこともあり、回復にはかなり苦労することが予想できます。

体への負担は胎児への影響もあるので、

「インフルエンザの予防接種のリスク」と「インフルエンザに感染した場合のリスク」

これを頭に入れてどうするのか考えてくださいね。

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あとがき

妊婦がインフルエンザの予防接種を受けるとき、その影響はどうなのか。

副作用や受ける時期など、心配なことも含めまとめましたがいかがでしたか。

 

ここまで予防接種のことについて説明してきましたが、実際にかかりつけのお医者さんに相談してみるのが一番いいでしょう。

アレルギーや持病などの心配もある方はなおさらです。

ここで知識としていろいろわかったとしても、実際に生の医師の声を聞かれる方が安心すると思います。

インフルエンザの予防接種は任意なので、当然「受けない」といった選択肢もあります。

 

その場合は、どんな予防対策をとっていけばいいのか、インフルエンザにかからないための様々な方法について別のページで特集しました。

予防接種を受ける予定の方も一緒に、ぜひ参考にしてください。

 

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