サーキュレーターを上手に使うためには、どこに置くのか、向きはどうすればいいのかなどの置き方があります。
ただ、部屋によっては状況が様々なので、どれが正解なのかは正直つかめません。
ベッドやテーブル、テレビやタンスなどいろんな物が部屋にありますよね。
でも、そんなさまざまな部屋の違いがあっても「空気の性質」というのは変わらないので、
- 冷たい空気はどこに溜まりやすいか?
- サーキュレーターはどんなふうに部屋の空気を循環させてくれるのか?
この辺が少しでも分かれば、どういう位置や向きにサーキュレーターを置けばいいのかというのも、自然とわかってくるのではないでしょうか。
そこで今回は、一般的なサーキュレーターの置き方と向き、そして空気の性質などと一緒にまとめました。
あなたの部屋に置くときの参考に、ぜひ最後までご覧ください。
サーキュレーターには置き方があるの?
サーキュレーターは扇風機と違いって、部屋の空気を循環させることが目的です。
とくに、エアコンからの風を部屋に巡回させたり、別のスペースに運ぶといったことが役割なので、その置き方は大切になってきます。
そこで見ておきたいのが、
- サーキュレーターの置く場所
- サーキュレーターの向き
この2つが特に大切になってくるのですね。
置く場所が大切になるというのは、
- エアコンからくる風をどこに持っていきたいのか?
- 部屋の空気を循環させるにはどうすればいいのか?
ここにかかわってくるからです。
そして、その向きも斜めに向けるのか下に向けるのかなど、
この2つで変わってきます。
温かい空気は上に昇り、冷たい空気は下に行く性質があるからですね。
では、それぞれのパターンでどんな置き方をしていけばいいのか見ていきましょう。
サーキュレーターには置き場所があるの?
サーキュレーターには、そのシーンに合わせて置き場所があります。
通常、部屋の空気を循環させて使う場合には、サーキュレーターは窓から入ってくる空気な流れの途中に置くのが良いでしょうね。
こんな感じでしょうか。
外の空気を効率よく取り入れたい時、このように置けばいいと思います。
そしてこの他には、
- 冷房時のサーキュレーターの置き場所
- 暖房時のサーキュレーターの置き場所
- 部屋干しのサーキュレーターの置き場所
これらが代表的な使われ方じゃないでしょうか。
まずは一番よく思い浮かぶケースの、エアコン冷房の時について見ていきましょう。
冷房時のサーキュレーターの置き場所
冷房時のサーキュレーターの置き方ですが、私が購入したサーキュレーターの説明書きにはこちらのような図で載っています。
これは、エアコンから出た冷気を、部屋の上へと上昇させるためにこのような向きにしています。
下の方を向けているのは、冷気は暖かい空気より重い性質を持つからです。
部屋の中にあまり障害物がない場合は、この置き方で大丈夫なんじゃないでしょうか。
ただ、部屋にテーブルやソファー、ベッドなど障害物が多い場合は風がうまく伝わらないかもしれません。
そんな時は少し距離を放して、エアコンにサーキュレーターを向けて風を送ると良いと思います。
そうすることで、エアコンから出る風がすぐに拡散されるので部屋の色んな方向に進むと思います。
部屋は色んな物が置かれていると思うので、このように上の方に向けて循環させるといいと思います。
他にも冷房と合わせていろんな活用ができるので、冷房と併用する使い方については続けてこちらもご覧になって下さい。
暖房時のサーキュレーターの置き場所や向きは?
暖房にサーキュレーターを使うのに違和感がある人も多いと思いますが、扇風機とは目的が違うのでここは切り替えが必要ですね。
こちらの場合は、上に向けて風を送ります。
このような感じですね。
温められた空気は上に上がる性質があります。
だから上の方には温かい空気がたまりがちなので、それをサーキュレーターで循環させてあげるのですね。
その為にサーキュレーターを上に向けて運転させるのです。
これも部屋の状況に合わせてもらうといいですが、暖房の場合は上に向けて使うのがよさそうです。
こちらにサーモグラフィーでとられた空気の循環の様子の動画があります。
上部にある暖かい空気を循環させているのですが、サーキュレーターでだいぶ混ざっていることがわかりますね。
暖房をいくらつけていてもなかなか部屋があったまらないと感じたときには、このようにサーキュレーターを使うと暖かい空気が下に降りてきます。
そうなると部屋全体が早く温まって省エネにもなりますね。
サーキュレーターは冷房の時にしか使えないわけではないので、暖房の時の使い方や置き方もこの機会に知っておきましょう。
部屋干しのサーキュレーターの置き場所
サーキュレーターは部屋干しの洗濯物に対しても使いやすいです。
一般的な置き方は、扇風機を使うときとあまり変わらないと思います。
扇風機でも大丈夫ですが、サーキュレーターは本体が小さく角度が真上にもつけれるので、洗濯物の真下に置くというのも有効です。
特にTシャツなど密閉していると乾きにくい物は、真下から風を送ることで中まで風が行きわたり早く乾きます。
サーキュレーターはこのように真上の方向に向けることができます。
場所が取りずらい場合には重宝されますね。
サーキュレーターを部屋干しの洗濯物に使う場合には、置き方の他にも色々と大切なことがあるので、続けてこちらのページも読んでみてください。
あとがき
そんなサーキュレーターの効率的な使い方など他の記事でも触れてます。
サーキュレーターについて消費電力や電気代はいくらなのか、またサーキュレーターのメリットやデメリットとエアコンとの組み合わせ方法など効率の良い使い方を含めてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
サーキュレーターは置き方や置き場所が関係してくるのか。
また、その位置や向きはどうするのか、効率のいいサーキュレーターのポジションについてまとめましたがいかがでしたか。
サーキュレーターは空気の循環を目的にしているので、置き方も大切になってきます。
ただ、直感でわかる部分もあると思うし部屋の構造によっても少し変わると思うので、自分の部屋に合わせていろいろアレンジしてください。
コメント