鏡餅はいつからいつまで飾る?関東や関西で日にちが違うの?
2018.10.13
お正月が近くなると正月飾りを買ってきて、新年に供える準備をしますよね。
その正月飾りの中に鏡餅がありますが、いつからいつまで飾るものなんでしょう?
あまり早く飾りすぎると、手作りしてる人はカビが気になりますし、あまり遅すぎると縁起が悪いとも言われます。
この鏡餅のタイミングは、いつ飾るのが最適なんでしょうか。
そこで今回は、
鏡餅はいつからいつまで飾るのか。
また、鏡餅を飾る時期が関東と関西で違うのはどうしてなのか。鏡餅を飾って食べるまでの意味などと一緒にまとめました。
スポンサードリンク
鏡餅はいつから飾る?
お正月飾りの鏡餅はいつからいつまで飾るのが正しいのでしょう?
私も特に考えることはなくて、なんとなく「そろそろお持ちを食べないと傷んじゃうな~」って思ってお餅を食べます。
でも、正式に鏡餅を飾る期間はどのくらいなのか知りたいですよね。
まず、鏡餅を飾るのはいつからかですが、これは年が明ける前の12月28日が最適だと言われています。
鏡餅を飾る時期の条件として、早すぎず遅すぎずというのがあるので、28日が理想的です。
28日の8は漢字で書くと「八」なので「末広がりの数字」として「家が繁栄していく」として縁起が良い数字なんです。
結婚式のご祝儀で8万円を選ぶ事が多いのもそのためです。
だから鏡餅を飾る日の最有力候補は12月28日と覚えておきたいですね。
もう少し細かく言うと、本来は「12月13日の正月事始め」から用意するものだと言われています。この日は鬼宿日(きしゅくにち)と言われ、「鬼が宿にいて危険のない日」なのです。
ちなみに、お歳暮を贈る本来のマナーとしても12月13日からとなっています。
でも、ちょっと早い感じがしますし鏡開きのことも考えると、カビも生えたりしてかなり傷んでしまいそうです。
ですので、28日くらいがちょうどいいんじゃないかな。
スポンサードリンク
鏡餅を飾る日:12月30日
鏡餅を飾る日で間に合うのが12月30日です。
30日と言う数字も縁起は悪くないですが、飾る時期としてはチョット遅いのでもう少し早めに準備したいですね。
30日は晦日(みそか)と呼ばれ、旧暦12月は30日までしかなかったため、この日が年内最後の日でした。
そのことからもやっぱり28日が最適な日だとも言われます。
鏡餅を飾る日に不向きな12月29日と31日
29日も大丈夫っぽく感じますが、これも数字の関係で「29」が「苦しい、二重苦」などを連想させる数字ということから、鏡餅を飾る日に好まれてません。
そして大晦日の12月31日は、元旦の前日ということもあり「一夜飾り」「一夜餅」と言われ、お正月にやってくる歳神様に対して失礼だと考えられています。
一夜飾りは葬儀と通じるものがあるので、縁起が悪いのです。
だから年末には「12月28日か30日」あたりがリミットの日にちだと覚えておきましょう
と思うので、わかりやすいのは「クリスマスが終わってから」準備を始めると良いんじゃないでしょうか。
他に最適な日は、大安を選んで飾り始める人も多いですね。
大安の日にちについてはコチラでチェックしてみましょう!
スポンサードリンク
鏡餅の意味
ちなみに鏡餅を飾る意味を簡単に説明すると、鏡餅はお正月にやってくる歳神様(としがみさま)が宿る依代としての役目があります。
歳神様は元旦にやってきて、1年間家族を災いや不幸から守ってくれる神様です。
コメント