お年玉袋への入れ方は?三つ折りの折り方や複数枚のたたみ方は?
2017.12.27
お年玉を用意するときは、お年玉袋にお札を入れて手渡ししますよね。
そんなお年玉の準備で、お札の折り方やポチ袋への入れ方にもいくつか知っておきたいマナーがあります。
もらう側の子供はあまり気にしないかもしれませんが、親御さんの目などもあるので一応知っておいて損はありません。
そこで今回は、
お年玉袋へのお札の入れ方や折り方。
また、複数枚の時の方法についてまとめました。
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お年玉の袋への入れ方や折り方は?
お年玉は「ポチ袋」と呼ばれる小さな袋に入れて渡しますよね。
まあ、お金をもらう子供たちからしたら、入れ方や折り方なんてどうでもいいかもしれません。
でも、一応このお年玉袋への入れ方や折り方にも、マナーというものがあります。
子供たちがよくても、それを見た親御さんたちの目もあるので知っておきたい部分ですね。
そんなお年玉袋に入れるお札は、一般的には
- 1000円札
- 5000円札
- 1万円札
この3種類になります。(まあ2000円札はないでしょう…。)
まずはこのお金の準備からになりますが、基本的には新札で用意しましょう。
というのも、お年玉は新年初めに渡すご祝儀ですよね。
そこで、新しい年をお祝いするものに新札を用意することで、
そんな意味も込められています。
結婚式や出産祝いなど、こういったご祝儀の際にも新札が用意されるのと同じように、お年玉もきれいなものを用意しましょう。
それぞれで大きさが違いますが、基本的な折り方や入れ方は同じです。
一般的にお年玉の折り方は三つ折りです。
そして端がキッチリと合わさるように折っていきましょう。
では、それぞれのお年玉でどんな折り方なのか見ていきますね。
お年玉の1000円札の折り方
ではまず、お年玉で1番多くつかわれる1000円札から見ていきますね。
このように千円札を正面に置きます。
そして野口英世の顔のフチの部分が来るように、左側から折るようにします。
そして次は、ここを起点に右側を折ります。
お年玉袋への1000円札の入れ方
これをお年玉袋に入れるときは、お年玉袋の正面を手前に向けて、このままの状態で入れます。
お年玉袋の中はこのような向きになっています。
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お年玉の5000円札の折り方
では次に5000円札の折り方ですが、こちらもこのように正面を向かせておきます。
こちらも左側から折っていき写真のような位置まで折ります。
折る位置は、ちょっと広げて確認すると、下の赤丸を付けた装飾の部分の右端に合わせる感じです。
では、もう一度戻しますね。
この状態から先ほどの1000円札と同じように、起点にして右側を折ります。
お年玉袋への5000円札の入れ方
これをお年玉袋に入れるときは、お年玉袋の正面を手前に向けて、このままの状態で入れます。
お年玉袋の中はこのような向きになっています。
お年玉の1万円札の折り方
では次に1万円札の折り方ですが、こちらも左側から折っていき写真のような位置まで折ります。
ちょっとわかりにくいので裏面を見ると、
この位置ですね。
日本銀行の
「GINKO」の「O」の横に折り目を付ければちょうどいい位置になります。
そして次は、ここを起点に右側を折ります。
お年玉袋への1万円札の入れ方
これをお年玉袋に入れるときは、お年玉袋の正面を手前に向けて、このままの状態で入れます。
するとこんな感じですね。
お年玉袋の中はこのような向きになっています。
入れる方向は1000円、5000円、1万円ともに共通ですね。
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お年玉の折り方は三つ折りが基本?
ここまでのお年玉袋への入れ方や折り方は基本的な三つ折りです。
お年玉で折るときは三つ折りにしましょう。
普段の生活では4つ折りにすることも多いですが、4つ折りにしないのは、
とされているからです。
また、今回はわかりやすいように折り目をしっかりと付けましたが、実際にはあまりピシッと折り目は付けず、柔らかな感じで折ってください。
雰囲気としてはこのくらいの感じです。
あまり折り目がキツすぎると、せっかく新札を用意したのにキレイなお札にしっかり線が残ってしまいます。
こうやってお年玉袋にお金を入れます。
基本的には封は折りますが、封を閉じるかどうかは特別決まりはないようなので、シールなどがついていたら止めるくらいで良いと思います。
わたしも糊付けなどでしっかり閉じることはしません。
お年玉の相場はどのくらい?
お年玉袋への入れ方やお札の折り方はわかりましたが、誰にどのくらいお年玉を渡すのか?
そのお年玉の相場も気になりますよね。
お年玉を渡し始める年齢も、赤ちゃんからあげるといった家もあるようです。
そんなお年玉の相場は、だいたいですが
- 6歳未満:500~1000円
- 1~3年生:1,000~3,000円
- 4~6年生:3,000~5,000円
- 中学生:5,000~10,000円
- 高校生:5,000~10,000円
- 大学生:10,000円以上
このような感じになっています。
ただ、この中でもいろいろと細かく分けられたり、渡す年齢や親戚からのお年玉との差などいろいろあります。
そんなお年玉の相場の事情について、別の記事でまとめているのでこちらを参考にいくらにするか考えてみてください。
参考ページお年玉の相場は小学生・中学生・高校生でいくら?姪や孫、赤ちゃんは?
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お年玉の入れ方で複数枚のたたみ方は?
さて、このお年玉も3000円渡すとなったら1000円札が3枚で複数枚になったりしますよね。
そんな複数枚のお年玉の折り方や入れ方はどうなるのでしょうか?
これは、3枚あるなら3枚とも重ねて折ります。
折り方は先ほどのものと一緒ですが、複数枚になると折り目が若干変わってくるので、その辺は調整しながら折るようにしましょう。
一枚の時よりも、ちょっとだけ折る位置を左にズラすぐらいの感覚があればいいと思います。
こうやって重ねて折り、お年玉袋の中に入れましょう。
500円玉などの硬貨の入れ方は?
ちなみに硬貨をお年玉袋に入れるにも向きがあります。
3歳以下くらいの小さな子供にお年玉を上げるときは、500円などの場合もあるので一応知っておいて損はないでしょう。
500円玉硬貨の場合は、表がこちらの桐がある方です。
これを手前にして、ぽち袋を表に向けた状態で入れます。
中に入った時はこんな感じ。
500円玉なら入れる機会があるかもしれませんが、さすがに100円玉や50円玉はあまり入れないと思うので割愛します。
一応ですが、100円玉や50円玉などの表面は絵柄・漢数字のあるほうです。
なので、製造年が刻印されているほうが裏側ですね。
だから5円玉だけちょっと違う感じですね。
5円玉の表は「稲穂」があって「五円」と書いてる方が表面です。
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あとがき
お年玉袋へのお札の入れ方や折り方。
また、基本的な三つ折りと四つ折りを避けたい理由。
複数枚の時の方法についてまとめましたがいかがでしたか。
お年玉を上げるときに、お札の折り方やお年玉袋への入れ方にも一応マナーがあるので覚えておいてくださいね。
そんな正月を迎えるにあたって正月飾りやお年玉の準備などいろいろ忙しくなると思います。
正月は飾りやお年玉などでいろいろと悩みもありますよね。
楽しく正しいお正月を迎えるために知っておきたいマメ知識やマナーなど、たくさんの記事をこちらでまとめています。
正月飾りの意味や出す時期、関東と関西の文化の違いやお年玉の相場など、面白い話もたくさんあるのでぜひ気になるページを読んでみてください!
そのお年玉袋ですが、ここに金額や名前を書いて渡すこともあります。
お年玉袋を用意するときにも、いくつかマナーがあったりするのであわせてこちらも確認しておいてくださいね。
参考ページお年玉ポチ袋の書き方やマナーとは?名前や金額など表裏の見本
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