「喪中はがきが届いたら年賀状はどうすればいいんだろう?」「返事を書かないといけないのかな?」
友人や知人の喪中はがきを受け取ることがありますが、対応を考えますよね。
いろいろ悩みますが、いったいどうするのがマナーなのか知っておきたいですよね。
そこで今回は、
喪中はがきが届いたらこちらからの年賀状は控えるべきなのか。
受け取った返事を返すべきか、そうでないのか。届いた返事はメールやLINEなどでも大丈夫なのか。
また、香典やお供え品を送ってもいいのかなど、喪中はがきを受け取ったらどうするのかをマナーも含めまとめました。
喪中はがきが届いたら年賀状は?
友人や知人などから喪中はがきが届くことがあります。
でも、喪中はがきが届いたらどうすればいいのか、考えてしまいますよね。
- 返事を返したらいいのか?
- 返事は返す必要がないのか?
- 年賀状は送ったらダメなのか?
- 年賀状以外なら返事をしてもいいのか?
- メールで返事してもいいのか?
- 香典とか渡したほうがいいのか?
- 香典でなくてもお供え品とか必要なのか?
いろいろ考えてしまいますが、いくつか対応の仕方があります。
- そっとしておくため返事は送らない。
- 喪中見舞いとして送る。
- 寒中見舞いとして送る
この3つの対応の仕方が多いでしょう。
喪中はがきは「喪に服しているため新年の挨拶は控えます」といった意味なので、一般的にはこちらからも年賀状は送らないです。
年賀状は新年をお祝いする手紙なので、喪中の相手にお祝いの挨拶状を送るのはふさわしくありません。
ただ何もなしだと寂しいと感じる人は、年明けに寒中見舞いを送る事が多いようですね。
それでも、もし友人に返事を返すのならどのように書けばいいのか、文例を用意してみました。
喪中見舞いとして出す返信の文例1
喪中お見舞い申し上げます
この度は丁寧なご挨拶状ありがとうございました
年賀欠礼のお手紙をいただき 初めて○○様のご逝去を知りました
お悔やみも申し上げられなかったこと申し訳なく存じます
遅ればせながら ○○様のご冥福を心からお祈りいたします
年始のご挨拶は控えさせていただきますが 皆様が穏やかな新年をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げます
喪中はがきが届いたら、喪中見舞いとして送る場合は年内にしましょう。
もし返事が年明けになりそうな場合は、寒中見舞いとして返すといいと思います。
喪中はがきの返事で出す寒中見舞いの文例
寒中お見舞い申し上げます
年始のご挨拶は喪中のことと存じ遠慮させていただきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
厳しい寒さがこれから本番を迎えるとのこと。
皆様には、なおご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。
令和◯◯年 1月
もし、故人との面識があるなら生前の思い出など触れてもいいと思います。
喪中はがきを受け取って返事を帰す場合は、
- 年内なら喪中見舞い
- 年明けなら寒中見舞い
といった使い分けが良いと思います。
ちなみに寒中見舞いについては別ページでまとめています。
よかったらこちらも参考にしてください。
喪中はがきが届いたらメールの返信で大丈夫?
喪中はがきが届いたらメールで返事していいのか、ちょっと迷いますよね。
現代では年賀状は書くことはあっても、なかなか寒中見舞いを書いたことがない人も多いと思います。
なんて思ってしまいますが、喪中はがきをもらったらメールでの返信は失礼に当たります。
最近ではツールの発達があるので、メールなどでも返信する方が増えているようですが、基本的な返信のマナーとして、
というのがマナーですので、通常は受け取った媒体と同じくはがきでの返事(寒中見舞いや喪中見舞い)がいいでしょうね。
まだ気心の知れた友人であれば良いかもしれませんが、間違っても恩師やビジネス上でメールを使うのは止めたほうが良いでしょう。
喪中はがきが届いたら香典は必要?
喪中はがきが届いたら香典やお供えの品などを送ったほうがいいのか?
故人と生前に交流があったり、遺族の悲しみを考えたりして送ったほうがいいかと考える場合、香典やお供えの品(ロウソク、線香など)を送ることもあるようです。
葬儀などにも呼ばれていないでしょうし、香典を送られると相手も気を使って香典返しなどを用意するかもしれません。
逆に余計な労力が増えることもあるので、そっとしておくのも必要です。もし香典までとはいかなくても、なにかお供えして欲しいと思う人は、線香などが良いと思います。
その場合、先ほどの寒中見舞いなどと一緒にしても良いと思います。
その際に、
心ばかりのお線香を送らせていただきます。お供えいただければと存じます。
などの一文が添えられれば良いんじゃないでしょうか。
もちろん、喪中はがきが届いたら香典を送ってはいけない事とはないので、そこはあなた自身で考えて下さい。
喪中はがきが届いたけど自分も喪中の場合
喪中はがきは、新年の挨拶を控える旨の挨拶状です。
だから相手が喪中であったとしても、あなたも喪中はがきを出して構いません。
その場合は、相手を気遣う言葉などがあればいいですね。
お互い寂しいお正月になりますね。寒い日が続きますがどうかご自愛ください。
このような言葉が添えられるといいんじゃないでしょうか。
そこでそれらをまとめたページを用意しました!
年賀状について受付や販売期間をはじめ、余った年賀状の扱いや例文の一言メッセージなど、わからないことがあればぜひ参考にしてください!
あとがき
喪中はがきが届いたらこちらからの年賀状は控えるべきなのか。
受け取った返事を返すべきか、そうでないのか。届いた返事はメールやLINEなどでも大丈夫なのか。
また、香典やお供え品を送ってもいいのかなど、喪中はがきを受け取ったらどうするのかをまとめましたがいかがでしたか。
年賀状を送るのは控えるべきですが、返事をするかしないかは故人や遺族との関係もあるので、あなた自身で考えて下さい。
その喪中はがきの返事ですが、もし寒中見舞いで送ろうと考えてる人は時期にも気をつけて下さい。
そのマナーや遅れた時の対応についても書いてるので、よかったらこの記事も参考にしてくださいね。
コメント