年賀状の挨拶文の文例:会社の上司や結婚・出産報告、友人や親戚に一言

年賀状 挨拶文 文例

年賀状を書くときに、上司やビジネスへの挨拶文で失礼な言葉を使ってしまわないか心配になることがあります。

そんな時こそ、年賀状の挨拶文の文例を参考にして、無難にまとめた上で

最後に手書きで一言メッセージを入れる

これでかなり形になった年賀状が出来上がります。

すべての上司にすべて文言を変えた年賀状は送る必要はなく、肝心な部分だけ力を入れればいいという事ですね。

そんな年賀状をうまく作るためにも、挨拶文ではどんな言葉を入れればいいのか。

そこで今回は、その年賀状の挨拶文の文例を

  • 会社の上司やビジネス
  • 結婚・出産・引越しの報告
  • 友人や親戚

これらのケースで用意しました。

たいへんな年賀状作りを少しでも楽にするために、ぜひいろいろと参考にしてください。

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年賀状の挨拶文の文例:会社の上司やビジネスで

年賀状を書く時に、どんな挨拶文から書き出せばいいのか悩むことも多いですよね。

特に会社の上司やビジネスでは、相手に失礼があるといけないので文面のマナーにも配慮したいところです。

でも、思いついたものが大丈夫かどうか、イマイチわからないときに年賀状の挨拶文の書き方があるとわかりやすいですよね。

またいろんな年賀状の挨拶文の文例があると、参考にしやすいと思います。

そこでまずは、会社の上司やビジネスで使える年賀状の挨拶文についてまとめました。

 

年賀状の挨拶文の書き方:会社の上司やビジネス

年賀状 文例 部下

年賀状を書く時にはパターンが決まっています。

それが

  1. 賀詞(新年の挨拶、少し大きめの文字で)
  2. 昨年のお礼
  3. 先方とのお付き合いや、幸せを願う言葉
  4. 年号・月日
  5. 添え書き(一言メッセージを書く場合は手書きで)

これを入れていけば大丈夫です。

印刷の場合はある程度決まった挨拶文の後に、空いているスペースに手書きの添え書きメッセージを入れましょう。

これだけでずいぶんと変わります。

では、どのような感じになるのか一つ挨拶文の文例を見てみましょう。

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年賀状の挨拶文の文例:会社の上司やビジネス

①謹賀新年

②旧年中は親身なご指導ご鞭撻をいただき 心より感謝いたしております

③本年も何卒よろしくお願い申し上げます

④令和○○年 元旦

*全文印刷で作成したものとします

 

先ほどの年賀状の書き方の順番で行くとこのような感じです。

よくこういう年賀状ってみますよね。

でもこれだけだとなんだか味気ないし、会社の上司に送ったとしても印象に残りません。

せっかくの機会ですし、仕事面で意気込みなどを書いておくとあなたの仕事に対する熱意なども伝わります。

そこで、どこか空いているスペースに「手書きの添え書き」を入れます。

例えば、

⑤ご指導のおかげで仕事への理解度が深まりました
⑤今年は昨年以上にスキルアップできるよう励んでまいる所存です

どうでしょうか。

こんな文章が添え書きされているだけで、だいぶ印象が変わりますよね。

そしてポイントは手書きで入れること!

印刷だとすべての上司に同じ年賀状を送っているような感覚になりますが、手書きだと送り先の上司だけに書いたという事が伝わります。

それだけで特別感が全く違うのですね。

今回は、この手書きの一言メッセージ以外の

  • 賀詞
  • 昨年のお礼
  • 先方とのお付き合いや、幸せを願う言葉

ここまでの年賀状の挨拶文の文例を紹介していきます。

⑤の手書きのメッセージにどんなことを書けばいいのか、その一言メッセージ集は別の記事で用意してますので、こちらも参考にして下さい。

参考ページ

年賀状は一言上司へ手書きの添え書きが大切!感謝のメッセージ文例
年賀状のビジネス向けの一言:取引先の会社やお客様への添え書き文例

では、このような感じで会社の上司やビジネスの場面で使える、年賀状の挨拶文の文例をいくつか用意しました。

 

年賀状の挨拶文の文例:会社の上司

賀詞:会社の上司

謹賀新年
恭賀新年
慶賀新春
謹んで年頭の御祝詞を申し上げます
謹んで新春のお慶びを申し上げます
謹んで新年のご挨拶を申し上げます

 

昨年のお礼

旧年中は公私にわたり大変お世話になりました
昨年は親身なご指導をいただきありがとうございました
昨年は大変なお力添えをいただきありがとうございました
旧年中は大変お世話になり有難うございました
いつも相談に乗って下さりありがとうございます

 

先方とのお付き合いや、幸せを願う言葉

今年も一層のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします
至らない後輩ではございますが 今後ともご指導の程よろしくお願いいたします
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
本年のご多幸を心よりお祈り申し上げます
本年もなお一層の誠意をもって業務に邁進いたしますので よろしくお願い申し上げます

年賀状の挨拶文の文例:ビジネス

賀詞:ビジネス

謹賀新年
恭賀新年
慶賀新春
謹んで年頭の御祝詞を申し上げます
謹んで新春のお慶びを申し上げます
謹んで新年のご挨拶を申し上げます

 

昨年のお礼

昨年は大変なお力添えをいただきありがとうございました
旧年中はひとかたならぬご厚誼にあずかりまして 厚くお礼申し上げます
旧年中は格別のお引き立てを賜り 厚く御礼申し上げます
旧年中はひとかたならぬご高配にあずかりまして 誠にありがとうございました
いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます

 

先方とのお付き合いや、幸せを願う言葉

本年も何卒よろしくお願い申し上げます
本年のご多幸を心よりお祈り申し上げます
本年の倍旧のご愛顧の程お願い申し上げます
本年もご期待に添えますよう精進して参る所存ですので なにとぞご協力の程よろしくお願い申し上げます
本年もなお一層のご愛顧のほど お願い申し上げます

このあたりの言葉を参考に組み合わせて年賀状を作ってみましょう。

そこにあなたの手書きのメッセージを一言入れれば、結構形になった年賀状ができあがると思います。

 

年賀状の挨拶文の文例:結婚や出産、引っ越しの報告

年賀状 文例 結婚

同じく年賀状の挨拶文で、

  • 結婚報告
  • 出産報告
  • 引っ越し報告

こういった出来事を伝えるケースもありますよね。

年賀状の文面の中にこういった報告を入れやすいので、近況報告としてはもってこいだと思います。

ただ、送る相手によっては、

なぜ年賀状で引っ越しの挨拶をよこすんだ!
なぜ出産報告はウチになかったんだ!

みたいに感じる人(特に親族)もいると思うので、相手によって事前に伝えるなりあなたが調節して下さい。

だから、この場合は友達や恩師、疎遠ぎみの親戚などに送るときになるかと思います。

そういったケースを考えて年賀状の挨拶文をまとめてみました。

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年賀状の挨拶文の文例:結婚報告

昨年の10月に結婚しました
ふたりで助け合いながら温かい家庭を築きあげたいと思います
これからもどうぞよろしくお願いいたします

私たちは〇月〇日に結婚しました
まだまだ未熟なふたりですが幸せな家庭を築いていきたいと思います
これからも宜しくお願いいたします

新しい人生を二人で歩んで行くことにしました
夫婦二人で力を合わせて精一杯努力していきたいと思っております
今後ともどうぞよろしくお願いいたします

ご報告が遅くなりましたが 昨年○月○日結婚致しました
いま新たな道をふたりで幸せに歩んでいます
これからもどうぞよろしくお願いいたします

私たち結婚しました
ふたりの生活がスタートし日々楽しく過ごしています
今後とも末永いおつきあいをよろしくお願いします

私たちは○月○日に結婚式を挙げました
ふたりで助け合い楽しい家庭を築いていきたいと思います
本年もなにとぞよろしくお願いします

結婚したことの報告と、これからのことなど少し書いて、今後のお付き合いのお願いを添えるといいんじゃないでしょうか。

 

年賀状の挨拶文の文例:出産報告

わが家にも新しい家族が誕生しました
今年もよろしくお願いします

昨年○月○日に長女を出産しました
こどもの成長に目をみはる毎日です
今年もどうぞよろしくお願いいたします

昨年○月○日に長男が誕生し 初めて家族3人で新年を迎えることができました
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

わが家に新しい家族が増えました
こどもの変化に一喜一憂の毎日です
今後とも家族共々よろしくお願いいたします

私たちに赤ちゃんが生まれました
名前は○○(ふりがな)です
本年も何卒よろしくお願いいたします

まずは出産したことの報告と、名前を入れてもいいのなら名前を書いたり、今後のお付き合いのお願いを続けて入れるといいと思います。

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年賀状の挨拶文の文例:引っ越し報告

○月○日に転居しましたのでお知らせ致します
もし お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい

この度転勤で広島県に引っ越ししました
単身赴任での転勤でさみしい毎日です
もし お近くにお越しの際にはお気軽にお立ち寄りください

子どもが小学生になるのを機会に下記に引越しました
地元からは離れますが 新興住宅地でいろんな商業施設も立ち並んでいますこちらへお出かけの折はぜひお立ち寄りください

この度 仕事の関係で大阪府に引っ越ししました
遠く離れてしまいましたが 今後とも変わらぬお付き合いの程よろしくお願い致します

念願のマイホームを建てました
家族3人で新しい環境で楽しく過ごしています
本年もなにとぞよろしくお願いします

引っ越しの報告と、新しい住所については別の場所にかければいいと思います。

もし余裕があるなら、引っ越し先の環境などもかければいいですね。

ただし、結婚や出産報告、結婚報告は年賀状で刷る場合はあくまでメインにならないようにしましょう。

メインは新年の挨拶や今後のお付き合いのお願いなどなので、そちらもしっかり入れておくことは忘れないでくださいね。

 

年賀状の挨拶文の文例:友人や親戚へ

年賀状 一言 友達

年賀状の挨拶文で友人には特にマナーを気にする必要もないし、内容も身近な好きなことを書いたりできると思います。

一応入れておきたい、

  • 賀詞(新年の挨拶、少し大きめの文字で)
  • 昨年のお礼
  • 先方とのお付き合いや、幸せを願う言葉
  • 年号・月日

これらもどれかが欠けても問題はなさそうですが、一応年始の挨拶という事なので入れておきたいですよね。

一方で、親戚に送る場合には、やはり失礼のないような文面で送りたいところです。

フレンドリーな関係の親戚もいるとは思いますが、親しき中にも礼儀ありという事である程度形になったものを紹介したいと思います。

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年賀状の挨拶文の文例:友人

旧年中は大変お世話になりました
たくさん相談にのってもらってありがとう
今年もお互い良い年になるといいですね

最近はどうですか
今は前の仕事辞めて市内に働きに行ってます
今度またゆっくりご飯でもどうでしょうか 近いうちに連絡しますね

昨年は○○の件ありがとう
ところで仕事順調ですか 私は今も同じところで働いてます
次は同窓会で会いましょう

昨年のトラブルはあぶなかった アドバイス本当にありがとう
今度メシでもおごります
今年も何かあったらよろしく

昨年はお世話になりました
今年はもう少し趣味に生きたいと思っています
今年もよき年でありますよう お祈り申し上げます

年賀状の挨拶文で友人にはある程度自由に書けることが多いですね。

別にマナーも気にせず好きなことを書けばいいんじゃないでしょうか。

例えば、別のページで

友人への一言メッセージ

という事で紹介していますが、いろんなパターンを載せています。

また、こちらの一言メッセージも参考に、楽しい年賀状を作ってください。

参考ページ

年賀状で一言友達に添え書きする文例は?同僚や友人へのおもしろ言葉

 

年賀状の挨拶文の文例:親戚

昨年はお世話になりました
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか
こちらはおかげさまで元気に暮らしております

ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか
おかげさまでこちらは家族一同元気で過ごせております
ご家族のご健康を心からお祈り申し上げます

あけましておめでとうございます
昨年は色々とお世話になりありがとうございました
本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします

皆様ご壮健にて良き新年をお迎えのことと存じます
旧年中は格別のご厚誼を賜りありがとうございました
本年も変わりませずどうぞよろしくお願い申し上げます

お母さんお変わりありませんでしょうか
昨年は色々とお世話になり感謝しております
子どもたちは今年の春でそれぞれ小学校と中学校へ進学します
これからの成長が楽しみですが 私たちもまだまだ頑張らないといけませんね

親戚への年賀状なので、多少堅い文面を選ぶことになると思いますが、相手との関係に合わせて考えてもらえればと思います。

また、こちらも親戚に添え書きする一言を集めた記事を用意しているので、ぜひ参考にしてください。

参考ページ

年賀状で一言親戚に添え書きする時の文例は?健康を考えたメッセージ

 

この年賀状について、みんなが気になる事を他にもたくさん記事にしています。

そこでそれらをまとめたページを用意しました!

年賀状について受付や販売期間をはじめ、余った年賀状の扱いや例文の一言メッセージなど、わからないことがあればぜひ参考にしてください!

 

あとがき

年賀状の挨拶文の文例で

  • 会社の上司やビジネス
  • 結婚・出産・引っ越しの報告
  • 友人や親戚

それぞれのケースでの文面を紹介しましたがいかがでしたか。

今回の挨拶文の文例は、わりとオーソドックスなものを中心に見てもらいましたが、もしあなたと相手との共通の話題などがあれば積極的に入れてもらえるといいと思います。

そしてまた、最後に年賀状で必要なマナーは他にもあったりします。

そんな書き方のマナーについてはこちらでまとめているので、ぜひご覧になってください。

参考ページ

年賀状のマナーと目上への言葉やペン選び、謹賀新年や元旦の扱いは?

 

例えば、年賀状の挨拶で会社の上司に

新年、明けましておめでとうございます。

という言葉は「間違い」です。

どういうことかわからない場合は、特に気を付けて読んでみてください。

 

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