親戚に送る年賀状に一言メッセージを添え書きしたい。
ちょっと考えますよね。
親戚に送る場合は、丁寧さもある程度求められると思います。
ただ、仲のいい親戚なら少し砕けた文面が入っていてもおかしくはないと思いますね。
そして、年賀状に一言添え書きするには「3つのポイント」があります。
この3つのポイントを抑えて書くと、印刷だけの年賀状も一気に心のこもった年賀状へと早変わりするんですね。
今回は、その3つのポイントをベースにして、
「年賀状で一言親戚に添え書きするときの文例」を
- 一般的な添え書き
- 日頃のお礼 感謝
- 疎遠、ご無沙汰の親戚
- 結婚、出産、子育て関連
- 健康や幸せを願うメッセージ
というように分けてまとめました。
あなたの年賀状にアクセントを加えるために、ぜひ参考にしてください。
年賀状で一言親戚に向けて添え書きする方法は?
年賀状を親戚に送るときに、印刷したものだけでは味気ないですよね。
もらう側の親戚も、作業感が出てる年賀状をもらってもうれしさは半減してしまいます。
他にも
- 子供や家族の写真だけ
- 市販の印刷済みの年賀状
- 「謹賀新年」などの一言くらいしか書いていない。
こういうのをもらっても、なんの特別感もありません。
そんな時に親戚に向けて一言メッセージを添え書きするだけで、ただの印刷の年賀状が、一気に心のこもった年賀状へと変わるんです。
例えば、一つ親戚に送る年賀状の文例を見てみましょう。
謹賀新年
皆様ご壮健にて良き新年をお迎えのことと存じます
本年も変わりませず どうぞよろしくお願い申し上げます
空きスペース
令和○○年 元旦
これだと何の面白みもないですし、もらっても「毎年のことか」と思うような年賀状ですよね。
謹賀新年
皆様ご壮健にて良き新年をお迎えのことと存じます
本年も変わりませず どうぞよろしくお願い申し上げます
昨年は娘の入学祝いでランドセルを頂きありがとうございました
今も喜んで使っております
令和○○年 元旦
印刷の場合はおそらく型が決まっていると思うので、空いているスペースに書くことになると思います。
だから印刷だけの場合には、ぜひこの一言メッセージを添え書きすることをオススメします。
ただし、この一言メッセージを添え書きする場合には、3つの注意点があるんですね。
親戚への年賀状の一言添え書きの注意点
- 手書きで行う
- 親戚との共通の話題や近況を書く
- 印刷の言葉と添え書きがかぶらない
この3つです。
そんなに難しくはないし、
こんなちょっとのことで・・・。
と思うかもしれませんが、この3つが意外と大切です。
年賀状一言は手書き
手書きなのか印刷なのかでは、心のこもり方が違います。
受け取った親戚は、
という事がハッキリわかるからです。
この年賀状の一言も印刷だと、どの親戚に対しても同じことを言っているのだなと思われるかもしれません。
だから手書きでメッセージを添え書きするのは、非常に重要なんです。
年賀状の一言は親戚との共通話題や近況を書く
これも、
という事がハッキリとわかるポイントです。
相手の親戚との共通した話題であれば、それがわかるのはあなたと親戚の間だけですよね。
だから、
という事で特別感が違います。
また、近況を入れることで、今どんな状態なのかが相手に伝わります。
それだけで親戚とあなたの距離がグッと縮まるので、より印象深い年賀状へとなるでしょう。
年賀状の一言は印刷の言葉とかぶらない
これは年賀状の添え書きで失敗しないためのポイントです。
たまに印刷されている文面と、同じような添え書きをされている方がいますが、それだと意味がかぶって少し印象が薄れてしまいます。
例えば、
謹賀新年
皆様ご壮健にて良き新年をお迎えのことと存じます
本年も変わりませず どうぞよろしくお願い申し上げます
本年も親子共々どうぞよろしくお願いいたします
令和○○年 元旦
「先方とのお付き合いのお願い」は同じような内容なので、できればもう少し言葉を足したり、別の一言を添えたいですね。
印刷した年賀状を用意した時に、その文面を一度眺めてみて、添え書きする一言があまり意味がかぶらないよう選んでください。
年賀状の一言で使える親戚に向けた文例は?
では、年賀状で一言親戚に添え書きする場合、どんな言葉があるのか。
その参考になる文例を用意しました。
親戚に送る場合でもいくつかのケースがあると思いますが、今回は、
- 一般的な添え書き
- 日頃のお礼や感謝
- 疎遠、ご無沙汰の親戚
- 結婚、出産、子育て関連
- 健康を考えたメッセージ
この5つのパターンで紹介したいと思います。
親戚の年賀状の一言:一般的な添え書き
- おかげさまで家族一同元気に暮らしております
- 近いうちにまた寄らせてもらいますね
- 幼い頃に過ごした地元のお正月を今も思い出します
- 今年は家族でおうかがいさせてください
- 家族そろって旅行先で新年を迎えました
- 変わらず仕事も順調にこなしてます
- お近くにお越しの際には ぜひお立ち寄りください
- 赤ちゃんを連れて近いうちに遊びにいきます
- 昨年はお世話になりました 今年も私たち家族を暖かく見守ってください
- 本年も相変わりませずよろしくお願い申し上げます
- またお会いできるときを楽しみにしています
- 本年もなにとぞご指導のほどお願い申し上げます
一般的な添え書きの一言は、どんな場面でも使いやすいと思います。
親戚の年賀状の一言:日頃のお礼や感謝
- いつもお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです
- 温かいお心遣いにいつも感謝しています
- いつも野菜や果物の仕送りありがとうございます とても助かっています
- おかげさまで私どももつつがなく一年を過ごすことができました
- 入学祝いのパズルは 今も毎日子供が夢中になって遊んでおり大変感謝しております
- いつも気にかけていただきありがとうございます
- 昨年は旅行の計画を取り仕切って下さってありがとうございます
- 昨年はたくさんイベントに呼んでいただきありがとうございました
- いつも子供の世話も含め本当に感謝しています
- 誕生日プレゼントにいただいたぬいぐるみを 娘は今も大事にしています ありがとうございました
親戚の方に日頃から何かとお世話になっているとき、年賀状は感謝の気持ちを伝えるのにいい機会ですね。
具体的に
が、書けるとさらにいいと思います。
親戚の年賀状の一言:疎遠、ご無沙汰の親戚
- ご無沙汰しておりますがお変わりなくおすごしでしょうか
- お元気ですか こちらは皆変わりなく元気で過ごしております
- なかなかお会いする機会もございませんが 近くにお越しの際はぜひお寄りください
- お変わりありませんか 今年は一度家族でお伺いしたいと思っております
- ご無沙汰してます 今年のお盆は帰省できそうなのでまた連絡します
- 久しくお会いしておりませんがおかわりございませんか こちらはおかげさまで家族一同元気に暮らしております
- 近くに住まいながらご無沙汰を重ね 申し訳ございません
- 何かとお力添えいただき感謝しております どうぞ日ごろのご無沙汰をお許しくださいませ
- 平素の疎遠をお詫びし 皆々様のご多幸をお祈りいたします
- 年に一度のお便りになっておりますが ご無沙汰のお詫びも兼ねご挨拶申し上げます
- しばらくご無沙汰しておりますが 今もゴルフは続けてらっしゃいますか またご一緒させてください
付き合いがなかったり遠方で疎遠になっていたりしている場合は、ご無沙汰していることへのお詫び。
そして、あなたの近況
元気で過ごせている様子
ご無沙汰へのお詫び
健康や幸せを願う一言
などを、書き添えていければいいと思います。
親戚の年賀状の一言:結婚、出産、子育て関連
- おかげさまで家族3人賑やかに暮らしています
- 結婚以来 何かとお力添えいただき感謝しております
- 出産祝いでいただいたベビーカーだと子供が気持ち良さそうに眠ります ありがとうございました
- 早いもので次男も今年から小学生になります
- 娘が田舎のお祭りが見たいというので また夏にお邪魔させていただきたく存じます
- 娘がスケートを習い始めました 将来活躍してくれればと期待しています
- 子供が5歳になったので七五三で袴着を着させようと思います
- 子供の成長は早いもので あっという間の一年でしたが日々充実しています
- 慣れない育児でアドバイスいただき本当にありがとうございました 今年もどうぞよろしくお願いいたします
- いつも子供と遊んでくれてありがとう おかげで安心して仕事ができています
結婚してからの生活や子育てに関することで、親戚の助けがあったのなら、それに対する感謝の言葉があるといいですね。
また、子供が小学生くらいまでの間は、家族連名にして子供の年齢も入れて作成されるといいと思います。
例えば、
謹賀新年
皆様ご壮健にて良き新年をお迎えのことと存じます
昨年中は格別のご厚誼を賜りありがとうございました
本年も変わりませず どうぞよろしくお願い申し上げます
娘が田舎のお祭りが見たいというので また夏にお邪魔させていただきたく存じます 何卒よろしくお願いいたします
令和○○年 元旦
兵庫県神戸市○○◆-◆
田中 次郎
花子
健(三歳)
このような感じでしょうか。
年賀状の一言で親戚の健康や幸せを願うメッセージは?
親戚へ年賀状を送る場合には、健康や幸せを願う一言メッセージが一番書きやすいです。
よく合う親戚でも、ご無沙汰している相手でも変わりなくかけるというのは強みです。
ただ、その分ありきたりな文面になる可能性もあるので、親戚への年賀状のメインの言葉にはしたくないですね。
その辺も考えながら、うまく使える一言があれば参考にしてもらいたいと思います。
親戚の年賀状の一言:健康や幸せを願うメッセージ
- 厳しい寒さが続きます どうかお体にはお気をつけください。
- お元気でお過ごしでしょうか 健康には一段とご留意くださいますよう
- 今年も体に気を付けて元気にお過ごしください
- ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
- 今年も良い年でありますよう 心からお祈り申し上げます
- 新しい年がご一家にとって良い年でありますよう お祈り申し上げます
- 本年のご多幸を心より申し上げます
- 本年が素晴らしい年になるようお祈り申し上げます
- 新たな一年も平安な年となりますように
- お互い良い年でありますように
- ○○様には今年一年健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます
- どうかお身体を大切にしてくださいね
- 皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお察し申し上げます
- 今年がより良い年でありますよう 心よりお祈り申し上げます
- どうぞくれぐれもお大事になさってください
- ○○様のお加減はいかがですか まだまだ寒さが厳しい季節なのでどうかご自愛ください
- お仕事は大変だと思いますが 無理をされませんように
- お互い忙しい主婦ですが どうか子供の分まで健康でいて下さい
- 希望溢れる一年となりますよう 心からお祈り申し上げます
このような感じでしょうか。
まだまだいろいろ考えられると思いますが、ちょっと堅い印象の一言から距離の近い文面までいろいろです
こういった一言を文面に加えると形になりやすいと思います。
これらを参考に、あなたなりにアレンジを加えて親戚への年賀状を作成してみましょう。
そこでそれらをまとめたページを用意しました!
年賀状について受付や販売期間をはじめ、余った年賀状の扱いや例文の一言メッセージなど、わからないことがあればぜひ参考にしてください!
あとがき
年賀状で一言親戚に添え書きするには、何に注意して書けばいいのか。
また、そのメッセージの文例を
- 一般的な添え書き
- 日頃のお礼 感謝
- 疎遠、ご無沙汰の親戚
- 結婚、出産、子育て関連
- 健康を考えたメッセージ
というように分けてまとめましたがいかがでしたか。
たくさん用意したので、いろいろ参考にしてほしいと思います。
また、年賀状に一言添える場合には、親戚はもちろん上司や友人などの場合も注意するポイントは同じです。
そんな年賀状の添え書きには、親戚以外の時にはどんな一言があるのか。
こちらも同じようにまとめて、別のページで紹介しています。
関連ページ>>年賀状の一言:ビジネスで添え書きする文例は?
>>年賀状の一言:先生に添え書きする時の文例は?
>>年賀状の一言:上司に添え書きする時の文例は?
>>年賀状の一言:友人に添え書きする時の文例は?
よかったら参考にしてください。
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