年賀状を作るときに、
句読点を使わない。
というマナーがありますが、ネットの参考にする文例を見ても、句読点がついているものとついていないものがあったりします。

と思ってしまいますが、実はどっちでも構いません。
句読点は使わないほうがマナーとしては正しいようですが、親しい間柄などではそこまで気にしなくてもいいようです。
ただ、そうはいっても
この部分はちょっと気を付けたいところなんですね。
そこで今回は、この句読点の役割や使わないマナーの理由。
そして、句読点をつけてしまったときの対処やメールでの文面など、
年賀状の句読点の扱い
についてまとめました。
年賀状に句読点を使わないのはなぜ?
年賀状を書く時のマナーにはいくつかありますが、その中に
年賀状に句読点は使わない。
ということを聞いたかもしれません。
実は、手紙の中には句読点は使わないということが今も残っており、特に年賀状の年始の挨拶(賀詞)では使用しません。
例えば、
こういった書き方はせずに
1つスペースを空けて書くようにします。
これは、句読点を付けることで「区切り」が付くというような考えがあるんですね。

それは、「区切り」がつくと縁起が悪い、つまり「離れる」「離婚」「縁切り」みたいな意味合いを含むと考えられています。
そういう事もあって、年賀状も句読点はつけないという考えが一般的です。
ただ、今では文章中に関しては句読点を入れる場合も多く、そこまで厳しくする必要はないとは思います。

ただ、目上の人や上司に対しては、失礼だと感じる方もいるかもしれないので注意しておくといいと思います。
年賀状で句読点をつけてしまった場合は?
もし年賀状で、先ほどのように最初の年始のあいさつで句読点をつけてしまったら、書き直したほうが無難です。
友達とかは気にしないかもしれませんが、目上の人や上司がそういった年賀状を見たら、
こいつはこんなことも知らないのか?
となってしまうかもしれません。
目上の人や上司に送る場合は、年賀状の中身もできれば句読点は使わずに、スペースを空けたり、改行するなどして読みやすいようにしたいですね。

こちらも句読点は使わないで書くほうが無難でしょう。
修正液などで修正した年賀状を送ることも失礼になります。
その場合、新しい年賀状に書き直して送るほうがいいと思いますよ。
年賀状を書き損じた場合
うっかり句読点をつけてしまったりして、年賀状の書き損じがたくさん出るかもしれません。
でも実は、年賀状の書き損じは条件付きで新しい年賀状に交換できます。
書き損じた年賀状は、期間内であれば手数料を払うことで新しい年賀状に交換できます。
これだと新品の年賀状を改めて買うよりも得ですよね。
新品の年賀状にするには期限がありますが、切手など他の物であれば期限はありません。
詳しくはこちらでまとめています。
参考ページ交換は郵便局でできますが、期限とか手数料とか、ちょっと条件があるのでチェックしておきましょう。
年賀状をメールで送るときの句読点は?
年賀状をハガキではなく、メールなどで済ませる人もずいぶん増えたと思います。
相手のリアルな住所を知ることも、昔に比べハードルが高くなった分、メールアドレスやLINEのIDしか知らない人も多いですよね。
そんなメールでの年賀状のやり取りですが、このメールでも句読点は使わないのかと悩むかもしれません。
その年賀メールの句読点の扱いですが、こちらも基本的には同じです。

ただ、まあそこまで厳しくする必要もないと思いますけどね。
特にメールで送る間柄くらいなので、相手とは親しい関係の場合が多いと思いますし、最初の年始の挨拶だけ気を付けていればいいと思います。
年賀状と違って書き直しなども簡単にできますし、ちょっと注意して作成すればいいんじゃないでしょうか。

そこでそれらをまとめたページを用意しました!
年賀状について受付や販売期間をはじめ、余った年賀状の扱いや例文の一言メッセージなど、わからないことがあればぜひ参考にしてください!
あとがき
年賀状に句読点は使わないのか。
また、句読点をつけてしまった場合やメールでのやり取りの時はどうするのか見てきましたがいかがでしたか。
年賀状のマナーには句読点を使わないというのがありますが、そこまで厳密にダメというわけではありません。
目上の人には注意することと、冒頭の年始の挨拶では句読点は使わない。
これだけわかっていれば大丈夫だと思います。
そんな年賀状を作るとき、どんな文面にすればいいのか、いろいろ参考にしてもらえる文例も用意しています。
もしよかったら、こちらも参考にしてください。
参考ページ
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