寒中見舞いを出す時期はいつまでがマナー?出し忘れた場合は?

寒中見舞い 時期

寒中見舞いを出す時期はいつからいつまでなのか。

寒中見舞いとは、喪中欠礼のお知らせなどができずに年賀状が届いてしまったときなど、そのお詫びに返信できる便利なお便りです。

でも、時期が分からず出し忘れたり、返信の際の文面に気を付けないとマナーを欠いてしまいます。

 

そんな寒中見舞いの時期は、

1月8日~2月4日ごろまで

 

寒中見舞いの時期はいつからいつまでなのか、というのも、

小寒~大寒~立春 小寒~大寒~立春

 

この間は「寒(かん)」の時期ともいわれ、「寒中(かんちゅう)」に、健康を気遣った見舞い状を出す。

という事で「寒中見舞い」という呼ばれ方をするんですね。

こうやって順番に見ていくと覚えやすくなります。

 

そこで今回は、

寒中見舞いを出す時期はいつからいつまでなのか。

また寒中見舞いの時期のマナーや、出し忘れた時の対処法喪中の場合の寒中見舞いの出し方などまとめました。

ぜひ最後までご覧ください。

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寒中見舞いを出す時期はいつからいつまで?

寒中見舞いとは、寒さが厳しい季節に相手の体調を気遣って出す季節のお便りです。

でも今では、年賀状を出し忘れた時や喪中に年賀状を受けた時などに、寒中見舞いの挨拶を兼ねて返事を出すこともあります。

その寒中見舞いの時期はいつからいつまでなのか?

 

これは、

1月8日~2月4日ごろまで

このようになっています。

 

時系列としては、

1月7日:松の内
1月20日頃:大寒
2月4日頃:立春

となっており、2月4日頃に立春を迎えますが、

松の内が過ぎてから立春の前日(節分)まで 松の内が過ぎてから立春の前日(節分)まで

この期間が寒中見舞いの時期になっています。

 

寒中見舞いの時期がいつからかは、松の内を基準に。
寒中見舞いの時期がいつまでかは、立春や節分が基準となりますが、立春の時期は毎年少しずつ違います。

 

今年の立春がいつなのかは、こちらで確認してもらえるのでチェックして下さい。

参考ページ

立春はいつ?立春とはどんな意味?この日の食べ物は?

寒中見舞いは年賀状が終わってからすぐのことなので、最近では出す人も少なくなってきているようですね。

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寒中見舞いの時期と小寒・大寒

寒中見舞いの時期はいつからいつまでなのか見てもらいましたが、この期間には、一年で最も寒いとされる「大寒」があります。

実は1月5日頃は「小寒」で、この小寒からは「寒(かん)の入り」とも言われているんですね。

ですので、

小寒~大寒~立春

この間は「寒(かん)」の時期ともいわれます。

 

ですので、

「寒中(かんちゅう)」に、健康を気遣った見舞い状を出す。

という事で「寒中見舞い」という呼ばれ方をするんですね。

 

そして、この立春を過ぎると暦の上では春となり、寒さも少しずつおさまってくるとされています。

コラム

一方で夏に送る季節のお便りに、暑中見舞いがあります。

この暑中見舞いにも

小暑~大暑~立秋

というような暦の流れがあります。

小暑:7月7日ごろ
大暑:7月23日ごろ
立秋:8月7日ごろ

暑中見舞いの時期はいつからいつまでなのかというと、この小暑~立秋までの時期を言います。

この時期を「暑中」というので、暑中見舞いという呼び方をします。

季節は違いますが、こうやって同じような季節のお便りが夏と冬にあるわけなんですね。

 

寒中見舞いを出し忘れたら?

寒中見舞い いつまで

寒中見舞いの時期は「1月8日~2月4日ごろまで」となっています。

この寒中見舞いは、立春を過ぎると寒中見舞いではなくなります。

ですので、寒中見舞いを出し忘れたら、次は「余寒見舞い」というお便りに代わります。

夏でいう「暑中見舞い」と「残暑見舞い」のような関係ですね。

 

ただ、寒中見舞いで

このような内容を入れようとしていたのなら、寒中見舞いの出し忘れは失礼にあたります。

余寒見舞いについての時期などは、こちらのページでまとめています。

参考ページ

余寒見舞いの時期はいつからいつまで?喪中での書き方や文例は?

 

気になる方はコチラも読んでおいて下さい。

 

特に喪中欠礼をお詫びする場合は早めの方がいいので、寒中見舞いの出し忘れは気を付けて下さい。

もし出し忘れて余寒見舞いにまでずれ込んでしまったら、そのお詫びの一文など添えるのがマナーです。

手紙には「時期・タイミング」というものが大切なので、出し忘れのないよう注意しましょう。

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喪中に年賀状を出した場合の寒中見舞いやマナー

相手から喪中欠礼の知らせを受けていなかった場合は、出してしまっていても仕方ありませんよね。

そうやって知らずに出した年賀状に対して、相手から寒中見舞いなどで返信があったら、改めて寒中見舞い、余寒見舞いとして出すと丁寧です。

 

例えば、

寒中お見舞い申し上げます

ご服喪中とは存じませず、お年始のご挨拶を申し上げてしまい大変失礼いたしました。

ご家族の心中はいかばかりかとご拝察申し上げます。

遅ればせながら、ご祖父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

寒さ厳しき折、お風邪など召しませんようご自愛ください。

このような感じでしょうか。

 

喪中とは知らずに年賀状を送ってしまったことへのお詫びや、ご冥福を祈る言葉が入ればいいと思います。

また、相手は喪中で新年を迎えてもお祝いといった感じではないので、文中にもそういった言葉が入らないようにしたいですね。

 

マナーとして気を付けたいのが「年賀状」という言葉で、

年賀状の「賀」はおめでたいといった意味が含まれます。

なので、ここでは「年賀状を送ってしまい~」とかではなく

「お年始のご挨拶」「お年始状」

というように置き換えるのがマナーのようですね。

 

喪中に関する寒中見舞いでは、もう一つマナーとして、

年賀のお祝いを連想させるようなデザインのハガキは選ばない。

という事です。

 

あと、喪中を強調するような蓮や胡蝶蘭、薄墨のハガキも選ばない方がいいかもしれません。

 

喪中に年賀状を受けた場合の寒中見舞い

寒中見舞い 時期 喪中

喪中欠礼の知らせを事前に送っていれば、相手から届くこともないとは思いますが、いろいろ事情があって送れないときもありますよね。

その場合で喪中に相手から年賀状を受け取ってしまっても、それに対して年賀状で返信することはできません。

そんな時には寒中見舞いという形で、その年賀状に対する返信をするのがマナーです。

 

例えば、

寒中お見舞い申し上げます

ご丁寧なお年始状を頂き、誠にありがとうございました。

昨年10月に祖母が他界いたしましたため、年頭のご挨拶を控えさせていただきました。

欠礼の挨拶が行き届かず、大変失礼いたしました。

本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

このような感じですね。

 

もらった年賀状に対してのお礼と、喪中欠礼の知らせが遅れたことのお詫びなどが書ければ大丈夫だと思います。

相手から年賀状をもらっているわけなので、寒中見舞いの時期を過ぎないよう忘れずに出すようにしましょう。

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あとがき

寒中見舞いを出す時期はいつからいつまでなのか。

また寒中見舞いの時期のマナーや、出し忘れた時の対処法、喪中の場合の寒中見舞いの出し方などまとめましたがいかがでしたか。

年賀状を出す人も少なくなってきている中で、寒中見舞いはさらに出す人も減少傾向にあるようです。

 

ただ、寒中見舞いは「年賀状のフォロー」といった役目も請け負うことができるため、便利に使えることも多いです。

もし、機会があれば寒中見舞いも活用してくださいね。

そんな寒中見舞いの文例をこちらで用意しています。

参考ページ

寒中見舞いの文例:友人や親戚、ビジネスや上司、喪中で出す場合は?

 

ぜひ参考にして下さい。

 

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