ビンゴ5はイベントなどで行われるビンゴのような形式の宝くじなので、おもしろそうだと思う人もいるでしょう。
そのビンゴ5は1等賞金が555万円となっていて、当選確率は
約39万分の1で、宝くじの中ではわりと確率は当たりやすい方になります。
でも、当然ビンゴ5も1等だけではなく、2等3等と等級がありそれに応じて当選確率も上がっていきます。
では、ビンゴ5の当選確率はどのくらいなのか。
1~7等までの当選確率と、その計算式はどのようになっているのか。
ビンゴ5をさらに楽しむための参考に、ぜひ最後まで読んでみてください。
ビンゴ5の当選確率はどのくらい?
1等が賞金555万円(理論値)という金額になるビンゴ5ですが、この1等の当選確率ってどのくらいなのか気になるところですよね。
ビンゴ5は何通りあるのかですが、
390625通りあります。
ですので、このビンゴ5の1等当選確率は
このような当選確率となっています。
計算の仕方としては
5の8乗=390625
ビンゴ5は全部で8マスあり、それぞれのマスには5個の数字があってそこから1つずつ選びます。
ですので、1マスの組合せは5通りとなります。
それが8マスあるので8乗ですね。
その1等の当選確率は「1/390625」で、およそ「1/39万」なのですが、ミニロトの1等1000万円が「約1/17万」となっているので、1等賞金や確率を見るとミニロトの方がいいと思います。
ただ、ミニロトは4等までしかないですが、ビンゴ5は7等まであります。

ビンゴ5にはキャリーオーバーもないので、ロトのような高額賞金ではありません。
どちらかというと、ビンゴのような遊び方を楽しむ傾向が強いように思います。
ビンゴ5の1~7等の配当賞金額は?
ビンゴ5の1等当選確率は低いですが、その配当金は魅力ですよね。
そのビンゴ5には1等以外にも7等まで等級があり、それぞれに配当金が設定されています。
1~7等の当選条件は次のようになっています。
ビンゴ5の当選条件
1等:8ライン成立
2等:6ライン成立
3等:5ライン成立
4等:4ライン成立
5等:3ライン成立
6等:2ライン成立
7等:1ライン成立
そして、その配当金額と当選確率は次のようになっています。
等級 | 当選条件 | 当選金 (理論値) | 当選確率 |
1等 | 8ライン成立 | 5,556,200円 | 1/390,625 |
2等 | 6ライン成立 | 300,000円 | 約1/24,414 |
3等 | 5ライン成立 | 45,000円 | 約1/8,138 |
4等 | 4ライン成立 | 18,200円 | 約1/2,035 |
5等 | 3ライン成立 | 2,500円 | 約1/313 |
6等 | 2ライン成立 | 700円 | 約1/59 |
7等 | 1ライン成立 | 200円 (原則固定) | 約1/7 |
理論値というのは、計算上での値で必ずしもこの通りにはなりません。
当選者が多い場合は額は減りますが、当選者が少ない場合は上がる可能性があります。
このように1~7等まであり、それぞれの配当金と当選確率が宝くじ公式サイトなどでも発表されています。
では、このビンゴ5の1~7等までの確率はどのように出されたのか見ていきましょう。
ビンゴ5の確率で1等~7等までの計算式は?
ビンゴ5の1~7等の確率ですが、まず計算の前に、もう一度ビンゴ5の当選条件をのせておきます。
ビンゴ5の当選条件
1等:8ライン成立
2等:6ライン成立
3等:5ライン成立
4等:4ライン成立
5等:3ライン成立
6等:2ライン成立
7等:1ライン成立
ラインでの成立となるので、他のロトなどとは計算が特殊になります。
では、順番に見ていきましょう。
まずビンゴ5は全部で8マスあり、それぞれのマスには5個の数字があってそこから1つずつ選びます。
ですので、1マスの組合せは5通りとなります。
それが8マスあるので8乗ですね。
5の8乗=390625
これがビンゴ5の全通り数になります。
これをもとに2等~7等まで計算して出してみましょう。
ビンゴ5の2等の計算式と当選確率
ではビンゴ5の2等ですが、当選条件が
6ライン成立のためには
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このように6ライン成立時で、その計算方法は1つのマスだけ外れた状況です。
ただし、4角ではなく中間の4つのマスが外れたケースに限られます。

そしてハズレの1マスの中で考えると、1マスの中で外れるのは4通りです。
ですので、4×4=16通り
16/390625=約1/24414
ビンゴ5の3等の当選確率と計算式
ビンゴ5の3等ですが、当選条件が
5ライン成立のためには
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このように5ライン成立時で、
- 角が1つ外れるパターン
- 向き合う中間のマスが2つ外れるパターン
この2つがあるのでこれを別々に考えていきます。
まず、角が1つ外れるパターンは4通りです。
そしてハズレの1マスの中で考えると、1マスの中で外れるのは4通りです。
ですので、4×4=16通り
次に、向き合う中間が2つ外れるパターンは2通りです。
そしてハズレの2マスの中で考えると、その組み合わせは4通りです。
ですので、2×4×4=32通り
16+32=48通り
48/390,625=約1/8138
ビンゴ5の4等の当選確率と計算式
ビンゴ5の4等ですが、当選条件が
su_service title=”4等:4ライン成立[” icon=”icon: angle-double-right” icon_color=”#9f0099″][/su_service]
4ライン成立のためには
![]() | ![]() |
このように4ライン成立時で、
- 角が1つ外れ、その隣の1マスが外れるパターン
- 向かい合わない中間のマスが2マス外れるパターン
まず、角が1つ外れるパターンは4通りです。
そしてハズレの1マスの中で考えると、1マスの中で外れるのは4通りです。
ですので、4×4=16通り
さらにその隣の1マスが外れるパターンは2通りで、1つのマスで外れるのは4通り。
なので、16×2×4=128通り
次に、向かい合わない中間のマスが2マス外れるパターンは4通り
そしてハズレの2マスの中で考えると、その組み合わせは4通りです。
ですので、4×4×4=64通り
これを合わせて、
128+64=192通り
192/390625=約1/2035
ビンゴ5の5等の当選確率と計算式
ビンゴ5の5等ですが、当選条件が
3ライン成立のためには
![]() | ![]() |
このように3ライン成立時で、
- 角が2つ外れるケース
- 向かい合う中間のマスが1組外れ、もう一つの中間のマスが1マス外れるパターン
- 角1つと隣り合わない中間のマスが一つ外れるパターン
- 角1つと隣り合う2つのマスが外れるパターン
- 角1つとその隣、そして隣り合わない中間のマスが一つ外れるパターン
まず、角が2つ外れるパターンは6通りです。
1つのマスで外れるのは4通りなので
4×4×6=96通り
次に、向かい合う中間のマスが1組外れ、もう一つの中間のマスが1マス外れるパターンですが、
向かい合う中間のマスが1組外れるのは2通りで、それぞれの1マスで考えると1つのマスで外れるのは4通り。
なので、2×4×4=32通り
そしてもう一つ中間のマスが1マス外れるパターンは2通りで、1つのマスで外れるのは4通りだから
4×2=8
なので32×8=256通り
次に、角1つと隣り合わない中間のマスが一つ外れるパターンですが、これは2通りが各4角であるため8通り
1マスずつで考えると
8×4×4=128通り
次に角1つと隣り合う2つのマスが外れるパターンですが、これは全部で4通り
それぞれ1つのマスで外れるのは4通りだから
4×4×4×4=256通り
次に、角1つとその隣、そして隣り合わない中間のマスが一つ外れるパターンですが、
角1つとその隣が外れるのは、4×2=8通り
そして隣り合わない中間のマスが一つ外れるのは1通りなので
8×1=8通り
それぞれ1つのマスで外れるのは4通りだから
4×4×4×8=512通り
これらをすべて足すと
96+256+128+256+512=1248
1248/390625=約1/313

ビンゴ5の6等7等の当選確率
ビンゴ5の6等ですが、当選条件が
ここまでくるとたくさんのケースが考えられるので、計算を割愛させてもらいますが、
2ライン成立は
6656/390625=約1/59
次の7等は1ライン成立で当選なので
56832/390625=約1/7
このようになっています。
ビンゴ5のクイックピックは当たる確率が高い?
ビンゴ5は1等から7等まで当選確率が決まっていますが、ビンゴ5はそれぞれのマスの5個ある数字から1つずつ選んで、計8個の数字を選んで遊ぶ数字選択式宝くじです。

ということで数字に迷った時は「クイックピック」を選ぶこともできます。
クイックピックは、数字選びをコンピューターに任せてビンゴ5を楽しむ方法ですが、

こう考えてしまいますよね。
ただ、こちらもロト系と同じく当たる確率は変わらないと思います。
ビンゴ5を一度でもやってみるとわかるのですが、意外とマークシートに記入するのが面倒です。

また、一つのマークシートに2つの組合せしか買えないので、たくさん購入する人は枚数もかなりの数になってしまうでしょう。
クイックピックはそういった面倒なことは避けて、とりあえず遊びたいといった人に向いていると思います。
ビンゴ5のクイックピックのメリットとデメリット
ビンゴ5のクイックピックですが、他のロトなどのメリットでよく言われる

というのが起こりにくくなります。
というのも1マスの中の数字が5個と決まっているので、絶対に縁のなさそうな数字でも何かしら選ばなくてはいけません。
こういう数字選択式の宝くじでよくありがちなのは、
- 自分の誕生日
- 家の電話番号
- 好きな数字
- クレジットの暗証番号
- 住所の番号
こういった身近にある数字を使って購入することが多いですが、ビンゴ5ではマスごとに強制されるので選びにくい数字も選びやすくなります。
あとがき
ビンゴ5の当選確率はどのくらいなのか。
また、1等~7等までの当選確率とその計算式はどのようになっているのか。
そしてクイックピックについてまとめましたがいかがでしたか。
ビンゴ5の当選確率もこうやって改めて見てみると、本当に厳しいことがわかりますね。

自分で数字を選んでもいいし、クイックピックで任せるのも自由ですが、でも結局のところビンゴ5を買わなければ何も始まりません。
でも、初めてでよくわからない方もいるかもしれないので、まずはビンゴ5がどんな仕組みやルールなのか、こちらの記事を読んでみてください。
やってみると簡単ですので、一度気軽に楽しんでみましょう。
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