ロト7の当選確率は?1等~6等の計算式は?クイックピックは当たる?
2018.09.03
ロト7と聞くと、1等賞金が4億円とか8億円とか、その驚かされる額の賞金にまず目が行ってしまいます。
でも、そのロト7の1等当選確率は
約1000万分の1で、ジャンボ宝くじと変わらない確率なんですね。
でも、当然ロト7も1等だけではなく、2等3等といくつかの等級がありそれに応じて当選確率も上がっていきます。
今回は、ロト7の当選確率はどのくらいなのか。
そして1~6等までの当選確率と、その計算式はどのようになっているのか。
またクイックピックの当たるのか、その当たりやすさやメリットデメリットとまとめました。
ロト7をさらに楽しむための参考に、ぜひ最後まで読んでみてください。
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ロト7の当選確率はどのくらい?
1等が賞金6億円(理論値)というとてつもない金額になるロト7ですが、この1等の当選確率ってどのくらいなのか気になるところですよね。
ロト7は何通りあるのかですが、
10295472通りあります。
ですので、このロト7の1等当選確率は
このようになっていて、ものすごく当選確率が低いんですね。
計算の仕方としては
37C7=(37×36×35×34×33×32×31)/(7×6×5×4×3×2×1)
「C」はコンビネーションで、高校生の時に習いましたが組み合わせの基礎公式「nCr」に当てはめて、何通りか出す計算方法でしたよね。
ですので、この「C(コンビネーション)」を使うと「37C7」となります。
その1等の当選確率は「1/10295472」で、およそ「1/1030万」なのでジャンボ宝くじの1等当選確率とほぼ変わりません。
だから、1等が出ず次回の抽選にその賞金が持ち越される
キャリーオーバー
ということがよく起こります。
よくCMなどで「キャリーオーバー発生中」いう言葉をよく聞きますが、あれは1等当選者がいなくて、次の1等賞金がすごく高額になっていますよ。
ということなんですね。
そのキャリーオーバーが発生すると、最高額10億円になることもあります。
以前は8億円だったのですが、これが10億円へと変更されました。
キャリーオーバーはどのような仕組みで積みあがっていくのかは、別の記事でまとめているので、興味のある方はご覧になってください。
1等に的中するととてつもない金額を手にすることができるため、非常に人気の数字選択式宝くじとなっています。
ロト7の1~6等の配当賞金額は?
ロト7の1等当選確率はかなり低いですが、その配当金は魅力ですよね。
そのロト7には1等以外にも6等まで等級があり、それぞれに配当金が設定されています。
1~6等の当選条件は次のようになっています。
[st-minihukidashi bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]ロト7の当選条件[/st-minihukidashi]
1等:申込数字が本数字7個すべて一致
2等:申込数字が本数字6個と一致し,更にボーナス数字2個のうち1個と一致
3等:申込数字が本数字6個と一致
4等:申込数字が本数字5個と一致
5等:申込数字が本数字4個と一致
6等:申込数字が本数字3個と一致し,更にボーナス数字1個または2個に一致
そして、その配当金額と当選確率は次のようになっています。
等級 | 配当金 (理論値) | 当選確率 |
1等 | 6億円 | 1/10295472 |
2等 | 730万円 | 約1/735391 |
3等 | 73万円 | 約1/52528 |
4等 | 9100円 | 約1/1127 |
5等 | 1400円 | 約1/72 |
6等 | 1000円 | 約1/42 |
*2018年2月9日の抽せん分(第251回)より、1等最高当せん金額が4億円から6億円に改定されました。
理論値というのは、計算上での値で必ずしもこの通りにはなりません。
当選者が多い場合は額は減りますが、当選者が少ない場合は上がる可能性があります。
このように1~6等まであり、それぞれの配当金と当選確率が宝くじ公式サイトなどでも発表されています。
では、このロト7の1~6等までの確率はどのように出されたのか見ていきましょう。
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ロト7の確率で1等~6等までの計算式は?
ロト7の1~6等の確率ですが、まず計算の前に、もう一度ロト7の当選条件をのせておきます。
ロト7の当選条件
1等:申込数字が本数字7個すべて一致
2等:申込数字が本数字6個と一致し,更にボーナス数字2個のうち1個と一致
3等:申込数字が本数字6個と一致
4等:申込数字が本数字5個と一致
5等:申込数字が本数字4個と一致
6等:申込数字が本数字3個と一致し,更にボーナス数字1個または2個に一致
このようになっていますね。
ロト7は37個の数字から7つの数字を選びます。
ロト7の1等は先ほどの計算式で出したように、
37C7=(37×36×35×34×33×32×31)/(7×6×5×4×3×2×1)
=10295472
これがロト7の全通り数になります。
これをもとに2等~6等まで計算して出してみましょう。
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ロト7の2等の計算式と当選確率
ではロト7の2等ですが、当選条件が
2等:申込数字が本数字6個と一致し,更にボーナス数字2個のうち1個と一致
ボーナス数字というのが入ってくるのですが、ボーナス数字というのは、
ロト7の7つの抽選番号(本数字)以外に、2個の抽選番号(ボーナス数字)をだし、2等と6等でそのボーナス数字を組合せて当選かどうかが決まるといった番号です。
2等ではこのボーナス数字が絡んでくるため、これも組合せに入れていかなくてはいけません。
ロト7は37個の数字から7つの数字を選びます。
そこで当選確率の計算では
これを計算式に入れて何通りか出していくことになります。
だから先ほどの1等の分子の計算の場合も、本来の計算式としては、
7C7=1
このようになるのですね
これを踏まえて、2等の分子の計算式ですが、2等は
7C6×2C1=14
つまり「14/10295472」となり、およそ「1/735391」となっています。
これは
「7C6」:申込数字が本数字6個と一致の組合せ数
「2C1」:ボーナス数字2個のうち1個と一致の組合せ数
ということでこのような計算式になるようです。
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ロト7の3等の当選確率と計算式
3等:申込数字が本数字6個と一致
では続けて、ロト7の3等の当選確率と計算式を見ていくと
7C6×28C1=196
「28C1」:はずれ数字28個の内1個が入っていることを表す
つまり「196/10295472」となり、およそ「1/52528」となっています。
ロト7の4等の当選確率と計算式
4等:申込数字が本数字5個と一致
では続けて、ロト7の4等の当選確率と計算式を見ていくと
つまり「9135/10295472」となり、およそ「1/1127」となっています。
「30C2」となったのは、3等でハズレ数字がボーナス数字になってしまうと2等当選となってしまうためです。
ここではボーナス数字もハズレ数字扱いになっています。
ロト7の5等の当選確率と計算式
5等:申込数字が本数字4個と一致
では続けて、ロト7の5等の当選確率と計算式を見ていくと
つまり「142100/10295472」となり、およそ「1/72」となっています。
ロト7の6等の当選確率と計算式
6等:申込数字が本数字3個と一致し,更にボーナス数字1個または2個に一致
では続けて、ロト7の6等の当選確率と計算式を見ていくと
7C3×2C1×28C3
7C3×2C2×28C2
この2つのパターンがありますよね。
それぞれ計算すると
7C3×2C1×28C3=229320
7C3×2C2×28C2=13230
229320+13230=242550
つまり「242550/10295472」となり、およそ「1/42」となっています。
このような感じでロト7の1等~6等の当選確率の計算ができました。
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ロト7のクイックピックは当たる確率が高い?
このようにロト7は1等から6等まで当選確率が決まっていますが、ロト7は自分で7個の数字を選んで遊ぶ数字選択式宝くじです。
でも、自分で選んでもなかなか当たらないし、ということで数字に迷った時は「クイックピック」を選ぶこともできます。
クイックピックは、数字選びをコンピューターに任せてロト7を楽しむ方法ですが、
こう考えてしまいますよね。
でも、ネット上ではクイックピックで当たったという意見が本当にたくさん聞くことができるのです。
よく言われているのは、ロト7で当時の最高賞金8億円がでた香川県の『観音寺チャンスセンター』では、当選した数字はクイックピックで購入した物だったと言われています。
この真偽は当然わからないのですが、クイックピックでの売り上げが全体の2割ほどあるようなので決して当たらないということはないですね。
また、1等ではなく5等や6等なども当たらないことはないです。
私も何度かクイックピックで購入はしていますが、全く当たらないということはないですね。
ロト7のクイックピックのメリット
ロト7のクイックピックですが、やはりメリットとデメリットはあります。
まず、クイックピックのメリットでよく言われることは、
こういう数字選択式の宝くじでよくありがちなのは、
- 自分の誕生日
- 家の電話番号
- 好きな数字
- クレジットの暗証番号
- 住所の番号
こういった身近にある数字を使って購入することが多いですが、例えば好きな数字が「31」という人がどれだけいるでしょうか。
好きな数字と聞かれたら、たいていの人は「1~10以内」の数字を思い浮かべると思います。
だから、ロト7を初めて買う時に「1~10」の番号を外して購入される方はほとんどいないのではないでしょうか。
でもクイックピックはコンピューターが選ぶので、そんなことはお構いなしです。
最初の数字がいきなり「20」ということもあり得ます。
ですので、私たちがなかなか選ばないであろう数字を選ぶため、クイックピックの方が当たりやすいと感じる人もいるようですね。
もう一つは、選ぶのに時間がかからないというメリットでしょう。
クイックピックはマークシートの右端に線を一本入れるだけで済みます。
7個の数字を塗りつぶす必要がないため、時間短縮になりますよね。
だからロト7をジャンボ宝くじのような感覚で購入する人は、クイックピックの方が余計な感情が入らないのでオススメです。
ロト7のクイックピックのデメリット
もちろんクイックピックはデメリットもあり、先ほどのメリットは正反対で、
このような「数字を選ぶことに楽しみを持っている人」には向かない申し込みだと思います。
といったように、自分なりの買い方がある人にはクイックピックは向いていません。
ただ、結局のところ、
要は「楽しみ方がどのように変わるか」ということの方が、大きいように思います。
あとがき
ロト7の当選確率はどのくらいなのか。
また、1等~6等までの当選確率とその計算式はどのようになっているのか。
そしてクイックピックの当たりやすさや、メリットデメリットとまとめましたがいかがでしたか。
ロト7の当選確率もこうやって改めて見てみると、本当に厳しいことがわかります。
こんな確率の当選をするのだからよっぽど運がいいのでしょうね。
自分で数字を選んでもいいし、クイックピックで任せるのも自由ですが、でも結局のところロト7を買わなければ何も始まりません。
でも、初めてでよくわからない方もいるかもしれないので、まずはロト7がどんな仕組みやルールなのか、こちらの記事を読んでみてください。
やってみると簡単ですので、一度気軽に楽しんでみましょう。
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