夏の蚊対策に蚊取り線香を使う人もたくさんいますよね。
でも蚊取り線香と焚いているのに「ちょっと効き目が悪いな~」って感じることはないでしょうか。
また使ったことがない人でも、
- 蚊取り線香って効果あるの?
- どのくらいの時間もつの?
- 何畳くらいの部屋に使えるの?
こんな色んな疑問点もあると思うんですね。
蚊取り線香を効果的に使うには、煙や有効成分がどう働くのかポイント抑えればしっかり機能してくれるんですね。
そこで今回は「蚊取り線香の効果」について見ていきたいと思います。
蚊取り線香の効果の範囲はどのくらいなのか。
また蚊取り線香の効果が続く時間やコントロールする方法。
そして室内と屋外の効果的な使い方や置き方。
有効成分を部屋に行き渡らせるためのサーキュレーターの利用など、うまく活用するためにできることをまとめました。
蚊取り線香の効果の範囲はどのくらい?
蚊取り線香の効果の範囲はどのくらいなのか気になりますよね。
私も購入した蚊取り線香があるのですが、これにはその効果の範囲は書かれていません。
それで、何畳くらいの部屋なら使って効果があるのかを調べてみたのですが、だいたいの部屋の広さが
蚊取り線香を中心に半径2mくらいの範囲で効果があるようです。
その目安は
「煙の拡がっているところ」
蚊に効く有効成分は「火のついてる少し手前」から揮散し、煙にのって拡がっていきます。
だから風通しのある部屋では、風上(窓際など)に置くことで効果的に使うことができます。
蚊取り線香の範囲を置き方の違いで体感してみた
蚊取り線香の煙がその有効成分を運んでいくという事で、だいたい部屋にして6~8畳くらいの範囲に効果があるようです。
ということで、蚊取り線香の効果の範囲がどのくらいなのか、置き方で結構変わるので実際に自分の家の中で試してみることにしました。
いくつか蚊取り線香の効果を確かめる置き方はあると思いますが、
- 部屋の真ん中に蚊取り線香を置く
- 部屋の窓際に蚊取り線香を置く
- 部屋の隅などに複数個置く。
この3つの置き場所でどんな効果があるのかを試してみました。
結論からいうと、
「どれもあまり変わらないかなあ。」
という印象です。
結局どんな置き方をしても、完全に蚊を撃退できるという事はなかったですね。
もちろん死んでいく蚊もたくさんいましたが、場所で大きな違いは感じられませんでした。
どの置き方にも良い悪いがあるので、効果的な置き方を選ぶというより、
あなたが邪魔にならないところ
に置くのが一番良さそうです。
私の場合は窓際が一番置きやすかったので、そこに置くようにしています。
当然ですが、部屋が広い(10畳以上)場合は、2個とか数を多くすれば効果の範囲が広がるのでもっと実感しやすいと思います。
蚊取り線香の効果の範囲は屋外だとどう?
室内だと蚊取り線香は6~8畳くらいの範囲で効きそうですが、屋外だとその有効範囲はどうなるのか?
これは室内ほどの範囲はありません。
さっきもちょっと触れましたが、せいぜい半径2mほどで、しかもそんな蚊取り線香もお構いなしに血を吸いに来る蚊もいます。
屋外で蚊取り線香を使う時って
- 洗濯物を干す
- ガーデニング
- BBQ
もし使うならこういう時が多いですよね。
地面に置いて使うのもいいですが、屋外で蚊取り線香を使う場合はやっぱり身近に持って置けるように、携帯ホルダーを付けることがオススメです。
これだとベルトとかに引っ掛けれるので、範囲が守られて蚊が近寄りにくくなりますね。
蚊取り線香の効果の時間は一巻きどのくらい?
蚊取り線香の効果の時間は一巻きどのくらい持つのか。
これも気になるところだと思います。
蚊取り線香は電源で消えるようなものでもないし、火を扱っているため少し使うのが面倒です。
だから効果の時間も気になりますが、
だいたい蚊取り線香は一巻きで7時間ほど持ちます。
ジャンボタイプは約12時間持ちます。
私が購入したのはジャンボなので、約12時間持つタイプですね。
蚊取り線香は寝ている時に使う人も多いと思うので、7時間タイプだと寝る前につけていれば朝起きた時に消えるといった感じです。
12時間タイプだと、18時くらいに仕事から家に帰ってすぐつけたら翌朝くらいまで持つといった感じですね。
生活スタイルに合わせて購入してもらうと良いと思います。
蚊取り線香の時間を自由に操る方法
蚊取り線香は火を使うので、
といったようなタイマーが使えません。
リキッドタイプの蚊取り器とかだと電気なので、タイマーコンセントを使えば簡単に時間をコントロールできます。
ここが不便に感じてる人も多いんじゃないでしょうか。
でも、そんな蚊取り線香の消える時間を、アバウトですが簡単にコントロールする方法があります。
それはクリップを使うんです!
このクリップを挟んでおくと、その部分で火が消えます。
だから火を消しておきたい時間に合わせて火を消すことができるんです。
蚊取り線香は10㎝燃えるのに約1時間かかります。
だから3時間後に消したいと思えば、30㎝ほどのところに合わせてクリップを止めておけば、それがタイマーの役割を果たしてくれるわけですね。
でも、30㎝がどのくらいなのか、正確には目で見ただけではわからないので、あくまでだいたいの時間管理という事になっちゃうんですね。
残った蚊取り線香も火をつけ直せば当然続けて使えます。
普通に消すときもクリップを使えば簡単に消すことができるので、一つ用意しておきましょう。
蚊取り線香の効果的な使い方は?
蚊取り線香の効果的な使い方ですが、まずは安全面で気を付けないといけないですよね。
近くに燃えやすいもの(紙や布類)があると、何かあった時に燃え移りやすくなります。
蚊取り線香を使う時は、周辺に燃えやすい物を置かないようにしましょう。
また、蚊取り線香皿に灰がたまった状態のまま使うと、高温になって燃焼時間が短くなったり異常燃焼の危険があったりするので効果的に使えません。
効果のマイナスに働くような使い方は止めておきましょう。
まず考えたいのは「蚊取り線香の置き方」でしょう。
蚊取り線香の位置や高さ
私が試してみた置き方では違いは特に感じられませんでしたが、空気の流れがある場合は、窓際などの風上に置くと室内に行き届きやすいです。
ただ、夏は窓を閉めてエアコンを使う機会も多いですよね。
だからエアコンの風で部屋に運んでもらうようにするのもいいと思います。
また、蚊取り線香は「高さ」も考えて使うとより効果的です。
蚊取り線香の煙はどんどんと昇っていくため、有効成分も煙に乗って運ばれていきます。
だから蚊取り線香を低い位置に置くと、足元付近にも届きやすくなるので効果的に使えますね。
サーキュレーターを活用する
ここで私が提案したいのは、
サーキュレーターを使って蚊取り線香の有効成分を部屋全体に行き渡らせる。
ということ。
サーキュレーターはエアコンの冷房をまんべんなく部屋全体に行き渡らせるのに効果的です。
この空気の循環に蚊取り線香の殺虫成分も乗せれば、部屋全体に有効成分が行き渡るっていうワケです。
サーキュレーターを持っているなら、ぜひ活用して欲しいですね。
このとき、蚊取り線香の灰が風で飛ばされるような位置には置かないでくださいね。
蚊取り線香を玄関に置く
蚊取り線香を玄関に置くことは、効果的な使い方の中でもかなり有効だと思います。
というのも、
だからなんです。
これって実は、堂々と玄関や窓から入ってきてるんですね。
仕事や買い物に出かけるときとか玄関を開けて家に入る時、宅配便を受け取る時など、人の出入りと一緒に蚊も室内に入ってくるわけなんです。
だから玄関に蚊取り線香を置いておけば、蚊が入ってきてもすぐに対処できると言うワケですね。
蚊取り線香以外での方法も触れてるので、ぜひ読んでみてください。
屋外での蚊取り線香の効果的な使い方は?
屋外だと有効成分の範囲がかなり狭くなるので、吊り下げタイプのホルダーを買って使うのが効果的です。
ただ、野外でもその場からあまり動かないようなBBQの時は、会場の四隅に置いておくと風向きに関わらず蚊取り線香の効果が行き渡ります。
準備の一番最初に蚊取り線香を設置しておくと、準備中も食べてる時も蚊対策ができますね。
あとがき
蚊取り線香の効果の範囲はどのくらいなのか。
また蚊取り線香の効果が続く時間やコントロールする方法。
そして効果的な使い方や置き方。
有効成分を部屋に行き渡らせるためのサーキュレーターの利用など、うまく活用するためにできることをまとめましたがいかがでしたか。
蚊取り線香を使ったことがない人にはいい経験になると思うので、ぜひ一度体験してみると楽しいですよ。
今回私も購入をした蚊取り線香ですが、やっぱり使ってみるとそのメリットやデメリットがよくわかります。
また、ずっとお世話になっているリキッドタイプの蚊取り器や、最近人気の蚊がいなくなるスプレーなどとの効果の違いもハッキリ出てます。
そんな蚊取り線香の使い方が分からない、効果的な置き方が知りたい人も多いと思います。
そこで蚊取り線香の缶ケースの中身や蚊取り線香の楽しみ方。また室内と屋外での基本的な使い方や、玄関・ベランダでの蚊取り線香の活用法などまとめたページをこちらに用意しています。
蚊取り線香を実際に使った様子を写真で見れるので、購入前に想像したり、買った後のチェックにも使ってみてください!
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