今まで蚊取り線香って使ってなかったんですけど、
なんて思って、ベランダに蚊取り線香を置き始めたんですね。
すると狙い通りベランダで蚊を喰い止めることができてるので、室内に蚊が入りにくくなってます。
でも、見渡してみると
ベランダで撃退した虫の種類を見るといろいろ確認できるんですね。
そこで今回は「蚊取り線香の蚊以外への効果」というところに注目してみました。
蚊取り線香は蚊以外に効き目があるのか。
またゴキブリやダニ、カメムシなど他の虫への効果や小さい虫への影響。
そして人間や大切なペットへの悪影響などまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。
蚊取り線香は蚊以外の虫に効き目があるの?
夏の蚊対策で蚊取り線香をつけたら、たまに蚊以外の虫が床で死んでいることがあります。
屋外(ベランダ)でつけていると、下によくわからない虫とか小さな蛾が死んでいたりするときがあるんですね。
蚊取り線香が蚊をやっつける仕組みは、蚊取り線香の有効成分が火で燃えることで揮発して、それを煙に乗せて遠くに運びます。
その殺虫成分が蚊の神経をマヒさせて撃退しているんですね。
蚊取り線香に含まれる有効成分は「ピレスロイド(dl・d-T80-アレスリン)」と呼ばれるもので、除虫菊から抽出される有効成分の「ピレトリン」などのピレスロイド系成分なんです。
蚊取り線香以外にもハエやコバエ、ゴキブリやムカデなど撃退グッズはたくさんありますよね。
そういった殺虫剤は、このピレトリンがルーツになっていろいろ誕生した成分が多くなっています。
今回は、そのピレスロイド系の有効成分が入っている蚊取り線香は蚊以外の虫にも効くのか?
というと、さっきもちょっと言いましたが小さい蛾とかに効果がありました。
蚊以外にも効きますね。
って決めるのはちょっと早いかも。
すべての虫に効果があるわけじゃないです。
蚊取り線香を焚いていても、大きい虫には効いてるように見えません。
大まかにですが、
こんなふうに考えるとわかりやすいですね。
そもそも蚊取り線香って効果ある?
そもそも論なんですけど、蚊取り線香が蚊以外に効果があるっていう話なんですが、
って時もたまにあったりするんですね。
ですよね~。
そんな蚊取り線香も実は効果の範囲が6~8畳くらいだったり、屋外では半径2m程度だったり、いくつか制限があります。
蚊取り線香って言っても万能じゃないので、効果的な使い方をしないとしっかり効いてくれないんです。
蚊取り線香は蚊以外でゴキブリに効き目はある?
蚊以外の夏の害虫と言えばゴキブリ!
もう何十年と戦ってもこいつは姿を現しますが、蚊取り線香くらいじゃ全然効いてませんよね。
たとえ蚊取り線香で部屋が煙だらけになっても、ゴキブリは隙間から逃げていっちゃうと思います。
ただ、そんなゴキブリにも一応蚊取り線香は効いてはいるみたいです。
蚊取り線香はゴキブリに効くのか?
といった動画もあって、
虫かごのような密閉空間で、蚊取り線香をモクモクと焚いたらゴキブリは死ぬのか試してました。
最終的にゴキブリは動かなくなりましたが、かなりの時間耐えてましたし、狭い空間でも生きているのを見ると一般生活レベルで効いているとは言えません。
やっぱりゴキブリにはゴキブリのための対策グッズが必要になるでしょうね。
蚊取り線香は蚊以外で小さい虫に効きやすいの?
蚊取り線香は小さな蛾やコバエのように、体の小さい虫に効果があります。
一般的に体の体積が小さい虫には、少量の殺虫成分で効果が回りやすいため、蚊くらいの小さな虫なら効きやすいんですね。
例えば、夏のもう一つ嫌な虫と言えばダニ!
ダニは人間の垢や剥がれ落ちた皮膚などを食べるので、布団によく生息する生き物です。
そこで普通に部屋の中で蚊取り線香を焚いたとしても、布団の中にもぐってしまい蚊取り線香の成分が届きません。
というか、ダニって実はかなり頑丈?というか厄介で、60℃くらいの熱を当てないと死にません。
また、卵の状態だと熱を加えても2時間以上も耐えるようです。
だからダニにはダニ用の殺虫剤とかが必要になってきます。
私もダニ用のスプレーとかいくつか持ってますが、
普通に生活してる中で、蚊取り線香ではダニ対策は難しいでしょうね。
蚊取り線香が蚊以外にも効き目あるかは条件にもよります。
だいたいですが、効果のありそうな虫は、
効果がない虫は
身近なところではこんな感じでしょうか。
蚊取り線香でそこまで広い効果は期待しない方がいいでしょうね。
蚊取り線香は人間やペットに影響はないの?
蚊取り線香を使うと虫が死んでいくから、人体にも影響あったりしないか心配ですよね。
蚊取り線香の有効成分は除虫菊(シロバナムシヨケギク)から抽出される有効成分の「ピレトリン」などのピレスロイド系成分なんですね。
ピレトリンという成分は殺虫効果を持っていて、このピレトリンを科学的に合成したものの一つが蚊取り線香でも使われてます。
最初に紹介した「ピレスロイド(dl・d-T80-アレスリン)」
この有効成分は、哺乳類や鳥類などの恒温動物には分解できる力があります。
でも昆虫類・両生類・爬虫類などには効くといった選択毒性を持っています。
という事で広く使われているんです。
でも!
ここで注意して欲しいのはペットへの影響。
害虫には効果がないことも多いですが、逆に観賞用として飼っているクワガタやカブトムシ、鈴虫なんかの虫もいますよね。
カブトムシなどは体が大きいのですぐには死なないですが、蚊取り線香を焚いていてカブトムシやクワガタが死んだという声は本当によく聞きます。
また、メーカーのホームページでは、
昆虫類・両生類・爬虫類などには効く選択毒性を持っている。
というような説明もあるので、カブトムシなどの昆虫を始め、他にも蛇やイグアナ、亀やカエルなどでペットとして飼われている方は注意が必要でしょう。
また、観賞魚がいる場合も使わない方がいいと思います。
これは蚊取り線香の説明書きにもしっかり書かれています。
液体詰め替えボトルタイプのアースノーマットの場合ではホームページには
ハムスターや小鳥などのペットや観賞魚がいる部屋で使っても大丈夫
というように書かれていますが、
私が別で持っている「蚊がいなくなるスプレー」には
という注意書きがされてます。
蚊取り線香は蚊以外に効果がみられる虫がいますが、同時にあなたが大切にしてる昆虫とかにも影響あるので注意してください。
犬や猫などのペットは基本大丈夫です。
あとがき
蚊取り線香は蚊以外に効き目があるのか。
またゴキブリやダニ、カメムシなど他の虫への効果や小さい虫への影響。
そして人間や大切なペットへの影響などまとめましたがいかがでしたか。
コバエとかくらいだったら効きそうですが、さすがにゴキブリとかには効かないので別の対策を考えましょう。
そんな蚊取り線香の使い方が分からない、効果的な置き方が知りたい人も多いと思います。
そこで蚊取り線香の缶ケースの中身や蚊取り線香の楽しみ方。また室内と屋外での基本的な使い方や、玄関・ベランダでの蚊取り線香の活用法などまとめたページをこちらに用意しています。
蚊取り線香を実際に使った様子を写真で見れるので、購入前に想像したり、買った後のチェックにも使ってみてください!
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