普通に生活しているのに「蚊に刺されやすい人」と「刺されにくい人」に分かれますよね。
不公平な感じもしますが、実は蚊に刺されやすい人はやっぱりそれなりの特徴や原因を持っています。
蚊が引き寄せられる原因には主に4つあって
- 汗が多い
- 体温が高い
- 体表面積が広い
- 黒色に引き寄せられる
こんな特徴的な要素を持っている人に蚊は引き寄せられていくんです。
大雑把に原因を挙げましたが、これをそれぞれ具体的に見ていくと、
という事が自然とわかってくるんですね。
そこで今回は、
蚊に刺されやすい人にはどんな特徴があるのか。
また足の臭いやストレス、病気や血液型など、蚊を引き寄せる原因には何があるのかまとめました。
蚊に刺されやすい人の特徴は?
夏はよく蚊に刺されて嫌な思いをしますが、なぜか蚊に刺されない、刺されにくい人っていますよね。
話を聞いてると「蚊に刺されないなんてうらやましいなぁ~」って思いますが、でも一体どうしてなんでしょう?
って思うけど、実は「蚊に刺されやすい人」と「刺されにくい人」には大きな特徴の違いがあります。
蚊に刺されやすい人は、知らないうちに「蚊が寄ってきやすいこと」をしているから刺されやすくなることもあるんです。
例えばわかりやすいのが、蚊は人間の二酸化炭素や乳酸、体温などを感知して遠くからでも寄ってきます。
その二酸化炭素の排出量が多い人は、それだけ蚊は見つけやすくなるので刺されやすいわけなんです。
二酸化炭素の量が多くなる原因の一つに、
お酒を飲むことで体温が上がり、脈が速くなったり呼吸も増えることが多くなります。
そして体内でアルコール分解が行われ、水と二酸化炭素が体から排出されるので、二酸化炭素を吐く量も多くなるわけですね。
だから蚊に刺されやすい人の特徴には「飲酒後の人」という事も言えなくはないんです。
こんな感じで、蚊に刺されやすい人の特徴や傾向をまとめると、
- 運動中や運動後の人
- 汗かきの人
- 体温の高い人
- 足の常在菌の種類
- 黒っぽい服を着ている
- 日焼けしてる人
- ストレスや病気
- 太っている人
- 血液型がO型の人
こういった事がよくピックアップされます。
それぞれ何のことなのか見ていきますね。
運動中や運動後の人
運動中や運動後の人は、当然呼吸が激しくなったり脈が速くなったりして、二酸化炭素量が増えたり体温も上がったりしますよね。
そうなると自然とかにも探知されやすくなって、蚊に刺されやすい状況を作ってしまいます。
汗かきの人
汗かきの人は新陳代謝が活発な人や、太っている人にも多く見られますよね。
汗をかくことは体温が高めの人も多く乳酸も多く出ているため、これも蚊が気付きやすい要素の一つです。
だから女性の場合は「妊娠中は刺されやすい」なんてことも言われますね。
妊娠中は新陳代謝が上がって体温が高くなったり、二酸化炭素の濃度が増すため蚊に刺されやすくなります。
蚊に刺されやすい人は足が臭い?
蚊に刺されやすい人の特徴に「足の常在菌」が関係しているという説とその結果が得られたそうです。
それを高校生の田上大喜くんが発見したそうなんですね。
妹がよく蚊に刺されるので、何とかしようと観察してると「妹の靴下に特別大きな反応を見せた」そうなんです。
蚊は二酸化炭素や乳酸、体温などいろいろなものに反応するセンサーを持っていますが、靴下に反応したという事で、足に何らかの原因があると考えたんですね。
というとそうではなくて、臭いのキツかった父親の靴下よりも、臭いのない妹の靴下の方が反応が大きかったようです。
そこで妹の足の常在菌を採取して調べてみると、そこには多様性のある菌が見つかったんですね。
だから蚊は「足の裏に様々な種類の常在菌を多く持つ人に反応する。」という事がわかったんです。
そしてそれを裏付けるように、妹の足首から下をアルコールで消毒したら、蚊に刺される数が3分の1にまで減ったんですね。
また「足の裏や指の間を石けんで洗う」「靴下を新しく履き替える」という事でも蚊に刺される回数は減ったようです。
蚊に刺されやすいと感じる人は、
仕事など外から帰ったら足を石鹸で洗って清潔にする。
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