ガスファンヒーターのガス代や電気代、本体値段はどのくらい?

ガスファンヒーター ガス代

ガスファンヒーターと聞くと

ガス代が、かなりかかりそう。

って思いますよね。

そんなガスファンヒーターのガス代と電気代を合わせた燃費は、エアコンや石油ファンヒーターと比較しても少し上です。(契約プランや時期にもよる)

やっぱり燃費はそこそこかかります。

でも、ガスファンヒーターはエアコンや石油ファンヒーター以上にパワーがあって、寒冷地では欠かせない存在ですよね。

今回は、このガスファンヒーターの1時間当たりのガス代や電気代

そしてエアコンや石油ストーブとの比較や、本体値段がどのくらいなのかまとめました。

他の暖房器具と比べてどう違うのか、あらためて見てみると結構面白い結果が出ています。

ぜひ最後まで読んでください。

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ガスファンヒーターの1時間のガス代は?

冬の暖房器具もいろいろありますが、電気や灯油をメインに使っている人も多いですよね。

そんな中で「ガス」を使った暖房器具もあり、その代表がガスファンヒーターなんですね。

ガスファンヒーターと聞いても、ガス代がどのくらいなのかピンと来ない人も多いんじゃないでしょうか。

そのガス代を見ていこうと思うのですが、初めにあなたの家で使っているガスが、

  • 「都市ガス」なのか
  • 「プロパンガス」なのか

これで値段が変わってきます。

基本的には「都市ガス」の方が値段は安くなります。

プロパンガスは都市ガスの1.5~2倍位の値段だと考えておいた方がいいでしょう。

今回は「都市ガス」を使ったと仮定して、ガスファンヒーターのガス代がどのくらいなのか見ていきますね。

まず、都市ガス料金からですが、ガスを使う量やセット内容などによって料金も変わってきます。

これにもかなり差はあると思いますが、今回は「13Aの東京ガス」で計算したいと思います。

 

ガスファンヒーター RR-2413-Wのガス代

ガスファンヒーターもいろいろありますが、具体的な商品とその数字を見ながらガス代を考えたほうがわかりやすいので、今回は、

リンナイ ガスファンヒーター 木造11畳/コンクリート造15畳まで 空気を浄化するプラズマクラスター技術搭載 RC-N402PE/13A

  • 高さ44.0cm×幅44.0cm×奥行15.0cm(脚部20.7cm) 質量6.4kg
  • 暖房の目安:木造11畳まで(18.0㎡)/コンクリート造15畳まで(25.0㎡)
  • 接続:電気 AC100V(コード2m)及び、ガスコード接続(ガスホースではない) ※ガスコードは別売りです
  • 適応するガス:都市ガス12Aまたは13A
  • ガス消費量:4.07~0.76kW
  • 消費電力(W):19 待機電力(W):0.7

このガスファンヒーターで見ていこうと思います。

ガス代の計算方法は

キロワットの場合の計算式

ガスの消費量(kW)÷ ガス会社の熱量(kW/m3)=(m3/h)

キロカロリーの場合の計算式

ガスの消費量(kcal)÷ ガス会社の熱量(kcal/m3)=(m3/h)

どちらかで計算できます。

ガスの種類=13Aの東京ガス

MJ:45MJ/m3
1m3=10,750kcal
10,750÷860.4=「約12.5kw/m3」

1kw=0.08m3
※kcal÷860.4=kw/m3

約142円/m3

この場合で計算していきますね。

まず1時間あたりのガスの使用量ですが、「RC-N402PE」のガス消費量が

ガス消費量(最大):4.07kW

4.07÷12.5=0.1952(m3/h)
142×0.1952=約46.2(円)

ガス消費量(最少):0.76kW

0.76÷12.5=0.0608(m3/h)
142×0.0608=約8.6(円)

ですので、このガスファンヒーターの1時間のガス代は、

8.646.2

およそこのくらいになります。

補足

この料金は地域や時期、また、各家庭によっての契約プランや使用料など大きく左右される部分が多いので、あくまで目安として参考にしてください。

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ガスファンヒーターの1時間の電気代は?

さて、ガスファンヒーターはガス代以外に電気代も必要になります。

次は電気代について見ていこうと思いますが、このガスファンヒーターの消費電力は、

「消費電力:19W 」

このようになっていますね。

今回は「1kWh=27円」として計算し、その電気代について見ていきます。

電気代の計算は

19×27÷1000=約0.5(円)

このようになりました。

約0.5円

電気代はほとんどかからないと考えてもいいくらいですね。

 

ガスファンヒーターのガス代と電気代を合わせると

ガスファンヒーター02

さて、これでガス代と電気代が計算できましたが、

【リンナイ ガスファンヒーター 木造11畳/コンクリート造15畳まで 空気を浄化するプラズマクラスター技術搭載 RC-N402PE/13A 】

このガスファンヒーターの1時間のガス代は、

8.646.2

電気代は

約0.5円

これを合わせると

約9.1~46.7円 約9.1~46.7円

単純に合わせただけですが、1時間のガス代と電気代はこのくらいの範囲の中で必要となってくるようですね。

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エアコンの電気代と比較

では、ここで気になるのが

  • エアコン
  • 石油ファンヒーター

こういった部屋全体を暖める暖房器具と比較して、どのくらい違うのか確かめたいですよね。

まず、エアコン

6畳用のエアコンで消費電力は約490Wほどです。

エアコン電気代

だから1時間当たりの電気代は

1時間:490×27÷1000=13.2円
(*1kWh=27円)

長時間の運転になると必要な電力が温度の維持だけになり、これよりも電気代が下がる可能性もあります。

一方でガスファンヒーターのガス代と電気代が、

約9.1~46.7円

環境や使い方にもよりますが、中間の光熱費が28円くらいなので、エアコンの方が安いといった感じですね。

参考ページ

暖房をつけっぱなしで寝るのは健康に悪い?電気代や火事の心配は?

 

石油ファンヒーターの灯油、電気代と比較

石油ファンヒーターの場合は灯油と電気代がかかります。

石油ファンヒーターもガスファンヒーターのように、あまり電気代はかかりません。

メーカーにもよりますが100Wもかかりません

その石油ファンヒーターの灯油と電気代を合計すると

暖房01

約6.5~24.3円

*18L=1260円、1L=70円
*1kWh=27円

だいたいの金額がこのくらいです。

灯油の値段も、その地域や時期によって大きく左右されるので、一定じゃなくコロコロ変わります。

それでも中間の光熱費が28円くらいなので、石油ファンヒーターの方が安いといった感じですね。

参考ページ

石油ファンヒーターの燃費や電気代は?エアコンと比較するとどう?

 

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ガスファンヒーターの値段はどのくらい?

さて、このガスファンヒーターを買おうとしたら、一体いくらくらいの値段になるのか気になりますよね。

ガスを使うものだから、結構高額なイメージがあります。

それで、実際に家電量販店に行って確認してみると、

およそ1~3万円の間

だいたいはこのくらいでおさまっています。

やっぱり大きな部屋をカバーしようとなると値段も高くなって、その分値段も高くなります。

また、ガスファンヒーターはガス管が使えるところでないと使うことができません。

だから家によっては工事が必要になったりするので、使える部屋がかなり限られてくると思います。

使うまでのハードルが高いので、気軽に購入しにくいですよね。

それでもガスファンヒーターを使いたい人が多いのは、

即暖性が高い

この最大のメリットがあるからです。

他にもガスファンヒーターにはたくさんのメリットがあるので、詳しいことはこちらで確認してくださいね。

参考ページ

ガスファンヒーターのメリットとデメリットとは?

 

ガスファンヒーターの値段が安い時期って?

家電量販店01

ガスファンヒーターを買おうかと思った時に、

安い時期っていつなんだろう?

こんな疑問が思い浮かぶと思います。

まずは暖房器具ということで、5~10月頃はなかなか置いている所も少ないかと思います。

購入する時期は11~3月頃ですよね。

その中でもやっぱりシーズンオフが近づく「2~3月」というのは、在庫処分や決算期もあって安くしている店が多いです。

比較的この時期に狙っていくと、安く買えることが多いと思います。

たま~に家電量販店でシーズンオフだったりすると、ビックリするような値段で売られていることもあるので、機会があったら探してみてくださいね。

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あとがき

ガスファンヒーターのガス代や電気代はいくらなのか。

そしてエアコンや石油ファンヒーターとの比較、本体の値段についてまとめましたがいかがでしたか。

ガスファンヒーターは性能が高いし、そこまで大きな燃費ではないですね。

でも、設置の条件を考えるとエアコンでも大丈夫な家庭は多いと思います。

また、「プロパンガス」の場合

今回のガス代の1.5倍以上

このくらいの見積もりが必要です。

今から購入しようか考えてるなら、

  • 「ガスの種類」
  • 「契約プラン」
  • 「使う量」

など、家庭の事情でだいぶ変わると思うので、まずはその辺りを確認してから購入を考えてくださいね。

冬場はガスファンヒーターをはじめお世話になる暖房器具はたくさんありますが、消費電力や電気代、体に悪い使い方にならないためのメリットやデメリットなど、別のページでもまとめています。

低温火傷や火事の危険性、洗い方などのメンテナンスを含めてわかりやすくまとめてるので、ぜひ参考にしてください。

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