オイルヒーターの寿命は長く、10年ほど使われる方も多い家電です。
その割にメンテナンスも少なくて済み、周りについたホコリをとる程度で、楽な使い方ができるのが特徴なんですね。
そんなオイルヒーターですが、ちょっと気になるのは
- オイルの劣化
- オイルの補充
- オイル交換
これって大丈夫なのか、必要なのか心配になりますよね。
また、
オイルヒーターの廃棄処分ってどうすればいいんだろう?
こんな心配も出てきます。
そこで今回は、
- オイルヒーターの寿命
- オイル交換の必要性
そして不用になったときの
廃棄処分の方法
この3つについてまとめました。
実は、あなたの住まいの自治体によって廃棄処分が面倒な場合もあります。
でも、楽に回収してもらう方法もあります。
そんなオイルヒーター購入後から処分するまでの、いろんな問題について見ていきましょう。
オイルヒーターの寿命やオイル交換は?
オイルヒーターもここ数年でだいぶん認知度は上がってきたので、使っている人、これから購入しようとする人も多いと思います。

ちょっと気になりますよね。
実は、オイルヒーターには明確な寿命というものが記載されていません。
密閉されている中のオイルは、問題がなければ特に劣化することもなくオイルの交換も必要ないからなんですね。
だから通常の使用では6年~10年はもつと考えてよさそうです。
長く使っている方は20年近く使っている方もいるようですね。
オイルの交換が不要なことは、各ホームページや説明書にも記載があると思うので確認してみましょう。
オイルヒーターのおもな故障の原因
オイルの劣化もなく交換の必要がないので、問題なく使えている場合は長持ちしますが、それでも他の部分での故障が起こることもあります。
そんなオイルヒーターの主な故障原因には、
- 基盤の故障
- 電源コードの断線
- オイル漏れ
これらがもとで故障して寿命を迎えることが多いようです。
オイルヒーターの寿命には、
- 十分に暖まらない
- 起動しない
- 動作がおかしい
- 異音がする
- 異臭がする
こういったトラブルが出たら危険信号ですね。
メーカーや販売店に相談するなどして、対応してもらうことが必要になると思います。
オイルヒーターのオイル交換は必要?
先ほどの話にも合ったように、中のオイルは空気に触れているわけでもなく燃やすわけでもないので、劣化することがありません。
なのでオイルの交換や補充は必要なく、通常の使用では長く使い続けることができます。
ただ、そういったオイル交換が不要な知識がない人のところに、

こんなケースもあったようです。
メンテナンスと称して契約をしようといった業者もいるようですが、オイルヒーターはオイル交換が必要ないので、そういった勧誘は受けないように気を付けましょう。
また、何か気になる点があったり、長く使っていて一度点検して欲しいといった場合は、メーカーに依頼して行うことができます。
受付先などは説明書に記載があると思うので、そこに連絡してみてもらうのが無難です。
オイルヒーターの廃棄処分の仕方は?
オイルヒーターを新しく変え替えたり、引っ越しなどで不要になったりする場合もあると思いますが、オイルヒーターってどうやって廃棄処分すればいいのか迷いますよね。
オイルヒーターの場合は、メーカによって回収してくれる場合があります。
大手会社のデロンギなどでは「再資源化係」というものがしっかりと用意されていて、そこに問い合わせてから送ることで回収してもらえます。
そのデロンギで言うと、お問い合わせの「よくある質問」でも回答がされていますね。
基本は郵送代のみとなっているようですが、大型商品なのでそれなりの送料はかかるでしょう。
だいたい1,000~1,500円ほどかかるようですが、実際に回収をしてもらった人の話では、
- デロンギに電話一本で回収日時などの調整ができた。
- 郵便局が回収に来てくれた
- 箱なども用意することなく持って行ってくれた。
という事なので、こういったアフターサービスも充実しているところがデロンギの良いところですね。
他のメーカーではこういうサービスがあるかはわかりませんので、一度確認してみてください。
粗大ゴミとして出す
オイルヒーターは粗大ゴミとして自治体に回収してもらうのが、オーソドックスな廃棄処分の方法のようですね。
役場に連絡をして回収に来てもらう必要がありますが、わかりやすいように、ある町の粗大ごみの捨て方を例にちょっと見ていきますね。
オイルヒーターの粗大ゴミでの捨て方
ちなみに、粗大ゴミは各自治体での回収となりますが、まずはネットで
などと検索すると出てきます。
その一つを例にすると、
不燃・粗大ごみは電話予約の上
不燃ごみは「市指定不燃ごみ袋(有料)」に入れ、
粗大ごみは「粗大ごみ処理券(有料)」を貼り付けて排出してください。
指定袋に入らないごみについては、粗大ごみ処理券を貼り付けて排出してください。
3辺の長さの合計(縦+横+高さ)3メートル以下
「粗大ごみ処理券1枚500円」
3辺の長さの合計(縦+横+高さ)3メートル超
「粗大ごみ処理券2枚1,000円」
詳しくは「ごみ総合受付センター」へお問い合わせください。
こんな感じで記載があると思います。
他にも詳細が書かれていると思うので、それに従って捨ててもらえればと思います。
ただ、オイルヒーターのオイルを抜かないと受け付けてくれない自治体もあります。オイルを抜かないと回収してくれない自治体の場合はとてもメンドクサイです。

不用品回収業者に依頼する
オイルヒーターの廃棄処分は、不用品回収業者に引き取ってもらう選択肢があります。
市役所に聞いても販売店に聞いてもよくわからないし、持っていくにも時間がないなどの時には便利です。
家まで取りに来てくれることが多いので、簡単に回収してくれると思いますが、その分出張費などがかかることもあるので、粗大ゴミとして出すよりもお金がかかるかもしれません。
オイルヒーターをリサイクルショップに売る
オイルヒーターが壊れていなければ、リサイクルショップで売るといった方法があります。
ただ、年式の古いものやマイナーなメーカーでは売れないこともあります。
また、そこまで高値になることも期待薄ですが、まずは一度確認して売れるかどうか聞いてみることですね。

ということで、主なオイルヒーターの廃棄処分の仕方としては、
- メーカーに回収してもらう
- 粗大ゴミとして出す
- 不用品回収業者に来てもらう
- リサイクルショップに売る
こういった方法ですね。
まあ、確実性と便利さなら不用品回収業者ですね。
補足処分する前に、ちょっと考えて欲しいのですが、

こういう理由で廃棄処分しようとしていませんか。
もしかしたら、使い方がちょっと違っていたのかもしれません。
もし、余裕があるのなら、一度こちらのページでオイルヒーターの使い方について確認してみましょう。
参考ページこちらのページを参考に、うまく使えそうなら試してみてください。
もし、ダメだったら残念ながら処分しないといけないかもしれません。
あとがき
オイルヒーターの寿命は何年くらいなのか。
また、オイル交換の必要性や廃棄処分の仕方について見てきましたがいかがでしたか。
オイルヒーターはオイル交換の必要もなく、メンテナンスは周りについたホコリをとるくらいで済みます。
そして長持ちしやすい暖房家電として、便利ですし愛着もわきますよね。
ただ、他の暖房家電に比べるとオイルを抜いたりなど、廃棄処分には面倒なことが増えることもあります。
電気代や暖房方式にも癖がありますが、廃棄するときもちょっと特殊な感じですね。
冬場はオイルヒーターをはじめお世話になる暖房器具はたくさんありますが、消費電力や電気代、体に悪い使い方にならないためのメリットやデメリットなど、別のページでもまとめています。
低温火傷や火事の危険性、洗い方などのメンテナンスを含めてわかりやすくまとめてるので、ぜひ参考にしてください。
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