蚊の発生原因は何なの?発生源の場所や時期は?発生させない予防法

蚊 発生 原因

7~8月の時期はどうしてこんなに蚊が発生するのでしょうか?

毎夜うんざりするくらいの蚊が家の中に入ってきたりして、夜寝れないこともしばしば・・・。

実は蚊の発生には主に3つの原因が関わってきます。

一つは季節で、夏の暑い気温になると蚊は発生しやすく吸血活動も盛んになります。

人間もですが、活発に活動するには温度がとても大切なんですね。

でも蚊の発生原因は気温だけじゃなく、発生源となる場所や産卵の準備も関係があるんです。

原因がわかれば、蚊を発生させない予防にも役立てられますよね。

そこで今回は、蚊の発生原因や発生源の場所はどこなのか。

また蚊が発生する時期や条件と、家での予防法などまとめました。

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蚊の発生原因って何なの?

春先から夏場にかけて嫌な蚊が発生しますよね。

でも、この蚊の発生原因って何なのか?

そんなふうに感じたのは夏場の北海道への旅行のときで、全然蚊に血を吸われることがなかったんですね。

大阪在住の私は7月には常に蚊に悩まされる日が多かったのですが、蚊の発生原因である「温度」は大きく関係しているようなんです。

気温も非常に涼しい日で、北海道の最高気温も20度前後でした。

蚊の発生原因と温度の関係は深くて、実験でも結果が出ているんです。

 

蚊が発生する最適な温度は?

蚊 発生 温度

「蚊や虫よけに関する研究・調査」

という事で、蚊の卵200個中、何個が孵化するのか?

それを10℃、15℃、20℃の5℃刻みで、蚊の孵化がどう変わるのか。

変化の差が最も大きく現れた4日目の孵化数をみると、

10℃で6個
15℃で18個
20℃で44個

このように気温が上がると孵化数も急増する結果となりました。

引用先:蚊や虫よけに関する研究・調査

http://www.dengue.jp/survey_research/index.html

 

10℃と20℃では7~8倍くらい違いますよね。

だから夏場のように夜でも20℃を越えるような日が続くと、蚊は爆発的に発生する原因になるわけなんです。

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蚊は発生する原因は水場

蚊 発生 原因

そして蚊が発生するためには「水場」が必ず必要になります。

だからドブや川、田んぼや池などには蚊が大量に発生しやすいんです。

蚊が産卵するのは水場が必要で、一度に数十~200個も産卵するわけですが、実は蚊の発生原因となる水場はそんなに広くなくても大丈夫で、

  • 雨水の水たまり
  • 鉢受けの皿
  • タイヤの中
  • 空き缶の中
  • バケツやジョウロの中

こういった場所にも水がたまることってありますよね。

だから近くに田んぼや川がなくても、家のそばにこういった水場があれば蚊の発生原因になってしまうんです。

 

蚊は発生する原因は血

蚊 発生 原因

蚊って血を吸いに刺してきますよね。

血を吸うのはメスの蚊で、この吸血行動は自分の餌のためじゃなくて、産卵の時に卵の栄養にするために血を吸っているんです。

実は自分の栄養は、オスもメスも花の蜜とか樹液を吸って生きてるんです。

だから蚊が発生する原因の一つには、動物の血も必要なワケなんですね。

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蚊の発生源になる場所ってどこなの?

蚊の発生源になる場所は水場のあるところです。

先ほど触れたように、ドブや川、田んぼや池などには蚊が大量に発生しやすい場所ですね。

ただ蚊の発生原因となる水場は、

  • 雨水の水たまり
  • 鉢受けの皿
  • タイヤの中
  • 空き缶の中
  • バケツやジョウロの中

家の周りにありそうな、こういった水のたまる場所にも発生します。

蚊 発生 場所

雨上がりの日とか水が溜まりそうな場所がないか確認して、できるだけ発生原因を作らないようにしましょう。

また、蚊が発生する水場のポイントとして、

薄暗い場所
風通しの悪い場所
落ち葉や草木の多い場所

こんなジメジメした場所にある水場に発生しやすいようです。

日当たりが良く、水温が45℃以上になる場所に蚊は発生しないようです。

 

蚊の発生源は室内にもある?

蚊 発生 場所

蚊の発生源は水場ですが、室内やベランダにも発生源になりそうな場所はあります。

鉢受けの皿が室内にある家もあるし、水槽がある家も要注意です。

ベランダで植物を育てている家も要注意!

血を吸った蚊がそのまま室内で産卵し、それがそのまま孵化してしまうなんて言う悪循環も十分あるので、家の中で蚊が多い場合はそういう水場がないか探してください。

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蚊の発生時期はいつから?

蚊の発生時期はいつからなのか、これも感覚的にだいたい6月~7月ごろが多いって感じますよね。

蚊の孵化実験の温度が20℃というのもありましたが、蚊の吸血行動が活発になるのもこの「20℃」という温度が関係してるんです。

この実験もされていて、各気温(15℃、18℃、20℃、25℃)での蚊の吸血活動を観察実験されています。

そして、

  • 15℃では吸血活動が見られなかった。
  • 18℃になると吸血活動が見られた。
  • 20℃で夏日(25℃)と同じ吸血活動が見られた。

つまり15℃では動きが鈍くて、20℃になると夏場と同じくらいの吸血活動が見られるという事もわかりました。

だから7月のような夜も気温が暑い夏の季節は、蚊の発生が活発になる時期となっているわけなんですね。

 

蚊を発生させない予防法は?

蚊 発生 時期

蚊が発生する大きな原因は、

  1. 温度
  2. 水場
  3. 血液

この3つが欠かせません。

だから蚊を発生させないためには、気温をどうにかするのは難しいですね。

血を吸われないように気を付けるというのも、虫よけスプレーや衣服でガードできる面も多少あります。

でも、蚊って人間だけじゃなく他の動物の血も吸うから、これを防ぐのも難しいですよね。

 

だから私たちが蚊を発生させない予防には

家の近くに蚊が発生しそうな水場をなくす。

最初にやることはこれでしょうか。

近くに川や田んぼがあったりすると難しいですが、ベランダや家周り、室内に水場がないか確認しましょう。

それで蚊の発生源を多少なりとも少なくはできると思います。

 

蚊の発生を予防する対策は?

蚊 発生 予防

外で蚊に刺されるというのは、多少は仕方ない部分はありますよね。

蚊に刺されないように生活するなんて、かなり難しいんじゃないでしょうか。

でも家の中では極力、蚊に刺されないようにしたいですし、寝てる時に襲われて起こされるなんてまっぴら御免です!

だから

  • 蚊を寄せ付けない
  • 蚊を家の中に入れない
  • 家の中の蚊をすぐに撃退する!

そんな予防や対策が必要なのかなって思います。

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蚊を寄せ付けない

家に蚊を寄せ付けないようにするには、庭やベランダにハーブを植えるという方法があります。

実はハーブには蚊が嫌う成分の「シトロネロール」や「ゲラニオール」といったものが含まれます。

虫よけスプレーでもこのハーブの成分を使った商品もたくさんあるくらいなので、効果は期待できます。

もし、家にハーブを育てていたりこれからやってみようと思っていた人は、どうせなら蚊を寄せ付けないハーブを試してみるのもいいですね。

 

蚊を家の中に入れない

蚊 発生 予防蚊っていつの間にか家の中に入ってきていますよね。

でも蚊は堂々と玄関や窓から入ってきています。

私たちが玄関の扉やベランダの窓を開けた時に、普通に入ってきてるんです。

例えば、

  • 家から買い物に行くとき
  • 宅急便が来て玄関を開けたとき
  • 雨戸を閉めるとき
  • 洗濯物を干すとき
  • 仕事から帰ってきたとき

こういう何気ないタイミングで紛れて一緒に入ってくるわけなんですね。

だから窓の開け閉めのタイミングで注意しておくわけです。

 

家の中の蚊をすぐに撃退する!

蚊 発生 場所

どれだけ注意しても家の中に蚊が入ってきます。

だから蚊を見つけたらすぐに撃退したいですよね。

じゃないと夜に襲われたら大変です。

蚊の対策も蚊取り線香などのグッズを使うと便利ですが、その中でも、

蚊がいなくなるスプレー

これはちょっと良い商品で、私も愛用しています。

 

あとがき

蚊の発生原因や発生源の場所はどこなのか。

また蚊が発生する時期や条件と、家での予防法などまとめましたがいかがでしたか。

蚊が発生する原因は「温度」「水場」「血液」の3つが大きくかかわっています。

この中で予防しやすい方法は水場の撤去なので、近くに少しでも水が溜まりそうな場所があるなら今のうちに直しておきましょう。

それにしても北海道って夏場はうらやましいですよね。

蚊は少ないしゴキブリもいないし、涼しくてすごしやすいし。

また夏には北海道に旅行に行きたいなあ( ̄― ̄)

 

私たちがよく目にする蚊には「茶色い蚊」「シマシマの黒い蚊」があると思いますが、家の中では茶色い蚊を見かけることが多いですよね。

実はそれぞれに特徴があり、襲われやすい場所や吸血行動にも違いがみられます。

この蚊の特徴を知ることで色々な予防法を身に着けることができるので、この機会にぜひチェックしておいて下さい。

 

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