年賀状の返事にはどんなことを書けばいいのか。
ちょっと迷ってしまうかもしれませんが、注意する3つポイントさえ守れば簡単です
- 「元旦」は使わない。
- 年賀状のお礼や挨拶の遅れのお詫びを書く。
- 松の内(1月7日)までに届くように送る。
この3つに気を付けながら年賀状の返事を書けば大丈夫です。
今回はこのポイントを押さえて、友人や親戚、会社の上司や同僚などのケースでそれぞれ年賀状の返事の文例を用意しました。
ただ、その返事についても
- いつまでに返事するのか
- 出すのか出さないのか
- 返事がメールだと失礼なのか
- 返事が来ない
- 遅れても返事した方がいいのか
いろいろ問題が多そうなので、これらも含めて『年賀状の返事』という事について、みなさんの意見もまとめてみました。
こんな心当たりがあるのなら、ぜひ最後までご覧になってください。
年賀状の返事の文例は?
気になる人には年賀状を書いてしっかり送ったつもりでも、思わぬ人から年賀状が届いたり、うっかり出し忘れていたなんてことありますよね。
そんな時、年賀状の返事を書いて送るのがマナーですが、どんな文面にして送ろうか悩むときがあります。
ただし、年賀状の返事をする際には、注意するポイントが3つあります。
- 「元旦」は使わない。
- 年賀状のお礼や挨拶の遅れのお詫びを書く。
- 松の内(1月7日)までに届くように送る。
元旦とは、
という意味です。
1月3日頃までならなんとか使っても大丈夫ですが、さすがにそれを過ぎるとおかしいので元旦という言葉は使わないようにしましょう。
参考ページ
そして、相手から送られてきた年賀状のお礼やお詫びについて一言書いておくと、相手も嫌な気持ちにならずにいいと思います。
最後に年賀状の文面に関することではないですが、返事は松の内(1月7日)までに届けるのがマナーです。
それを過ぎてしまうと、年始の挨拶ではなくなってしまい寒中見舞いの時期になります。
では、年賀状の返事の文例をいくつか用意しましたので、これらを踏まえて見ていきましょう。
年賀状の返事の文例:友人への返信
迎春
返事遅れてごめん
年賀状ありがとう 昨年中は大変お世話になりました
今年もよろしくお願いします
4月からは東京で心機一転頑張ってきます
今はちょっと心配もあるけど また引越しが落ち着いたら連絡するので ぜひ遊びに来て下さい
お互い新しい環境でスタートだけど お互い飛躍の年にしましょう
令和○○年 1月吉日
謹賀新年
年賀状ありがとうございます
昨年は一度も会えませんでしたが 元気にしてましたか
私は以前話をしていた世界遺産にいくことができました
そこで何か自分の人生観が変わるような体験をしたので 今はだいぶ人との接し方の考え方も変わりましたね
また近いうちに連絡させてもらいますので 次に会えるのを楽しみにしています
令和○○年 1月吉日
恭賀新年
素敵な年賀状ありがとうございます
ご無沙汰しておりますが お変わりなくお過ごしですか
こちらはおかげさまで家族みんな 元気に暮らしています
同窓会が3月にあるようなので またそこで会えるのを楽しみにしています
まだまだ寒い日が続くので お体に気を付けて
令和○○年 1月吉日
年賀状の返事の文例:親戚や恩師への返信
恭賀新年
ご丁寧な年賀状をありがとうございました
新春のご挨拶とともに 平素の疎遠を心からお詫び申し上げます
おかげさまで忙しいながらも充実した日々を過ごしております
本年も変わらぬおつきあいをどうぞよろしくお願いします
令和○○年 1月吉日
謹賀新年
新年の挨拶が遅れましたこと深くお詫び申し上げます
旧年中は家族ともどもお世話になり まことにありがとうございました
おかげさまで良き新年を迎えることができました
本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします
本年も一層のご健康とご多幸をお祈りしております
令和○○年 1月吉日
謹んで年頭のご祝詞を申し上げます
ご丁寧な年賀状をありがとうございました
新年のご挨拶が遅れましたこと深くお詫び申し上げます
皆様ご壮健にて良き新年をお迎えのことと存じます
旧年中は格別のご厚誼を賜りありがとうございました
本年も変わりませずどうぞよろしくお願い申し上げます
令和○○年 1月吉日
こちらも参考になります。
参考ページ年賀状の文例:友人や親戚、ご無沙汰の友達に送る文面は?結婚報告
年賀状の返事の文例:会社の上司や同僚への返信
謹んで年頭の御祝詞を申し上げます
新年のご挨拶が遅れてしまい大変失礼致しました
昨年は親身なご指導をいただきありがとうございます
今年は入社3年目になりますので 初心は忘れず次の後輩たちの手本となるよう業務に励む所存でおります
今年も一層のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします
令和○○年 1月吉日
恭賀新年
早々に賀状を頂きながらご挨拶が遅れ 誠に申し訳ございません
旧年中は公私にわたり大変お世話になりました
おかげさまで仕事も家庭も充実した日々を送れております
今年は入社3年目になりますので 初心は忘れず次の後輩たちの手本となるよう業務に励む所存でおります
今年も一層のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします
令和○○年 1月吉日
謹賀新年
お心のこもった年賀状をありがとうございました
昨年はいろいろお世話になりました
今年もまた面倒を掛けそうですが お互い会社を盛り立てていきましょう
お互いにとってよき一年になりますように
令和○○年 1月吉日
こちらも参考になります。
参考ページ
普通の年賀状に入れる言葉のほかに、追加で年賀状のお礼や挨拶の遅れのお詫びを書くといった感じですね。
年賀状の返事がメールは失礼?出さないよりまし?
年賀状が届いた場合、その返事を書くのはマナーですが、それをメールで返事をするというのは失礼なのか。
もし大丈夫ならすぐに送信できるし、面倒なことも少なくなりますよね。
基本的には、相手と同じ媒体で返事をするというのがマナーです。
この場合も、年賀状には年賀状で返事をするのが一般的ですね。
病気で年賀状を書けるような状態でなかったり、喪中で出せなかった時などあります。
友達から年賀状が来たけど、
みたいなことをメールで知らせるケースはあると思います。
もしここでメールも何も返事をしなかったら、
なんて思われるかもしれないので、メールでも返事をしておいた方がいい場合もありますよね。
寒中見舞いで喪中で出せなかったことを知らせる方法もありますが、今の若い世代で友達に寒中見舞いを送る習慣はなかなかないですよね。
また、来るのが遅すぎで、今から年賀状を送るのは変な時期になることもあります。
年賀状の返事はいつまでに出す?
年賀状の返事は松の内(1月7日)までに出すのが一般的な期限となってます。
この時期を過ぎると年始の挨拶ではなく、寒中見舞いの時期に入るからなんですね。
関西の方では松の内は1月15日までといった地域もありますが、今では全国的に1月7日が一般的です。
年賀状の返事はいつまでなのかしっかり覚えておかないとマナーも悪くなります。
ですので、場合によってはメールでも出さないよりはマシかと思うケースはあります。
ただ、これは私の個人的な意見も混ざっているので、色々と意見は分かれるようです。
やはり、
年賀状を送っているんだから、そっちも年賀状で返事するのがマナーだろ。
という考えもあれば、
メールでも、相手の近況や返事があってよかった。
このように考える人もいます。
そういう様子を、次の
年賀状の返事が遅れたり来ない場合の意見
という事でネット上での反応をまとめてみました。
年賀状の返事が遅れたり来ないのはどう?
年賀状を出したけど相手からの返事が来ない時ってありますよね。
そんな時、どのように思うかは人それぞれあると思います。
- もう向こうは年賀状送る気ないのかな?
- 縁を切りたいと思っているのかな?
- 年賀状くらいしかつながりないし、めんどくさいのかな?
いろいろ思うところがありますよね。
また、年賀状の返信が来ても大幅に遅れていたりすると、
などと感じてしまうかもしれません。
私も年賀状を送って、相手からの返事がない時はちょっと寂しい気持ちもありますが、次の年にも送って返事が来なければやめてしまいました。
逆に、こちらから返事を出さないでいた人は、向こうから送ってくることもなくなりました。
そのように徐々に人を選んで、送りたい人だけに送るスタイルにしていると年賀状の数も減ってきます。
一年間全く会わないし、これからも会う予定が一切ない人に年賀状を送ることは、相手がよほどの人でないと難しいですよね。
では、皆さんは年賀状の返事が遅れたり来ないときは、どんな気持ちなのか、どんな対処をしているのか。
ここで意見をまとめてみました。
年賀状の返事の遅れなどに対する意見
- 返事が来ないとあまり良い気はしません。
- その後何かリアクションがあれば気にしませんが、何もなければ次は出さない。
- 縁を絶ちたいのだと思う。
- 来年以降は出さない。
- わざと返事を書かないのなら礼儀知らず。
- 返事をしないことを失礼とは思わない。やり取りをしたくないだけ
- 返事を出せば、また来年届くことがあるのが嫌だと思っている。
- 本当に出したい人のみに絞っている。
- ご無沙汰してるからと思って気にしません。
- 自分が出したいと思ったら出せばいい。
- 出してない人から来たら面倒でもすぐに書いて送る
- 単純にメンドクサイから出さない。
- 相手の年賀状が届くのが遅くて、松の内までに出せなかった
- 面識無いし出したくない
- 相手が要らないという意思表示と思う
- 郵便事故の可能性が意外とある
- 出すのが常識
- 付合う友人を整理している
- 問題を抱えていて年賀状を書く余裕がない
他にもいろいろ意見はありましたが、だいたいは
- 返事は出すのがマナー
- 年賀状を送る相手を整理するため
- 単純に面倒
このどれかに意見が集約されているように思います。
年賀状の返事は出すのがマナーなので、誰からでも遅れても律義に返すか。
それとも送る人を選ぶようにするか。
人それぞれで意見は結構割れるようですね。
でも、一方的でも自分から何年も送り続けて返事がないと寂しいですよね。
さすがに毎年返事がないと、いつかは送らなくなるような気がします。
こうやってみんなも送る人を分けていってるんでしょうね。
そこでそれらをまとめたページを用意しました!
年賀状について受付や販売期間をはじめ、余った年賀状の扱いや例文の一言メッセージなど、わからないことがあればぜひ参考にしてください!
あとがき
年賀状の返事の文例について、友人や親戚、会社の上司や同僚などのケースでそれぞれ用意しました。
またメールでの返信は失礼なのか。
いつまでに出すのか、返事が来ないのはなぜなのか。
遅れても返事は出すのか出さないのかなど、みなさんの反応などまとめましたがいかがでしたか。
そんな年賀状をやはりめんどくさいと感じる人は多いようで、年賀状がいらない理由や止める方法なども、いろいろな意見が飛び交っていますね。
いろんな人の意見を参考にしてみたい人は、こちらの記事もご覧になってみて下さい。
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